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シナリオ詳細

<咬首六天>不凍港ベデクトに迫るモノ

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●迫るモノは
 『凍らぬ港』である不凍港ベデクトの奪還作戦。
 ポラリス・ユニオン(北辰連合)、独立島アーカーシュの勢力の協力の下に取り戻された不凍港は、しかしまだ安全とは言い難い状況にあった。
 長く新皇帝派の支配下にあり、防衛兵器の数々も天衝種となったり破壊されたりといった結果になった。
 いってみれば、不凍港ベデクトは一時的に防衛力の低い状態にあるといっていい。
 しかしながら天衝種の発生プロセスを考えれば、新しい防衛兵器を配備すればよいという話でもない。
 つまるところ、対処療法しか今は存在しない。
 そして今、不凍港ベデクトに迫るモノがあった。
 バシャッバシャッと。時折水面に跳ねる姿。
 それは、まるでイルカのようにも見える。見えるが……ただのイルカではない。
 いや、確かにそのフォルムはイルカだが……鎧のようなものを身に着け、腰には銃のようなものも装備している。
 明らかに普通のイルカではない。モンスターですらない。これは……天衝種。それも海での戦闘、そして陸での戦闘に対応した天衝種なのだろう。
 となると、狙いが何処にあるかは……その進路を見れば明らかだ。
 不凍港ベデクト。このイルカたちは、そこへ攻め込もうとしているのだ……!

●不凍港を守れ
「不凍港ベデクトに敵が迫っています」
 歯車卿からの使者は、『紅矢の守護者』天之空・ミーナ(p3p005003)たちにそう切り出した。
 奇しくもミーナが怪しい荷物や人が入ってきてないか港の検疫を強化しておくべきだと進言した直後のことであった。
 不凍港ベデクトはその性質上攻められやすいが、鉄帝の今の状況を思えばベデクトも当然苛烈な攻撃にさらされる。
 今回の攻撃もその1つであるにすぎない。すぎないが……この攻撃を許せば、あの苛酷な戦いも無に帰してしまうかもしれない。だからこそ、なんとしても退けなければならないのだ。
「敵は今回、ベデクト湾から漁港に向かって来ています。見る限りでは水陸両用型の敵です。どの段階で迎撃するかは慎重に作戦をたてる必要があるでしょう」
 水中は敵の独壇場であるだろうし、何やら怪しげな鎧のようなものも纏っている……空を飛べる可能性だってある。
 腰に提げている銃を思えば、相手もこちらの戦法に合わせた攻め方をしてくる可能性は充分にある。
 となれば、少しでも此方に有利な戦場に引きずり込むのが勝利の鍵だろう。
「だが、来る敵を全部退ければいいんだろう?」
 ミーナのそんな頼りになる言葉に歯車卿からの使者も頷く。
 そう、結局は其処に尽きる。
 不凍港ベデクト……その中の漁港に迫る敵を迎撃し、守り抜く。
 それが今回の依頼の目的なのだ。
「それと……今回の件。もし必要であればギアを持って行ってもよいでしょう。不凍港を渡さないという、断固たる意志も必要でしょうから」
 なるほど、奪還戦にも使用したギアがあればかなり有利に進めることができるかもしれない。
 それは、作戦にも影響を与えるだろう……!
「よろしくお願いします。貴方方にかかっています」

GMコメント

不凍港ベデクトの漁港を狙ってくる敵を迎撃しましょう!
今回はメンテ中のものを除く一部のギアが使用可能になっています

●敵一覧(海中からやってきます)

・イルカ・インベーダー×40
水中、海中、専用装備によって空中にも進出するイルカ……の天衝種。
レーザーガンによる単体射撃、広範囲射撃の2パターンを使用してきます。
進撃時は海から来ますが、皆さん次第で戦場を変えるかもしれません。
放っておくと漁港へ上陸してきます。

・イルカ・インベーダーリーダー×1
一回り大きいイルカ・インベーダー。
レーザーガンの他に大きく口を開いて放つイルカレーザーキャノンを使用します。

●使用可能兵器
・サキノソラ号×1
8人~10人が搭乗可能な小型飛空艇。兵器群を運ぶことも可能です。

・飛行バイク「バジランテ」×人数分
高速で空を飛ぶ飛行バイク。騎乗戦闘を活性化している扱いになります。

・強襲用パワードスーツ「TA207」 ×1
大量のスラスターによる凄まじい機動力で敵陣に突入しパイルバンカーやアームキャノンで障害物を粉砕する突撃用のパワードスーツです。
機動力が+50されますが、反応も20下がります。

・パワードゴーレム×1
戦闘用のアーカーシュゴーレム。かなりタフです。
肩にキャノン砲を装備しており、砲撃を行います。
また、中距離範囲に機銃による範囲掃射攻撃も可能です。

・汎用型パワードスーツ「汎用壱式」×人数分
着込むタイプのパワードスーツ。
防御技術と命中が10上がりますが、回避が5下がります。
専用武装「壱式ナックル」を使用可能になります。

●特殊ドロップ『闘争信望』
 当シナリオでは参加者全員にアイテム『闘争信望』がドロップします。
 闘争信望は特定の勢力ギルドに所属していると使用でき、該当勢力の『勢力傾向』に影響を与える事が出来ます。
 https://rev1.reversion.jp/page/tetteidouran

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • <咬首六天>不凍港ベデクトに迫るモノ完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2022年12月22日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ココロ=Bliss=Solitude(p3p000323)
華蓮の大好きな人
アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)
灰雪に舞う翼
武器商人(p3p001107)
闇之雲
イグナート・エゴロヴィチ・レスキン(p3p002377)
黒撃
天之空・ミーナ(p3p005003)
貴女達の為に
レイリー=シュタイン(p3p007270)
ヴァイス☆ドラッヘ
エーレン・キリエ(p3p009844)
特異運命座標
大和型戦艦 二番艦 武蔵(p3p010829)

リプレイ

●イルカを迎え撃つ為に
 不凍港ベデクト。鉄帝に大寒波が迫る中でも不凍港はその名の通りの光景を維持している。
 海面は凍らず、鉄帝を襲う大寒波の中でも船を航行させることが出来る状態を保つ、そんな素晴らしい環境だ。
 しかし……そんな不凍港ベデクトでも、影響が全くないというわけではない。
 たとえ港が凍らずとも、この大寒波は確実に影響を及ぼしている。
 それはこの肌を刺すような冷たい風が何よりの証明であるだろう。
 冷たい風が寒さを運び、鉄帝の今の状況を暗示しているかのようですらあった。
「やれやれ。空中港の方がヤバいかと思ったらまずはこっちか。ま、居合わせたものは仕方ない。しっかり仕事はするぜ」
 『紅矢の守護者』天之空・ミーナ(p3p005003)の近くにはパワードゴーレム。今回の相棒役だ。
「よくよく考えたら、ゴーレムだから私が運転する必要ないのか」
 そう、パワードゴーレムは自律稼働。敵が来るまでの間にどう動くか教え込む時間はあるようだ。
「せっかく、ミーナさんが見つけてきてくれた獲物……というわけでもないかな? とにかく守り切らないと」
 『魔女断罪』ココロ=Bliss=Solitude(p3p000323)も、そう真面目な顔で言う。
 水着姿なのはまあ、正しいのかもしれないが……寒風吹きすさぶ中での水着は、いっそ面白いものがある。
 その水着の上からパワードスーツ「汎用壱式」を着込んでいるのは、なんかこう……練達の人気アニメにそんな感じのがあったりする。詳細は此処では語りはしないのだが。
 ココロ曰く「この手の装備は薄着で着るのが礼儀だと知ってますよ」とのことらしい。さておいて。
「取得した拠点をすかさず取り返しにくるというのは戦略的思考。港自体は守りに向かないし。本能的じゃなく、やっぱり何か考えがあって動いているのね。連中の思惑通りにはさせませんよ」
「不凍港はこっちの拠点の一つ! 好き勝手させるワケには行かないね! 水陸空とハデにバトル出来るなんてなかなかない機会だから張り切って行くよ!」
 『業壊掌』イグナート・エゴロヴィチ・レスキン(p3p002377)もバジランテへの乗り込み準備を進めながら、そう気合を入れる。
 此処を狙って進撃してくるのは、イルカ型の天衝種。迎撃のための準備は、今まさに進行中だ。
「イルカ型……外見はなんかかわいいけど、今までの天衝種からまた進化した感じがするね。武器や鎧なんかの装備に、陣形を組んでくる知能に、水陸両用の体に……これが天衝種のスタンダードになったらやだなあ」
 『灰雪に舞う翼』アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)が恐ろしい未来を口にするが、ないとは言い切れないのが恐ろしいところではある。実際、武器を装備した天衝種は存在するのだから……そこからの進化は、あり得る話ではある。
 だからこそ、見つけ次第叩かねばならないし、その為にアクセルは今回は汎用型パワードスーツ「汎用壱式」を纏っている。
「ここを守り切ったらギアなんかの古代兵器を整備したいねー。強敵との戦いを頑張ってくれてるもんね」
 そんなアクセルに、同じように汎用壱式を纏った『闇之雲』武器商人(p3p001107)が「そうだねぇ」と頷く。
「いやはや、40体もイルカがいると壮観だねぇ。録画して練達に持ち込めばB級映画として売れそうじゃないかい? まァ冗談はさておき、こんなのが侵入してきたら迷惑極まりない。水際作戦を頑張らせてもらうとしよう。ヒヒ!」
「新皇帝派の連中め、不凍港が取られるとやけに素早くカウンターを仕掛けてきたな? だがはいそうですかと返してやるわけにもいかん。ただでさえ明日をも知れぬ寒さに震える民をこれ以上の暴虐に晒してなるものか!」
 『特異運命座標』エーレン・キリエ(p3p009844)もそう叫び、強襲用パワードスーツ「TA207」に触れる。
「折角確保した港を攻め落とされるのも困るし、物資を燃やされたりしたのではたまったものではない。ここは確実に死守したいところだな」
 大和型戦艦 二番艦 武蔵(p3p010829)も頷き、サキノソラ号の発進準備をしていた『ヴァイスドラッヘ』レイリー=シュタイン(p3p007270)が仲間たちに合図を送る。
 今回の作戦は初動が大事だ。
 積極的に空中へ打って出る【空中班】はアクセル、イグナート、レイリー、エーレン。
 地上から支援攻撃、またイルカの進撃を地上で止める【地上班】はミーナ、武器商人、武蔵、ココロ。
 港に防潜網が仕掛けられれば水中からの侵攻は抑制できるが、時間がないか……と武蔵が呟くが、それでも出来る限りの準備はしてきている。
「さあ、出発! 迎え撃つわよ!」
 レイリーの操船するサキノソラ号が舞い上がり……そうして、迎撃作戦が始まったのだ。

●イルカを迎え撃て
「来ましたよ! みんな構えて!」
 水中で『超聴力』をソナーのように使ってイルカたちの接近を察知したココロがヘビーサーブルズを放った直後にそう叫び、全力で港へと戻っていく。
「イルカが攻めてきたぞ! 総員、警戒態勢!!」
 すぐにその姿も目視可能になり、武蔵がそう声をあげる。
 イルカ・インベーダー。
 泳ぐ姿も基本造形もイルカそのものなのに、一目でそうではないと理解できる。
 纏うその独特の気配もそうだが……プロテクターにも似た専用装備をつけ、腰にレーザーガンを装備している。
 控えめにいっても、「こんなイルカがいるはずもない」といった感じである。
 恐らくはこの中にリーダー個体であるイルカ・インベーダーリーダーもいるはずだが、現時点では区別できない。
 しかし……イルカ・インベーダーたちは確実に港へ向かって攻め込んできている。
 放置すれば上陸してくるのは明らかだが、勿論そんなことを許すはずもない。
「確保したベデクトを襲う天衝種。時期にしては出来すぎてるわよねー……裏で何かあるんじゃないの?」
 空を飛ぶサキノソラ号の中から、レイリーはそう呟く。
 そうかもしれないし、そうではないかもしれない。
 鉄帝の今の状況を思えば、どちらでもあり得るのだから。それが分かっているからこそ、レイリーは気合を入れ直すように叫ぶ。
「まぁ、いいわ。まずは護る事が大事よね。私の名はヴァイスドラッヘ! この港の守護に只今参上!」
 その叫び声に、イルカたちの進軍が僅かに止まって。
「さぁ、ミーナ、絶対に護りきるわよ!」
 そう叫び、サキノソラ号の上に立ちイルカ達へ大声を上げる。
「さぁ、敵はここよ! 天衝種よ! 私を倒せるものはいるかしら!」
 白亜城塞を発動させるレイリーに合わせるように、ミーナも地上から敵が向かってくる方向を確認、効果的な射撃場所をストラテジーで選定し只其処爾有罪を発動させていく。
「私に合わせろ! ただし味方への誤射はなしでな!」
「要請受諾」
 パワードゴーレムも空中を飛行しながらキャノン砲を発射する。
(TA207……機動力の大幅強化か。面白いものがあるじゃないか。俺向きだ……そう、俺の最大の武器は機動力だ。引き上げられれば火力は増しに増す。反応も多少鈍くなったところでどうということはない)
 リトルワイバーンの風花に騎乗しながら、エーレンはTA207の最終確認を終えていた。
 暴れん坊なギアではあるが……自分なら扱えると、エーレンはそんな確信を抱いていた。
 だからこそ、大切なのはタイミング。このTA207の特性を最大限に、かつ初撃で発揮できるタイミングを待っていた。
「エーレン殿、リーダー来たわよ!」
 そんなレイリーの声も響き、エーレンは自分の中でカウントダウンを始める。
(タイミングを計って――いざ、今だ!)
「鳴神抜刀流、霧江詠蓮だ! ベデクトを数の力で奪えると思うなよ!」
 飛び降りざまにスラスターに点火。イルカ・インベーダーリーダーを狙い、鳴神抜刀流・太刀之事始『一閃』を叩き込む。
 凄まじい速度と威力で繰り出されたその一撃は、イルカ・インベーダーに構える隙すら与えず真っ二つに斬り飛ばす。
「クケーッ!?」
「クケケ―!」
 いきなり現れ自分達のリーダーを倒したエーレンに他のイルカ・インベーダーたちがエーレン目掛けレーザー銃を撃ちまくる。
「風花、いつも通りだ! 一緒に少し無理をしよう!」
 元の位置へと戻りながらもダメージは決して小さくはないし一閃の消耗も小さくはない……が、ハーフ・アムリタを持ってきているし仲間たちがいる。ならば、何の問題もない。
「イッキに陸地に乗り込まれると施設を守り切れない可能性もあるし、出来るだけ上陸前に数を減らしてやりたいね!」
 続けてイグナートもバジランテに乗りながら空中から水面の敵影へ向けてワイルドキングストリームを叩き込んでいく。
「ガッチン漁法って知ってる? 魚の居るバショへ衝撃波を叩き込むとね? イイ子はマネしないようにね!」
 そこそこ深さのある海ならワイキンも海底には当たらないだろうし、そんなに環境被害も無いよね! 水中進軍を遅らせられればオッケーってことで! とはイグナートの談だが、凄まじいタックルの一撃は少なくないダメージを与えているようだった。
 勿論、足止めされている相手ばかりではない。地上班のいる場所へ向けて進撃するイルカ・インベーダーたちもいる。
「はい、はい。ここで通行止めだよぉ」
 だが、そこに武器商人の破滅の呼び声が響き渡る。汎用壱式を着込むことでいつもよりも硬くなっている武器商人を抜くことは中々に難事だろう。
 そしてアクセルも広域俯瞰で敵の配置を確認しながらヴァイス&ヴァーチュを放つ。
「ここは通さないよ!」
「その通りだ! それに……イルカの攻撃で、戦艦が簡単に沈むか!!」
 武蔵も叫びイルカ・インベーダーへカルネージカノンを放つ。
「その調子です! もう敵のリーダーはいません……掃討戦です!」
 ココロのフェニックスがエーレンを癒し、エーレンが風花を足場にしながらTA207で飛び回る。
「大丈夫かレイリー? あまり無理はするなよ?」
「ええ、問題ありません! このまま最後まで押し返しましょう!」
 ミーナにそう返しサムズアップしたレイリーは、サキノソラ号の上でヴァイスドラッヘンフリューゲルを構え続ける。
「ヒヒ、この勢いなら何も問題ないねぇ!」
 神滅のレイ=レメナーを武器商人が放ち、その身でイルカ・インベーダーのレーザー銃を受ける。
 大丈夫、何も問題はない。
「海の上なら建物を壊すシンパイも無いからハデにアバレさせてもらうよ! 全員ぶっ飛べッ!」
「ゴーレム、敵は港に入れるな! ここが最終防衛ラインだと思え!」
 イグナートの壱式ナックル、そしてミーナの残影百手がイルカ・インベーダーへと突き刺さる。
 そうして、アクセルの一撃がついに最後のイルカ・インベーダーを打ち倒して。
「イルカはもういないか……?」
「見える範囲ではいない……ね」
 広域俯瞰で確認しながら、アクセルはそう武蔵に応える。
「港に被害も無し。ヒヒッ、守り切ったねぇ」
「ああ、オレたちの勝利だ!
 武器商人にイグナートもそう拳を突き上げる。
「今回はどうにかなりましたが……再度の襲撃に警戒しなければいけませんね」
 レイリーにミーナも頷き、今回使った兵器群のことを思い返していく。
 そう、レイリーは各兵器の使用感を纏め上げレポートを作っておくつもりなのだ。
 今後の為に何か改良できないかどうかを考え、可能であれば港の守りを任せられるようになれば最高だろう。
 もちろん、時間さえあれば不凍港ベデクト自身の持つ防衛力も復活するだろうが……それまでの間、座して見ているというのはミーナの性に合わなかったのだろう。ココロも、静寂を取り戻した不凍港ベデクトから海の先を眺める。
 今は不凍港ベデクトは平和を取り戻した。しかし鉄帝を取り巻く状況は未だ予断を許さない。
 しかし……それでも、何があっても守り切る。敵の思い通りになどさせるはずもない。
 それを、強く心に刻んで。
「ところで……あいつらを干し肉にでもしたら多少なりとも食料の足しにならないかな、と思ったんだが。遺骸が残らなかったな……」
 残念だ、と。本当に残念そうに呟くエーレンに全員が思わず吹き出して。
 冬の寒さは厳しいものの……今この瞬間だけは、春のような暖かさを感じていたのだった。

成否

成功

MVP

アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)
灰雪に舞う翼

状態異常

なし

あとがき

無事に不凍港ベデクトを守り切りました!
全てのギアの損害は軽微です!

●運営による追記
 本シナリオの結果により、<六天覇道>独立島アーカーシュの技術力が+10されました!

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