村の青年は、騎士を目指して剣術の鍛錬をしておりました。
娘らがさらわれたと知った青年は、剣を手に森へ向かいます。

では、僭越ながら。
昔、悪魔の住む森がありました。
ある時、森から出た悪魔が、村の娘を全員さらってしまいました。

ほんと…とっても嬉しいかも…ｚｚｚ

良かったら、読んで差し上げましょうか？

そーなんだ…凄いね…
俺は文章を見てたらいつの間にか寝てるから大体読めない…ｚｚｚ

ええ。
読める文字で綴られた文章なら、一瞬でも文字が目に入れば大まかな内容が把握できるのです。

そく…どく…？

えーと、速読のギフトならありますよ。

慣れるからね…
マリは何か特技あったりするの…ｚｚｚ

き、器用な人なのですね

大丈夫…寝ながらでも歩けるから…ｚｚｚ

それは……。
道端で眠らないように気をつけてくださいね？

眠くなるというか…寝ちゃうギフトだね…ｚｚｚ

眠くなるギフト？

ん…違うよ…ギフト…ｚｚｚ

よく眠っておられますが……、寝不足ですか？

ん…そーだね…ｚｚｚ

お疲れ様でした。

竜胆さん、そういえば、ゆっくりお話するのは初めてだったかもしれませんね。

アリFはまたね…ｚｚｚ

こんばんは…
寒くて凍えてる事を除けば元気だったよ…ｚｚｚ

生き物には生き物の、我々には我々の業があるのさ。

あ、六時だ。ごめんよ、そろそろ行かなきゃ。また今度ね。

これは、失礼しました。
異世界の方ですから、根本的に違うのですね。

やあこんばんは、おひさしぶり。げんきだった？＞竜胆

鉄騎種はどれだけ戦闘に向いた姿をしていても、目的の為に設計製造されて工場から出荷されるものではないからねー。
だから正直同じにされると複雑な気分になるよ。わたしは自分の在り方に誇りもあるからね。

あら、竜胆さん、こんにちは

ん…今日も寒いね…ｚｚｚ

う、うーん……。
それでもこちらには、オールドワンの方もおりますし。

便宜的には生きてるんだろうけど、狭義の生物の要件は満たしてない。そんな感じかな。親の腹から生まれたわけでも子供を造れるわけでもないからね？

それでも、生きているのですね。
何だか不思議な感じです。

（顔なんかは一応軟質素材だが、毛穴とか無いし皮脂のしっとり感もあまりない。一応、排熱で温かくはある。腕とかはマジで固い。そして、息もしてない。）

では、遠慮なく（ペタペタペタペタペタペタ）
あ、固い……。

まあ、いいけど。別に触って面白いものでもないけどね？

なるほど、それでお顔の色が……。
あのあの、触ってみても？

まさしく、人の手によって人の為に作られ人のかわりに働くもの……ロボットだよ。機械的な部位をもつ生命体でも、改造された人間でもなんでもなくね。

……アリスターさん、ロボットだったのですか？

ネジ一本から核ミサイルまで、みたいな。まあミサイルについちゃ不在証明案件だろうけど。
実際行ってみたいんだけど、分解されたりしないか心配になる。（機械並感）

錬達ですか、確かに、あそこになら私たちの知らないものがたくさんありそうですし……。

練達行ったら割とありそうな気がした。（練達のことを便利な技術が山ほどある国だとおもっているフシ。）

魔力計……。
それこそ、誰かが発明してくれないでしょうか。

数字化できそうな指標とか、あるとはかどるねえ。こー、魔力計とか？みたいな？

ただ、イメージやマナを数字化するのは難しくて……。

それを色々条件を変えてやってみるのも、いいかもね。練り具合とか、イメージの鮮明さとか。
わたしは魔術や魔法はまだ手を出し立てで、趣味でやってるから、偉そう言えないけど。

マナを練り上げて、頭の中にイメージを描いて、放出する……。

キチンと書いておくと、誰かに伝わる。
誰かに伝わったらそれを基に何かを考える人がいるかもしれない。
書かない、伝わらない状態だったら、君が死んだときに全て失われてしまうからね。

なんとなくでは、ダメですか……。
こうすれば風を起こせる、というのを、文章にするのは、難しいですが。

経験則をなんとなくで終わらせないで、きちんと測って書き出して、結論までまとめたら論文の完成だよ。そういう風に世の中の不思議を解き明かしていくのが、学者さんだからね。わたしは学者じゃないけど。

それが、科学ですか……。
確かに、身近なことですね。
難しく考えすぎでしょうか（うーん）

どちらかというと、経験則の方が多いものでして。

とっても簡単なんだよ。
「水にお砂糖を溶かしたい。測りながら溶かしたら汲みたてより汲み置いて室温になった水の方が多く溶けた。つまり水を温めたらより多く溶けるのではないか」みたいな、そんなところにもある。

難しいお話……。
ここでは国によって、得意とする分野が異なる、といった感じですから。