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シナリオ詳細

<総軍鏖殺>缶詰工場、再起動せよ

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●水のハイエレメンタル「ロー」の見守る地
 もはや名前の失われた加工工場があった。
 食糧として適している植物を育て、缶詰の形で加工する工場だ。
 かつて動いていた頃は日々忙しく動き、加工した果物の缶詰を製造していた。
 しかし、つい最近まで動かなくなっていた。
 機械の何処かに不具合が発生し、製造工程全体に波及してしまったのだ。
 当然だ。こうした機械は非常に繊細なのだ。
 適切なメンテをしなければ、壊れてしまうに決まっている。
 そんな場所にオデット・ソレーユ・クリスタリア (p3p000282)たちが訪れたのは、かのアーカーシュを巡る騒ぎの最中だった。
 暴走する精霊たちを鎮めた後、この場所は水のハイエレメンタル「ロー」が守りゴーレムたちがメンテをしている。
 しかしながら、未だ工場の完全稼働には至っていない。
 この工場が稼働すればアーカーシュでの食物生産能力を上げることができる。
 更には此処で育てられている果物も上手く使えないか、と。そんな目論見もあってヤツェク・ブルーフラワー (p3p009093)は事前調査に来ていた。
 しかし、そうして分かったのは……結構なマンパワーを必要とする、そんな事態だったのだ。

●缶詰工場を修理せよ
「つまり、妨害が入っていると……?」
「その通りです。何処から入り込んできたものか、怪しげな気配を纏った何かが工場の修理を妨害しています」
 ヤツェクにローはそう言うと……その指を動かし小規模な竜巻を突然発生させる。
「ジュ―⁉」
「ネズミ⁉ にしてはなんか、こう……」
 赤いオーラの塊のようなネズミ……のような何かは怒りの声をあげると消失していく。
 これはもしや……地上でも発生している天衝種(アンチ・ヘイヴン)、だろうか?
「つい最近、飛行するカラスのようなニワトリのような……そんなものにくっついてやってきたようでして。鳥自体は仕留めましたが、アレはどうも増殖しながら此方の妨害をしているのです」
 その鳥とやらは、ヘァズ・フィラン(黒天烏)とか呼ばれている天衝種(アンチ・ヘイヴン)だろう。
 たまたまアーカーシュを見つけて飛んできたところをローに倒されたようだ。
 しかし状況を考えるに更に厄介なものに取り付かれてしまったようだが……。
「徹底的に掃除をしなければなりません。ゴーレムたちの修理や清掃をアレらが妨害し続けている間は、工場の修理が完了しません」
 修理を妨害されている幾つかのポイント、そして缶詰用の果物収穫用の畑。
 これらに現れるネズミどもを排除し、修理をするゴーレムを助けてあげなければならない。
 それさえ出来れば、缶詰工場は再起動させることができるだろうとローは語る。
「ちなみにだが……どんな缶詰が作れるんだ?」
「自力生産できるのは桃です。貴方達の言う『桃』と同一種かは分かりませんが。他に加工したいものがあれば持ち込みを」
 なるほど、かなり融通が利く工場のようだ。修理できれば、アーカーシュでの生産能力に寄与が出来るかもしれない……!

GMコメント

缶詰工場の再起動を妨害するネズミどもを排除し、工場を再起動させましょう!
なお、前回の仕事の結果、工場は軽微な修理と清掃で完全稼働できるところまで修理できています。
また工場の内部についても完全な把握が出来ています。
ネズミどもを排除することでゴーレムさんたちが本気を出して修理を完了させてくれます。

●缶詰工場の島
缶詰工場のある浮遊小島。島にはでっかい缶詰工場があるのみです。
なお缶詰工場では基本的には古代桃の缶詰を作成できます。
ですが、持ち込みも可能です。
・1階
工場の基幹機能が揃っており、配管やら機械やらがたくさん。
ゴーレム3体が動き回って修理や清掃を行っていますが、妨害されているようです。
・2階
制御装置や休憩所など、工場の全体的なコントロールや人員スペース。
ゴーレム1体が動き回って修理中ですが、妨害されているようです。
・地下
出荷前の缶詰の保管される場所です。発進口もありますが、かつては此処から缶詰を配送していたのでしょう。
・庭
古代の桃の木がたくさん生えています。ゴーレムが2体でお世話をしていますが、妨害されているようです。

●敵一覧
ヘイトマウス×30
天衝種(アンチ・ヘイヴン)。
周囲に満ちる激しい怒りが、陽炎のようにゆらめくネズミ型をとった怪物です。
人類を敵とみなすおそろしいネズミ達です。
噛みつくことで相手を確率により【頭ぷー】にする能力を持っています。
【頭ぷー】になると自分が直前に何をやっていたか忘れてしまいます。
それ以外の効果はなく、忘れることによって状態は解除されますが場合によっては結構恐ろしいかもしれません。

・ヘイトマウスリーダー×1
天衝種(アンチ・ヘイヴン)。
周囲に満ちる激しい怒りが、陽炎のようにゆらめくネズミ型をとった怪物です。
人類を敵とみなすおそろしいネズミ達です。
一定時間ごとに「ヘイトマウス」を1体生み出します。
他に特殊な能力はありませんが、見た目でヘイトマウスと区別がつかないので凄く面倒です。

●友軍
・『ハイエレメンタル(水)』ロー
水の高位精霊です。神秘単体攻撃や範囲攻撃を行います。窒息系統のBSを保有しています。
……なのですが、他の水や雷の精霊と共に工場の動力装置を守っているのでそんなに積極的には動きません。

●特殊ドロップ『闘争信望』
 当シナリオでは参加者全員にアイテム『闘争信望』がドロップします。
 闘争信望は特定の勢力ギルドに所属していると使用でき、該当勢力の『勢力傾向』に影響を与える事が出来ます。
 https://rev1.reversion.jp/page/tetteidouran

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • <総軍鏖殺>缶詰工場、再起動せよ完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別リクエスト
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2022年10月08日 22時10分
  • 参加人数8/8人
  • 相談8日
  • 参加費---RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

オデット・ソレーユ・クリスタリア(p3p000282)
木漏れ日の優しさ
アーリア・スピリッツ(p3p004400)
キールで乾杯
ジェック・アーロン(p3p004755)
天空の勇者
小金井・正純(p3p008000)
燻る微熱
ヤツェク・ブルーフラワー(p3p009093)
陽気な歌が世界を回す
佐藤 美咲(p3p009818)
合理的じゃない
ユーフォニー(p3p010323)
ドラネコ配達便の恩返し
リドニア・アルフェーネ(p3p010574)
味のしない煙草

リプレイ

●ネズミ退治だ!
 缶詰工場の島。前回に比べると格段に整頓された感の漂うその場所で、『木漏れ日の優しさ』オデット・ソレーユ・クリスタリア(p3p000282)は「うわあ」と声をあげた。
「ゴーレムってすごいわねぇ、あの工場がここまで修理されてるなんて。でもローのためにネズミ退治頑張らないと!」
「期待しています」
 『ハイエレメンタル(水)』ローはそう言うと、何処かに飛んでいく。
 ローが此処に居たのは、ユーフォニーから「ネズミに噛まれて頭ぷーになったら困るから精霊を一人借りられないかな?」と聞いていたからである。
 結果としてウォーターエレメンタルを1体借りられたが……じーっとユーフォニーたちを「お手並み拝見」とでもいうかのように見つめている。
「精霊さんは攻撃の対象になってなさそうだし、一人借りられるのならそばで何してたか教えてもらえれば無駄もなくなりそうだものね」
「缶詰工場、ですか。ここが稼働出来れば、食料品の保存の心配も少しはマシになるでしょうか。この前のようにドス・ドスコイマンモスのような大型モンスターを狩って保存食を作る必要もなくなる。さて、まずはゴーレムたちがきちんと仕事ができるようにネズミたちを片付けなければいけませんね」
「古代の桃ってどんな味がするんでしょう。ふふっ、楽しみです♪ アーカーシュの力になれるよう頑張りますね!」
 『燻る微熱』小金井・正純(p3p008000)と『ドラネコ配達便の恩返し』ユーフォニー(p3p010323)もそう言うが、アレはアレで役に立つ上に一気に食糧が増えるのでやる意味はあったりする。そう、食糧とはあればあるほど良いものだ。
「とはいえ、ネズミさんの攻撃……頭ぷーは困ります。全員頭ぷーになった時のため、手のひらに油性ペンで作戦を書いておきましょう。人類を敵とみなすなら、リーちゃんとエーちゃん、ムシャムシャくんは狙われないかもしれません。みんな、私たちが頭ぷーになっていたらそれまでやっていたことを教えてね?あ、今井さん(武器)は見た目人類なので多分だめですね。ネコとネズミ……はっ、もしかしてドラネコさんはネズミさん駆除ができるのでは……?!」
 そんなことを言うユーフォニーだが、ドラネコは可愛さだけで生きてるのでそういう方面は期待しない方が良さそうである。
「お偉方はすぐに腹の減る奴らのことを忘れちまう。幾ら理想が素晴らしくても、食べる物がなければ、人は死ぬ。特に戦えない奴らは。新皇帝殿が奪うをよしとするならば、おれは人間らしく、支え合い、与え合おう……なんてな」
 『陽気な歌が世界を回す』ヤツェク・ブルーフラワー(p3p009093)もそう言うが、そんな4人がいるのは2階の制御装置のあるコントロールルームだ。
 ゴーレムが時折やってきては修理したりしているが、2階にはゴーレムが1体しかいないので中々忙しそうだ。
「一応操作方法は聞いたが……動くのか?」
 ヤツェクは制御装置を操作していくが……どうやら火の精霊の力を利用した熱源感知機能は動かせるようだが、隔壁操作に関しては現在ロックされているようだった。
「……すげえ速度で動いてんな。だが、一応場所は分かったか」
 とりもちとカラーボールも作成して持ってきている。少しばかりゴーレムに掃除の手間をかけてしまうが……まあ、ネズミの駆除は何より優先されるべきことだから仕方ない。
「リーダーは温度視覚・超嗅覚・超聴覚で見分けられるでしょうか。新たな個体を生むのはエネルギー必要そうですし、鳴き声や匂いの違いとか……精霊さんは何か分かりますか?」
 ユーフォニーの問いにウォーターエレメンタルは肩をすくめてみせる。しかし、場所が分かるだけでもかなり違う。
「よーし、行くわよ! 悪いネズミにお仕置きよ!」
 オデットがそう叫んだのと同時刻。通称Bチームの面々も動き出していた。
「缶詰はいいわよねぇ、希望ヶ浜学園やどこぞのダンジョンでいくら残業してくたくたで家に帰ってきても、ぱかっと開ければもうおつまみに――なんて話はさておき、実際問題この工場がちゃんと稼働すればアーカーシュに、そして鉄帝にとっても大きな一歩ねぇ。飢えがしのげて、そうして次は暖かい家があって――政治とかそんな面倒なことは解らないけど、人々が笑って暮らせたらいいって思うわ」
 『キールで乾杯』アーリア・スピリッツ(p3p004400)のそんな言葉は、まさに今日此処に集まった面々の代弁でもあるだろう。
 缶詰の大量生産できる工場と、この移動可能なアーカーシュという地形。
 そして倉庫と直結した発進口。この工場が本格稼働すれば、新しい食糧供給経路の誕生……とまではいかないまでも、食糧事情がかなり変わることは間違いないだろう。
 まあ、色々な缶詰を作成するには材料の供給も必要だが、それはたいした問題ではない。
「缶詰工場……なんて恐ろしい……いや、だって部屋の中に缶詰があったらおかずが足りててもなんとなく開けちゃいません? ……私だけ?」
 『合理的じゃない』佐藤 美咲(p3p009818)の言う問題はまあ、食生活の問題という気もするが……缶詰があればおかずになるというのは確かかもしれない。
「缶詰工場ねえ。酒のつまみになるのなら何でもいいですわ。何でも作れるって言いました? アーカイブスにレリッカの果実酒、レリッカの火酒、レリッカの蜂蜜酒とあるのでこの材料に致しましょう。これから来る冬に備えて酒をたんまり造っておくのは冬備えの鉄則でしてよ~~~!!!」
 それは缶詰というか缶酒だが、ロー曰く作ることは出来るらしいので実に万能である。
「桃の缶詰だけでは栄養価が偏る。かといって種類を作りすぎると一つあたりの生産量が落ちる……工場の増設も視野にいれるべきかな。缶詰はアーカーシュの豊かな食料を保存食にできる。大量生産できれば鉄帝の厳しい冬を乗り越えるのに役立つだろうし……アタシ達の派閥の影響力に繋がるかもだし」
 『天空の勇者』ジェック・アーロン(p3p004755)もそう呟きながら、エネミーサーチで索敵していく。
「怒りに満ちた天衝種なら皆アタシ達に敵対心を抱いている筈。鼠の得意な暗がりだろうと逃さないよ。リーダーが一番敵対心が強いんじゃないかと思うけど……そこまで見極められる自信はないや」
 A班にはアーリアがお互いの殲滅状況の連携もとれるよう、かわいい小鳥ちゃんのファミリアーをついていかせている上にハイテレパスでの状況確認もしている為、熱源感知の結果についても共有できている。
 そこにエネミーサーチが加われば、問題なく察知できるはずだ。
「見つけましたわ! 頭ぷー言われても実質何時でも頭ぷーみたいなモンですし問題ないですわ!」
 飛び出してきたネズミを見つけたリドニアだが……意外にネズミが速い。カプリと噛まれると、H・ブランディッシュを放とうとしていた手が止まる。
「えーと……今何をしようとしてましたっけ?」
「予想以上にダメっぽいわ!」
 アーリアがケイオスタイドを発動すれば、ネズミは一撃でジュウッと叫び怒りの炎と共に消えていく。
(やー……予想以上に怖いスね。何もしないで棒立ちが一番嫌スからね)
 今リドニアがかかった【頭ぷー】の対策として、美咲は手に「とりあえずハイペリオンオーバーライドを撃て」と書いてあった。
 これがあれば記憶が飛んでも問題ないはず……というところで美咲もカプリと噛まれて記憶がすっ飛ぶが、手の中の文字に従いハイペリオンオーバーライドを発動させればミニペリオンの群れがネズミを一撃で葬り去っていく。
「アタシも頭ぷー対策に、手の甲に「とにかくジャミタク」って書いておこうか。じ、字は書けるよ、練習したんだから」
 それを見ていたジェックも自分の手に「とにかくジャミタク」と書いていく。
 これで問題はない……はずだ。そうして……しばらくのドタバタ劇の後、見事にネズミ……ヘイトマウスたちを退治しきったのであった。

●缶詰工場、再起動!
 缶詰工場の清掃と修理が完全に終わると、工場全体にベルのようなものが鳴り響き始める。
「修理が終わりました。工場の再起動を開始します。」
 ローのそんな言葉に歓声が上がり、何を作ろうか話し始める。
 2階から見える缶詰の生産ラインでは早速桃の缶詰の生産が始まっていて、その光景を見ながら美咲は呟く。
「それにしてもこの桃……凰花桃スかね。昔、依頼で一緒した娘が新発見してたんスよ。元気にしてるかなー」
「分かりませんが、古代種ではありますね」
 ローの返答に頷き、美咲は肉を取りだす。
「さて、私は大量に調達できる普通の肉とかを持ってきるんで試作しようかと……知り合いに内乱とか関係なく食料事情を気にしてる人がいるんでね。大量生産できるかはちょっと気になるんスよ」
「可能です。味付けについては此方で出来るものになりますが。複雑なものを作りたい場合は調味料を持ち込んでください」
「え、出来るんスね」
「出来ます」
 ローは美咲の持ってきた肉を精霊に運ばせていくが、そうすると肉の缶詰が生産ラインで作られ始める。
 どうやら今作っているのは塩煮缶らしいが、もっと複雑な味付けだって可能だろう。
「ソライロイモは植物として使えますし、何より火酒になる。エリザベスアンガス正純も良いんですが、ここはいざとなったら火炎瓶にも使えるこいつをオススメしますわ! あ? 私が飲みたいだけですけど何か? アーリア様も佐藤様もコイツで一杯行きたいでしょう?
 リドニアがヴォードリエ・ワインを持ち込んでいるが、もはや缶詰関係なく呑み会でも始めるつもりらしい。
「え……? リドニア氏酒持ってきたの? 炭酸水は? よっしゃ! 9%な感じのストロングな缶飲料作るっスよー!」
 が、美咲に素早く奪取されると精霊に運ばれ「ああーっ」とリドニアが声をあげる。生産ラインで美味しそうな酒缶がお試しで作られているので、きっと楽しく飲めるだろう。
「地雷ってさ、いわば爆薬の缶詰だよね? 火薬つめて金属片でも詰めれば殺傷力も………なんて。今は生産力と技術力を上げるのに注力しなきゃね」
 どうやら冗談だったらしい。ジェックが怖いことを言っているが「死の缶詰」はさておきジェックにも作ってみたい缶詰というものはあった。
「鉄帝で魚は貴重だ。魚の缶詰は保存食だけじゃなく娯楽としても需要があるんじゃないかな?」
 それを聞いて正純がなんとも微妙な顔になる。
「缶詰に使用する食べ物は、……正直あまり気が進みませんが、エリザベスアンガス正純がいいでしょうか。魚の缶詰って割と良いと聞きますし。ここがきちんと動けばかなり生産力が安定しそうですね」
 そう、かのアーカーシュアーカイブスに登録されたエリザベスアンガス正純。
 レリッカ村近くの小川で発見されたエリザベスアンガス正純は、鮠(ハヤ)の新種だが、きっと美味しい缶詰になるだろう。
「しかしまあ、確かに缶詰が桃だけでは主食にはならん。パンなどの主食の缶詰を提案したいとこだな。おれのいた世界じゃフワフワパンの缶詰もあった。カップ麺もいいな。練達の方から見本持ってきたら、案外できそうなもんだが」
 ヤツェクもそんなことを言うが、実現にはある程度の壁もある。
 アーカーシュにはアーカーシュ黒麦があるが、アレは安定供給できるが黒パンになってしまう。サンダーオーツからは麦の実はほとんど取れないし、新種を探すか外から持ち込んで育てる必要が出てくるだろうか?
「私、白ごはんの缶詰を作りたいです! 長期保存でも美味しさを損わないように水分量や炊き方などを変えて数種類作ってみるのがいいですよね? 使うお米はもちろん混沌米ですっ」
 ユーフォニーの持ち込んだ混沌米(コシヒカリ)を見てローは「ふむ」と頷く。
「精製されていますね。これならすぐに生産ラインに乗せられるでしょう」
 ご飯の缶詰が出来れば、パンの缶詰同様に主食にもなる。是非実現したいところだ。
 そして……オデットも色々と持ち込んできていた。
 ロナク瓜、ソライロイモ、ココサーモン、オイスター・パール『アトラクトス』。
 そうしたアーカーシュで持ってこれそうなものと、自分の領地から持ち込んだ林檎などだ。
「この林檎は前回受け取りましたね。まだ栽培実験中ですが……他のものも問題なく加工できるでしょう」
「うわあ、それならかなり期待できるわね!」
 オデットがそう喜ぶ中、アーリアも満足げに頷いていた。
「これで技術力も、生産力も上がるといいわねぇ。で、で、さぁエリザベスアンガス正純の水煮! 味噌煮! 梅煮! アヒージョ! 他の缶詰もだけど、ちゃんと美味しく食べられるか味見を――ええ味見よ、そしてこれはお酒との相性をチェック! ということではい、かんぱーい!」
 なるほど、此処まで結構我慢していたのだろう。アーリアは早速出来た炭酸酒の缶、そしてエリザベスアンガス正純の各種缶詰にその他の缶詰、そして桃の缶詰も並べ乾杯の音頭を取る。
「桃って言ってたけどどんな味なのかしら……あ、美味しい!」
 オデットの言葉通り、桃の缶詰もとっても甘くて柔らかい。他の缶詰も……特にエリザベスアンガス正純の缶詰も、おつまみにもおかずにもなりそうな素晴らしい味だ。
「……ところでこのパッケージ、どうして私の顔が?」
「お嫌いですか?」
 エリザベスアンガス正純の缶詰のパッケージに印刷された自分の顔イラストに正純がローに抗議していたが、それはさておいて。
 こうして、アーカーシュの缶詰工場は無事に再起動を果たしたのであった。

成否

成功

MVP

小金井・正純(p3p008000)
燻る微熱

状態異常

なし

あとがき

アーカーシュの缶詰工場が再起動しました!
古代桃の缶詰を生産中ですが、その他指定した缶詰、缶飲料なども生産可能なようです!
今後、発進口から缶詰を輸送可能になります!


●運営による追記
 本シナリオの結果により、<六天覇道>独立島アーカーシュの生産力が+10されました!

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