シナリオ詳細
<深海メーディウム>ぼくたちの生きた証
オープニング
●海の底に沈むもの
ぼくたちには、何も分からない。
記憶とか、そういうものがないからだ。
ぼくたちが持っているのは、ただ1つの願いだけ。
それは、海の底に沈んでいる。
ぼくたちの船、ぼくたちの家。
ヤホホー、ヤホホー。今でも聞こえる気がする。
楽しい歌、楽しい音楽、楽しい声。
でも、もう聞こえない。
ぼくたちの船は沈んだから。
ぼくたちの船は撃沈されてしまったから。
なんていう名前だったかな? そうそう、スメイル号だ。
ぼくたちの愛しい船。ぼくたちの城。
けれど今はもう帰れない。
「■■■―■■■■」
「■■――■」
言葉、なのだろうか。あるいは単なる音なのだろうか。
たぶん、理解など出来ない何かだろう。
ぼくたちには理解できないし、たぶん理解してもいけないものだ。
その姿はたぶん、スライムと呼ばれるものにも似ている。
けれど、きっとスライムではないのだろう。
それすらも「理解」はできない。
ああ、ぼくたちにはもうどうにもできない。
けれど、けれど。
それでも「どうか」と願うんだ。
ぼくたちの願いを叶えて欲しい。
ぼくたちは、ただ……。
●ぼくたちの願い
「ぼくたちを盛大に送ってほしいんだ」
フリーパレット。
そう呼ばれるモノは、幾度もそう繰り返す。
海を漂っていた不思議な幽霊である「フリーパレット」はどうやら思念の集合体であるらしく、記憶などは持ち合わせていないようだ。その為か、故人そのものと見做すのは恐らく間違いであるのだろう。
想いや未練、あるいは願いといった思念が形をもったもの、と考えるのが良いのだろうが……ともかくこのフリーパレットも、その1つであるのだろう。
「ぼくたちの船、スメイル号。そこにある船長の頭蓋骨を取り戻して、砕いて海にまいてほしい。そしてぼくたちを、酒と歌で盛大に送ってほしいんだ」
かつてベイマース号という船の足跡を追った際に「人の髑髏を取り込み頭部のように使っている、スライムにも似た何か」の存在が確認されたことがある。
あるいは、それと同様の個体が「船長」の頭蓋骨を取り込んでいる可能性もあるのだろう。
そして「歌と酒で盛大に送る」というのは……これは船乗りの儀式の1つであろうと考えられた。
海で死ねば、まともに死体など残らないことが多い。
しかし、それを悲しむのではなく旅立ちと考え盛大に送る儀式といったものは、幾つか存在している。
それが「酒と歌」。酒を呑んで船と船乗りの「新たな旅立ち」を祝し、歌を歌ってその旅路の幸運を祈る。
これは悲しみではない、これは別れではない。いつか俺達もそこへ行くぞ、という……そんな意味が含まれたものだ。
船乗りらしい、湿っぽい雰囲気を吹き飛ばし笑って見送る為のものである。
要はこのフリーパレットは「それ」をやってほしいと、それが願いであると言っているのだろう。
自分達を笑って送り出してほしい。
そんな小さな願いは……きっと、かなえられるべきであるだろう。
- <深海メーディウム>ぼくたちの生きた証完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年08月20日 22時10分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●現場海域へ
ぽぺー。
『太陽の翼』カイト・シャルラハ(p3p000684)の汽笛代わりに笛の笛が吹かれる。
「ちゃんと演奏は出来るんだけどな、今のは練習だ練習!」
カイトたちが乗っているのは改造小型船『紅鷹丸』。甲斐との操船する小型船である。
かのダガヌ海域の【シピシュの咆哮】に行くには、カイトのようなベテランに頼るべきであり、今のところとてもうまくいっていた。
今日の運転は海洋一の航海士(自称)(傲慢)、カイトによる『紅鷹丸』でイケイケモード……であるらしく、その辺の本人のテンション的にも問題はない。
「なーに、すぐに終わらせてやるからな!」
海は俺のものだぜ! と 暴走族(船)ムーブをしているカイトに任せれば、まず間違いない。
ちなみに船の上には楽器のマラカス、タンバリン、鈴などとりあえず振っておけば周りのノリに乗ってテンション上げられそうな楽器の用意が『永炎勇狼』ウェール=ナイトボート(p3p000561)によってされており、弔いの儀式のための準備もバッチリというところであった。
現場まではもう少しといったところだが、『灰雪に舞う翼』アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)は少し不安そうな表情を見せている。
「前に会った相手は船底を融解して穴を開けるようなのだから、ちょっと離れた場所で停泊するのがいいのかな」
アクセルは少し前の大型船ベイマース号が行方不明になった事件の顛末を知っていた。
今回の敵と思われる「人の髑髏を取り込み頭部のように使っている、スライムにも似た何か」はベイマース号の船底に穴を開けており、紅鷹丸に直接攻撃を仕掛けられた場合を考えれば、アクセルの危惧は当然と言えるだろう。
「フリーパレットっていう道案内がいるし、目指す船も明確。危ない相手がいるのもわかってるから、注意を集中できるのはいいね」
「こういうモノは、普通ヒトとは関わらぬ。互いに異なった理で生きるものじゃ。しかし、ぽろりと群れから溢れて人の世界に厄災をもたらすものもおる。それを押しとどめるのも、絶海の防人。コン=モスカの役割であった。つまり。これも、我の仕事じゃ」
『海淵の祭司』クレマァダ=コン=モスカ(p3p008547)がそう呟くが、それは確かな決意を秘めたものだ。
だからこそエレメント・マスターの力を使い、海の精霊に願って進行方向の探査を行っていた。
進む先に、不定形の動くもの、人骨を呑んだものがいるかいないかを確認し続けることで不意の遭遇戦を避け、万全の態勢で戦えるよう備え、また潮目を精霊に訊くことも怠らない。
いかにシピシュの咆哮といえど、確かな準備と技術が合わされば帰ってこられることは実証済なのだから。
「ま、この調子ならあともうちょいってとこか」
「ええ、けど……嵐が強くなってきましたね……。念の為食材は船室の中で保存しておきましょう……」
『スケルトンの』ファニー(p3p010255)と『旧世代型暗殺者』水無比 然音(p3p010637)もそんな事を言い合うが、この海域は無数の船を沈めてきた場所だ。まさにカイトやクレマァダ頼りである部分は仕方がない。
そして、この海域に潜むモンスターのことをも然音は考える。
(戦闘場所が水中である以上、本領が発揮できないこちらの方が分が悪い……早めに仕留めたいですね……カイトさん達が大型との戦闘に集中しやすいようにこちらで先行して露払いを出来れば……)
目的の海域は、もうまもなくだ。ユラユラと揺れているフリーパレットを見ながらリエル(p3p010702)は思う。
(フリーパレット……「幽霊」ね。残留した思念が魔力に投影されてる……仕組みは理解できるんだけど……だとしたら善良、あるいは無害な未練ばかりというのが気になるわね?)
その辺りの仕組みについては分からないが、あるいはその程度が限度なのかルールがあるのか……そこまでは分からないが、フリーパレット自身そんなものは分からないだろう。
「ん、着いたようですね」
この下にスメイル号がある。『外柔内剛』キイチ(p3p010710)は目薬であるナイトゲイザーをさす。
「嵐の海中へ潜る経験は初めてですね。揺れる船上よりは動きやすいと良いのですが……」
面倒くさそうにこぼしてはいるが、「これもまたひとつの経験ということで」と呟いているあたり、やる気は充分であるようだ。
「さて兎にも角にも先ずは敵を打ち倒し、返すものを返して貰わねば始まりません。付近の港で購入して船の上に残してきたワインの風味が、波の揺れで失われる前に終わらせましょうね」
そうして全員が海の中へと入っていく。幸いにも水中用の装備を借りることも出来ているので、全員何の憂いもない。
安全圏から潜り、進んだその先にあるモノは……沈んだスメイル号と思われる、それであった。
●生きた証をここに
「ハッ、早速のお出ましか!」
スメイル号に侵入すると同時、水の中に在りて溶けぬ汚泥のごときものが現れる。
こうして見るとスライムとは違うと明らかに理解できるその姿に、ウェールは変形・灰銀狼宅配便を発動させる。
一目見て、これは何か相容れないものだと理解できるソレに札吹雪を発動させるが……それに反応したのか、あるいはタイミングを測っていたのか。だが、その中に頭蓋骨を取り込んだモノがいることに誰もが気付く。
恐らく……いや、間違いなくアレが「悍ましき死を穢し喰らうもの」なのだろう……!
(船長の頭蓋骨が残ってるなら他の船員の骨も残ってそうだし、どうせなら一緒に弔ってやりたいよな)
ウェールはそんなことを考えるが……残っているかどうかは、まだ分からない。
「スライム状でも流石にこれはスライムとは違うわね。アンデッド? アロンゲノム? あるいは……文字通りの悪霊かしら」
リエルは悍ましき死を穢し喰らうものを見据え、宣言する。
「いずれにしてもあなたたちの持つ骨は新天地に向かった海の勇士たちの骸。許可なく使っていいものじゃないのよ」
放つタイダルウェイヴに合わせるように、キイチも喜壱之木刀を構える。
「敵は合わせて十三体、僕らの目的として倒さなければ為らないのは一体ですが……おっと、其処の汚泥の如き化生さん。仲間への攻撃は僕を倒してからにして貰いますよ……やはり本命を前に邪魔をされては困ります」
名乗り口上を発動させるキイチは不慣れな環境、そして多勢に無勢ではありますが、こうした不利を呑み込んでこその武者修行だと、そんなことを考えて。
「同じ相手は前に戦ったことがある……! 前回よりも戦いやすいはず!」
アクセルはルーン・Hを発動させ、一体でも多くの水の中に在りて溶けぬ汚泥のごときものを倒すべく動いていく。
何度見ても不気味なその姿を見据え、アクセルは水中を翼で華麗に泳ぎ移動する。
「ったく、こんな変な生き物どこから湧いてきてるんだか。海の中ってももっと平和だろうに!」
炎狩を放つカイトに続き、然音のチェインライトニングが放たれる。
(しかしこの敵達、今まで狩ってきたどの生物とも違う……、もっと深い所から……、いえ、今考えても仕方が無いのですが……!)
まるで深い海の底から浮き上がってきたかのような、その姿。
考えること自体を脳が拒否するような、その悍ましさ。
クレマァダの絶海拳『海嘯』が放たれ、ファニーが魔砲を放つ。注意すべきは敵は1体でも多く巻き込めるように、味方は一人も巻き込まないように。
ファニーの視線の先には悍ましき死を穢し喰らうものの姿がある。
「髑髏を飲み込んだスライムモドキ、だったか……。死体を、魂の器を、役目を終えた亡骸を、そんなふうに扱うのは冒涜だろうがよ。言葉も理解できないであろう生物にそんなもんを求めるのは間違ってるんだろうが……まぁ、同じ骨としちゃあ良い気分はしねぇな」
正式な呼称かは分からないが、まさによく実態を現した名前だとファニーは思う。
あんな死を穢し冒涜するものが、他にあるだろうか?
(……あー、頭は狙わない方向で、だな。あれを弔ってやるのが目的だ。正直こういうのが一番戦いづらいんだよな。どこが弱点なんだかわかりゃしねーし、攻撃の予備動作もわかりづれぇ)
「まったく……死してなお眠ることも許されず、こうして晒し者にされるなんてたまったもんじゃねーよなぁ」
手ごわい相手ではある。だが、勝てない相手ではない。
戦い、戦って。ついにクレマァダの一撃が、悍ましき死を穢し喰らうものを破壊し髑髏を取り戻す。
「はいどうも、みなさんお疲れ様でした」
この通り、仲間が相手を打ち崩す方が早い。分かっていたことだと、キイチは思う。各自が自分のやるべきことを出来たからこその、この勝利があるのだ。
「早速戻って宴会を開きましょう。依頼はここからが本番でしょう?」
軽く探索しても内部に他の骨は存在しない。溶かされてしまったのだろうが……何とも恐ろしい話ではある。
それはウェールとしては非常に残念ではあったが、仕方がない。
「うごめくものよ ささめくものよ ひとしくうみに かえりたまえ」
そんなクレマァダの祈りのような声が響いて。全員が船へと戻っていく。
「同じ骨のよしみだ。ひと思いに砕いて、海にまいてやろう」
ファニーが頭蓋骨を粉々にして海に撒けば、フリーパレットも何度も頷いていた。
これでもう、あの頭蓋骨が何かに利用されることもない。
「あとは、そうだな、賑やかに送ってやるんだったか。俺はまぁ、芸の心得はねぇからよ。せめて飲むだけ飲んで食うだけ食って、盛大に送ってやるとするか。腹いっぱいになるまで食うぞ。え? いっぱいになる腹がないだろって?まぁ、それは気にしちゃいけねぇよ」
そう、あとは鎮魂の儀式……宴会である。湿っぽいものを嫌う船乗りらしく、送り出す時も派手に賑やかに。
つまりはそういうことであり……ウェールの持ち込んだ楽器の活躍するときである。
「歌って飲んで宴会……つまり格式高いものではなくどんちゃん騒ぎがいいよな」
うんうん、と頷くフリーパレットを見ながら、ウェールは「普通なら行儀が悪いが、儀式中は無礼講で」と前置きをする。
すでに楽器の準備は出来ている。
料理を一皿平らげ、酒で気分を上げ、箸をスティック、皿をドラムに演奏。
そこにアクセルも加わり空渡る音色を奏でれば、カイトも笛を吹く。
ハイペリオンさまのために覚えた音楽で楽しげにくるくる踊りながら「ぴーぽー」とカイトが笛を吹きならせば、自然とそれがベースになっていく。
「あ、笛吹いてたら肉食えないし酒飲めないじゃないか!!! 俺も混ぜろ!!!!!! ぴぽー!」
フリーパレットも楽しそうにマラカスを振っていたが、やがてニコニコとそれを眺める側に移っていた。
「鎮魂の歌……しかし賑やかに。うむ、良い。愉快な船出とばかりはいかぬが、海は全てを受け容れる」
クレマァダも歌を歌い始め……リエルもそれに合わせて演奏を始める。
キイチも見よう見まねで音楽を奏で、持ち込んだワインを大盤振る舞いしていく。
「おっと! 忘れていました、どなたかツマミになる物など用意していませんか? 腹を満たして飲んで騒げば、過去の悔いも濯がれましょう」
「ええ、どうぞ」
そして然音は性格上"盛り上げる"ということに慣れてないからと、基本ウェイター兼シェフ的な感じで行動していた。
料理を作っては運び作っては運び、その合間に他のメンバーと交流する……という形だ。
「まだまだ食材には余裕がありますので存分にお召し上がりください……」
(元々は要人の毒殺用にインストールされた機能でしたが、案外こういった形でも使えるものですね……)
そんなことを考えながらも、ふと思いついたようにアシカールパンツァーを花火代わりに使用する。
「そういえばこんな物を持ってきていましたね……。派手に送り出すならこういうのはどうでしょうか……」
「あはっ」
そんな中でフリーパレットは笑い、歌い出す。
ヤホホー、ヤホホー。
海洋の船乗りが自然と覚える、楽しげな歌のうちの1つ。
名前も無いしリズムも適当なその歌は、自然と演奏に調和して。
「ありがとう。ぼくたちの生きた証は、刻まれた」
フリーパレットの姿が薄れ、船の上に竜宮幣が落ちる。
その姿を見ながら、カイトは彼等の安寧を祈る。同じ海の民としての祈りは、きっと届いただろう。
そしてクレマァダは静かな……優しげな歌を歌い始める。
あしたはきっと よいあした
きょうのなみだは まくらにおいて
かばんにえがおを つめこんで
むかえるあしたは よいあした ♪
「さ、海にお還り。そしてまた、今日を生きるために生まれておいで」
命が巡るものであるのならば。
その願いもまた、きっと届くだろう。
この広い海に還った彼等の生きた証は、確かに刻まれたのだから。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
ご参加ありがとうございました!
GMコメント
現場はダガヌ海域の【シピシュの咆哮】と呼ばれるエリアです。
突如襲い来る嵐により、天候が読めないエリアですが、今回皆さんはそこに「皆さんがアイテムで用意した船」、あるいは「レンタルした船」で向かうことができます。
場所に関してはフリーパレットが案内してくれるので迷うことはないでしょう。
船長の頭蓋骨を取り戻し、砕いて海に撒きましょう。
その後は船の上で歌って飲んで宴会をしましょう。それが弔いの儀式となりますので、テンションが上がる程良いです。
フリーパレットはその様子を見届け、成仏し竜宮幣をドロップします。
なお注意事項として【フリーパレットは故人の記憶などは保有していません】。
集合体としての願いだけを抱えて漂っていた存在ですので、その辺りは期待しないであげてください。
今回、下記のような特殊ルールも存在します。
●特殊ルール『竜宮の波紋・改』
この海域では乙姫メーア・ディーネ―の力をうけ、PCは戦闘力を向上させることができます。
竜宮城の聖防具に近い水着姿にのみ適用していましたが、竜宮幣が一定数集まったことでどんな服装でも加護を得ることができるようになりました。
●特殊ドロップ『竜宮幣』
当シナリオでは参加者全員にアイテム『竜宮幣』がドロップします。
このアイテムは使用することで『海洋・鉄帝・ラサ・豊穣』のうちいずれかに投票でき、その後も手元にアイテムが残ります。
投票結果が集計された後は当シリーズ内で使える携行品アイテムとの引換券となります。
※期限内に投票されなかった場合でも同じくアイテム引換券となります
敵の情報は下記の通りです。
沈んだスメイル号の中に巣くっていると思われます。
●出てくる敵
・悍ましき死を穢し喰らうもの×1
人の髑髏を取り込み頭部のように使っている、スライムにも似た何かです。
しかし、断じてスライムではないと誰もが本能で理解できます。
こんなおぞましいものがスライムであるはずがないからです。
・水の中に在りて溶けぬ汚泥のごときもの×12
スライムにも似ている、しかし確実に違う何かです。
しかし、断じてスライムではないと誰もが本能で理解できます。
スライムに、こんな吐き気を催すような嫌悪を覚えるはずがありません。
●フリーパレット
カラフルな見た目をした、海に漂う思念の集合体です。
シレンツィオを中心にいくつも出現しており、総称してフリーパレットと呼ばれています。
調査したところ霊魂の一種であるらしく、竜宮幣に対して磁石の砂鉄の如く思念がくっついて実体化しているようです。
幽霊だとされいますが故人が持っているような記憶や人格は有していません。
口調や一人称も個体によってバラバラで、それぞれの個体は『願い事』をもっています。
この願い事を叶えてやることで思念が成仏し、竜宮幣をドロップします。
●名声に関する備考
<深海メーディウム>では成功時に獲得できる名声が『海洋』と『豊穣』の二つに分割されて取得されます。
●情報精度
このシナリオの情報精度はC-です。
信用していい情報とそうでない情報を切り分けて下さい。
不測の事態を警戒して下さい。
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