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シナリオ詳細

<チェチェロの夢へ>暴走する風精霊たち

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●外周浮遊小島群の異常
 浮遊島アーカーシュに存在する唯一の村『レリッカ』の近隣に、帝国軍の基地が築かれた。
 飛行亜竜を駆るイレギュラーズのために、馬宿ならぬ竜宿が設けられ翼止場(はとば)と呼ばれている。
 アーカーシュでの冒険は更なる広がりを見せ、これまでの『地上部フィールド』と『遺跡』の他に、地上外周部にあたる『小浮遊島群』と、新たに発見された『地下遺跡深部』が加わることになった。
 そんな中で『最期に映した男』キドー(p3p000244)には、とあることを気にしていた。
 それは精霊だ。
 地上部や地下表層の遺跡は朽ちた都市であり、精霊を使役した高度な文明を有しているそうだ。ランプのようなもの、コンロのようなもの、冷蔵庫のようなものなど、様々な道具が発見されている。
 しかしながらキドーが見たのは、その精霊の暴走だった。
 精霊を縛る契約と、その契約の相手……それを探る必要をキドーは感じていた。
 同様の懸念を感じる者は多かったらしく、精霊が異様に暴れているのは、どうやら遺跡が激しく傷んでいる事が原因らしいことが分かっていた。
 その結果キドーは、契約は精霊使いにとっては一般的で平凡なものであることを突き止めていた。
 そしてその相手は……例外はあるかもしれないが、物品であることが多い。
 例えばコンロが損壊していれば、火を出す仕事をこなすことが出来ない炎の精霊が、エラーを起こしてしまうようだ。倒すことで鎮めてやれば、エラーから解放出来ることも分かってきている。
 また都市機能を回復するため、発見されたゴーレムの部品を集めて修復することも推奨されている。
 ゴーレム達がいれば都市を徐々に修復することも可能なはずなのだ。
 そう、全ては繋がっている。
 いるが……暴走する精霊を鎮める手段だけは、何一つとして変わらない。


●風精霊を鎮めよ
 浮遊島アーカーシュ。そこには外周浮遊小島群と呼ばれる場所がある。
 浮遊島アーカーシュの地上部と同様に、いくつもの遺跡と広大な自然が広がっている場所だ。
 ……さて、何故こんな話をするのか。
 簡単に説明すればこういうことになる。
「精霊の暴走……か」
 キドーは依頼書を眺めながら、そう小さく呟いた。
 外周浮遊小島群の1つに、何か巨大な風車のようなものがついた塔が確認された。
 どういう役目を持っているものかは分からないが、古代文明の謎を解き明かすカギの1つであるのは間違いない。
 当然、調査をしたいが……そこに行くのは簡単ではない。
 まずその島は、外周の少し離れた場所にある。
 そこまで行くには小さな島が沢山浮いているので、飛行するとある程度楽になるだろう。
 あるいは、岩ほどの小さめの島を飛行やジャンプで渡り歩いていくのもオツなものだろうか。
 だが、何よりも問題は……ウインドエレメンタルたちが、風車の塔のある島の周辺を暴走し飛び回っていることだろうか?
 彼等は島に近づく者に容赦なく襲ってくるだろう。
 当然だが、彼等の暴走を止めるには倒して鎮めるしかない……が。
 どうやら、半透明の女性の姿をしているハイエレメンタルと思われる精霊の姿があるようだ。
 彼女も倒せば鎮まるだろう。あるいはそれによって、風車に関する情報を得る事が出来るかもしれない……!

GMコメント

横スクロールアクションみたいなことしようぜ、ってシナリオです。
飛行しながらウインドエレメンタルたちを倒し、風車の塔のある島に辿り着きましょう。
風車の塔のある島は少し大きめなので、ゆっくりすることも出来ると思います。
以下、必要データです。

●風車の塔の島
 風の精霊の力で風車を動かし、水を炭酸水に加工する巨大機械であったようです。
 水は樽をセットすることで供給されるようですが、塔の中にある樽はどれも空っぽです。
 建物の周囲は草地になっているようです。
 なお、塔の入り口には【壊れたゴーレム】が転がっていますが、動くことはありません。
 この塔の付属品のような扱いである可能性があります。


●出てくる敵
・ハイエレメンタル(風)×1
なんらかの原因で荒れ狂う高位精霊です。自然現象のようなものですが、倒すことで鎮めることが出来ます。意思を持ち、言葉を話すことが出来る存在も居ます。
神秘単体攻撃や範囲攻撃を行います。出血系統のBSを保有しています。

・ウインドエレメンタル×20
なんらかの原因で荒れ狂う精霊です。自然現象のようなものですが、倒すことで鎮めることが出来ます。
神秘単体攻撃や範囲攻撃を行います。出血系統のBSを保有しています。

●特殊ルール『新発見命名権』
 浮遊島アーカーシュシナリオでは、新たな動植物、森や湖に遺跡、魔物等を発見出来ることがあります。
 発見者には『命名権』があたえられます。
  ※命名は公序良俗等の観点からマスタリングされる場合があります。
 特に名前を決めない場合は、発見者にちなんだ名が冠されます。
  ※ユリーカ草、リーヌシュカの実など。
 命名権は放棄してもかまいません。
  ※放棄した場合には、何も起りません。

 このシナリオでは飛行スキルや、飛行可能アイテム効果を持っていると戦闘判定が有利になります。
 飛行を持たない場合は騎乗戦闘可能なリトルワイヴァーンを持っているものと見なします。この場合飛行戦闘は可能ですが、判定は有利にはなりませんのでご注意下さい。
 また簡易飛行や媒体飛行は、飛行には含みませんので、ご注意下さい。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • <チェチェロの夢へ>暴走する風精霊たち完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2022年05月29日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

キドー・ルンペルシュティルツ(p3p000244)
社長
アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)
灰雪に舞う翼
ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)
祈りの先
リースリット・エウリア・ファーレル(p3p001984)
紅炎の勇者
ルーキス・グリムゲルデ(p3p002535)
月夜の蒼
伊達 千尋(p3p007569)
Go To HeLL!
メイ・ノファーマ(p3p009486)
大艦巨砲なピーターパン
風花(p3p010364)
双名弓手

リプレイ

●風精霊の下へ
「ウェーイ! 千尋くんじゃーん! オッスオッス」
「イエーイ! キドーさん! ティティーッス!!!」
「イエーイ! キドーティティーッス!!!」
 パアン、と打ち合わせる手3つ。
「俺が来たからには新発見間違いなしだぜ~? 一緒に歴史に名前を刻もうじゃねえか!」
「私が来たからには新発見間違いなしでござますわーー! 一緒に歴史に名前を刻みましょう!」
「おうともよ、俺らにかかれば新発見のふたつやみっつ……とまあ、まずは精霊どもを何とかしねェとなァ!」
 『最期に映した男』キドー(p3p000244)と『Go To HeLL!』伊達 千尋(p3p007569)、そして『祈りの先』ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)が楽しそうに肩を叩きあっているが、キドーと千尋はマブダチ故の気安さだろうか?
 ちなみにヴァレーリヤが混ざっているのはちょっと楽しそうだったからというだけの理由である。
 それでも違和感なく混ざっている辺り、パリピなのかもしれない。さておいて。
 キドーの精霊への探究心から始まった今回の探索において、良いチームとなることだろう。
 そう、キドーは精霊の契約について知ることを欲し、その結果を知るに至った。
「精霊と契約して日常生活をしてる……って、不思議なシステムだったんだね」
『灰雪に舞う翼』アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)も感心したように何度も頷く。
「精霊……本当に精霊に関する事柄が多いですね、この島々。此処まで精霊が密接に生活に結びついていた……深緑のそれとも違う、精霊と契約した文明。まるで、そう。精霊都市……」
 そう、『紅炎の勇者』リースリット・エウリア・ファーレル(p3p001984)の言う通りに古代文明は精霊文明とも言うべきものであったようで、精霊の力で動かす道具が多く残されていた。
 此処が精霊都市であるというリースリットの言葉ももっともだと、アクセルはそう思う。
「キドーが調べた結果の、ものが壊れているから精霊が暴走しているっていうのは、住んでたヒトはそういう事態を想定してなかったのか精霊使いみたいなヒトがいて鎮めてたのか……ともあれ、オイラ達はオイラ達の方法で精霊を鎮めるよ!」
 そんなアクセルに『月夜の蒼』ルーキス・グリムゲルデ(p3p002535)もタイニーワイバーンを撫でながら頷く。
「いやはや! 地上だろうと天上だろうとやる事は変わらないね! さあてと、今回は君の力の見せ所だ。念願の空の旅だぞー! 一緒に頑張ろうねー」
 ルーキスはアイテールを持ってきてはいるが、過信は禁物だと自分を戒める。
(先行し過ぎず、過信し過ぎず。移動速度は皆に合わせて着実に行こう)
「すご~い! ここが空に浮いてる島、アーカーシュなんだね! ここでこれから色々なものを探すんだね!」
 『青き大空のピーターパン』メイ・ノファーマ(p3p009486)も、そう声をあげる。
 小島を渡って行く目的の島はアーカーシュの「らしさ」をこれ以上ないほどに体現しており、飛行することによるメリットをこれ以上ない程にメイへと伝えてくる。
「まずは邪魔者を倒さなきゃね!」
「暴走する風霊、多いですよね。全部とはいかないでしょうけど、原因を取り除いて少しでも鎮まってくれればいいのですが」
 『双名弓手』風花(p3p010364)も、そう頷いて。全員がそれぞれの方法で空へと舞い上がる。
「安定した足場があるなら利用してェな。攻撃された時の高度低下からの復帰が面倒そうだし、何よりワイバーンに無理をさせたくねェからな!」
 そんなキドーの気遣いに、誰もが微笑んで。暴走するウインドエレメンタルの待つ場所へと飛んでいく。
 そうして浮島の間を飛んでいけば……こちらが近づいてくるのを察したのだろうか、目的地を前にしてウインドエレメンタルたちが待ち構えているのが見えた。
「出たぞ! 単純に数で劣るこの状況をまずは何とかしねェとな!」
「そうですわね! まずはウィンドエレメンタルを倒してしまいましょう!」
 キドーとヴァレーリヤが、そう叫ぶ。
 ウィンドエレメンタルから優先的に片付け、数を減らしてからハイエレメンタルを相手にする。
 キドーはそう方針を定めていたが、最初に発動するのはワイルドハント。
 ■■■■■率いる狩猟団をけしかけ、合わせるように千尋もリトルワイバーンを華麗に操りDo or Dieを繰り出していく。
 踏みつけた勢いで高く跳び上がって他の敵を踏みつけるみたいな事も出来るならやってみようと、そんなことを考える余裕すらあった。
「何せこのシチュエーション、昔やったテレビゲームにそっくりなもんでよ」
 ハハッと笑う千尋だが……続けてアクセルが神気閃光を放つ。
「フレンドリーファイア設定はオフってね!」
 続けてヴァレーリヤが聖句を唱えれば、メイスから炎が吹き上がる。
「主よ、天の王よ。この炎をもて彼らの罪を許し、その魂に安息を。どうか我らを憐れみ給え」
 発動した「太陽が燃える夜」はウインドエレメンタルたちにかなりのダメージを与えて。
「君達が大人しくしてれば力技にしなくて済むんだけど……んー、暴走中の会話は厳しいか。まずは沈静化だね」
 ルーキスが形無き銀鍵をさせるが、確かに暴走する精霊相手では疎通すら出来ないだろう。
「私の魔術はそれなりに痛いから覚悟してね!」
「まぁとりあえず倒せば一時治まるっていうのは単純明快でいいですね? しかし、あなたたち風霊が本調子なら弓矢なんて簡単に逸れるでしょうに……嘆かわしい」
 その攻撃の直後を狙い、風花が魔弓礼装を構え矢を放つ。
「ボクにはアルキメデスレーザー魔砲しか攻撃がない!」
 そんなことを叫びながらメイが魔砲を放てば……ウインドエレメンタルはその数を減らしていく。
「このまま畳みかけます!」
 神鳴る縛鎖をリースリットが発動し、そうして……全てのエレメンタルは暴走状態を解かれ、施設に向けて飛んでいくのだった。

●施設の謎
 風車の塔の島はそれなりに大きく、しかし設備は古く風車も止まって久しいようだった。
「此処で水をシュワシュワの炭酸水にするのか~……でも水はないんだね。どうしよう。水を探しに行く? 砂糖もあればサイダーつくれるね!」
 施設を調べていたメイが何度も頷きながら、必要な物を列挙していく。
 そうしてまずは行動と、早速探しに出発する。
「風車っていうのは一棟でも相応の資源を使うものでしょう。それに加えて風霊との契約と炭酸水生成……そこまでの豊かさがあったアーカーシュに一体何が……?」
 風花は風車を見上げながら、そう呟く。扉を開いた先にある機械群も相当な文明力がなければ出来ないもので、それを嗜好品に使うというのは確かに相当の豊かさの証であるだろう。
 そんな中、他のことに興味をもっている者達もいた。
「超古代炭酸水メーカーも惹かれるけど俺としてはゴーレムの方が気になるな。使えそうな部品や生きてれば動力源、可能なら「どういう目的で作られたゴーレムか」ってとこまで判別して太古のロマンに思いを馳せたいトコだぜ」
 千尋がそんなことを言うが、まさにそのゴーレムに興味がある者も何人かいた。
 そして同様に、此処に何があったのかに想いを馳せる者も。
「此処に一体何が……貴方達に一体何があったのですか?」
 リースリットは施設の近くにいたハイエレメンタルと疎通するべく、そう問いかけてみる。
 明確な意識を持つほどの高位の精霊なら、この文明に何があって滅びてしまったのか……彼ら残存している精霊達が何故我を失って暴走しているのか、そして、そもそもこの文明はどのようなものだったのか、認識して覚えているかもしれないと考えたのだ。
「それは私は記憶していない。ただ、この施設は故障し私達は役目を果たせず暴走した……それが事実」
「そう、ですか。この滅びてしまった文明は、一体どのようなものだったのでしょう……?」
「分からない。ただ……」
 続くハイエレメンタルの言葉に、リースリットは目を見開く。
「アーカーシュは過去、現在、未来を支配する。そんな言葉を、私は記憶している」
 どんな意味かは分からない。だが……あるいは重要なことであるように思えた。
「過去、現在、未来……ね」
 それを聞いていたキドーは、こちらに視線を向けて来たハイエレメンタルに「よう」と声をかける。
「お嬢さん。手荒なマネをして悪かった。にしてもいい戦いぶりだ」
「構わない。私達は暴走していた」
 キドーはその答えに頷くと、聞きたかったことを問いかける。
 この塔での仕事の内容や、ここにかつていた人間の様子や会話、それとゴーレムの様子について。
 記憶が万全ではない可能性が高いが、塔やゴーレムの部品や機能を取り戻す為の推測の材料にはなるかも……と考えていたのだが。
「セレストアームズなら、そこに故障したものがある。多少中を弄れば動くだろう」
「……それでいいのか?」
「セレストアームズは本来は作業用のゴーレムであり、都市の維持を行っていた。故に、多少頑丈だ」
「なるほどな」
 何かとんでもない事実が明らかになった気もするが、言われてみれば納得ではある。
「壊れたゴーレムは、もしかして……この塔を動かす労働力だったりとかするのでしょうか? 警備として戦闘型のゴーレムといい、人に変わる労働力としてゴーレムを運用は有り得るとは思っていましたが」
「どちらかといえば保守要員。この施設についても、ゴーレムであれば直せる……かもしれない」
「なるほど……」
 キドーとリースリットが視線を向けたその場所には……ヴァレーリヤが座り込んで眺めていた。
「このゴーレムが樽をセットしていたのかしら? 直すことができたら、風の精霊も少し落ち着いてくれるかも知れませんわね……使えそうなゴーレムの部品を探して集めて組み合わせて、動くゴーレムを作れないか試してみましょうか」
「じゃあ、オイラも部品を探してみるよ!」
 アクセルもそう提案し、広域俯瞰でゴーレムの残骸を探し始める。
「ハイエレメンタルも落ち着きを取り戻したみたいですし、お話を聞いてみるのも良さそうですわねっ! この遺跡をどうしたら直せるかが分かれば、私もお手伝いできるかも。あとあと、この遺跡の歴史や当時の様子も聞いてみたいですわー!」
「うんうん。うまく動けなくなってフラストレーション溜まって暴走とかありそうだしね。アナザーアナライズで故障場所とか分かればねー。動力だったり魔術的な問題だって言うならちょいちょいと弄ってみようか。ここら辺に居るエレメンタルの力を借りれば改造ぐらいできるかもしれないしね?」
 ルーキスもそう言いながら、ゴーレムを弄り始める。
「連動してる制御システムが塔側にあったりしねーかな。その辺の技術とかこう、オーパーツ的な奴だったら新発見的な?」
 千尋はゴーレムを見てそう言うと、早速塔の中に入ってみる……が、機械がこれでもかとあるせいで理解するのは中々難しそうだ。
「あとは実際に水さえあれば炭酸水作れるか試せるからな。調べに行った奴の結果待ちか……もしまだシステム生きてて炭酸水作れたら、超古代炭酸水って銘打ってどっかで売ればめっちゃ儲かるんじゃね? 特許申請の準備しねーと」
「一生懸命直した遺跡で飲む美味しい炭酸水、きっと美味しいですわよねっ!」
 外からヴァレーリヤのそんな声が飛んでくるが、風の精霊が周囲を飛んでいるので、ひとまず作れる……のかもしれない。
「うおー何これこの金属! 俺のバイクのボディに流用できねーかなあ……ちょっとくら持って帰っても……バレへんやろ……」
「ダメだ」
「え? ダメ? そんなー」
 ハイエレメンタルに千尋が怒られている中、メイが無事に水源を見つけて……ハイエレメンタルの指揮の下、風車がゆっくりと動き出す。
 この施設も壊れている為、細かい調整は無理のようだが……最低限のことは出来る。
 風車が回り、樽に何かが注ぎ込まれ……出来上がった炭酸水は勿論味などついてはいないけど。
「どうよ、他に使えそうなモンあるかァ?」
「いやー、やっぱサッパリだわー」
 キドーと千尋がそんな会話を交わす程度には、風車の機能には分からないものが多い。
 きっとこれが全て機能していた頃は、とても素晴らしい娯楽施設だったのだろう。
 それでもキドーも千尋も、未知の施設を調査するのは中々に楽しいモノだった。
 そう思いを馳せる中で……外では、ゴーレムの目に光が灯ったことによる歓声が響いていた。
 謎は未だ多くあれど、確かな成果はあった。そんな、探索行であった。


成否

成功

MVP

リースリット・エウリア・ファーレル(p3p001984)
紅炎の勇者

状態異常

なし

あとがき

炭酸水ダイエットとかいうのがあるそうです。
試してみたいですよね

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