「書いてる人がダンスの知識がないのでなんかお茶濁していきます」
「いきなりさぁ」

　本当に申し訳ないと思う。
　なら他のテーマで書けという人もいると思う。でもキャラシート見たらもうダンスネタで描くしかないと思ったんですよ。
　でも私にはダンスネタは書けない。その苦悩を思い知ってほしい。

「ということです」
「ということと言われても」

　カリーナは訝しげに周囲を伺う。この場にいるのは彼女と、彼女の目の前に立つフニクリだけのはずである。
　だのに、フニクリがろくに喋ってもいないのになんか説明がなされたような気分になっていた。
　彼女は地の文を認識することはできない。
　しかし、地の文に記述されたことは確実にその世界に影響を与えるのだ。
　つまり私が世界の王だ。跪け、敬え。

「なんかわからないけどムカついてきたわ」

　ゴメンて。

「ほら、彼もそう言ってるし」
「彼って誰」

　私です。

「彼だよ」
「だから誰！？怖いんだけど！誰も居ないはずなのに名乗られた気分になってるのが一番怖い！」

　これが地の文の力というわけだ。

「まぁそれは良いとして」
「何もよくないんだけど！ちゃんと説明して！？」
「そろそろこれで引き伸ばすのも辛くなってきたんでいつもの行きます」
「いつものって何！」









というわけで今回の入団者。
『流浪の踊り子』カリーナ・ティターニア
さんでーす。

ダンスって単語はでてきたんでノルマは達成できたと思います。
ダメ？
ちぇー。

まあダンスの知識のない地の文さんは懲罰房に送られたんで安心してください。

そんな感じ。
では以後よろしく。

入団報告は概ねフィクションです。っていうことを定期的に明言しておきます。

えっ、えっ？つまりどういうコトなの！？
と、ともかく受理ありがとう。あたしは踊り子のカリーナ。よろしくお願いね！

踊り子カリーナさんはよろしくどうぞ。僕はヴィとでも呼んで頂ければ。

地の文さんとはいったい……？彼に何があったんすかねぇ？
あ、メカニックのリサ・ディーラングっす！カリーナさんはよろしくっすねー！

地の文さんは地の文さんですよ。ほらあそこに居る

こんにちはデス、ほぼ同期入団のわんこと申しマス。宜しくデスヨー、カリーナサマ！！
あっ、地の文サマもいつもお疲れ様デス(ぺこり

所謂第4の壁とかそんな感じですわねー。
人によっては認識できる凄い方もいらっしゃるとかー？
申し遅れまして、わたくしユゥリアリアと申しますー。
カリーナさま、どうかお見知りおきをー。

つまりあれか、この次元の観測出来るところに普遍的に存在している何かなのか…？

邪神もどきのマカライトだ。宜しく頼む。

難しい事は殴っとけばなんとかなるって聞いたっす。

脳筋系女子、エミリアっす。

よろしくお願いするっすよー

はぁい！纏めてだけどもよろしくね！
それにしても……結構地の文さんを認識できてる人がいるような……

エクスマリア＝カリブルヌス、だ。よろしく、たのむ
（地の文が入れたお茶を受け取る）

お、地の文さん、私にもお茶（水の入ったボトルが床に投げ捨てられる）お、喧嘩か？

よせ！地の文さんと喧嘩しても負けるだけだぞ！！
俺はニコラス。よろしく、カリーナさん

やってみなきゃ……わからねぇだろ！！！（拳を握って地の文に殴りかかるフニクリ。その姿は1秒後には壁に磔となっていた……）

カリーナサン、はじめまして！
リュカシスと申します。宜しくお願いします！

エッ、地の文サンってナニ！？しかも強い！！！ボクの眼では捉えきれない！
（悔しそうに地面を叩いている）

この世を司り説明する神が如き存在…俺たちが庇う筈がねえ…‼︎