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遥か夏のカプリチオ
カリーナサン、はじめまして!
リュカシスと申します。宜しくお願いします!
エッ、地の文サンってナニ!?しかも強い!!!ボクの眼では捉えきれない!
(悔しそうに地面を叩いている)
リュカシスと申します。宜しくお願いします!
エッ、地の文サンってナニ!?しかも強い!!!ボクの眼では捉えきれない!
(悔しそうに地面を叩いている)
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「いきなりさぁ」
本当に申し訳ないと思う。
なら他のテーマで書けという人もいると思う。でもキャラシート見たらもうダンスネタで描くしかないと思ったんですよ。
でも私にはダンスネタは書けない。その苦悩を思い知ってほしい。
「ということです」
「ということと言われても」
カリーナは訝しげに周囲を伺う。この場にいるのは彼女と、彼女の目の前に立つフニクリだけのはずである。
だのに、フニクリがろくに喋ってもいないのになんか説明がなされたような気分になっていた。
彼女は地の文を認識することはできない。
しかし、地の文に記述されたことは確実にその世界に影響を与えるのだ。
つまり私が世界の王だ。跪け、敬え。
「なんかわからないけどムカついてきたわ」
ゴメンて。
「ほら、彼もそう言ってるし」
「彼って誰」
私です。
「彼だよ」
「だから誰!?怖いんだけど!誰も居ないはずなのに名乗られた気分になってるのが一番怖い!」
これが地の文の力というわけだ。
「まぁそれは良いとして」
「何もよくないんだけど!ちゃんと説明して!?」
「そろそろこれで引き伸ばすのも辛くなってきたんでいつもの行きます」
「いつものって何!」
というわけで今回の入団者。
『流浪の踊り子』カリーナ・ティターニア
さんでーす。
ダンスって単語はでてきたんでノルマは達成できたと思います。
ダメ?
ちぇー。
まあダンスの知識のない地の文さんは懲罰房に送られたんで安心してください。
そんな感じ。
では以後よろしく。