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シナリオ詳細

鉄帝スライム黙示録クウハ

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●えっちなスライムがやってくる
 ある日、それは鉄帝の町に大量に現れた。
 いつものように鉄帝の研究所から逃げ出した実験生物。
 今回の場合は……実験用スライムType武装解除。
 いわゆる「服を溶かすスライム」であったのだが……研究員が趣味でやっていた「癒し」の実験が混ざったり、別の研究員の「マンネリ防止プログラム」が混ざったり、「爆笑ギャグ大全」が混ざったり……なんか色々あった結果暴走し、研究員は全員監察官に鉄帝式ドロップキックを喰らったわけだが……さておいて。
「……なんだ? あれ」
 その日、男が見たのはスライム。
 なんかピンク色している辺り、普通のスライムではないが……男を見つけるとスライムはハートマーク型の光をピコーン! と音を立てて自分の身体の上に光らせる。
「一人って寂しいよね♡ 癒してあげるね♡」
「はあ?」
「たっぷり癒されてほしいな♡」
「うわあああああああ! な、なんか服溶けるううううう!」
 色んなプログラムが混ざった結果スライムは「コアスライム」がどんどん「コピースライム」をまき散らし、悪気無く相手の服を溶かし体に害のないヒーリングローションでベットベトにすると、そんな生物に仕上がったのである。
 勿論、男女の区別なくだ。おお、恐ろしい!

●お仕事です。指名です。
「というわけで、お仕事です」
「俺より適任な奴がいるだろォ!?」
「グダグダ言わず受けるですよ。ほら、ほら。皆お待ちです」
 チーサ・ナコック(p3n000201)がクウハ (p3p010695)をずるずる引きずっていくと、そこにはたまたま……運悪く……もといタイミングよく鉄帝の危機に立ち上がった戦士たちがいた。
 ロリ☆ポップ (p3p010188)。
 フロラ・イーリス・ハスクヴァーナ (p3p010730)。
 レッド・ミハリル・アストルフォーン (p3p000395)。
 フーガ・リリオ (p3p010595)。
 雑賀 千代 (p3p010694)。
 ルシア・アイリス・アップルトン (p3p009869)。
 フルール プリュニエ (p3p002501)。
 皆その場に居合わせた……もとい選び抜かれた一流である。
「……男の数少なくねェ?」
「……おいらがいるよ」
 諦めた顔のフーガがクウハの肩をポンと叩くが、確かに女性が多い、多すぎる。
 こんな依頼なのにいいのだろうか。いや、それこそが義侠心というものなのだろう。
「えー、そんなわけで通称『服を溶かすスライム』がたくさん出たです。こういうの、定期的に出るですね鉄帝」
 鉄帝はどうなっているのだろうか。今更だ。
 ともかく、今鉄帝の町には『服を溶かすスライム』が大量発生し、人々は脅え外に出なくなり、閉じこもってしまっている。
 幸いにも調査の結果、全てのスライムの元となる「コアスライム」の存在が確認された。
 このコアスライムを倒せば他の増殖したスライム……「コピースライム」は消え去るだろう。
「どうにも服を着た人を優先的に狙う性質があるようですので、まあ……色々用意もしたです」
 チーサの視線の先には、この状況で適当に買い込んできたであろう服が並んでいる。
「バニー(男サイズ)ですわ!」
「セーラー服があるっす!」
 フロラとレッドが衣装の中に紛れている変な衣装を見つけて楽しげに笑うが……まあ、適当に急いで買い込んできたものだから仕方ない。ないのである。

GMコメント

リクエストありがとうございます。
服を溶かすスライムのシナリオです!
エッチになり過ぎないようにこのスライムは「服を溶かし疲労回復ローションでベットベトにする」スライムとなっております!
倫理ヨイカ、ヨシ!

はい、というわけで鉄帝の町中に「コピースライム」がたくさんと「コアスライム」が1体います。
このコアスライムの撃破が依頼終了の合図。つまりなんか最後にコアスライムが撃破されるわけです。
服を解かされた方は臨時の「スライム対策本部」にチーサが詰めておりますので、代わりの服を借りて出撃出来ます。
また、最初っから代わりの服で出撃も可能です。

えーと、何か説明他にいるかなコレ。
あ、カップルだと「仲良くて素敵だね♡ たっぷり癒されてね♡」とか言いながら襲ってくるらしいです。

クウハさん曰く「カオスが見たい」とのご要望ですので、プレイングに全力でカオスを叩き込んでくるといいと思います。
かかってこいやー!(ファイティングポーズ)

●情報精度
 このシナリオの情報精度はSです。
 スライムってことです。グッドラック。

  • 鉄帝スライム黙示録クウハ完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別リクエスト
  • 難易度-
  • 冒険終了日時2022年09月04日 22時15分
  • 参加人数8/8人
  • 相談8日
  • 参加費150RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

レッド(p3p000395)
赤々靴
※参加確定済み※
フルール プリュニエ(p3p002501)
夢語る李花
※参加確定済み※
ルシア・アイリス・アップルトン(p3p009869)
開幕を告げる星
※参加確定済み※
ロリ☆ポップ(p3p010188)
おかし大明神
※参加確定済み※
フーガ・リリオ(p3p010595)
青薔薇救護隊
※参加確定済み※
雑賀 千代(p3p010694)
立派な姫騎士
※参加確定済み※
クウハ(p3p010695)
あいいろのおもい
※参加確定済み※
フロラ・イーリス・ハスクヴァーナ(p3p010730)
お嬢様(鉄帝)
※参加確定済み※

リプレイ

●フラグをたてよう
「恐れ知らずだと思ってたクウハがビビるとは……スライムってそれほど恐ろしいモンスターなのか。クウハの為にもなるべく早めに掃除した方がよさそうだ」
「いや、つーかさァ……」
 『青薔薇救護隊』フーガ・リリオ(p3p010595)に『悪戯幽霊』クウハ(p3p010695)はげんなりとした顔を向ける。
「いっそ女装でも何でもさせてくれって、そう言ったのは俺だがよ。マジで容赦ねェよなァ……。スライムに尊厳陵辱される前に、仲間に尊厳陵辱されてる気分なんだが?」
 クウハの視線の先では、女性陣がクウハの衣装をあれでもないこれでもないと選んでいる。
 そう、此処はスライム対策本部。数少ない安全地帯である。
「おいらがいつも着ている制服は溶かされたら困るから、此処に一時預けておいて……と。代わりに鉄帝軍服でいいか。男性用のバニー服もあるのか……溶かされたらこれも着よっと。せっかくだ、クウハもお揃いにしようぜ♪」
「そうかァ。此処は竜宮城だったか」
 違うのだが、そういうことにしておいたほうが思い切りが良くなるかもしれない。さておいて。
「えっちなスライム? 服を溶かすだけでしょう? 服を溶かして、疲労回復のねばねばで回復するのに、倒さなきゃいけないのですか? これ、増やして着衣の概念を鉄帝から消し去っては……駄目ですか。それにしても、ほぼ無害でしょう? しばらく遊んでからでも良いですか? ほら、服を溶かして着替えさせることができるでしょう? クウハおにーさんが女装すると言ってるのだし、色々着せて回すのもありじゃない? クウハおにーさんが着れない分はフーガおにーさんね。私は自分によく似た感じのチャイニーズ? なやつが良いわ。華ロリというのはどう? 皆が着せ替えするのだし、着せて満足したらスライムを投げつけて服を溶かしてしまいましょう。代えの服はたくさんあるでしょう?」
 何やら邪悪なことを言っている『夢語る李花』フルール プリュニエ(p3p002501)をクウハが指差して『旅するグルメ辞典』チーサ・ナコック(p3n000201)にチクっているが、フルールの名前の横にペケ印がついている。超えたら何が起こるのだろうか。分からない。
「さあ、皆様ご存知、豪農お嬢様のフロラですわ! えっちなスライム……ちょっとだけなら遊んでも……いえこれは依頼なのですわ! 邪念ダメ! ですわ!
「おっ」
 邪念を振り払う『自称・豪農お嬢様』フロラ・イーリス・ハスクヴァーナ(p3p010730)にクウハが希望の光を見て。
「邪念は男性陣に女装させて発散ですわ。股間に謎のジッパーのあるえっちなバニー(男性用)とかもありますわよ〜」
「それ挟まねェ?」
「何処をですか⁉」
「うわーっ! お嬢ちゃんが喰いついて来た!?」
 『立派な姫騎士』雑賀 千代(p3p010694)にクウハがバニー服を投げると千代は興味深そうに検分し始める。
「ほうほう、まさかこんな……ハアハア」
 ジッパーの上げ下ろしをしていた千代は、ハッとしたように決めポーズを作る。
「クウハさんがスライムにわからせられちゃうと聞いて! 友人の危機を救う為に私達がクウハさんを守ってみせます!」
「味方かァ……? 敵じゃねえかなァ……」
 首を傾げるクウハだが、千代はキリッとした顔をしている。
 目の中は……ダメだ、なんかダメな感じの輝き方をしている。
「ではお着替えの時間でしてー! ルシアたちは予めクウハさんからの「女装でもなんでもさせてくれ」という言質を確保しているのですよ! という訳でー」
 服の山をごそごそと漁るのは『にじいろ一番星』ルシア・アイリス・アップルトン(p3p009869)だ。
 なんだろう、今日の女性陣は初手からトップギアだ。
「こういうのはどうでして?」
 言いながらルシアが取りだしたのは、ふりふりミニスカねこみみメイド服だ。
 ミニスカだ。ルシアが着るのではなくクウハに着せようとしている。
「いつものフードもねこみみで実質同じなので気に入ると思うのですよー! でも流石に着替えシーンを画面の前のみなさんに晒すのもどうかと思いますし……こっちでして!」
「おい、ちょっ、アーッ」
 そうして出来上がったふりふりミニスカねこみみメイド・クウハを千代が熟練の鑑定家のような顔で見ている。
「その衣装も中々乙ですね……クウハさん(ハアハア)……皆のコスプレもいい……! コスプレ衣装……縫いたい……クウハさんとフーガさんの男の友情もいいですね……」
「いけませんわ、千代様の発作が……! お目覚めになって!」
「かっハアッ!?」
 十二単を着込んだフロラのボディブローが千代に炸裂し、転がりながら千代が「助かりました……!」とフロラにサムズアップする。
「お安い御用でしてよ……! というわけで刮目せよ! 十二単(じゅうにひとえ)ですわ〜!」
 言いながらフロラは十二単姿を披露するが……重そうだ。なんでそれを選んでしまったのだろうか?
「馴染みのない方も多いですわよね。再現性京都とかの方が着てる奴の、より古風でやんごとない感じのプリンセスコーデですわ。名前の通り鈍重な超重ね着コーデですが、まあ素早さ周りをドブにポイした火力全振りにとっては誤差ですわー!」
「此処はもうダメっす……こうなったらボクがクウハさんの精神的ダメージを抑える為に先行して殲滅するしかないっすよ!」
 『赤々靴』レッド・ミハリル・アストルフォーン(p3p000395)がドアを開けて出ていくが……大丈夫だろうか、なんかフラグが立った音がした気がする。
「ウガァ・クトゥン・ユフ! さっすが混沌だね! たっくさんの水飴が自分からやってきてくれるなんて天国じゃないか!これは沢山堪能しなきゃ損だよ皆っ☆ こんな機会滅多にないからね!」
 ステッキをクルクルとさせる『おかし大明神』ロリ☆ポップ(p3p010188)に、戻ってきたクウハが「水飴じゃねえだろ……」とごく真っ当なツッコミをする。
 なんかこう、地獄の度合いが増した地獄軍団、出撃開始である。

●ここがじごくだ
「ふにゃぁぁあ……き、気持ちいいぃ……♡ ハッ!? イケナイ、蕩けてる場合じゃないっす!」
 纏わり付くスライムを振り払うレッドだが、どうも癒されていたらしい。
「クウハさんの(精神的)ダメージを抑えようと先行して始末しようと考えてたのに日頃のアレやコレやで溜まっている疲労がついつい出ちゃうっす」
 言いながらレッドはスライムをサクッと倒すが、これはどうやらコアスライムではなかったようだ。
「おお、早速倒していたんだね! よし、みんなで水飴パーティをしようじゃないか! って、え? そんなに甘くない!? ならボクのギフトで調節しよう! もしかしたら蠢くホイップクリームもいるかもしれないし☆」
 ロリ☆ポップがギフト「おかしになっちゃえー☆」を使えば、レッドが素早く反応する。
「ポップさんコレ食べれるお菓子になったっすか?なら残すのは勿体ないっす! カモン! 陸鮫&古ロリババア! 啜り食べるっすよズゾゾゾゾ……!! 余りモノは瓶に詰めて保管っす!」
「流石はレッドちん、その調子だよ!」
「アレ食うとかさァ、正気か? 頭終焉(ラスト・ラスト)になってねェ? この絵面だけでもう地獄だろ! 姉ちゃんのあんな姿見たくなかったぜ……。コラ、やめろ雫音! オマエまで真似して食おうとすんな!」
 地獄絵図な光景を見ながら、猫耳メイド服のクウハが必死でリトルワイバーンを止める。
「むむ! クウハくんは好き嫌いが多くて宜しくないですなー! 真の甘党なら彼らを全身で味わおうじゃないか! カスタードも君を待っているかもしれない! もし居なくても水飴の彼らをボクのギフトで変身させればいいもんね☆ クウハくん、大事なのは絵面よりテイストですよ! 身体中にクリームがついたらいやらしい? 何を言ってるか分からないけど気になるならぷりんちゃんに舐めとって貰おうね! 大丈夫、この子の舌使いは食後のお皿もまっさらにしてしまう程パーフェクトなのだから!」
 ダメだ、ロリ☆ポップは倫理的にもうダメだ。クウハは「Oh……」と声をあげてしまう。
「それに服? どうしてそんな物が必要なのです? もっと肌で堪能しましょう! 恥じらいですか? 平気ですとも! 何故なら私も皆ももう既に甘味の一部なのだから! ならば蠢く彼らとありのままで戯れていても、問題はないでしょう? つまりこれは素材を生かしたデザートなのです! ばっちくもないからね! どうしても気になるならボクのギフトで誤魔化してあげるね☆」
 なんたることか、ロリ☆ポップは男だ。男だが、その見る人によっては新たな性癖を開拓されそうなボディを晒さんが為服を……。
「あーっ! 通りすがりのダチョウの群れがロリ☆ポップ様を何処かへ運んでいきますわ!? 何処へ行くんですの!? 倫理審査機構!?」
 なんかもうすでにアレだが、ならばクウハがやるしかない。クウハがやらねば誰がやる。
「だー!チクショウ! 分かったよ! やってやるよ! 男ばっかなら一人空から高みの見物する所だが半数以上女な上、やたら知り合いばっかだしな! 逃げることも憚られる、何だこれ地獄か?」
 男ばっかりでこのスライム相手はそれはそれで需要なニッチな気もするが、まあさておいて。
「オラ、メイド様のお通りだ! 綺麗さっぱり掃除してやるよ! 俺にとっちゃオマエらの所業は癒しどころかストレスなんだわ! ちょ、足に絡もうとしてくんな!! ホントマジ無理なんだって!!」
 そんなクウハをフォローするようにフーガが動くが、クウハがなるべく(トラウマ悪化的な意味で)重症化しないよう気をつけ、みんなで面白おかしく楽しみたいという、その辺のラインを見極めるのに便利な位置だからでもある。
「飛んで逃げるなら、全裸でもリトルワイバーンを騎乗してまで追いかけてやるからな!」
「もっとリトルワイバーンの気持ちになれ! あとオマエすでに全裸だからなァ!?」
「お、ほんとだ。本部まで往復する時間と体力に余裕は……あるな。ペアルックするか? さっきのバニー」
「気遣いが逆に辛い時ってあるよな。俺フーガを八つ当たりでスライムに叩き込んでやろうとか考えてたんだが。いや、もういっそ此処は初志貫徹すべきだと思う。オマエにもトラウマ増やしてやるよ!! 俺と揃いだ、喜べフーガ!!」
 冗談をクウハと言いあいながらもフーガは思う。
(面白いことは好きだ。けど親愛なるクウハが立ち上がれなくなるのは本意じゃない……守るためなら、尊厳陵辱を被るのも安いもんだ……これは絶対に口に出せない話だが、トラウマを増やしてやるって言われた時、何故か心がくすぐったいほど本当に喜んでしまったんだ。クウハとお揃いのトラウマって……なんだか悪くない)
 その内心についてコメントは差し控えるが、そういうことらしい。
 ちなみに今話題でホットなバニーを着込んだ千代は、なんか飛行してドヤ顔をしていた。
「フフーン! 烏天狗たる私に掛かれば空飛んで一方的にスライムを狙撃ッ! 出来る! スライムとてこの高さまで手を出す事など不可能でしょう! これで私の大勝利ですよ!」
 そんな千代だが、何故か黒闇天の加護を授かってきている。どうしてなのか。だからだろうか、天井からジャンプしたスライムに捕まっていた。
「ぴぇん!? 捕まって気持ちい事されちゃう!? ひゃあああん♡ くっ! 殺せ!こんなスライムに弄ばれる位なら……いっそ! 殺せ! ……ひゃん♡」
 ちなみに寄生触手生物『ミサキ』が色々ガードしてるので少年誌にも載せられるくらい健全である。ヨシ!
 ちなみに本人曰く「えっ? 私はスライム食べたり最初から全裸だったりお嬢様スティックに比べたら常識人側ですよ! ただセンシティブ案件だから服とかされても見えちゃ駄目な所をミサキちゃん(ペットの触手)にガードして貰ってるだけで……服溶かすスライムに対抗する為の触手ガードですよ! なので服溶かされても恥ずかしくないもん!」とのことらしい。安心である。
「思ったよりガンガン溶けてますわ!! そもそもよく考えたら作戦要綱に「服着た奴優先で溶かす」って書いてましたわ。てへぺろですわ。もうこうなったらわたくしが全部引きつけますわ〜!ついでに最近肩凝ってるので癒やしてもらいますわ。新調した鎌が重くて仕方なくて……いえタンク役であって別にサボってはいませんわよ! あっ! それ以上はダメですわ!! わたくしの股間のお嬢様スティックが!! 謎の光とか検閲とかで消されますわ〜〜!! あっ♡ ぅうん♡ お”っヒャーーーーー!」
「フロラさんその棒の様なモノは、ってああっ! フロラさんがまだ気の早い鉄帝白鳥の群れに飲み込まれてどこか遠くにっす!」
 たぶんメテオリット・リーパーか5個繋がったセプテムマリアである。ダメだ、どっちでもそれなりに問題だ!
 そんなこんなでフロラが何処かに消えてしまったが、たぶん倫理的に大丈夫な頃に戻ってくるだろう。
「しかし服を着ておかないと誘き寄せられないって難儀っす」
 そんなレッドの姿は幼児服……いわゆるスモックだが、仕方なしとノリノリである。
 ちなみにレッドが空を見上げればフルールは「精霊天花・焔でどのみち服は消えるし、大事なところは焔で隠れるし。問題ないわ?」と空を何も気にせず飛んでいる。問題しかない。
 ちなみに近くにはショート丈パーカー+旧式のスクール水着+ニーソのルシアも飛んでいる。何処向けなのだろうか?
「ルシアは明らかに強制力のようなものを感じたのですよ……」
 そういうことらしい。
「スライムがー、って話ですけども、最初から上空で安全快適な空の旅をするつもりでしたので! 千代ちゃんと一緒に下で頑張ってる人を見ながらコアの捜索ですよ! コアを見つけたら届く距離まで降りてずどーんでして!! でも、前の依頼で沢山魔砲を撃ったのでけっこう辛いのですよ……」
 ちなみにこの後千代とルシアもスライムに捕まったらしいのだが、タイミング良く何処かのマッドサイエンティストが合体ロボの合体シークエンスに失敗して大爆発を起こしたため、誰も見ていなかったようである。倫理ヨシ!
「さて、そろそろ事態の収束を図りますか。コアスライムを倒してしまえば終わりなのですが……ちょっと愛着湧きましたね。でも、とりあえずフルルーンブラスター!」
 そうして、程よい頃合いでフルールのフルルーンブラスターがコアスライムを撃ち抜けば……今回の事件は終了である、のだが。
 今回の事件、スライムに飲み込まれると疲労回復するだけであって何も倫理に反するような事態は起こらなかったのである。
 そう、何も問題はないのである。絶対に、絶対にだ。

成否

成功

MVP

レッド(p3p000395)
赤々靴

状態異常

なし

あとがき

倫理、ヨシ!
リクエストありがとうございました!

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