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ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

白狐の部屋

とある眷属の部屋。

質素でやや殺風景な印象を受ける。

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花畑……ああ、それなら。…ひまわり畑。ひまわり畑を、見てみたいです。
ひまわり畑。太陽の花ね。
行きましょう。今日行く?それとも明日?
ずいぶん、急なお話ですね?んー……では、今日にしましょうか。
うん!思い立ったが吉日って言うし、好きなものを先に食べるのも偶にはいいものよ?だから行きましょ、今すぐ行きましょ♪
ええ、わかりました。玄関から出れば近いところへ出られるでしょう。(そう言って、出かける支度をする)
ルミエール?(支度をしていた折、窓を開けた同僚へ視線を向ける)
よいしょっと、うん。空は青いし太陽はご機嫌だし、絶好の空中散歩日和だわ。(窓から身を乗り出して空を見上げる。そよぐ風に金の髪を揺らしては青年を振り返り)
ねぇ、兄様。窓からお出掛けしたことある?あんまりないでしょ?そうすると楽しいのよ。玄関から出るより刺激的よ。
……うっかり隙間に落ちてしまっても知りませんよ?(意図を察し、同僚に近づく。最も、主人(アレ)の目が及んでいるのでさほど心配することでも無いのだが)
大丈夫。落ちちゃっても父様が助けてくれるもの。助けてくれなくてもそれはそれで。兄様には翼が無いから私が抱っこしてあげるね!
では、こちらで……(くるりとその場で回ると子犬サイズの白狐に変じる)
うふふ。狐さんになった兄様って本当に可愛い。小さくって子供みたいね。(白狐を腕に抱き上げ、愛おしげに頬ずりをして)それじゃあいくよ?いち、にの、さん!(背に三対六枚の翼を広げ、窓から大空へと飛び出した)
(目を細めて、空を見上げながらルミエールに行き先を任せる)
ひまわり畑、ひまわり畑ー。どっちだったかしら。こっちかなー?(爽やかな風を身に受けながらのんびりと飛行する。言動とは裏腹に目的地の所在はしっかりと把握しているようで飛び筋に迷いはない。)

兄様大丈夫?怖くない?
落ちたところで死にはしませんからね、怖くはございませんよ。
私も同じ。落ちたら痛いけど死なないし。
これっていいこと?
人としての感覚が麻痺しているってことですから、どうでしょうね……でも貴女がそうして私(わたくし)に聞いているうちは、問題が無いかと思います。
そーう?あ!
(眼下を流れる景色の先に鮮やかに広がる黄を認め
花の様に笑ってははしゃいだ声を上げる)

にーさま見て見て、花畑ー。
向日葵畑まで後少しだわ!
(同じように、眼下の景色を眺めて目を細める)…ええ。こうして見るとかなり大きいですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
(キィ、と静かに扉を開けて部屋に入る)
失礼します
(小さく頭を下げて入る)
どうぞ席へおかけください。緑茶でよろしかったですか、京司様?(棚からお茶の用意をして)
ア、待って。これ。
(花束とオランジェット、その上に綺麗に包装された箱を乗せて差し出し)
いつもお世話になってるのと、仲良くなりたいから……君に。
こっちの箱はティーパックだけれど美味しかったから。
オランジェット、一緒に食べよう?
(驚いたようにぱちぱちと目を瞬かせて、それから笑顔を見せ)……はい、京司様。喜んで。(お湯とカップだけ持ってきた)
(つられたやうに笑い返して、やっとの席につく)
真砂が開けて。綺麗だらうから
(オランジェットの箱をソチラヘ押した)
私(わたくし)が開けて、よろしいのですか?
(そっと、箱に手をかけて包装を解く。現れたのは琥珀の様にきらめくオランジェットで、思わず感嘆のため息)

……綺麗ですね。この方の菓子は、いつ見ても芸術品の様です。
(彼が開けている間にティーパックを沈める。
取り出したところから強く香り、湯の底から紅蓮が溢れる。アッサム)
本当に。綺麗だねえ
(オランジェットを皿に盛り、客人へ差し出し)

どうぞ、お召し上がりください。
ありがとう
(受け取ってカップに注いだ紅茶を相手へ)
どうぞ
ありがとうございます。(紅茶を受け取り、ちらりと花束に視線を落とす)
頂きます
(硝子片を拾うやうな繊細さでオランジェットをつまみ上げる)
(花束は花弁の先が白く滲んだ程度で透明のまま)
君はこういう色だと思うのだよ
ああ、これで言葉を吹き込まれておられるのですね。(主人が仕入れていたのは知っていたが、実際に自分の目で色がつく様を見たのはこれが初めてだったのでしげしげと眺め)
そう、さっきので軽く色がついたみたい。
(さっきので、という言葉を聞いてからまた花に視線を落とし、顔を綻ばせる)此方は、飾らせていただいても?
うン。あゝ、でも綺麗だから皆が見えるところが良いか?
……(ふふ、と笑って)いえ、これは私(わたくし)の部屋に。
そう? なら、綺麗に飾ってあげて。
私(わたくし)だけに贈られた言葉ですので、大事に私(わたくし)の傍に置かないと。
(キョトンと、その綺麗な貌を眺め――っふふと噴き出した。楽しそうに)
ふふっ、ふ……っ。君ってば可愛いのだね!うンうン、そうだね。そうだとも。
(笑いを軽く引き摺り乍、優しい眼差しを向けて)
この世界で初めて出来た友達、これからもよろしくね?
(手を差し出した。握手の心算)
(何か可笑しなことを言っただろうか。首を傾げるが、“友達”という言葉と出された手に嬉しくなって応じた)

はい、京司様。末永くよろしくお願いいたします。

(ーー嗚呼。彼“も”、自分を友と呼んでくれるなんて)
(ぎゅっと固く握手して、名残惜しい速度で離す)
食べようか、頂きます。
(摘まんでいたチョコを口に含む。目を見開く)
いただきます。

(同じように、自分もオランジェットを口の中へ。少ししてすぐにハタリ、ハタリと白い尾が揺れた)
これ、凄い。美味しい……!
(興奮で声が上ずる)
はい、私(わたくし)が今まで口にした、どの菓子よりも美味しゅうございます……。(尻尾が嬉しそうに揺れている)
すごいねえ、蜜柑とチヨコレイトだけでこんな……
色の濃い琥珀のような美しさですよね。これがドライフルーツになる前……生のジュエリー・オレンジも見せていただいたことがあるのですが、みずみずしい分、よりキラキラと光を反射してたいそう美しゅうございました。
或いは質の良いガーベラみたい
(噺を聞き)
それは羨ましいな。あの果樹園には行ってみたい
それでは今度エヴァーグリーン様へ打診してみましょう。親切な方でございますから、見学も快く受けてくださるかと。
わあ、楽しみ。ありがとう、真砂。
(嬉しそうに微笑んで。)

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