PandoraPartyProject

ギルドスレッド

《アイオンの瞳》

【竜育小屋】

何故か廃教会の近くに稀に姿を見せる様になった竜の為に何を思ったか、アレフが慣れない日曜大工で作り出した一品。
竜でもしっかり入れるように設計はされているが、所々補修の跡が残されている。
別段、この小屋を隠す心算はないのか誰でも訪れられる様になっているようだ。

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(賑やかな場所に、ふらりと顔を出し)
あら…。こんなところにいつの間にか建物が。
ここに誰かが住まうなら、毛布をお持ちしましょうか…?
んー、ここまでお主一人で拵えたのはよう頑張ったと思うし、これを離れにするのか納屋にするのかはお主に任せるがの。色々補強の余地があるんじゃ。例えば……

(建物に対し横に応力をかけつつ)

柱は屋根を支えるだけじゃない。強風などにも耐えなきゃならん。その辺りの補強がまず必要じゃな。

ちと手を加えてみようか。木材はあるかの?
開閉式は流石に厳しいが、それなりの小屋のはしてみせよう。
……で、この小屋、何に使うんじゃ?
木材はこの間商人から買い付けた物が裏に幾つか。
数が足りなければ、時間をくれれば辺りの木を伐採してきましょう。
仕事への報酬はまたきっちりお話するとして──

……で、何に使うか、ですか。
いえ、この辺りに竜が出るのですよ。この間見かけまして。
それで雨風を凌げる程度の物を立ててやろうかと思った結果……まあ、このボロ小屋が完成した次第……。
何故か、そこに人が住み着いていましたけどね。
(ルル家を見て、どうしたものか、という表情で)

……あぁ、ほら、丁度外から羽音が。
たぶん、竜が顔を見せたのではないかと。
(耳を澄ませて、バサッバサッと羽ばたかれた音を耳に捉えた)
……。
(舞い降りてきた龍に、喰われた覚えがあるのを思い出して白目になっている)
何やら賑やかだな。皆、何を集まっているんだい、こんな物置小屋で。
見慣れない顔もあるようだが……(ルル家を一瞥し)誰かの客人かな? それとも新しい仲間か?

しかし、今日は随分と鳥が騒がしいな。やけに大きい羽音もするし、何かの前触れだろうか?
(一通りじっと眺めると、上空へ一気に羽ばたき、そのまま小屋を中心に大きく旋回した。高空からでもよく見える。自慢の目に任せ、真上より翼から風を巻き起こしながら、小屋の上へ着地する――)
いやいや、拙者の事はお気遣いなく。
ボロは着てても心は錦。
落ちたりと言えど人様…竜様?の家を不法占拠するような事は致しませぬ。ところでご飯はまだですかな?
竜が小屋へと着地して直後、ただの木々で作られた小屋はあっという間に崩壊。
中にいた者は或いは巻き込まれ、或いは危険を察知して、或いは運よく助かった事だろう。

──いずれにせよ、確かな事はアレフが建てたであろうその小屋はもはや小屋としての機能を果たす事は出来ないだろう。
そう、皆は確信するのだった……。
……思うに、木材よりも石材で作った方がまだ使えるものが出来るのではなくて?
(物音を聞きつけて、教会から出てくる小さい人影。手にはどこから取り出したのか「世界の鉱物図鑑」なる書物を抱えている)
…むしろ小屋は止まり木ではない事を、乗るものではなく入るものだと教えるべきでは?
(クラサフカに続いて外へと出てきた。目の前に広がる惨状とそれを為した主を目にするとぽつりと零し)
ふむ。すまないが、ここにはパッと出せる食事は無いと思う。
腹が減ったのなら、自前のものを食すか、近くの町まで行くしかないと思うが。

…っと!?(舞い降りた竜の着地に驚き)
なんと、竜か? 大きさからして子供だろうか……しかし、なぜこのような場所に。

………もしかして、だが。アレフ殿。先ほどまでここに存在していた小屋は、この竜の……?
(か細い悲鳴とともに瓦礫に消えていった)
………………グル。
(瓦礫の下からくぐもった声を響かせ、ぐっと首を持ち上げる。ガラガラと木材を散らかしながら、首だけ廃墟の上に持ち上げた。……たくさん人がいる)

ギャウルル……?
(丸い瞳を大きく開いて周りを見渡す。事態を全く把握していない様子で鳴らした声は、強壮な肉体に似合わず妙に可愛らしい音で響いた)
……竜は小屋になぞ棲まんし、与える必要もなかろう。解体の手間が省けたと考えればええわい。
……おいおい、なんか騒がしいと思って来てみりゃ、なんだこりゃ……。
(潰れた小屋の残骸とか、それに立つ竜に唖然としている)
……見事なまでに崩壊してしまったな。
あぁ、一応この竜専用に誂えた小屋ではあったんだ。確かに。
しかし竜には小屋などは確かに必要ない。ふと犬か何かの様に考えてしまった自分がどうかしていた様だ。

このスペースを有効活用したいとは思うのだが……ふむ。
まあ、良い案は思い浮かばんしとりあえず後回しで構わんな。
所で、全員無事か?誰か小屋の下敷きになっていたりはしないだろうか。
何やら悲鳴のような物が先ほど聞こえた気がするのだが。
(暫し、無言で瓦礫の山と竜を見つめた後)
カヴァッツァ、済まないが手当の用意をしておいてくれないか。
大丈夫だとは思うが……あと、廃教会にまだパンと水などは残っていた筈だから、持って来ては貰えないだろうか。
毛布もたぶん使うだろうから、置いていって貰って構わない。

それと、ようこそ。竜くん。
いや、済まないな。勝手に君の事を思って建てた小屋だったが、どうやら君の邪魔にしかならなかった様だ。
(苦笑いを浮かべながら、手を挙げて挨拶をした)
何か凄い音したけど、どうしました?

うわ、ドラゴンが建物壊してる……
カチコミ? いきなり荒事?
三位(八田悠)。龍です、さぱっと討伐してください(しれっと)
…今夜はドラゴンステーキですか。

(ぽつり)
いや僕に荒事は無理です、というか食べられたくない……
ノインさんが是非どうぞ、言い出しっぺの法則とやらで。
ほら、九位の実力見せて欲しいなーなんて。
(瓦礫に消えたルル家を目の当たりにして)
い、いかん! 少女よ、大丈夫か!?
今掘り出すぞ!(瓦礫を掘り返しはじめる)


(そして横目で竜の様子を見て)
ふむ……敵意は無い、か?
刺激しなければ問題はないだろうか。

いや、待て、待つんだノイン殿、ヘルモルト殿!
そのドラゴンに邪気は感じない。討伐の必要はないぞ!

もちろん、食料として必要というのなら止めはしないが。
(きゅーっと目をぐるぐる回した状態で発掘される。大きな外傷はないが小さな傷がいっぱいついている)
(……たくさん人がいる。きょとんとした顔で、とりあえずアレフの挙げた手に目を向ける。表情よりなんとなく意図を察するが、小屋……?
 ……もしかして、人が住むところのことだろうか。
 誰か住んでいたのか。それとももしかすると、ここで寝ていた自分のためだったのだろうか?)

ギャウウ(瓦礫から這い出てアレフの眼前まで首を伸ばすと、じぃっとその目を見据える。人のようだけれど、何か違う)
グル……(何ごとか意味ありげに唸ると、そのまま瓦礫の上へ戻る。自身が破砕した瓦礫の上で、両手両足を折りたたみ座り込む。敷き藁と大差ないようだ。その尾は嬉しそうに上下に波打っていた)
(自身を討伐せんとするかのような物言いは聞こえてはいたものの、これといって興味は示さなかった。
 何やら楽しそうな譲り合いだ、とは思っていた様子))

(一方、引っ張り出されたルル家と救出を行ったローラントへはなにやら不思議そうな視線を向けた。この二人、一体なんだこれ。と言わんばかりの目線だった)
俺の実力……ですか?(メスのように細く小さいナイフを取り出したが)
まあ、零位にそう言われたら、致し方ありませんね
今しがた生存していることを許しましょう、食事にも困っておりませんしね

さてそのチビはどう処理しましょうか(ルル家を見ながら)
とりあえず、ルル家に関しては傷を治療して。
暫く、廃教会の方で面倒を見ても構わんが……。
回復系の異能を使える者はこの中には居るだろうか?
(周りを見て、誰か反応するかどうかを見渡し)

ああ、その瓦礫でも気に入ってくれたのなら何よりだ。
別段、君を束縛する気はないのでね。
いつでも遊びに来てくれたまえ、討伐も食材にする気も俺にはないのでな。
ただ、竜族が珍しく、少し話をしてみたかっただけなんだ。昔は俺にも知り合いが居たのでね。
(瓦礫の上で尾を振るアルペストゥスへと言葉を投げて)
はい。お任せください。これを…。
(持って来ていた毛布をルル家さんにそっとかけ、ざっと傷の具合を確かめて)
大きな怪我はないようですね。傷を洗って、布で軽く縛りましょうか。
(異能は持ち合わせていないので、基本的な傷の手当てを提案しながら)
了解しました。では、パンとお水を持ってきますね。
(アレフさんに応じて、一旦この場を後に
(瓦礫の上で香箱座り。楽しそうに縦に波打つ尻尾。巨体でガラガラと瓦礫を散らしてはいるものの、気に入っているらしい。徐々に粉々になっていく瓦礫は一層寝やすそうにはなっている)

ギャウゥ……?(アレフの言葉に興味深そうな顔をした。同時に、怪我をしているらしいルル家、出入りするクラリーチェにも目線で追いかけている。匂いも同時に覚えようとしているようだ……)
竜種はの、余すところなく食えるのが良い。特に尾の肉が一番でな。そのまま炙ったり鉄板焼きにしてもいいが、塩を振って一昼夜干したものを網焼きにすると、旨味が凝縮された良い味になるぞ。
ああうん、竜の美味しい食べ方は既にあるんだ……
こっちの言葉わかってそうな知性が見て取れるし、食べるのは少し待ちません?
害獣なら駆除すべきだけど、そうと決まった訳でもないし。
毒の有無が気になるなら、丁度腹ペコが居るみたいなんで、まあゆっくり考えていいんじゃないですかね。
ふむ、お嬢さんに大した傷がないようで何よりだ。
ところで、本当に何者なのだこの子は。誰か、知っている者はいないのか?


(こちらに視線を向けた竜に対し、自分に敵意は無い、と伝えるように軽く頷く)
……そういえば、竜もしばらく食していないな。なかなか食べる機会も無い生物だしな……
あ、いや、君を食べる気は無いぞ! 食には困っていないしな!
…何やら騒がしいと思ったら。
全く、何をしているのかしら貴方達は?

気絶しているお嬢さんに関してはご同輩って位しか分からないわ。
知り得る情報が他に無い以上、目覚めるまで休ませてあげましょう。
話を聞くにしてもそれからでしょう?

竜種を食材に…ねぇ。世界が変われば文化も変わるものね。本当に。
(何やら食事の話をしているようだ)

(……食材)

(……はて。もしやそれは、自分なのだろうか)

ギャォウ(なんだろう。見た目は自分の世界の大型獣に似てる。或いは大型の人類種。でも、こんなに毛深いのは見たことがない。興味深げに鼻先を近づけ、首を捻りながらその傷だらけの身体を観察している>ローランドさん
……知性の無い竜種ならともかく、こいつバッチリ会話判ってねえか?
流石に言葉の通じる相手をメシにはしたくねえなあ。
それに食おうとして逆にエサに、なんてのも御免だぜ。俺が、じゃなくてもよォ。

なんか意思疎通の手段ねえのか、オイ。
(ドラゴン……アルペストゥスをじーっと見ながら。因みに、わりと遠巻きに)
そうだな、今は特段食料には困っとらんしな……今は。

とりあえずこの場所は、このままで良いのではないかの。どうにもこの竜、居着きそうじゃし。瓦礫を寝床にするなら、これ以上手を加える必要もあるまいて。
竜種を美味しく食べる方法というのは少しばかり興味はあるが……。
それはまた何れ、という事にしておこう。この世界には食用の竜も居るかも知れんし。
これ以上手を加える事はない、というゲンリー殿の提案に賛成しよう。

昔、俺の世界にも竜種が居てね。最初は互いの種族の違いで様々な諍いもあったが、話を出来る者も居た。
……もうこの世界に私達の居場所はないようだ、と世界を去ってしまったが。君には何処か彼の面影があるな。威厳ある、同時に畏敬を抱くに値する素晴らしい竜神だったのだが。
(アルペストゥスの体に手を置いて、何処か懐かしそうに目を細めた)
(あれこれ両手に抱えて戻ってきて、アルペストゥスさんを見ながら)
…この方は、これからこの場所を寝床にされるのですか?
辺り一面瓦礫になっていますが、夜露をしのげる屋根のようなものは
あったほうがいいのでしょうか?
(言いながら手近な台(瓦礫の一部分)をテーブルとして利用すべく
布をかけ、持ってきたお水やパンを置いていく)
(目を覚ましてぶんぶんと頭を振る)
はっ!ご飯はどこに行きましたか!?
はい、お目覚めですね。おはようございます。ご飯ですよ(転がっていた石ころを差し出し)
かたじけない!頂きます!
(ガリゴリと口から流血しながら石を噛み砕く)
グル?(アレフさんの語りと触れる手の温度。見比べるようにその2つの感覚を受け取り、その言葉を噛み砕くようにゆっくり理解していく。何を心に描いているかまでは見えないが、その表情をじっと見据える。人型の生き物は、どこの世界でもこんな顔をするのだなと。この世界も、きっとあんな人達がいるのだろうか、と)

ギャオ(戻ってきたクラリーチェさんへ向け一鳴きし、瓦礫を尻尾で叩く。先端の刃で徐々に解れていく木材は、布団かマットレスか……強固な鱗にはそのような価値を持つらしい)

(そしてルル家とノインとのやりとりをじっと見て、試しに自分も石を齧ってみた。マシュマロと大差ない感覚だが、美味しくない)

グルルルル……ガフ(ぼふんっ)
(突如、その口の中で爆発音が鳴った。表情を変えず少し開いた歯と歯の隙間から、細かな鉱物粒子がさらさらと風に流れていく。美味しくないので、分解したらしい)
ふーむ、どうなのだろうな。
普段は竜は洞窟や山の奥深く。文明レベルが高い場所に居たのならば住居も持つ場合もあるんだが……この様子だと特に屋根はいらんのかも知れん。どうなんだ?
(カヴァッツアの言葉を聞いて、改めて質問を)

って、おい……。
それは食料ではなくて、只の──……遅かったか。
(沈痛な面持ちでルル家を見て、項垂れた)
はーッ!?(驚いた声を出し)
ナニ食ってんだてめッ!!
ぺっしろ!!ペッしなさい!!(ルル家の口の中に指を突っ込んで吐かせようとしている)
あぎゃっ!?うげげげげ
(口に指を突っ込まれ石を吐き出した。ついでに生きた蛇や蛙も吐き出した)
ぎゃあああ!汚い!!(全身鳥肌)
石は噛み砕くのに、踊り食いしてんじゃねー!!
やれやれ、大騒ぎだな(肩をすくめ、苦笑。だが状況を楽しむように見守っている)
(色々吐き出した夢見さんにぎょっとするも、駆け寄って)
お腹が空いていらっしゃるのは分かりましたが、食べると毒になるものもありますから…。
いきなり物を食べると胃がびっくりしてしまいますし…。
宜しければ、まずはこちらを。
(パンを探す際に見つけた、野菜を柔らかく煮たものを召し上がっていただこうと)

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