シナリオ詳細
ウワー! デカいウナギが鉄帝にあらわれたぞ!
オープニング
●デカいウナギ
夏はウナギの季節である。
そう、スタミナたっぷりのウナギ。それはいつからか夏の風物詩として有名になった。
なんかこう正確には色々違うんだとか旬がどうこうとか、そういうしゃらくさい話はどうでもいい。
鉄帝では夏はウナギの季節なのだ。文句があればラドバウで発散してきてほしい。さておいて。
夏はウナギの季節である。大事なので2回言った。
つまるところ、鉄帝では夏はウナギの需要が高まるのである。
しかし、しかしだ。需要が高まるということは、ウナギが足りなくなるということである。
ウナギが足りないというのは悲しいことだ。
自然保護の観点からも商業的な観点からも鉄帝人的な観点からも、ウナギの安定供給は急務である。
そこで、色んな研究者がウナギの安定供給のために頑張った。
ウナギっぽい味と見た目の代替食品をある研究者は作った。
よし1人分ウナギ食う奴が減ったなと言われてガチケンカになった。
他にもなんか色々あったけど大体ケンカになったので省略する。
そして、とある研究者は「ウナギがデカくなれば解決じゃね?」と考えた。
研究の成果と練達からの技術流出もあり、ウナギは無事に大きくなった。
なんだかんだあって巨大ウナギは暴走した。
これもまた夏の風物詩である。大騒動だけれども。
●ウナギをやっつけよう
「というわけで、巨大ウナギが鉄帝の町をうろついているです」
『旅するグルメ辞典』チーサ・ナコック(p3n000201)は集まった面々の前でそんな与太めいたことを言い出した。
しかし残念ながら現実なのだ……現実として今、鉄帝の町を暴走した巨大ウナギがウロついているのだ!
とある研究者が暴走させてしまった巨大ウナギは何故か電撃を放つ能力を持ち、出会う人間をしびれさせてしまうのだという。この辺はたぶん練達から流出した技術のせいだと思われる。おのれ練達。
この巨大ウナギ、人間を見ると問答無用で襲い掛かってくるので非常に危険なのだ。
何しろ全長5mの巨大ウナギだ。襲ってくると非常に怖い。
だからこそ今鉄帝の町では住民は皆家から出てこないような状況になっているが、いつまでもそんな状況に人々を置いておくわけにもいかない。たとえ「ラッキー、仕事休みだな」とか言っているとしてもだ!
「幸いにも、良いニュースもあるです」
そう、暴走している巨大ウナギ……実は食べられるのだ。ウナギだしね。
しかも鉄帝のウナギ不足を解決するために作られたウナギなだけあって、この巨大ウナギ……かなり美味しいらしい。
まあ、当然だろう。デカいだけで美味しくないのでは片手落ちだ。
つまり味が保証されているわけだが、なんと倒したら食べていいらしい。
暴走ウナギを倒してくれることへの追加報酬というわけだが、これだけ大きければ一通りのウナギ料理は楽しめることが確約されている。
かば焼きにしたって全員がお腹いっぱい食べられるであるだろう、この巨大ウナギ。
今からどう食べるか考えておくのも、オツなものだろう……!
- ウワー! デカいウナギが鉄帝にあらわれたぞ!完了
- うなぎおいしい
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年07月17日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
サポートNPC一覧(1人)
リプレイ
●巨大ウナギ捕まえた
鉄帝にて暴走した巨大ウナギ。全長5mにも及ぶその巨体を前に、『おチビの理解者』ヨハン=レーム(p3p001117)は首を傾げる。
「本当に風物詩か? 見たことねえぞ僕。この世の終わりみたいなデカさのウナギがいるんだけどもうこれだけで鉄帝国の厳しい食糧問題解決できねえか。本当にここはゼシュテル鉄帝国なのか、もしかするとここは鉄帝国に似た天野ハザ ウッ頭が!!」
何を言おうとしたかは分からない。もしかすると気遣いが出来ると有名な可能性もないこともないかもしれないナイスガイのことかもしれないし、別の何かかもしれない。さておこう。
「大きい上においしいっていうのはいいことだけど…放電……?」
『灰雪に舞う翼』アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)もそう首を傾げるが、鉄帝だから仕方がない。
「ぶはははッ、まあ諸々はさておいて米との相性抜群であるウナギと聞いちゃあ黙ってらんねぇなぁ!」
「夏と言えば!!! うなぎ!!!!」
『黒豚系オーク』ゴリョウ・クートン(p3p002081)もやる気満々だが、スルースキルも鍛えられている。
『疾風迅狼』日車・迅(p3p007500)も追従するように叫び、もうウナギな気持ちでいっぱいだ。
「年中美味しいですけどやっぱり暑い日に食べると今年の夏も元気に頑張れそうな感じがしますね! 今回はゴリョウ先生がいらっしゃいますからいつもより更に美味しいうなぎが食べられる事でしょう。僕も手伝いますが、他の皆さんも料理してくれるそうなのでそちらも楽しみですね!」
「ウナギ……」
『あたたかな声』ニル(p3p009185)は、何かを思い出すように声を上げる。
「ニルは前に、アンデッド亜竜ウナギスケルトンを食べたことがあります。ウナギの骨がウサギを形をしたウナギスケルトンでした。言いながらニルもよくわからなくなってきたのですけど、ウナギスケルトンはスケルトンなので身がなくて、代わりに骨せんべいにして食べたのです。なのでニルは、ウナギのお肉? をたべるのは、はじめてです。とってもとってもたのしみです……おっきなのはたくさんたくさん食べれてすてきですけど暴れられちゃうと大変なのです」
何やらすごいものを食べているが、ひとまずさておこう。
「おおきいウナギ……きっととっても美味しいですにゃ……。頑張って狩って美味しく食べますにゃ! ……後、鉄帝さんは次はもうちょっと小さいウナギ作りましょうにゃ!」
『ひだまり猫』もこねこ みーお(p3p009481)もそんなことを言うが、それはまあまあ難しそうではある。
「ほう、巨大鰻であるか。覇竜でも旬を迎える冬に寒中水泳を兼ねて覇竜鰻を捕まえるのは一種の名物であるが何より美味いであるからな、外の世界ではこの暑い時期に鰻食べる風習があるとは読んだ事があるので実に楽しみである」
「大きいウナギ、沢山食べられそうでいいね! ワクワクするよ!」
『ノットプリズン』炎 練倒(p3p010353)と『挫けぬ笑顔』フォルトゥナリア・ヴェルーリア(p3p009512)もそんなことを言い合えば、いよいよウナギの収穫だ……!
「それでは美味しいうなぎの為にも……張り切って殴りましょう!!」
「よし戦いを始めるぞ。いやもうなんかぬるぬる巻き付いて表現スレスレの展開と電気しびびびしか懸念すべきものはないんだけど。なんとかなるだろ、うおおゼシュテルパンチ!! いややめとこう絶対これ僕が巻き添えくらうようなやつだ早く調理と食事パートにスキップするんだ!」
「開きにしてやるである!」
そんな感じでウナギをやっつけた。実食である。
●巻きで進行して大事なところで尺をとる
「はい、というわけで料理の時間です」
「料理はさっぱりなので食べる方に回りたいところ……だけど、せっかくみんなが作ってるしオイラも一品作るね。ウナギのカバヤキ、詳しい作り方やコツはチーサに教えてもらいながら作りたいな」
「ん、作れるまで帰れると思わねーことです」
アクセルは『旅するグルメ辞典』チーサ・ナコック(p3n000201)の手伝いを受けながらかば焼きを作っていく。
「ゴリョウが説明してくれてるけど関西風。を、脂の乗ってる上半身側の身を使ってやわらかく仕上げるね。骨をきれいに取り除いて、皮目はパリッと焼き上げて。落ちた脂でいぶすように香りを付けて、濃度と粘度を高くしたタレで残った脂に弾かれないようにして……本職の料理人みたいにうまくはできないから、あえて焼きムラをつけて表面のカリッとした食感や焦げる寸前の味わいっていう変化球にするよ!」
ウナギの焼き方は職人の技というが、だからといって素人がウナギを焼けないわけではない。正しい知識があれば、普通に美味しくなるのだ。
「ウナギってそこまでパッと料理出てこないんだけど、思いつく限りのアンケートをとってみたけどきっとこれはいけるぞ!」
言いながらヨハンがチーサに差し出すのはアンケート結果の紙だ。
1. うなぎカスタード丼(チョコソースを添えて) (0)
2. うなぎクリームソーダ (0)
3. 期間限定うなぎカレー(ホイップクリーム500g増量中) (2)
4. うなぎスイカラーメン (2)
「このレシピはチーサさんに託して無茶振りしておこう。ホイップクリームは僕が準備するから、良い感じによろしく。パクチーもあるよ。どうにかしてゴリョウさんの口の中に放り込みたいんだけど。ほら料理人同士だからこそわかりあえるものとかあるわけじゃん、ぼくはわからんけど」
「ウナギビンタ」
「ウナギビンタ⁉」
「作ったもんは流石に自分で食い切れよー」
「ゴリョウさんが作った物は食えと圧をかけてくるのでやめておこう、僕はシンプルにうなどんを食べるぞ」
チーサに軽めにビンタされたヨハンがそのまま正座で説教されているが、ウナギカレーはクリームさえ入れなければ美味しいかもしれない。何はともあれ、うな丼は美味しいのである。
「さあ、うなぎを倒した後は料理のお時間です。他のうなぎ料理に関しては皆さんにお任せして、僕は蒲焼に集中します」
迅も言いながら準備をしていく。
「今こそ燃えよガストロ魂。捌いて骨切りして串打ちして白入れー! あとは蒸してからタレを付けて蒲焼していきましょうね。タレは出来ればゴリョウ先生から分けて貰います。絶対そっちの方が美味しいので」
うなぎのタレ。うな丼はウナギのタレ味だと言う者がいるほどにはウナギのタレは美味しいものだ。しかしながら店や料理人によって味が違ってくるとまで言われるほどに奥深いものなのだ。
「蒲焼を細かく切った後は薬味とか出汁とかご用意しまして、うなぎのひつまぶしの出来上がりです! うおー! どデカいおひつにたっぷりご飯とうなぎ! 僕の料理は質より量です! この巨大ウナギは質もすごいですが!」
そして、ニルも今日は挑戦したい料理があったのだ。
「さばかれたウナギの、骨や肝も全部全部おいしく食べたいです」
そんな中、ニルが作る料理は何か?
「肝吸いというのをつくってみたいです。肝の余分な部分や血を洗い流して、茹でて、氷水でしめて。あたたかなお出汁に肝を入れて、味を整えひと煮立ち。骨せんべいも作りましょう。ウナギの中骨をもらって、血を洗い落として水気を切って油でじゅわっと揚げるのです。タレを絡めても、塩とかで食べてもいいって聞きました」
フォルトゥナリアも、しっかりと準備を始めている。
「私はまずゴリョウさんから仕入れた食材で酢飯を作るつもり。寿司酢を作って、ご飯と混ぜて、うちわで扇いで良い感じに水分を飛ばして完成。もちろん海苔も仕入れてあるよ! そして助手をすることで生産量を増やし、自分の分を確保した蒲焼を寿司ネタに使う。贅沢に厚く切ってすりおろしたわさびに糊の役割をさせていい感じの力加減でふんわり握れば、鰻の握りが完成するよ。山椒も上にかけちゃう。口の中に広がる鰻の甘さ、ふんわりした食感、わさびと酢飯で油分もさっぱりいただけるのでたくさん食べれるね。皆が食べる分も作っちゃうよ!」
なるほど、これはかなりアイデアだろう。ウナギの寿司というものは珍しくはあるが、美味しいものだ。
「二品目は鰻とキュウリの細巻き。細く切った鰻とキュウリを海苔巻きにする。巻くときの力加減に注意して、巻いた後少し馴染ませて、包丁で一口大にカット。6等分くらいかな。海苔の風味、酢飯の酸味、鰻の油分、キュウリの食感とさっぱりした味がこれまた合うんだよね。こちらも皆が食べれる分作るよ!」
そしてフォルトゥナリアを見ながらみーおも調理を進めていく。
「ウナギ美味しく食べるタイムですにゃ。みーおも料理しますし、他の人の料理も手伝いますにゃ。やっぱりウナギのかば焼きが良さそうですにゃ。ご飯に乗せたらおいしいですにゃー!」
そんなみーおだが、しっかりと下調べは出来ている。
「みーお、練達でちょっと調べてきたから試しますにゃ。ウナギのかば焼きを卵焼きに巻き込んで焼いて『う巻き』ですにゃ! 他の食べ方も楽しみですにゃ! ウナギとキュウリの海苔巻き……おいしそうですにゃー…!」
しかし、まだまだみーおは満足してはいない。
「みーおはパン屋なので、パンとも組み合わせたいですにゃけど……」
(ウナギとパン…うまく組み合わせる方法はないですかにゃ……?)
「確か他の人がチーズバーガーって言ってたような……チーズうなぎバーガー……おいしいのですにゃ? ちょっと試してみますにゃ……そして食べ切るのですにゃ……!」
ちなみにうなぎバーガー自体は存在はするらしい。どのくらい美味しいかは賭けになるが……!
「早速実食である。やはり鰻と言ったら蒲焼きと米! この組み合わせこそ鉄板にして王道であるな」
やはり皆うな丼に行きつくのだろう。至高たるウナギはうな丼ということなのだろうか?
ともかく、練倒もしっかりとウナギを焼き始めている。
「先ずはサッと炙ってから蒸し器にいれて蒸していくである。柔らかいので身崩れには注意であるな。その後にもう一度焼いてからたれに付けて焼いていくである。二度、三度とたれ付けと焼きの工程を繰り返したれを染み込まさせ香ばしさを上げていくである。そうして焼きあがったら大きな丼に米、蒲焼き、米、蒲焼きの順で盛り付けて完成である」
そんな面々に気を配りながら、ゴリョウも自分の調理を進めていた。
「さて、本番のウナギ料理タイムだ! 今回はデカブツ捌くために鮪包丁を持ってきたぜ! デカい杭で目打ちをし、豪快に捌いていくとしよう。今回は割と身がしっかりしてるんで腹開きで良いかな」
大きいと大味とはいうが、このウナギはしっかりしている。その辺は流石の鉄帝の技術力ということだろうか。
「ウナギの頭と尾、そして骨は香ばしく焼き、寸胴に入れたタレに入れて一緒に煮詰めることでコクが増すぜ。タレの完成後は取り除き、水分取って揚げることでおやつにもなるな。捌いた身は食べやすい大きさに切り分け、下拵えは準備完了だ」
そうしてしっかりと下準備からゴリョウは手を抜かない。
「まずは何といっても蒲焼きだな! 串打ちからやっていこう。骨が入ってた身は少し凹むんで横から見ると山・谷・山みてぇな形になってる。串打ちはこれを平らにする作業でもある。平らにすりゃタレが均一に身に付くんで、一部だけ焦げるようなことがなくなるわけだな」
なるほど、この辺りが「技」ではあるだろう。串打ちのような作業は実際に知らなければできるものではない。
「焼き方は関東風と関西風の両方でいくか。簡単に言えば途中に蒸しの工程を挟むことで余分な脂を落として柔らかく仕上がるのが関東風、そのまま焼いて香ばしい風味としっかりした食感を味わえるのが関西風だな。さて、そんじゃ焼いていきますかね! 刷毛でタレを塗りながらじっくりと炭火で焼くのがコツだぜ!」
この辺りのタイミングもプロの技だ。焼き加減はウナギの味に直結するのだから。
「出来た蒲焼きは俺の領地で採れた米と一緒にうな重やひつまぶしに仕上げ、う巻き(蒲焼きを巻いた卵焼き)、うざく(きゅうりと蒲焼きの酢の物)や柳川風の卵とじにも使えるぜ。他にもさわび醤油で味わう白焼き、鰹と昆布の出汁で仕上げた肝吸いも作って行くとしよう……さぁ、出来たぜ! 他面子が作ったウナギ料理もじっくり味合わせてもらうぜ!」
「このう巻きと海苔巻き、お弁当で欲しいですね! 他のうなぎ料理もじっくり味わいます。特にゴリョウ先生のうな重は大事に食べますね」
迅もさっそくモグモグ食べているが、美味しそうな顔をしている。
「食べる時は遠慮なくいくよー! カバヤキを作るヒトが複数人いるから食べ比べとかもいいよね! あとはひつまぶしの薬味や食べ方による味の変化とか、お寿司にう巻きといった他の食材と合わせた違いとか……一匹のウナギから生み出される料理の多彩さを楽しむよ!」
言いながらもアクセルはニルとゴリョウの骨せんべいにもチャレンジしようとしていた。
「歯ごたえ……いやくちばしごたえもよさそうだしね!」
「蒲焼きのタレのいいにおい。ひつまぶしは段々食べ方を変えるのですね。おもしろいです。ウナギとたまご、ウナギとキュウリ……! 仲良しの組み合わせ、なのですね」
ニルも楽しそうに食べているが、チーズウナギバーガーも気になっているようだった。
「チーズウナギバーガー(とかの斬新なメニュー)も、ニルはとってもとっても気になります。みんなに食べてもらいたい、という気持ちが詰まった料理が、「おいしく」ないはずがないのですもの!」
「だそうです」
「ソダネー」
ヨハンが明後日の方向に視線を逸らしながら「次はもっと涼しい仕事がしてえ。夏はホラーでしょ、ウナギホラー」と言いながらうな丼を食べている。
「うーなぎうーなぎうなうなぎー、にゃ! ……うにゃぎって言ってみようかと思ったけど何の事かわからなくなりますにゃ……にゃー」
みーおがそんなことを言っているが、まあ「うにゃぎ」なら通じるような気がしないでもない。
「チーサさんも他の人もウナギ美味しく食べてますかにゃ? 美味しいウナギで癒されてたら嬉しいですにゃ」
「ええ、美味しいですよ」
「よかったですにゃー!」
「ひつまぶし、そのままと、薬味と、出汁茶漬けの3種類の食べ方があるんだっけ。事前に色々調べたからぬかりはないよ。汁物の肝吸いも良いね。そしてシンプルなうな重。シンプル故に贅沢。この味わい方ももちろん最高。ウナギバーガーも面白そう。鰻の脂、チーズのまろやかさと蒲焼のタレが新境地に導いてくれるかもしれないよね」
「ガーハッハッハ、鰻のミルフィーユ丼、実にインテリジェンス溢れるであるな。上の鰻を食べ終えた後に現れる更なる鰻に幸福感が上がること間違いなしであるな。ホカホカのご飯に挟まれた鰻は口に含むその瞬間まで温かく実に美味いであるな」
フォルトゥナリアも練倒も、そうしてウナギを楽しんでいく。
「夏のウナギ、おいしかったですにゃ。また食べてみたいですにゃー!」
そう、ウナギは美味しい。とても美味しい。夏の風物詩としては一番に出てくるウナギ。
「美味しかった! ごちそうさまでした!」
そんな声の響く……とても良いウナギ日和であった。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
うな丼に山椒かけるの、好きなんです。
GMコメント
鉄帝の町で暴走している巨大ウナギを倒して美味しく食べましょう。
ウナギをやっつけて料理して食べる感じになっております。
どんな風にウナギを食べるかに大幅に割いてもクリアできますので安心してプレイングをかけてください。
ちなみに巨大ウナギは全長4mで攻撃方法は放電と巻き付きです。
所詮ウナギなのでそんなに強くないです。たぶんどう食べるかを悩んだ方が建設的です。
なお、チーサが同行しております。
料理できないYOって場合は無難にかば焼きを作ってくれます。
料理できる人が居る場合は一歩引いてモグモグ食べる役になるつもりみたいです。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
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