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シナリオ詳細

再現性東京202X:死より辛いスローライフ体験会

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●初午でお稲荷さんもらってきたよ! 食べよう食べよう! →結果wwwwww
「なんだかね、ボク色々おかしい気がするんだよ今日。勢いよくコケて頭を打っても膝に矢を受けても降ってきたコンクリートに頭をぶつけても、凄く痛いんだけど意識は遠くならなくて。むしろ今もピンピンしてるくらいなんだよね!」
「あー俺も同じだわー完全に一致だわー。溺れても後ろから刺されても角で喉をぐりぐり抉られても意識途切れないし何なら元気に動けてるしで全然死ぬ気がしなくてな」
「英司さん、初午のお祭りとかやってた時にいなり寿司もらった? 食べた?」
「あー……食ったかもなあ」
「それだ!」
「どれだよ」
「そのいなり寿司を食べたら死ににくくなるとかなんかそんな変な呪いとかかかってたりしない? 大丈夫かな?」
「はっはっはそんなバカな話が……よしちょっといなり寿司貰って希望ヶ浜のイレギュラーズに食わせてみようぜ! 所謂『死なない』連中はパスで!」
「わかった!」
 ……以上が、2/5のリコリス・ウォルハント・ローア (p3p009236)と耀 英司 (p3p009524)の会話の一部始終であり。
 調子に乗ってほか6人のイレギュラーズを巻き込んで最低最悪の検証を行うべく希望ヶ浜中を駆けずり回って受けてきた依頼が、冬の空き地に大量発生した害獣(という名の夜妖)駆除だったのである。
 いや、おかしいよね? いなり寿司と死ににくくなる(某ステ値の隠語)こととどう関係があるの? 害獣駆除ったってイレギュラーズは虫とかの依頼が大嫌いなんだって天義の諺で『異常な執着』って呼ばれる粘性生物も多分理解しているはずだよ?
 だからリコリスと英司はこともあろうにイレギュラーズに向けて目的と細かな内容をだいぶ伏せて依頼を渡してきたのである。
 曰く『スローライフ体験会! 公園でキャンプをして無所有を体験しましょう!』と……!

●(命を)スロー(する)ライフ(が減らない依頼)体験会
「なんだよこれェ! なんなんだよォ!」
「痛い……苦しい……なんで立ち上がってるんだろう……」
「いっそ殺して」
 そんなイレギュラーズの悲鳴が聴こえてくるようだがまあなんというか。今回は開発前の空き地に現れた夜妖の撃退が目的であり、そいつらは外見こそリスだが大変凶暴でしかも延々と現れ超至近距離で噛みついてくるため防御力もヘッタクレもなく微量な傷を重ねてくるのだ。だが、リコリス達にだまくらかされていなり寿司を食った一同はこの依頼の間は最低限簡単に意識を失わないため、まあ全くもって平気なのである。へっちゃらだ。なおこの状態に胡座をかいてあんまりにも依頼に無気力だと唐突に必殺リスが現れて皆殺しにするので注意が必要である。
「ボクもちぎって投げられてまた復活してを延々と繰り返しても平気な身体を手に入れてああいう人外ムーブメントをしてみたいって思ってたからちょうどいいよね!」
「スローライフ(命を投げ出す)体験会だから間違っちゃいねえよな」
 こんなものを自分から求めに行くリコリスと英司が多分おかしいんであって、一般人は跨いで通る依頼なのではないか? そう気付く者がいるかもしれないが、依頼が依頼としてローレットから出ている時点で色々と終わっていることを察してもらいたい。

GMコメント

 リクエスト内容を見た際「本当に私以外がこんなもん受注して書いてた日にはドラミングしてたわ」って思いました。
 そんなわけで命を投げ出す練習体験会ですって。かわいいね。無傷で帰れると思うなよ。

●成功条件
 夜妖「レギ栗鼠」の全滅

●レギ栗鼠×かなり沢山
 希望ヶ浜の再開発地域に群れで現れた栗鼠型夜妖。数を頼って波の如くに迫り瞬く間にHPを削るし【防無】。
 ただし、後述の理由で基本的にいくら食らっても簡単に死ぬことはないので安全。
 だが稀に黒一色の「黒のレギ栗鼠」が現れて【必殺】ばらまいて行く為、死ぬときはあっさり死ぬ。

●いなり寿司
 イレギュラーズは今回、「リコリス達に騙して食わされた」立場です。この魂胆を知っていた、未来をなんかする能力で把握した、そもそも食べていない……などのちゃぶ台をすると黒のレギ栗鼠が容赦なくお前の想像力でーべそ! って煽ってくるからおすすめしません。
 なおこれを食べた場合、擬似的ではありますが「EXF+100、FB-80)くらいもりもり下がるため、EXF判定失敗でとかファンブってとかは「無難にやっている限りは」ないと思います。
 なんでこんないなり寿司が存在するかというと、2/5は初午なので稲荷神社ではお祭りが行われる日で、なんか気合はいった結果のようです。わっ、日付が偶然!

●注意事項
 プレイングがしっかり埋まっていないと唐突に黒いレギ栗鼠に喉笛噛みちぎられてBU☆ZA☆MAな離脱の仕方をする可能性があります。
 そうでなくても自信満々ムーブからのこれがネタ依頼だなってわかってないなんかすごい真面目な動きをしていると程なく死んだほうがマシでは? というEXF1000本ノック状態に陥ります。
 だから、本当に、真面目に、バカやってください。なお元々EXF100で飛び込んできてもいいけど出来れば元々EXFなにそれ? みたいな人達が集まったほうが絵面的に最高に酷じゃなかった素敵な構図になると思うので是非頑張っていただきたいです。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです。
 想定外の事態は絶対に起こりません。

  • 再現性東京202X:死より辛いスローライフ体験会完了
  • GM名ふみの
  • 種別リクエスト
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2023年02月12日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談6日
  • 参加費150RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

マカライト・ヴェンデッタ・カロメロス(p3p002007)
黒鎖の傭兵
仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
陰陽式
紫電・弍式・アレンツァー(p3p005453)
真打
リコリス・ウォルハント・ローア(p3p009236)
花でいっぱいの
※参加確定済み※
耀 英司(p3p009524)
諢帙@縺ヲ繧九h縲∵セ?°
※参加確定済み※
ムサシ・セルブライト(p3p010126)
宇宙の保安官
ラエル・モカ・ベリアノーザ(p3p010709)
供物番
フレイヤ・レーヴァテイン(p3p010956)
害虫は徹底的に駆除を

リプレイ

●でもスローライフを歪曲したのはリコリスだし……私は悪くないし……。
「お寿司パーティーはっじめるよ~~~~!!」
 思えば、『齧歯類系二頭身真っ白デフォルメSD体型のリスみたいな頬袋持っててサメの着ぐるみ持ってる狼を名乗る面白イッヌ』こと『狩ったら喰らう』リコリス・ウォルハント・ローア(p3p009236)をバチバチに信用してのこのこと『陰陽式』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)を連れて来てしまったことがそもそもの間違いなのではないか、と『紫閃一刃』紫電・弍式・アレンツァー(p3p005453)は顧みた。いくら何でもクソ依頼御用達の犬を簡単に信用するのは不用心がすぎるとおもう。
 そして現場に『怪人暗黒騎士』耀 英司(p3p009524)がいた時点で踵を返して逃げ出す割り切りが必要だったと個人的には凄く思う。だからまあ大体君たちのせいだよ。
「ローレットの初依頼だけど初っ端から楽そうな依頼にありつけるなんて私って最高にツイてるわね! スローライフするだけでお金入るなんてチョロすぎて受けるwww この『いなり寿司』って言うのも美味しいし、気楽に楽しみましょう!」
「そうだ……たんと食え……おかわりもあるぞ……」
 はい、これが貴重な最初の依頼に於ける当選率ブーストをこんな明らかに罠じゃん? っていう依頼に捧げたフレイヤ・レーヴァテイン(p3p010956)の姿と、それを見守る英司の姿になります。仮面の下は口裂け女かな? ってくらい歪んでるんだろうなあ!
「紫電の誘いにホイホイ乗って来てみたらこの有様なのだが??? 寿司で喜んでいたねこの気持ちが貴様等に分かるのか???」
「あっもうダメだわ全部察したわ。これはどうころんでもシリアスに戻れないわ」
 汰磨羈は英司の存在で全てを察してFXで有り金溶かした顔になり、『黒鎖の傭兵』マカライト・ヴェンデッタ・カロメロス(p3p002007)は汰磨羈+リコリス+英司というもう完全にギャグの為に居る連中のせいで全て悟ってしまった。
 ところでリコリスは何をしているかといいますと。
「( 'ᾥ' )ボクの尻尾おいし~っ! 食べてもなくならない! 食物連鎖のニッチ、上から下までぜ~んぶボク! 今のボクは究極生命体ウロボロス・ウォルハント・ローアだっ!」
 こういうことをしていました。おかしいな、この業界で言う『ウロボロス』ってもう少しマシな意味だったと思うんですよね。違う? そっかあ。
「そうかスローライフスローライフ行ってたのはthrow Lifeって事か一本取られたぜHAHAHA」
 マカライトはそこまで言い切ると地面を蹴り上げた。土塊がリコリスの目に飛び込み英司の仮面は泥で汚れる。自業自得だ!
「殺してやる……殺してやるぞ英司・リコリス……」
「ボク!?」
「俺?!」
「御主達以外に誰がいるというのだ! 野郎ブッ殺してやらぁ!」
 一事が万事この調子なので、二人にヘイトがガンガン貯まるのは間違いないのである。汰磨羈なんてこのあと胸に鉄パイプ刺さりそう。
「美味しいのに食べちゃダメだった? そんなに怒ることなの?」
「何が『(命を)スロー(する)ライフ(が減らない依頼)体験会』よ!看板に偽りあり過ぎじゃない!」
「ヘッヘッヘッシンパイスルコトハナイデアリマス 必殺がついてないということは……必殺がついてないということでありますよ!!!」
 事態のヤバさに何一つ気付いていない『供物番』ラエル・モカ・ベリアノーザ(p3p010709)は兎も角、フレイヤは阿鼻叫喚のやり取りで「これはとんでもヤバい」と理解したようだった。だが、仲間達の混乱に際して『宇宙の保安官』ムサシ・セルブライト(p3p010126)は何ら動じたふうもなく首を振っていた。まだ蒸着前だというのに顰め面の彫り込みがバリってるんだけど大丈夫?
「くそう、やってやる、やってやるぞ! ここを切り抜けて、絶対リコリスを病院に連れて行ってやる……!!」
 すごい。紫電の台詞めっちゃもうだめだって数秒後に言ってそう。
「そんな物欲しそうな目で見てどうしたの? ボクの( 'ᾥ' )をお食べよ。大丈夫! なくなっても新しい( 'ᾥ' )が生えてくるから問題ないよ!」
「なんで( 'ᾥ' )が当たり前のように食用なんだよ!? 生えてくるのかよ! 生態系に失礼だと思わないのか!」
「同行者達が元凶二人を筆頭にヤバい奴等ばっかりじゃない! まともなの多分私だけじゃない!」
「待て、それは異論を訂させてもらう。俺はまともだ」
「私も至ってまともな方だが????」
「たぬきはその資格ないぞ」
「何故!?」
 リコリスは何故か( 'ᾥ' )を手に仲間達に食べるよう告げる。フレイヤは錯乱し、汰磨羈はまともアピール。そんな連中に突っ込んで回るマカライト可哀想。可哀想だからもっと尊厳破壊されてほしい。
「スローライフには憧れがあったんだよな。うんうん。皆もそうだろ? さぁ、ENJOYしていこうぜ!! いやぁ夜妖とは言え心が痛むなぁ! なあリコリス!」
「あっテメ逃げ道塞ぎやがったな?」
「えっ何かいった?」
 Throw Lifeに憧れがある時点で大変アレなのだが、空き地を電気柵で覆ってスイッチ無効化する英司も大概である。キレるマカライトをよそにウロボロスしているリコリスの姿を見て、一同は「もうどうにでもなーれ♡」のキモチになった。
「EXFって何? セルブライトさん」
「ヘッヘッヘイマニワカルデアリマス」
 ムサシ、将来のEXFフレンズになるかもしれない新人だぞ。丁重に扱え。

●分かってると思うけど同士討ちはハイ・ルールって大事なルールがあってね? 聞いてる?
「いいか、良く聞け。今、ここの面子は全員が『死ににくい(ルビ:EXF+100のFB-80)』。それらの依存系装備やスキルを持っていたら鼻血吹くレベルだな、私は無いが! そして、ここに都合よく『御主等を仕留めきれない陰陽術の備え(ルビ:長いし省略)』がある! 後は……分かるな?」
 良い子の皆は台詞にステータス値とか書くと「死に難さ」だの「必ず殺すという覚悟」だの色々言葉遊びしなきゃいけなくなるこっちの立場も是非覚えて帰ってほしい。これで1依頼ごとに10分くらいロスするからね。テストに出ます。汰磨羈の言動はギャグなんで大丈夫です。彼女が何を言いたいかというと、つまり。
\Party Time!!/
「そうか……! 死なないなら巻き込んでも大丈ぷぎゃ」
「ヒア゛ッ……ヴ……こっちの攻撃の方が痛い……体の再生が追いつかないよぉ……」
 死なないから巻き込んでもなんら罪に問われないってことだね。監視もつかないぞ!
 ……じゃねーよ新人二人が既に大惨事じゃねえか加減しろ!
「考えなくていいのは楽dっておいたぬきちぃ?!誤射気にしなくていいからって乱射しすぎdアブネッ!!!?」
「チッ惜しい」
「おい」
 紫電は紫電で巻き込み罪によってやや強めに狙われている気すらするが、これこそ自業自得ではないだろうか。汰磨羈との争いはだいぶプロレスなので放っておこう。
「ナイトメアユアセルフがあればきっと楽しいことになったろうけど、生憎今日のボクはナイトメアノットユアセルフ。でもボクは攻撃を受ければ受けるほど反撃が重くなるぞ! 【名前を出しちゃいけないあの人】の25%くらいはね! つまり――これがボクのナ(略)」
「いつも通り相手の攻撃は根性と不屈と鉄壁で耐えてあとは流れでガッとして復讐全開で相手を粉砕する……いつも通りでありますな!」
 リコリスとムサシは奇しくもやることがだいぶ被っていた。攻撃を受け、体力を削り、極限まで蓄えた力で一発逆転を狙う。なるほど完璧な理論である。こいつらもしかして同じやつを師匠に持ってない?
「フフフ……アーッはッはッは! 燃えろ燃えろ燃えろ! 汚物は消毒だァ―!」
「お前(ま)っ、少しは範囲とか考えろよ! リスがいっぱい居るからって死なないからって熱ッッッッヅッッッッ!?」
「というか、私みたいな小娘如きに燃やされちゃうって恥ずかしくない? 糞雑魚よわよわな皆さん? ざーこ♡ ざーこ♡」
「野郎ォ…………」
 フレイヤは汰磨羈の初撃を受け、もうこれは好きにしていいのだと確信した。ゆえに、あちらこちらへと炎を振りまき、弱々しいリス達を虐殺する。合間に後ろに控えていたマカライトが巻き添えをくらったが煽っておく。伝統と信頼のメスガキムーブだ! 誰だよ覇竜にメスガキ持ち込んだ異物混入業者は。
「いてていていててて。おいおい、まだ準備中だぜリス達! 体に纏わりついて取りづれぇな。ガソリン引っかぶって火ぃつけたら一網打尽じゃねぇか? よっしゃ、準備しとくか!」
「今ガソリンって言ったでありますか? 言ったでありますよね?」
「ナンノコトヤラ」
「ハケッハクンダ!!(殺さない程度の攻撃で巻き込み殴打)」
 その間、リスぶん殴るのそっちのけで仕込みに没頭していた英司だったが、ポロッと零した怪しい言葉はさしものギャグ要員であるムサシでも聞き捨てならぬものだった。これはまずいぞと口笛を吹く英司だが下手くそすぎて何も効果がなかった!
「くそう、EXF=オイナリで死ななくされたからって巻き添えはあっ栗鼠ども来るんじゃないせめてたぬきちとリコリスに痛い痛い痛い数の暴力で噛んであだだだだだだぁ!?!?」
「もふ痛い!? もふ痛いんだが!? もふもふもももいただだだもふぅ!?」
「うぅ、身体が痛いよぉ……治ったばっかりなのに噛まないでぇ……腕が、足がなくなっちゃうよぉ……」
 紫電と汰磨羈はギャグ時空の存在なので、噛み殺されてもなんかギャグだなってノリでわかるのだが、ラエルときたらひどいものだった。攻撃してきた相手は漏れなく反動で傷を負っているが、彼の傷が癒えるわけでも溜飲が下がるわけでもない。再生が追いつかない若いその体は四肢が皮一枚で繋がり、這って逃げようとしても動かない有様だ。このままでは、きっと心がイカれてしまう。
「おめえらせめて倫理観までは捨てんじゃねえよ!!!! 新人が穴開きチーズ(意味深)になってるじゃねえか! ……ははっ俺もだわ。腕の筋繊維が裂けるチーズ(意味深)になってるわ」
 マカライトもまたKONOZAMAなので、多分全員がいい感じに生死のあわいを彷徨えていると思う。わかったかコレがEXFの世界だぞ。瞬時に再構築する奴以外はこうだからな。
「……って、へっ? なんか急に鼠が大量に襲ってきて……痛い痛い痛い!? ちょ、私の尻尾や翼をかじらないで!?」
 おっとフレイヤもちゃんとわからせておかないとな。
「もしもし練達怪しい技術チーム? この位の時間に爆撃して欲しいんだけど。うん、うん。オチ。責任は俺が取るからよ。じゃよろしく」
 ねえ英司? オチってなに? 責任取るって? この収拾つけるの私の仕事なんだけど? 英司? ねぇ英司??

●ところで黒い栗鼠見なかった? 「ウッス」重役出勤だね?
 ところで死にそうで死なない連中って、大体服の一部が破れたりムサシみたいに割れマスクしたり色々格好いい演出はあるんだけどこの依頼って無数に傷を負うのでね?
「……てかまて、ふと気づいたのだが。体は復活しても服は復活しないのでは? 服まで再生するのは美少年(種族名)くらいでは??」
「剥がされた。身ぐるみ剥がされた。しかもなんかたぬきちもマッパッパだ。……こんなことになるなら予備の服持ってくればよかった」
「ひぐぅ……もうお嫁にいけない……こんなのってないよぉ……」
「大丈夫? ( 'ᾥ' )いる?」
「「「いる」」」
 こうなります。EXF型は着替えかパッチ用の布を買いだめしておこうね。
 なので( 'ᾥ' )(ボク)で隠さなきゃってなった女性陣(性別不明含む)は大事な部分が( 'ᾥ' )なのでごあんしんだ。全く安心できない。
「もう、みんなグシャってなっちゃえ! なーに? 黒い液体が飛んでくる? ごめんなさいボクの千切れた触手かも。ちゃんとボクのところに戻ってくるから汚れは心配しないで」
 ラエルはといえば、一線越えてしまったばかりにハイになっており、融合している存在が飛び散るわ触手を延ばしてリスたちを絡め取るわ、おおよそ人間的な戦い方ではなかった。が、邪神めいた奴が多すぎるローレットでは普通普通。頑張ってるよ。
「見よ!! 自分の全精力を賭したフルパワーの一撃を!! 今まで食らった傷を復讐心で2倍パワー!! 今の自分は通常より死ににくいためつもの2倍の火力が加わって2×2の4倍パワー!!! そしてっ!! いつもの3倍の気合をプレイングに加えれば……! 12倍のブレイジングマグナムだーーっ!!!!」
 ムサシは常々死の縁を経験しているので、黒の栗鼠の出現に敏感だった。ここで殺されたら今までの積み重ねが無駄になる。それだけは避けたい。だから、ありったけをレーザーブレードに込めて黒栗鼠を焼き付くs
「ウッス」
「えっ2体?」

「さぁ、寝かしつけてやるよ!!」
 英司は言うなり、C4をくくりつけた三輪車でイレギュラーズを追い回す。理解できぬものを避けようとしたマカライトはしかし、一歩先に片栗粉の泉があるなんて聞いていなかった。絶妙のアングルから迫る英司が、マカライトを踏み台にしてC4に点火――

 希 望 ヶ 浜(例のSE)(例のBGM)(空き地にあるまじき大爆発)

「えっここからも復活できる肉体があるでありますか? そう、自分のような死に難さがあればこの状況からも復活できるんでありますよ!」
「アノ フク クダサイ」
「仕方ねえから全員分の体操服持ってきてやったゆ。下着? 知らねえゆ」
「ねえアレ誰? 依頼参加者じゃないけどイレギュラーズよね?」
「ポテサラハーモニアだ。見るな目を合わせたらポテサラ口に突っ込まれるぞ」
「えっ食べさせてくれるの?」
「怖」

成否

成功

MVP

リコリス・ウォルハント・ローア(p3p009236)
花でいっぱいの

状態異常

マカライト・ヴェンデッタ・カロメロス(p3p002007)[重傷]
黒鎖の傭兵
リコリス・ウォルハント・ローア(p3p009236)[重傷]
花でいっぱいの
耀 英司(p3p009524)[重傷]
諢帙@縺ヲ繧九h縲∵セ?°
ムサシ・セルブライト(p3p010126)[重傷]
宇宙の保安官

あとがき

 これを機にEXFなんて志さないでください。決して志さないでください。頼むから。

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