シナリオ詳細
<月眩ターリク>破壊すべき魔法は此処にありて
オープニング
●始まりから終わりへ
紅血晶。ラサに関わった者であれば、その名を知らない者は居ないだろう。
市場に流通していたこの宝石はどこで産出されたかは分からないが、地下より発掘されたという。
この宝石は非常に美しく人気が高い。鮮やかなルビーを思わせたかと思えば、宵闇の気配さえさせる。
どうしようもなく気を惹く、まるで魅了の呪いでもかけられているかのようでもある。
だが、流通量が絞られているのか手に入れるのも難しく、躍起になって商人達は取り合っていた。
動乱の火が燻っている幻想の貴族達も商人に依頼をし、恋人へのプロポーズやプレゼントの逸品にも使われるそうだ。
だが、その「紅血晶」には不吉な噂が付き纏う――その宝石を手にした者が化け物になり果てるのである。
人の飽くなき欲求は留まることはなく、紅血晶はラサの市場で出回るようになって居た。
その紅血晶による大騒動も、記憶に新しいだろう。
ネフェルストを襲った吸血鬼たちや様々な化け物たち。
そして……ついに見つけ出した月の王国。
『古宮カーマ・ルーマ』より繋がる、異空間。それこそが、吸血鬼達の本拠地である『月の王国』であった。
着実に烙印を刻まれ、吸血衝動に苦しむイレギュラーズは増えている。未だ、姿を消したままのディルクのことも心配だ。
敵の本拠である『月の王国』にまで至れているのだ。次に目指すのは遠巻き見える『月の王宮』であろう。
通常では辿り着くことは叶わないが、イレギュラーズの中で幾人かが『辿り着く方法』を本法的に察知することが出来た。
それは、烙印の花が『女王』を求めて咲き誇るが故である。烙印は、徐々に肉体へと浸透し、あらゆる変化を及ぼしたらしい。その内の一つが『女王への執心』。
情報を分析し、イレギュラーズは『月の王宮』前に辿り着く。同様の探索で『古宮カーマルーマ』に存在する祭祀場が『月の王国内』に存在することも知り得た。
王宮の攻略――しかし、内部に入るためには張り巡らされた防護魔術を破壊せねばならなかったのだ。
それに加え、祭祀場アル=アラクでは『烙印』の進行度を早め、偽命体を作り出すための儀式も続けられている。それを見過ごすことも出来まい。
これより始めるのは祭祀阻止、そして王宮攻略のための『防護魔法破壊』――城門開放作戦である。
●城門解放作戦
「と、いうわけで城門解放作戦です」
【旅するグルメ辞典】チーサ・ナコック (p3n000201)は集まった面々にそう切り出した。
「ついに根元を断つ第一歩……というわけか」
「ようやく先に進めるな」
『黄泉路の楔』冬越 弾正(p3p007105)と『可能性の壁』アルトゥライネル(p3p008166)はそう頷きあう。
そう、これはまさに根元を断つ為の第一歩だ。
月の王宮前の城門とは便宜上の呼び名であり、周辺には巨大な魔法陣が展開されている。
そう、具体的にはバリアが張られているのだ。吸血鬼達を始め、偽命体や晶竜が防衛に当たっているようだ。
「どうにも防護魔法を構築する魔法陣は『一つが壊れても防護魔法が続くように』と各地にその力を分担しているようです。大元のコアを破壊するためには各地での戦闘で勝利し、魔法陣に傷を付けなくてはならねーってわけです」
「分かりやすいな。てことは今回の目標は……ベリアか」
『愚者』ファニー(p3p010255)にチーサも頷く。
そう、吸血鬼ベリア。今まで逃げ足の速いベリアではあったが、彼が守るべきモノは此処にある。
壊すべき小魔法陣は、どうやらベリアたちの担当区域にある青いメガリスに偽装されているようだ。
勿論、壊すのは非常に手間だろう。それがカギの1つである以上、ベリアたちの防衛は並ではないだろうからだ。
しかし、それでも壊し月の宮殿への鍵を1つ開ける。それが、今回の仕事なのだ。
- <月眩ターリク>破壊すべき魔法は此処にありて完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年05月02日 22時07分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●今、再びの月の王国へ
月の王国の王宮前。砂漠の広がるその場所では今、あちこちで戦いが始まっている。
城門解放作戦とも呼ばれるそれは無数に分割された魔法陣の破壊作戦でもあり、『銀青の戦乙女』アルテミア・フィルティス(p3p001981)たちの居る場所にも偽装された魔法陣とそれを守る部隊が存在していた。
すなわち……吸血鬼ベリアと、その配下たちである。
「さぁ、決戦の時は来た! 今こそ決着をつけよう、ベリア。烙印を受けた仲間の為にも、俺とお前の確執の果て……その先の勝利を、俺は掴んでみせる!」
「これまでは逃げ足の速さで捕らえられなかったようだけれど、今回はそう簡単に逃げの手は使えないでしょう。皆の烙印解除の足掛かりの為にも、ここで確実に仕留めてやるわ」
『黄泉路の楔』冬越 弾正(p3p007105)とアルテミアも自然と気合が入っているが、まあ当然のことだろう。
「もう逃げるのは終わりか、ベリア」
『可能性の壁』アルトゥライネル(p3p008166)もまた、布陣するベリアの部隊へ呼びかける。
「魔法陣を守るのがアンタの願いなら、残念だが潰させてもらおう。リスクを分散させるのは賢いが、こちらもちっぽけな集団では無いのでな。味方が多いことの安心感はアンタも知っているだろう?」
実際、ここにきて始まった一斉作戦は相当な規模となっていて、此処を突破せんがための大激戦となっている。
「Hummn、ここにある魔法陣を壊せば怪しい宝石を売りさばいてる人たちに近づけるんだね。ベリアって『吸血鬼』は今まで逃げ続けてたみたいだけど……ここまで来ればもう袋小路だよね?」
『うそつき』リュコス・L08・ウェルロフ(p3p008529)もそう分析し、戦場を見回す。実際、此処から先はもう月の王宮だ。
ベリアとしても此処は引けないポイントであるのは間違いない。
しかし、此処で引けないのはこちらも同じこと。リュコスはハイセンスで周囲の状況を把握し、ハイテレパスで味方と連絡・連携できるようにしていた。
月の王宮に行く為にはここでベリアを倒し、ベリアの守る青いメガリスを壊さなければならないのだから。
紅血晶から始まった今回の一連の事件も、ついに首魁の膝元にまで来たのだ。ここで引くなど有り得るはずもない。
「紅血晶の流通も烙印の件も、どっちもムカつくんだよな」
だからこそ『点睛穿貫』囲 飛呂(p3p010030)も、そんな心情を吐露する。
「烙印の悪化なんてさせねぇし、人を食い物にしてた報いも受けてもらわねぇとな」
「なるほど、ベリアの持ち場は此処だったわけか。あいつは個人的にムカつくし、思い切り小魔法陣を破壊してやろう」
『Stargazer』ファニー(p3p010255)もそう頷くが、実際これまで色々あったことを思えば、皆ベリアへのヘイトは存分に溜まっているだろう。
「はてさて……やや数が多い様ですが。皆さん手練ですし、抑えはお任せしましょう。あたしとしては……血の魔女として、『吸血鬼』などと宣う奴らに遅れを取りたくはないんですよね」
『瀉血する灼血の魔女』ルトヴィリア・シュルフツ(p3p010843)も声をあげ、
「ぶはははッ、そんじゃお仕事の時間だ!」
『黒豚系オーク』ゴリョウ・クートン(p3p002081)もそう声をあげれば、全員が配置につく。
「チッ、好き放題……! いくぞ、我が手下ども! 連中を磨り潰せ!」
ベリアの声も響き、偽命体(ムーンチャイルド)たちも動き出す。
さあ、戦いの始まりだ……!
●決戦、吸血鬼ベリア
班は大きく分けて2つ。ベリアを担当する班と、ベリア以外の抑えにかかる班だ。
「俺たち抑え班はベリア以外の敵の引き付けや足止めを優先、つまり時間稼ぎを行うのが仕事だ。まぁ、数を減らせるならそれに越したこたぁねぇけどな!」
ゴリョウの声が響き『偽命体(ムーンチャイルド)』ウルフガイに突っ込んでいく。
「曲がりなりにも狼なら、豚(【食材適性】)の一匹くらいは仕留めてみせなぁ!」
そんな叫び声をあげながら招惹誘導を発動させていくが、本当に食材適正がついていたりする。さておいて。
「喝ァッ!」
そこからのオークライを放ち、狙うは魅了効果だ。
「何せ今回の晶獣は『無差別に暴れる破壊の使徒』、自分に攻撃加えてきたら偽命体だろうとぶん殴ると見てる。悪いがこちとら少数なんでな、ちょいと卑怯だが同士討ちを狙わせてもらうとするぜ!」
「流石だ、ゴリョウ」
アルトゥライネルはシムーンケイジを発動させ、とにかくベリアの方へは向かえないように妨害を仕掛けていく。
大切なのはベリアとの戦いの邪魔をさせないことだが……ベリアの取り巻きを全滅させてはいけないわけでもない。
作戦としてはウルフガイを倒し切るか、ベリア対応者の半数が行動不能で援護に入る手はずだ。
もしその時、ベリアの意識や距離が青いメガリスから離れているなら魔法陣破壊に向かうのも作戦の内ではあるが……。
(破壊しきれなくとも危機感を煽り、気を引ければ立て直しのチャンスになるだろう。そう、弱点は今回あちらのほうが多い……!)
アルトゥライネルの狙い通り、今回は向こうに撤退できない、守りに入る理由がある。それを突けるというのは非常に強い。
「吸血鬼退治の邪魔はさせねぇぞ」
飛呂もそれが分かっているからこそカルネージカノンを放つことで封殺し、敵複数の足止めを狙っていく。
「大人しくふっ飛ばされてろ」
言いながらも、連携を忘れてはいない。今回頼るべきは……ファニーだ。
「そっちの方は頼むぞ」
「おう、そっちは任せたぜ」
愚者の行進からの降りしきる二番星がウルフガイへのダメージを与えていくが、飛呂とファニーで担当範囲を変えていくのが肝だ。
(数が多いからな、できるかぎり数がまとまっているところに攻撃を撃ち込みたいところだ)
そんなことを考えているファニーへと、飛呂は軽く視線を向ける。
烙印。数多くの仲間を蝕み、ファニーにもそれは存在している。
(烙印へは、ずっと心がざわめいてる。心も体も都合よく弄くるのにムカついてるせいだ、きっと)
「方法見つけるためにも、立ち止まってる暇はねぇな」
そんな飛呂の決意を知ってか知らずかファニーは「ベリアにも一発だけぶち込みたいんだよな」などと呟いているが……ひとまず、足止めは予定通りに推移していた。
そして肝心要のベリア担当班の面々も、作戦通りに戦っていた。
だからこそアルテミアは前衛として前に出て、アタッカーの一人としてベリアの相手を受け持っていた。
(ベリア以外の相手はそちらに向かった仲間達を信じ、奴を追い詰める事に集中よ……!)
こうして戦ってみると、ベリアは実に技巧派な「頭の良い」男であることが分かる。
近距離・中距離・遠距離の使い分けと、4人をまとめて相手にする為の立ち回り。どれも一級品だ。
だからこそアルテミアは斬影千手を軸とし、通常攻撃とプロメテウスの恋焔を交えながら攻めていくことにしていた。
「今までは退却出来ていたようだけれど、守るモノがある今回はそう簡単には行かないわね?」
可能な限り他の敵との乱戦にならないように、そしてベリアを誘導するように立ち位置を変える事を心掛ける。
そうすることで常に1体4の有利な状況を作ることができるのだ。
「1人でも多く吸血鬼を討伐出来れば、それだけ烙印の被害は減る。それだけでも貴方を逃がさない理由としては十分よ。大切な仲間や恩人達の烙印が悪化していく様子は、見ていたくはないからね。他の場所に向かった仲間達も、無事に魔法陣を破壊して帰ってきてくれるはずだから、私が担当している此処も、どれだけ傷付いても必ず完遂して帰らせてもらうわ!」
「フン、くだらんことを! そう簡単に我に勝てると思うな! 返り討ちにしてくれる!」
「それはどうだろうな? お前との因縁も長い……これだけ多く打ち合った経験があるからこそ、刃を交えた時の癖や呼吸、癖を拾い死角を狙える自負がある!」
「ふざけるなよ……その戯言をすぐに後悔させてくれよう!」
弾正とベリアのそんな言い合いが響く中、弾正のSAGが放たれる。
「烙印など恐れるに足らず。たとえ死の縁を歩む事になろうと、俺の刃は鈍らない。例えこの身が朽ちようと、俺の意思を継ぎ戦ってくれる仲間がいるからだ!」
「その通りだね」
リュコスもクリムゾン・インパクトを放ちながら、ベリアと至近距離で競り合っていく。
此処で逃がしはしない。そう考えているからこそリュコスはベリアへ舌戦を仕掛けるのも忘れない。
ベリアが逃げようとしないように気を引くような会話を持ちかけて逃げづらくさせようというのだ。
「また逃げて、次に行く場所はあるの?」
まず仕掛けるのは、そんなインパクトのある言葉だ。
「もうかなり追い詰められているんだよね、そんな顔をしてる。烙印のせいで吸血鬼になって無理矢理戦わされているの? 吸血鬼のことはまだよくわかってないけど……魔種と違うなら戻って来られるチャンスがあるかもしれない。ぼくの言葉が届いているならこれ以上痛くて苦しいことを続けるのはやめよう。逃げるのが得意なのって…傷ついたり痛い思いをしたり、死ぬのが嫌だからなんでしょ……? 生きていたい、その気持ちは誰にでもわかる」
そう言えば、ベリアはフッと笑い……その笑みは凶悪なものに変わる。
「面白い挑発だ。念入りに殺してやろう」
思ったよりしっかりと挑発が入ったらしい。その様子を見ながらルトヴィリアはベリアへと獄門・朱雀からの瀉肉祭を発動させる。
「血の扱いがなってませんねえ」
挑発は効く。それが分かっていれば、やりようはいくらでもある。
「ウェルダンがお好み? それともレアでしょうかね。面倒臭いのでどっちも楽しんでいきなさいな!」
血の魔女……『瀉血する灼血の魔女』を名乗るものとしてルトヴィリアは、ここで負ける気は微塵もない。
そして、激しい戦いの最中……そこにゴリョウたち抑え班がついに駆けつけてくる。取り巻きをついに倒し切ったのだ。
「数の有利で慢心したか? ワンマンじゃこういう時に対応できねぇぜ吸血鬼!」
青いメガリスに向けて走るゴリョウにベリアが舌打ちしながらブラッドカッターを放つ。
「調子に乗るなよ豚男があ!」
「ぶはははッ、その豚男と仲間たちにオメェさんは今日倒されるんだよ!」
「そういうことだ」
そこにアルトゥラネイルも這茨を発動させていく。
「ここで俺と舞い、砂と眠れ……それが静かな砂漠の夜には似合いだろう?」
「俺はお行儀よくはないんでな。この機は逃さない」
飛呂もまたラフィング・ピリオドを放ち、ファニーがベリアの後方に不敵な笑顔で立つ。
「この瞬間を待ってたぜ」
指先の一番星が発動し、その隙をアルテミアたちは逃さない。
「悪いけれど、ここまで追い詰めたチャンスを逃す訳がないでしょう」
神鳴神威からの斬影千手がベリアに叩き込まれ、弾正もまたトドメを狙っていく。
(未だ吸血鬼を倒した仲間はいない。となれば異界に伝わる不死性も疑う。平蜘蛛を紅き楔に変え、心臓を狙おう)
弾正の、そしてリュコスの一撃が叩き込まれて。ルトヴィリアが、ついに最後の一撃を叩き込む。
「これにて終幕です。互いの罪映す焔にて─苦しみ藻掻いて死ぬがいい!」
身を焦がす罪過の火がベリアに叩き込まれ……そしてベリアはハッと息を吐く。
「これが我が身の終わりか。あっけないものだ」
非常に簡単な、ただそれだけの言葉。それだけを残してベリアの身体は消滅する。
あとに残されたのはただ、青いメガリスのみ。そうと知っていなければ妙なオブジェとは思っても壊すまではいかなかったかもしれないが……これがベリアの守っていた魔法陣であることは明らかだ。
「よし。じゃあ叩き壊すわよ!」
「おう、やっちまいな!」
ゴリョウの声に応えるようにアルテミアは明鏡雪鋼を振るい、青いメガリスを叩き壊す。
砕けていく青いメガリスの中から魔力のようなものが流れ出ていくのと同時に、魔法的な何かの一部が破壊されたような甲高い音も響く。どうやら、ベリアの守っていた魔法陣は完全に破壊できたようだ。
「これで、此処の魔法陣は破壊できた、か」
「後は他の皆さんの健闘を祈る、ってとこですね」
弾正とルトヴィリアも頷きあい、飛呂も1つの戦いが終わったことを実感し遠くの月の王宮を見据える。
戦いはまだ終わってはいない。しかし……必ず勝つ。そんな思いを、誰もが胸に秘めていた。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
吸血鬼ベリア……撃破!
ご参加ありがとうございました!
GMコメント
吸血鬼ベリア率いる防衛隊を倒し、青いメガリスに偽装された小魔法陣を破壊しましょう。
●敵一覧
・『吸血鬼(ヴァンピーア)』ベリア
『月の王国』からやって来ているという、紅血晶の流通に携わっている者達です。
皆が「血色で美しい宝石だ」と口にするため何処かで噂のように吸血鬼と呼ばれ始めたそうです。
白い髪に赤い目を持つ美少年風です。
赤いオーラの刃を近接攻撃の剣として、あるいは中~遠距離に放つ「ブラッドカッター」を使用します。
・『偽命体(ムーンチャイルド)』ウルフガイ×40
『博士』が作りだそうとした人造生命体、の、失敗作です。非常に短命です。
砂漠狼から上半身が生えたような姿をしており、非常に機敏に動きます。
上半身の人間の身体に生えた爪での切り裂き攻撃を行います。
・シャグラン・プーペ×5
晶獣(キレスファルゥ)。
紅血晶が、ラサの遺跡に眠っていたゴーレムに反応し、変質して生まれた晶獣です。
元は遺跡を守るガーディアンだったそれは、今は無差別に暴れる破壊の使徒と化しています。
とにかくパワーが凄くてタフです。巨大な拳を振るい暴れ回ります。
●特殊判定『烙印』
当シナリオでは肉体に影響を及ぼす状態異常『烙印』が付与される場合があります。
予めご了承の上、参加するようにお願いいたします。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
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