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Fairy Ring

不思議なリンゴの話

オデットには割とどうでもいい目標があった。
それは今持っているゲーミング林檎(爆発する危険物。食べられません)を食用化(ついでに食ったやつをゲーミング化するように)することである。
で、つい先日研究を任せている領地から『食用化に成功した』という知らせを受け、試作品のリンゴを届けさせたところから大体話が始まっている。

・領民も複数名食べたが体調不良等問題が起きたものはいなかった。
・とりあえず食べられるだけでゲーミング化はしない。
・でも結構おいしい。

そんな情報は届いていたため、ならばと親友を呼んで試食してもらうことにしたのだ。
見た目には微妙な反応をされたが、味は好評。
これはよし、と話はここで終わるはずだった。はずだったのだ。

しばらくして彼女が調子が悪いと部屋のソファーで眠るまでは。



オデット・ソレーユ・クリスタリア、水月・鏡禍、ルチア・アフラニアの3名のみ書き込み可。

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(鏡禍くん、と来たか……)(すごく珍しいものを聞いた顔)
当然困ると思うわよ。
それで勘違い加速させたらその気もないんだったら可哀想じゃない。
えー、そりゃルチアがよくわかんなーいって言ってる好意とか恋とかそういう感情よ。
わかるでしょ?
知ってるわよ。いい遊び道具(と書いて『あいて』と読む)だものね。
男避けにもなるし。
えっ???
ルチアが鏡禍のこと好き???
恋とかわからないとか言ってたのに???
(宇宙妖精顔)
そんないじけた子のことなんて知らないもん。わたし言っちゃうもん。
(なんか色々察し始めた人)
なる……ほど?
なら、そんなにいじけなくてもって言えばいいのに。
というかどこが好きなのよ。
ほんとにねー。
どこが好きって、わたしにやさしくしてくれるとことか、守ってくれるとことか?
ほんとにねー、じゃないんだけど。なんとかすればいいのに……。
よく言ってるローマ云々はいいわけ?
なんともできないからこまってるんだよね。
ローマは、ねー。あんなのどーでもいいんだよね。
自分自身のことじゃない……(がっくりきてる)
どーでもいいのにあんなに並び立ててたわけ?なんというか、去勢はってたのねぇ……。
……ちなみに鏡禍いるけど会ってく?(りんごを切りに一旦出てきてはいる)
んー、なんだろ。どうでもいいっていうとちょっと違うけど、好きになっちゃったんだからしょうがないじゃん?
鏡禍くんいるの? じゃあ、会いたい!
好きになったのについ最近まで言ってたのは……まぁきっと意地張ってるのよね。(ため息)

じゃあ呼ぶわ、鏡禍ー!ちょっとー!!!(部屋の奥へと声をかけて)
はい、なんでしょう。
追加でりんごを切るとかならいいんですけど、合間に爆発するのを混ぜるのはやめてください……ほんと。さっきビックリしたんですから。
(奥からごく普通にやってくる)
(駄目だこりゃな顔で飛びつくのを見送った)
じゃ、私ちょっと領地まで行ってくるから。
ルチアの面倒見るのよろしく!
状況は見ての通りだから。
(全てを鏡禍に丸投げしてぱっと飛び立っていく)
えっ?うわっ!?(飛びつかれた)
面倒を見るって、オデットさん!?
(そして飛びつかれたまま硬直して残されている妖怪)
(なんかルチアさんの様子が変なんですけど。でもすごく可愛いんですけど。なんで、こんなことに……!!!)
あの、ルチアさん、できたら離れていただけると……
な、なんでですか……
その、僕はひょろい方なので抱きしめたところで抱き心地も良くないかと思うのですが……
んんっ!!!(完全にクリティカルヒット。EXFも無意味かもしれない)
そんな人を勘違いさせるようなこと言ったら駄目ですよ。
僕だって一応男なので……
〜〜〜っ!!!(クリティカルヒット2発目)(いつもと違うと分かっていても可愛くてやられそうになる)

言っておいてなんですけど僕が駄目です。何かあったらオデットさんに干されてしまいますよ。
(なんとかかんとか、腕を動かして離れてもらえないかな?とやってみる)
そうなったら、わたしが癒やしてあげるよ?
(離れない)
(可愛すぎて眩暈がしてきたんですが……いい匂いもするしこんなに体温感じたのも初めてなんですが。このまま一緒に……ってわけにもいきませんよね)
あはは、ありがとうございます。
でもそうならなければいいだけですので……せめて座りませんか?立たせておくのも悪いです。(とソファーを示す)
しょうがないなー。そうするね。(手を離した)
(やっと離れてくれた。勿体ない……いやいや、そんな悪い考えは捨てなければ)
ありがとうございます。では、こちらへどうぞ。
(ソファーに移動して座り、隣を示す)
な、なん……そんなバランスの悪いところに座らなくても!?
ちゃんと隣空いてますよ…… ?
そ、そうですか……それならいいんですけど。(諦めた)
今日のルチアさんはものすごく近いですね。
そうかな? そうかも。
まあいいじゃない?(固まってる手をつかんで、胸の前で抱きしめた)
(腕が動かされたと思ったら抱きしめられた。気のせいだと思いたいが柔らかいものが当たっているのである。しかも目の前には彼女のうなじ。普段の数倍以上に誘惑されている気がする)
いいんです、か?
僕はその、大変ですけど。(色んな意味で)
いいよ? あ、でも鏡禍くんが大変なことがあるなら言って?
あー、えっと……まだ大丈夫です。たぶん。
……え?くん?!(今更である)
え、あ、そう……ですけど。
いつもは呼び捨てなので珍しいな、と。
どう呼ばれても構わないのでいいのですが。
でしょー。
そういえば、返してくれた鍵のリボン、かわいかったよ。ありがと。
あ、それはよかったです。
ただお返しするだけでは味気ないかなと思ったので、気に入っていただけたなら嬉しいです。
本当は忘れておくべきだったんでしょうけど、鍵は流石に……。
忘れておくべきってことは、ほんとは忘れたくないの? なら、忘れなくてもいいよ。
そりゃあ……かわいいルチアさんをたくさん見せていただきましたし、手も握って……不甲斐ないことも言いましたけどそんな思い出を忘れたくは、ないですよ。
そんな風に言うならもう忘れませんよ?
あっさりですね。僕としては気まぐれだとしても嬉しいのですが。
……あれ、でも……(今更、忘れないとなると『無かったことになる』前提で言ったことが無かったことにならないことに気づいた)
い、いえ、なんでもありません。なんでも。
……あの時、寝ちゃってからのことは覚えてませんよね?

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