Tricky・Starsの公認設定一覧

【4】誰か（全員に公開）

【MOREミステリー2020年2月号：悪霊はそこに居る】

■■市の市民ミュージアムで起こった放火殺人事件は17日で発生から10年を迎える。世間では風化したと思われるこの事件だが、近年、オカルト愛好家の間で再び話題になっているのをご存知だろうか。

現場となった■■市民ミュージアム。美術館と小劇場が併合したこの施設は、周辺住民の強い希望に後押しされる形で5年前に再建された。しかし、利用者から「公演中スピーカーから呻き声が聞こえる」「扉が開かず長時間閉じ込められた」などの苦情が多数寄せられた為、前年末から閉館し、市が調査に当たっていた。担当者によれば現在も再開の目処は立っていないという。（292文字）

関連項目

ＳＳ『Never say see you never again.』
ＳＳ『記憶、あるいは深き夢の舞台』

→以前の設定　（関連設定一覧）

虚の正体（全員に公開）

PCは混沌世界に召喚されたことを切欠に精神に異常をきたし、不眠や虚言といった様々な症状に悩まされるようになった。中でも酷いのが『幻覚と妄想』である。

何もない空間に向かって話しかけたり『虚』という『頭の中で作り出した実際には存在しない人間』を演じるようになった。こうした症状は改善されることなく、年々悪化しているという。（159文字）

関連項目

ＳＳ『月魄は海へ沈む』
ＳＳ『記憶、あるいは深き夢の舞台』

【1】異界の天使（全員に公開）

【MOREミステリー 1999年1月号：天使の謎徹底解明スペシャル】

皆さんご存知のように、天使とは銀河の果て——高次元時空で誕生したとされる未知の生命体である。1982年、アメリア合衆国の月面探査機が偶然撮影に成功したことからその存在が明らかとなった。一番初めに確認されたこの個体は、後に『一番目（Janus）』と名付けられ、いくつかの研究機関で調査が行われることとなった。アメリア宇宙局によると、一番目は人間に鳥の翼が生えたような外見をしており、探査機に気づくとすぐに姿を消したという。「本当に一瞬だった！足や翼で移動した訳ではなさそうだ。何か特別な力を持っているのかもしれない」（291文字）

→変化後の設定　 （関連設定一覧）

【3】希望ヶ浜（全員に公開）

偽名：星谷稔（ほしやみのる）
職業：希望ヶ浜学園司書（非常勤）
性格：根暗・ビビり・鈍臭い
特徴：ボソボソと喋る・猫背・顔色が悪い
口調：僕・名前＋さん・敬語

Tricky・Starsが希望ヶ浜学園で過ごす際に使う仮初の姿。外見は「稔」の物をベースとしているが、実際に喋ったり動かしているのは『虚』の方である。存在感が薄い上に仕事が終わると一瞬で姿を消してしまうことから一部の生徒の間で幽霊ではないかと噂されている。（204文字）