『いきなり話の輪に加わるのは気まずい』という者もおるじゃろう。
じゃから、そういう時は一度ここで挨拶するとよいぞ！
だだっ広い屋敷じゃからな。
声も通るじゃろうし、その声を聞きつけて出迎えに来てくれる者もおるハズじゃ！

他の方の前にまずはこの屋敷の住人として私から自己紹介させて貰いましょうか。
私はリチャード・ロウと申します。
屋敷に居るときは大抵は工房でハンドロードしていると思われるので用のある方は気軽にお呼びくださいね。

クランベル・リーンだよ！リーンって呼んでね！
基本的にはお掃除とか、お洗濯とか、してると思うよ！
楽しそうな事があったら、呼んでほしいな。よろしくね！

うむうむ！2人とも見事なお手本なのじゃ！
よし、次は妾の番じゃな！
妾こそ由緒正しき竜人種の一人にしてこの屋敷の主！……の、一人！ナナルカ＝アル＝ヨルトールじゃ！
しばらくは屋敷内の品々を鑑定したり整理したりしておるじゃろうから、ヘンテコな物を見つけたらついでに見てやってもよいのじゃ。
では！これからもよろしく頼むのじゃ！

ソフィーヤ。ソフィーヤ＝パヴロブナ＝クズネツォヴァです。たまに、お邪魔することがあるかもしれません。ええ、と。得意なことは、そうですね。(首を振って)いえ。よろしくお願いしますね。