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ギルドスレッド

Fairy Ring

不思議なリンゴの話

オデットには割とどうでもいい目標があった。
それは今持っているゲーミング林檎(爆発する危険物。食べられません)を食用化(ついでに食ったやつをゲーミング化するように)することである。
で、つい先日研究を任せている領地から『食用化に成功した』という知らせを受け、試作品のリンゴを届けさせたところから大体話が始まっている。

・領民も複数名食べたが体調不良等問題が起きたものはいなかった。
・とりあえず食べられるだけでゲーミング化はしない。
・でも結構おいしい。

そんな情報は届いていたため、ならばと親友を呼んで試食してもらうことにしたのだ。
見た目には微妙な反応をされたが、味は好評。
これはよし、と話はここで終わるはずだった。はずだったのだ。

しばらくして彼女が調子が悪いと部屋のソファーで眠るまでは。



オデット・ソレーユ・クリスタリア、水月・鏡禍、ルチア・アフラニアの3名のみ書き込み可。

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ルチアー、大丈夫?
(後で執政官呼び出しだなとか思いながら声をかける)
んぅ……? おはよ?(寝ぼけ眼でオデットのことを見上げた)
(……ちゃん?????)
え、どうしたのルチア。何か変なもの食べt……って食べさせたの私だったわ。
本当に平気?なんか変よ?
へーきへーき。変なとこなんて何もないんだから。(ソファからぴょん、と飛び降りて立った)
本当に?それならいいんだけど。
(念のためと熱を測ろうと手を伸ばして)
(むぎゅ)(首に手を回して抱きしめた)
えへへ、お日様の匂いー。オデットちゃん、すき。
へっ???
(唐突に抱きしめられた。普段の彼女ならしない行動、これはもう確信する絶対おかしい)
わ、私もルチアのこと好きよ。
(よしよしと背中をぽんぽんしてみる)
ちょ、ちょっとストップ。
流石に苦しいわよ?
(背中をぽんぽんしている手を少し強めに。ギブ!の感じ)
大丈夫よ。
にしても抱きつくなんて珍しいわねぇ。私は嫌いじゃないけど。
そういうのしないからルチアは苦手なんだと思ってたわ。
そんなことないよ。いつもはしたらお邪魔かなっておもって我慢してるだけだもん。
うん、ルチアがわからないのに私がわかるわけないわね。
まぁいいけど、鏡禍にはやらない方がいいわよ。可哀想だから。
そりゃ女の子に抱きつかれたら男の子は困っちゃうもんだからよ。
ただでさえルチアは鏡禍からかって勘違いさせてそうなんだから。

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