さて、調子に乗ってロウソクに沢山火をつけちゃいましたけど。
流石に100話やるほどのネタはないですねー。
実際あまり怖い話もありませんしー。

ヨハナの話も大掛かりなドッキリで説明着いちゃいますしー？

愛は偉大なり？（かくと首傾げてそういうことにしましょうと）

愛だねえ。

ラヴですよそれはっっっ！！！！！

おねーさま……どうやって智子の存在を感知してるのでしょうか……
怖くなったの私だけですね。深く考えてはだめなのと怖い話の才能はないのです……（反応も確認せずに怖くない話終わりといって蝋燭吹き消しました）

智子さんギフトもありますし、お友達もいないので大体ゆーらゆーらするだけで終わるのですが……ごくまれに一緒にゆーらゆーらしてくださる方がいるのですよっ！おねーさまなのですが。

智子さんが街角でゆーらゆーらしてたのですよ……次の日もゆーらゆーらしてたのですよ……その次の日もゆーらゆーらしてたのですよ？

（ぱちぱち……）
怖い話とか無理ですけど一応……

ああ、あの人のことでしょう？
……あれ？
うん、思い出せないけど。多分あの人のことだよね？
そういえば最近見ないと思ってたんだ。うんうん。

とまぁ、こんな感じのお話ですねっ！
いやぁやっぱり怖い話とかヨハナには無理ですねーっ！
（ロウソクを一本吹き消す）

「この話は本当にあったお話です」。
皆さんはきっと記憶にもないし、信じることもないでしょう。
あの現金なローグの■■■■さんのことを覚えていますか？
彼はセーフハウスでどんな罠にかかったと思いますか？

ヨハナはこの時になって疑問に思いましたね。
「なぜ罠のない部屋がそこにあるのか」「なぜそこにモンスターが立ち寄らないのか」
その事に対して何故疑問を抱かなかったのか、と。

その後、少々無理を言って迷宮浅層に■■■■さんを探しに潜ったんです。
もしかしたら怪我をして、セーフハウスに逃げているのかもしれません。

ですが、「セーフハウスがあるはずのフロアがありませんでした」

先程申し上げました、同席した皆様もどこかおかしくて。
「そんな仕事は受けていない」と一点張り。口裏を合わせた嘘にも見えません。

■■■■さんについても同様に「そんなヤツ知らない」「見なかった」と。

おかしいのはここからでして。
報酬が受け取れなかったんですよ。


いえ、失敗したとか、そういう話ではなくてですね。
どういうわけだか依頼そのものが「なかった」扱いだったんですね。

翌日、早朝にローレットへ。
もしかしたら先に帰っていたかもしれない■■■■さんの姿を探しましたが･････
いません。

依頼に同席した皆様も「知らない」「見なかった」
受付の方も同様の答えしか返しません。

ふんふんふん。

えーと、それでですね。
その後は「アイツは腕がいいから大丈夫だろ」みたいな感じで入口で解散。
ヨハナはしばらく■■■■さんを待ってたんですか、途中でうっかり眠っちゃって。
気付けば夜で、その日は帰りました。

あなたが戻ったら道中の罠の対処がヨハナ達じゃできないでしょっ！
仕方ないからヨハナ達で先に動いて、超絶迂回して罠の路を避けて帰ることにしたんですっ！
ホンと突然怖い事言わないでほしいですよねってっ！！！！

セーフハウスから３時間ほど歩いたところで■■■■さん言うんですよ。
「そういえば戦利品を置きっ放しだった」って、取りに戻ると言い始めたんですね。
御存知の通り■■■■さんってローグじゃないですか。

おかげで割かしストレスフリーに一週間が過ぎまして。
近辺での壁画の再調査や、罠の構造把握、モンスターの侵入経路を塞いだりしました。
あとは帰るだけという段階で■■■■さんがやらかしましてですね。

私達はモンスターが立ち入らない安全なフロア････
俗に「セーフハウス」と呼ばれる場所を拠点にすることにしました。
各々そこに道具を持ち寄って、最低限の住空間を確保したわけですね。
お風呂って大事ですよね。

浅層であり調査済みであったとはいえ、解除不可能な罠の危険性はそのまま。
どこから入ってきたかもしれないモンスターも多数存在します。
深層へと潜るよりもずっと安全ですが、そこそこ過酷な仕事でした。

私達が受けた依頼内容は『迷宮浅層の再調査』と言うものでした。
既に調査済みの階層を、ローレットの冒険者目線で改めて調査を行います。
拘束期間は１週間、１０人がかりでしっかり調査をします。

････まず、これは本当にあったお話です。
そう言い含めておきますね。きっと皆さん信じませんけども。

あれは一ヶ月程前の、ヨハナ達が『果ての迷宮』の調査依頼に出かけた時のお話です。

（黙って聞いてる）

（ぱちぱち）

えー････それじゃそれじゃっ！
今度はヨハナが怪談めいたお話していいですかねっ！
怖さのほどはこれっぽっちも保証できませんがっ！
（あと何本か程残っているロウソクを並べながら）

……そういう趣向なの？
やだな、じゃあ早く言ってよ。

あ、そうだ。ロウソク消さなくちゃですねー。
（ふっ、と用意していたロウソクを吹き消す）

そういえばカタラァナさんって髪の毛生えてないんでしたねっ。
もしかしたら髪ではない別の部位であったか、それとも家を訪れた方が急に禿頭と化したかのどちらかですねっ。
後者だとすると末恐ろしいっ。

こわい話ってなんだろうね。
自分がこわかった主観を伝える話ってあんまり怖くできないよね。
ふふ。

私のだー！（貞子化）
……とかできれば多芸なのでしょうが（のんびり）

ほんとうにね。
僕も髪の毛なんてあまりよく触ったことがないから新鮮だったよ

ﾋｪｯ!!!!!
確かに抜け毛の話は恐ろしいですよねっ！
この場に親族に禿頭の方がいらっしゃる男性陣などいましたら卒倒物ですよっ！！！！

や、別になんてこともなかったんだよ。髪の毛がずるずる一杯出てきただけ。






だれの？

………………

ね？

ほほー････ふさっとしてるんですか。
誰ぞがうっかり置きっ放しにしたゴミとかですかね。
というかカタラァナさんピアノも弾けるんですねっ！ﾄﾃﾓﾀｹﾞｲｯ

僕はそれが許せなくてペダルに手を伸ばして、間に何か挟まってないか隙間に手を突っ込んだんだ。やっぱりすっごく挟まってたんだよね。あの……

ああ、ピアノって足元にペダルがあるでしょう？
あれのこと。
なんか、踏んでも１テンポ遅れるんだ。
間に何かふさっと挟まっている感じがしてどうしても遅れて。

気になっていた曲のフレーズを何回も弾いていたんだ。

普段はあんまり他の事なんて気にならないんだけど、どうしてもそれが気になって何回も何回も弾いてたんだ。ペダリングが悪いんだと思ってその辺を何回も何回も。

（手がぴたりと止まり）

わぁい！怪談話っ！
ヨハナこういう若い子の戯れめいたお遊び大好きーっ！（座して聞く構え）

ふへへへっ！ここにはいないアオイさんよっ！
その気があるなら出てきてもいいんですよっ！
と、その場にいないヨハナ・ゲールマン・ハラタが申しておりますよっ！

あれは僕が夜ふけに楽器を触っていた時の話なんだけれどもね

誰もいないが随分な賑わいだな。
幽霊か残留思念かはたまた未知のなにかか、ここは混沌だろう？
いつものことだな。

で、俺もこの場にいないからなー、ちょっと気になるなぁー！

ヨハナがっ！ヨハナ達がっ！ゴーストだっっ！！！！
あ、それとも怪談話でもしますっ？
まだちょっと時期早い気がしますけどもっ？
ギャラリー多い方がいいですしっ？

そんなわけでこっそり見ている皆様出ておいでっ！

（ソリティアプレイ中）

いちまーいにまーいさんまーい……