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ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

白狐の部屋

とある眷属の部屋。

質素でやや殺風景な印象を受ける。

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わ…。
(艶いた情事の光景に小さく声を上げる。
好奇心に従いより深くを視ようとした所で静止の声が耳に届き)

だって、隠されると視たくなるんだもん。
他人の秘密は蜜の味ってよく言うでしょ?
(のんびりと瞳を瞬かせ微塵も悪びれる様子なく、そう。)
……。(その青年にしては珍しく露骨で純粋な“嫌悪”の感情を以って黙って少女を見ていた。少女に対してか、思い出した記憶に対してか、あるいは両方かの判別は今ひとつ不明だが)
…………。
(普段通りのぼんやりとした表情で彼を見返して)

…真っ白な兄様が真っ黒になってる。
…親しき中にも礼儀あり、とよく言うでしょう。主人(アレ)も咎めますよ。
父様も怒るかなあ。
…うん、ごめんね?痛かった?
痛かったので、不躾に視るのは避けてほしいです。(同じ眷属たる少女は、その主人の性質に大きく引きずられている。ならばある程度素直に要望を伝えるのが吉だと心得ている。…気休めだが)
わかった、そうする。兄様がそう望むなら。
兄様が痛いのはよくないし。
(納得した様子で素直に頷く。ただそれは「今この場はそういった風に気紛れが転んだ」というだけの話ではあるが。次はどうかなど、少女自身にもわかりはしない。)

兄様。兄様は生きるの愉しい?
ええ、そうしてください。……楽しい、ですか?あまりよく考えたことはないですね。
あんまりございませんね。(しれっと頷く)
ん…….。
…慰安旅行で温泉行くのと一週間ぐらい昏倒するのどっちがいい?
そんなことだろうと思いました……(溜息)
無いけど、無ければ探せばいいじゃない。
それとも作る?
作るも掘り当てるも出来るでしょうが、眷属の力を使うのは些か情緒に欠けますね……。
じゃあ地道に労働する?
眷属の力使わないと時間かかりそうだけど。
(などと言いながらその眷属の力で自身に白狐の尾を生やし)

見て見てにーさま。お揃いお揃いー。
(ふわふわとした毛に包まれた白い尾を機嫌良さげにぱたりと揺らす)
どうせ私(わたくし)も駆り出されるのですから、使った方がさっさと終わって気が楽にございます。…ええ、お揃いにございます。(特に変化に驚く事なく頷く)
何ですか一体。(とりあえずなすがまま好きにさせて)
んー………。
(頰を挟んだ状態で小首を傾げ)

うん。やっぱり一週間ぐらい昏倒させましょ。
そうしないと休まなそうだしそうしましょ。
(一人でそう結論を出して手を離す)
もちろん昏倒するのが、ですよ。私(わたくし)とて休むなら好きに休みたいものです。
…兄様好きに休めるの?休むことを自分に許せるの?
いくらこの体に休息が必要ないとはいえ、一切休まないほど自虐に満ちた性質(タチ)でも効率主義でもございませんよ、私(わたくし)は。止まらず歩みたいなら、休むことです。(嘆息して)
ならいいのだけど。私には時々兄様が死に急いでる様に見えるわ。何故かしら?
私(わたくし)がとっくの昔に死んでいるからそのように見えるのではございませんか?
そうかな。そうかも。
私達、生きる屍みたいなものだもね。
殊更、私(わたくし)は亡霊から眷属となった身ですからね。だから全力で生を走れるというものです。(神妙に青年は頷き)
兄様って何の為に走ってるの?
守る為?生かす為?
…どちらも、ですね。……あくまで隷属の関係である以上、限界はございますが。(青年は憂鬱そうに窓の外に視線を移した)
(青年が振り向いてルミエールを見た、郷愁を誘う夕焼け色の瞳が意外そうに揺れる)いえ、ルミエール。私(わたくし)は優しくないですよ?
…そうかな。優しいと思うけど。私にはもう、人が玩具の様にしか見えないし、そう思わないといられない様になってしまったもの。(彼の視線から逃れる様に哀色の瞳を静かに伏せる。)
優しいモノでしたらあの時、貴女を眷属へ迎え入れる時、何百回殺されようとあの方を止めるべきだったでしょう。ーーですが、私(わたくし)はそれをしませんでした。(憂鬱な表情は鳴りを潜め、遠く先を見る瞳は強く研ぎ澄まされる。それは青年の信念が未だ折れていないことを示していた)
………?(言葉の意味が理解できず小首を傾げ、視線だけで先を促す)
つまり、貴女の死を疎んだ私(わたくし)ではあの方を止め切るのに至らなかったのですよ。地獄(せい)よりもなお奈落、楽園(きょむ)へと貴女を招くことへなろうとも、私(わたくし)はそれを止めることが……いえ、止めることそのものをどこかで拒んでしまったのでしょうね。止めれば、貴女はまるごと死んでしまってたわけですし。
…私自身が望んだことで、後悔もしていないとしても、止めるべきだったとそう思う?
はい、止めるべきだったと思います。(躊躇なく頷く)最も、今となっては栓なきことですが。
…前からそうだったけど、兄様って困った人ね。もう少し頭が柔らかくなれば今より楽ができるのに。
そうでしょうか。こと、あの方が関わることに関しましては頭が柔らかろうが固かろうが苦労するのは同じだと思うのですが。
苦労はするだろうけど、痛そうな顔をする時間は今より減るんじゃないかしら。父様のようになれればだけど。
それは……頭が柔らかいだけではどうにもならないかと。(白髪の青年は首を振って)
…それもそっか。兄様はどうして引きずられないのかなあ。
さぁ、何故でしょうね…。多少は引きずられているとは思いますが、やはり気質の問題かもしれません。
ん…。ねぇ、兄様。
私はいつか父様と同じになれると思う?
どうでしょう。落とし子も、そして我ら眷属も厳密に言えばあの方の副産物の様なモノです。三千の世界を跨いでも、あの方と同質の存在を見つけるのは困難かと。だから仮にそうなろうとして何が必要なのか、どれほどの時がかかるのか、私(わたくし)には検討もつきません。(生真面目な青年は生真面目に答える)
…父様と同じになれたらきっと、父様の願いを本当にちゃんと叶えてあげられるのにな…。
……ルミエール、貴女はあの方の願いをどの様にお考えで?

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