妾の……じゃなかった。"妾達"の屋敷へようこそなのじゃ！ 遡ること数年前、幻想領の天義との国境付近にある貴族が居た。
しかし、両国の小競り合いの煽りを受け滅んでしまい、屋敷だけが残された。
そして、その立地ゆえ貴族どころか誰も欲しがらず、長く空き家となっていたこの辺境の屋敷には今、二人の"旅人"が住んでいた。


※このギルドは特にこれといった目標は掲げておらぬ。
※行き先に迷っておる者、飾らずに駄弁りたい者、とりあえず宿が欲しい者など、そういった者達の寄り合い所のような場所じゃな！