PandoraPartyProject

シナリオ詳細

ぼくと契約して魔法少女になったよ!

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●鉄帝ハロウィン事件
 夏が終わりに近づけば、秋がやってくる。
 そう、暑いからって半裸が多かった鉄帝の夏も、ようやく上着くらいは着てくれる季節がやってくる。
 秋が近づくということは、ハロウィンが近づくということでもある。
 そう、ハロウィン。鉄帝でもその浮かれ気分は非常に楽しげで、気の早い連中がカボチャを被って走っているのが見える。
「ハロハロハロー!」
「ハロハロー!」
 甲高い声で……何かの出し物の練習だろうか?
 紫ラメの全身タイツにカボチャを被ったその姿は、なんとも芸人じみている。
 カボチャ模様のベルトもつけていて、如何にもそれっぽい連中だが……。
「な、なんだお前等!」
「ハロハロー!」
 カボチャ男が指から発射した光線で、通りすがりの男の服がハロウィンカラーに染まってしまう。
「う、うえあああ! 俺の服が紫とオレンジのキラキラカラーに!?」
「ハロ!」
 男の頭に星入りのキラキラ三角帽子をかぶせると、カボチャ男たちは何処かへと走り去っていく。
 鉄帝ハロウィン事件。
 恐るべき事件の本当に恐ろしい部分は……これを鉄帝のマッドな研究者が聞きつけたという、その一点にあったのだ……!

●魔法少女契約(押し売り)
「と、いうわけで謎のブレスレットをつけられてしまったのだけど」
「説明しよう!」
 『ヴァイスドラッヘ』レイリー=シュタイン(p3p007270)の横で、鉄帝の監察官にパイルドライバーの態勢に抱えられている研究者がそう叫ぶ。
 研究者は鉄帝ハロウィン事件について、とある資料を発見した。
 それはかつての古代文明の封印した「カボチャ魔団」なる不可思議なエネルギー生命体の集団のことだ。
 どういうわけかカボチャの時期になると現れ、カボチャに取り付いてどんちゃん騒ぎを引き起こすようなのだが……封印されて尚、この時期になると封印を破り暴れ出すようなのだ。
「幸いにも、カボチャを割れば再封印されることが分かっている……そして古代文明では市民に不安を与えない為に華麗な『魔法少女』なる者たちを指名し封印実行していたことが判明したのだ!」
 とはいえ魔法少女が何かは分からない。
 分からないが古代の壁画によればなんかこう、ヒラヒラキラキラした服を纏った人たちのことであるっぽい。
 そこで、レイリーの腕に嵌まった変身ブレスレットである。
「その腕輪を天にかざし既定のワード『マジカルパワー☆セットアップ!』と叫べば鉄帝式ではあるが魔法少女になれる! なれるのだ! その力で鉄帝を守ってくれたまえ!」
「……と、いうわけらしい。すまないが、腕輪の性能は確かだ。こいつは今から黙らせるから、その腕輪の力で魔法少女とやらになってカボチャ魔団を倒してくれ」
 鉄帝式パイルドライバーが執行され研究者が物理的に黙らされる中でレイリーはぽつりとつぶやく。
「……で、これ。外れるのよね?」
「カボチャ魔団を倒せば外れるらしいな」
 そういうことらしい。
 今回は魔法少女だ!
 頑張れヴァイスドラッヘ! 頑張れ魔法少女たち!
 麗帝に代わっておしおきだ!

GMコメント

魔法少女(性別問わず)です。
お好きな魔法少女の変身シーンを思い浮かべながらプレイングをどうぞ。

なお、今回の特別ルールですが魔法少女に変身中の特殊なトドメ技「ラストアーツ」が使用可能です。
「ラストアーツ!」の叫び声で発動する必殺技であり、技名含めて自由に設定可能です。プレイングでご指定ください。
この技はカボチャ魔団にのみダメージを与える為、どんな派手な設定でも大丈夫です。
魔法少女といえば必殺技ですよね!

なお、今回の敵であるカボチャ魔団は鉄帝の町中を駆けまわり、その辺の人の服をハロウィンカラーに変えています。
迷惑行為をやめさせるため、急行しましょう!

●カボチャ魔団

・カボチャ魔団員×8
カボチャ頭に紫ラメの全身タイツ。
変身した皆さんには効きませんが、一般人をハロウィンカラーに変える「スプレービーム」を使用します。
他にも、これは皆さんにも通用しますが丸いドーナツみたいなリングビームを放つ「ドーナツビーム」を使用します。

・カボチャ魔団長
でっかいジャックオーランタンです。カボチャ魔団員を倒すと空に現れます。
地面にカボチャ爆弾を投下する「カボチャボム」を使用します。
見せ場です。派手に決めましょう!

●どういう風にプレイング書けばいいですか?
魔法少女の気持ちになってください。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • ぼくと契約して魔法少女になったよ!完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2022年09月12日 21時55分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

チャロロ・コレシピ・アシタ(p3p000188)
炎の守護者
レッド(p3p000395)
赤々靴
アルテミア・フィルティス(p3p001981)
銀青の戦乙女
天之空・ミーナ(p3p005003)
貴女達の為に
レイリー=シュタイン(p3p007270)
ヴァイス☆ドラッヘ
ルビー・アールオース(p3p009378)
正義の味方
ライトゥイ・フェイン・フロウス(p3p010614)
三鬼 昴(p3p010722)
修羅の如く

リプレイ

●魔法少女バトル☆前半戦
「魔法少女……また女装かあ……でももう慣れちゃった感もあるし、いくしかないね」
『炎の守護者』チャロロ・コレシピ・アシタ(p3p000188)はそんな悲しいことを堂々と言う。
 何があったら魔法少女に慣れるような人生を送るのだろうか? いや、受け取り方によっては福音であるかもしれない。
 ともかく、チャロロの動きに照れはなく、ただ慣れだけがあって堂に入っている。
「マジカルパワー☆セットアップ!」
 ぱぁっと光ったとたんにチャロロにピンクのふりふりドレスが装着され、キラキラエフェクトとともにハートやリボンのアクセサリーも追加されていく。
 なお、今回はチラリしても大丈夫なようにスカートの下はぽわぽわドロワーズであるらしい。
 そう、お気づきだろうか。チャロロの個人的な要望が反映されているのだ! つまり……! いや、やめておこう。無意識というものは誰にも抑えられない故に!
「思ったより派手…ですわね……魔法少女ちゃろ子、行きますわよ!」
 そしてもう1人は、『愛聖天姫ピュアラブ☆テミア』アルテミア・フィルティス(p3p001981)。
「どうして私はこういう依頼に縁があるのよッ!! 魔法少女!!少女ですよ!? いくら容姿に自信があると言っても、もう少女と言える年齢じゃないんですよ!? 私は絶対に変身なんてしないからね!! 絶対に!! 絶対によ!!」
 そんなフラグじみたことを言うアルテミアだが、腕輪は外れない。外れないのだ。
「くっ、やっぱり力尽くでは外せないのね……分かったわよ、分かりましたよっ、変身すればいいんでしょう!! 幾度と変身してきた練度を見せてやるわよっ!!! マジカルパワー☆セットアップ!」
 やけくそ気味に変身したアルテミアの身体は青と白を基調に、随所にハートまであしらった衣装へと変化していく。
「愛聖天姫ピュアラブ☆テミア、降臨です☆ミ」
 横ピース&ウインクできゃるんっ♪ と決めポーズをしたアルテミアの姿はまさに、歴戦の魔法少女だ。
「さぁ、おいたが過ぎる悪い子達はドカーンと成敗してあげる!」
 そんな先輩魔法少女たちとは違い、新人もいる。
「えっと、魔法少女ってアレっすか? プリティ★プリンセスみたいなのっすか?」
 流れでブレスレット付けちゃったけれどホントに変身する必要あるのかな? と小首を傾げるのは『赤々靴』レッド・ミハリル・アストルフォーン(p3p000395)だ。チャロロとアルテミアの変身を見ていたが故に、どういう風にすれば良いかは分かっている。
「とりあえず! 魔法少女をやり慣れている先輩を見習っていけば良いっすね! さっそくマジカルパワー☆セットアップ!っす」
 叫ぶと同時にレッドの腕輪が光り、自然と決めポーズに移行していく。
 謎の光を纏ってパージ! から脚から頭に掛けて変身バンクな着装……! フリフリリボンな赤い魔法少女服に!
 ちなみに謎の光は日曜の朝でも放映できるようにする対策である。何のことかは分からない。
「勇気と希望と愛を信じるプリティキュア☆レッド参上っす!」
 どういうわけか魔法少女経験のある先輩たちを見習って手でハート作りながらカッコ可愛いポーズをビシッと決めてみるレッド。
「……なんか心なしか気恥ずかしくなってきたっす」
 この辺りは慣れである。たぶん。
「まずはカボチャたちを探しますわ」
「声とダサい被害者さんを探せば……」
「見つけるのは簡単そうね!」
 3人がそう言った瞬間。
「ハロハロー!」
「ハロハロー!」
「ハロハロー!」
 聞こえてきたカボチャ魔団の声は3つ、それぞれ別の方向から。
 チャロロとレッド、アルテミアは頷きあうと、それぞれの方向へと駆けだしていく。
「居た……! 悪戯をするのもそこまでっすよ!」
 レッドは魔法少女ガジェット化した武器を振るって南瓜頭を頭上からチェストしに行く。大丈夫、誤チェストはしない。
「フルルーン☆ブラス……うっ!? ドーナツビームの輪っかに捕まったっす! のわー!やられたーっす! むぐぐぐ……! 抜けないー!」
 ジタバタしているレッドだが大丈夫。プリティでキュアなので負けはしない。
 その頃、アルテミアも飛行によって軽やかに建物の屋根を飛び移りながら騒ぎの中心地へ向かっていた。
「ハロ⁉」
「見つけた!」
 神鳴神威で上空からの急降下でカボチャを叩き割るべく一撃が放たれて。
「もう大丈夫、私達が来たからにはカボチャ魔団の好きにはさせないわ!」
(パンツは認識阻害で見えないはず! ……認識阻害、ちゃんとあるわよね? 見えてない、わよね??)
 大丈夫、謎の光的なもので見えていない。安心である。
 丁度その時、チャロロも悲鳴の聞こえた方向へと辿り着いていた。
「ごきげんよう……とはいきませんわね。私は通りすがりの魔法少女ですわ。あなたがたに悪戯をしたカボチャたちはどちらへ行ったかご存知かしら?」
「あ、あっちに……」
「ハロハロー!」
 なるほど、確かにいる。だからこそ、チャロロは名乗り口上を響かせる。
「そこのカボチャさん、ハロウィンにはまだ早いのではなくて?」
 キリッと響く口上は可愛らしく、とても男の子とは思えない。さておいて。
 ハートの大盾を構えるチャロロの姿は……とても男の子とは思えない可愛さであった……!

●さておいてないけど後半戦
「なんでまた魔法少女なんだよ……! 何回も言っているだろ、私は少女って歳じゃないって! こういうのは可愛い女の子に回せよ!」
「どうしてこうなったって感じ、別に魔法少女じゃなくても構わないでしょ! でも、早すぎるハロウィンとかぼちゃ頭の奴らが暴れてるし鉄帝を護るために動かなきゃね。ミーナ、やるわよ!」
「え、なんでレイリー、それを持って近よ…うわぁぁぁやめろぉぉ!」
 往生際の悪い『ぷりてぃ★みーな』天之空・ミーナ(p3p005003)に『ホワイト☆エクセ』レイリー=シュタイン(p3p007270)が腕輪をつけさせて。
「トランスマジカルフォーム!」
 そうして2人は変身していく。
 レイリーは腕輪に口づけギフトの要領で変身し、白くてキラキラした魔女モチーフのドレス、綺麗な花飾りのとんがり帽子、清純なロングブーツ。
 ミーナは赤を基調としたリボンとフリルがちょっと多めの可愛らしい衣装である。なお、はいていないしつけていないらしいが、謎の光さんは完璧な仕事をしてくれるので安心してほしい。
 そしてレイリーは虚空から現れる杖を掴んでくるくる回して。
「ホワイト☆エクセ、皆の愛と夢を護るため頑張るわ!」
「ぷ、ぷりてぃ★ミーナ、ただいまきゃるっと参上!」
 プリティ★ミーナと一緒に可愛くポーズをきめれば、見ていた『正義の味方』ルビー・アールオース(p3p009378)が拍手する。
「……うっ、うっ、汚された…もうお嫁にいけない。まあ、嫁に行く気はないんだが。嫁に行く気は」
 ミーナがウソ泣きをしていたが、レイリーは気にしていない。分かってるからだ。
「魔法少女かー。普段はこの変身ベルトでヒーローみたいなコスチュームになってるけど偶には魔法少女もいいよね! 困ってる人を助けるのはヒーローも魔法少女も同じ! そして助け合うのも一緒。みんな―頑張ろうねっ」
「迷惑な連中もいたものだ……契約? してしまったものは仕方ない。持てる力の全てを使ってカボチャどもを排除しようか」
「かぼちゃ狩りだぁー!! 狩猟管理人たるトゥイは……狩猟を許可しちゃうんの! 一緒にへんしんなの!」
 ルビーに『力こそパワー』三鬼 昴(p3p010722)とライトゥイ・フェイン・フロウス(p3p010614)も頷きあい、変身プロセスに入っていく。
「ふむ。まほうしょうじょ? とやらはポーズと掛け声に合わせて変身するのか。なら私は……マッスルパワー☆フルチャージ!!」
「マジカルパワー☆セットアップ! なの!」
 昴のマッスルパワー☆部分でモストマスキュラーからのフルチャージ部分でサイドチェストが次々ときまっていく。
 変身しつつ【マッドネスアンガー】で闘志を燃やす姿はなんかもう、前職は魔法少女でしたかという感じである。
 そして昴の身体を可愛らしいピンクのフリルが覆い、フロウスの姿は髪を結い上げて、少しフリルが追加されたエプロンが追加されたものへと変わる。
「ん? みんなとちょっと違うの。まぁこれで食べやすくなるんの!」
「よし、じゃあ行こう!」
「じゃあ、ミーナ、ハロハロ言っているカボチャ探すわよ!」
 そうして4人はそれぞれ手分けして行き……まず最初に接敵したのは昴であった。
「魔法? 私には難しい事は分からん。この鍛えた身体で戦うのみだ」
 その肉体もまた魔法だろうか。肩にちっちゃいラド・バウ乗っけてんのかい!
 そして同時刻、フロウスもカボチャ魔団と追いかけっこをしていた。
「すぷれーの後を敏捷に追って、持ち前の反射神経で追い詰めるんのトゥイは賢いので!」
 謎のどや顔をきめるフロウスは「かぼちゃ軍団のいただける部分をたべるんのいただきまーす!」とカボチャ魔団へと襲い掛かっていく……まあ、そんな魔法少女もいるだろう。
 そして1人変身していなかったルビーは幼馴染のスピネル・T・ローズを魔法少女物に付きもののマスコット枠にして、タイニーワイバーンで空からカボチャ魔団を探していた。
 一緒にヒーローになると約束した幼馴染だからこその協力だが、そんなスピネルが「ああ、あそこにそれっぽいのがいるね」と教えてくれる。
「あ、ほんとだ! よーしっ!」
 タイニーワイバーンから飛び降りたルビーはカボチャ魔団の眼前にカッコよく飛び降りる。
「見つけたよ、市民を惑わせるカボチャ団!」
「ハロ⁉」
「マジカルパワー☆セットアップ!」
 ギフトと併せてバラの花びらを舞い散らせながら変身したルビーは流れるような動きで決めポーズをとると、カボチャ魔団へ指を突きつける。
「さぁ、この薔薇の魔法少女ルビーと正義の仲間たちが相手になるよ。かかってきなさい!」
 そして、丁度その時。ミーナとレイリーの魔法少女コンビも2体のカボチャ魔団を見つけていた。
「見つけたわ、カボチャ頭! みんなを困らせる奴らはホワイト☆エクセが許さない!」
「ハロ⁉」
 レイリーがホワイト☆ブルクという技名の白亜城塞を発動させれば、ミーナが葬送曲・黒を……いや、なんか呪鎖が可愛くなっている。レクイエム★ブラックって感じだ。魔法少女パワーの仕業っぽい。
「魔法少女らしくなってる!?」
 普段通り、自分がそれしか出来ないということをやっているのにらぶりーでぷりてぃである。
 音まで「しゃらん★」としているが……そんな2人がカボチャ魔団を倒すと……空が暗くなり「ファファファ……」という声が聞こえてくる。そう、空に巨大なカボチャ……カボチャ魔団長が現れたのだ。
「またしても出たか魔法少女め……私のカボチャボムで今度こそ殲滅してくれよう!」
「お前が今回の黒幕ね。ゴミ箱にポイしてあげるわ」
 レイリーがそう叫ぶ。そう、皆の力を感じている。魔法少女だから。
 投下されたカボチャボムも、魔法少女たちの心を折るには至らない。
「今まで受けた痛み、すべてお返しいたしますわ! ラストアーツ!」
 チャロロのラストアーツ盾からハートのエフェクトがでて団長を包み込みダメージを返す。
「ぐ、ぐわああああ!?」
「ラスト・アーツ! ピュアラブ☆フェニックス!!」
 アルテミアが紅炎と蒼炎の二色の炎で形成された火の鳥を撃ちだし、カボチャ魔団長の内側を凍らせながら焼き尽くしていく。
「ラストアーツ! パンプキンホームラン!」
 ルビーがカルミルーナを大剣モードにしてカボチャボムを撃ち返す「パンプキンホームラン」で空にカボチャの花火を上げさせる。
「いくぞ!」
「なの!」
 昴とフロウスがコンビネーションのラストアーツを繰り出す。
「カボチャボムに対抗する技、それは即ちパワーボム!」
「いっただっきますなんの!」
 パワーボムを食らわせたカボチャ魔団長にフロウスが噛みついて、しかしまだ終わらない。
「ラブラブ❤ラスト☆アーツ!!」
 レイリーとミーナが手を合わせて放つ愛の力による2色の光線がカボチャ魔団長を貫けば、そこにレッドが飛び出していく。
「今こそ……ラストアーツっす! 最終奥義! キュアーリングハグ!」
 カボチャ魔団長を優しく抱擁してよしよし愛して宥めて封印するその技は、まさに最後は愛が勝つ的な今時の風潮に相応しいラストアーツ。
「ぐ、ぐわあああああああああ!」
 再度封印されたカボチャ魔団長から溢れ出した光が鉄帝を包み……8人の魔法少女が一斉に決めポーズをとる。
「これで鉄帝の平和はまもられた。HAPPYEND」
「いやこれ、私の平和は守られてないんだが!?」
「ところで、この変身ブレスレット持ち帰ってもいいっす?」
「街も守れてトゥイもおなかが膨れてよかったんの。ケフッ」
「気高き魔法少女としての義務は果たしましたわ!」
 なんかこう、ワイワイとしながら魔法少女たちは解散していく。
 ありがとう、魔法少女たち。鉄帝の平和は君たちによって守られたのだ!

成否

成功

MVP

レッド(p3p000395)
赤々靴

状態異常

なし

あとがき

めでたしめでたし。

PAGETOPPAGEBOTTOM