シナリオ詳細
再現性東京202X:復興の導き手
オープニング
●構築と飛来
希望ケ浜では『火山が爆発した』『集団幻覚だ』などとワイドショーで騒ぎ立てられているが、竜による被害の痕跡は消しきれず、崩れた瓦礫や未だ救助を待つ人々の姿も多く見られた。
住居を失った人々も多く、各所に避難所が設けられている。しかし、食料、水、生活用品などの必需品がどこも不足している。そこで、避難している人々に支援物資を届けようとする計画が進められた。
避難民のための支援の障害となるのは、未だ続発する機械の暴走である。支援物資を無事に送り届けるためにも、安全なルートを調査、構築する必要があった。
――ここの道路は、比較的被害が少ない。
偵察用のドローンのカメラから送られてくるライブ映像を眺めながら、職員は避難所への運搬ルートの探査を続けていた。
――このルートを進めば、運搬用のトラクターが使えそうだ。
舗装が綺麗なままの道路を見つけ、職員たちは計画の達成に希望を見出した。しかし、ドローンのマイクは妙な音を拾っていた。それはまるで、ヘリコプターのローター音のような――。
――あれは?!
ドローンが最後に映していたのは、砲撃を開始したヘリコプターの機体だった。
●希望と危機
「ルートを探査していたドローンは、そのまま撃ち落とされちゃって……」
自称『紅宵満月(くれない・みちる)』――『ゲーム研究室主任』陽田・遥(p3n000155)は、研究所に招集されたイレギュラーズに向けて、ドローンから送られた映像を開示した。
どこか肩を落としていた満月だったが、「ここは君たちに何とかしてもらうしかないよね!」と、早速仕事の内容を説明し始めた。
軍事兵器であるAI搭載自走型ヘリコプター12機が確認され、暴走している地域が特定された。満月は、そのヘリコプターの破壊を託したい旨をイレギュラーズに伝える。
「エラーを起こして手がつけられない状態なんだけど……これも、エラーの影響なのかな? ヘリコプター自体は、決められた範囲内だけを巡回してるみたい」
ヘリコプターは、およそ半径1キロメートル圏内を旋回し続けていることが判明している。その範囲内には住宅街なども含まれているが、7割近い面積は公園の広大な敷地に当たる。
「竜が出現したタイミングもあったから、その地域の住民の避難は完了しているよ。ただ、住宅街方面には舗装された道が残ってるから、公園側でドンパチしてもらえると都合がいいんだよね」
満月は、支援物資の運搬に欠かせない道路が無傷でいられるかどうかを懸念していた。
12機のヘリコプターは、機体の両サイドにガトリング砲を備え、ミサイル弾による攻撃も行う。また、熱源を感知するセンサーも備えている。センサーが捉えた生物を敵影とみなして攻撃するよう設定されている。
センサーの範囲は前方のみにあるため、飛行中のヘリコプターの不意を突くのは難しくはないだろうと満月は語る。
「ヘリは、一度バランスを崩しちゃうと立て直せない……ていうイメージが合ってるなら、センサーに感知される前に攻撃しちゃえば、簡単に墜落するはずだよ」
そこまで言い終えて、満月はどこかまだ渋い表情を見せて考え込む。
「あと、問題は……ヘリが飛行してる範囲が結構広いよね」
ヘリはそれぞれバラバラの巡回ルートをたどっているため、広大な範囲を巡って破壊するという手間が考えられる。満月はヘリのセンサーを利用できないかと考えた。
「何か膨大な量の熱源があれば、わざわざ探しに行かずに引き寄せられそうじゃない?」
- 再現性東京202X:復興の導き手完了
- GM名夏雨
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2022年03月01日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
熱源を感知するヘリコプターのセンサーを利用して誘き寄せる作戦――公園内でのキャンプファイヤーを決行するため、イレギュラーズは動き出す。
ヘリコプターのセンサーの範囲内に入らないよう警戒しつつ、8人は協力し合って公園周辺の廃材をかき集めた。
『炎の剣』朱華(p3p010458)は皆が廃材を集めている間に、芝生の一部を刈り取っておいた。『獏馬の夜妖憑き』恋屍・愛無(p3p007296)も炎が燃え広がるのを防ぐために、芝生広場に特殊な結界を展開する。
公園内の芝生広場の中央には、多くの廃材が薪として積み上げられた。
「うおお、オイラキャンプファイヤーやってみたかったんだー、テンションあがるぜぇ!」
アザラシそのものの姿の海種――『鮪導弾』ワモン・C・デルモンテ(p3p007195)は前ヒレをばたつせながら言った。
「燃やす準備はバッチリだよ!」
用意周到に燃料や着火剤を用意していた『深き森の冒険者』玖・瑞希(p3p010409)は、早速薪に点火する。
投入された燃料によって火は勢いを増し、燃え盛る火柱となって上空に火の粉を舞い上げる。
『炎の御子』炎堂 焔(p3p004727)は、充分に保たれる炎の勢いを認め、住宅街方面を顧みる。
――やっぱりあれだけの事件の後だと、まだあちこちに影響があるみたいだね……。
薪に使えそうな廃材を集めつつ、倒壊した複数の家屋を見てきた焔。竜の被害が顕著な練達の様子に心を痛める焔だったが、
「復興を頑張ってる人達のためにも、ここはボク達でなんとかしないとだね!」
あふれる意欲を示して行動を開始する。
焔は使い魔として使役する鳥に、自らの能力で炎をまとわせた。ヘリを公園内に誘き寄せるための囮として、使い魔の鳥は焔の意思によって自在に動く。また、焔は戦場となる公園を保護するため、芝生広場を中心にして結界を張り巡らせた。
「再現性東京も大変だねぇ――」
1人つぶやく『羽衣教会会長』楊枝 茄子子(p3p008356)は、焚き火付近の持ち場を他の者に任せて移動を始めた。
――羽衣教会も継続して支援し続けてるけど、それでも全然追いつかないって感じだ。まぁ、地道にやって行くしかないよね。
「――まずは目の前の暴走ヘリを何とかしなきゃだ」
そう言って空を見上げた茄子子は、周囲の気配を探ろうと感覚を研ぎ澄ます。
『陰陽式』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)は第2の視点とも呼べる超人的な視野の広さを発揮し、焚き火のそばで上空からの視覚情報に意識を集中させる。
――大した連携はないようだが、まともに機能しているモノが相手だったら、心底うんざりするような状況だな。
汰磨羈は最も公園に近い位置にいたヘリの存在を認め、旋回して芝生広場に向かってくる様子を捉えた。汰磨羈はその動きに対し静かに霊気を練り上げ、「では、行こうか!」と1機のヘリを迎え撃つことを促した。
焚き火の存在を捉えたヘリは、公園の上空へと侵入する。しかし、焚き火の周辺に敵影を捉えることはできなかった。各々の索敵能力を遺憾なく発揮するイレギュラーズは、すでに焚き火から距離を置いて散開していた。
ヘリの限られた知覚、センサーをあざむいた一同は、暴走したヘリの排除に乗り出す。
最大限まで魔力を引き出した『天空の魔王』ハンナ・フォン・ルーデル(p3p010234)は、ヘリの背後を狙って瞬時に魔力を打ち出した。砲撃そのもののハンナの一撃によって、ヘリは爆炎に包まれた。
機体を回転させながら落下するヘリは、汰磨羈の方へと向かってくる。刀を構えた汰磨羈は凄まじい跳躍力を見せて斬りかかり、ヘリの機体を真っ二つに寸断して見せた。驚異的な力を示す汰磨羈の周囲にあふれ弾け飛ぶ霊気は、白桜の花吹雪のように幻想的な輝きを帯びていた。
「皆さん、次が来ますよ」
超人的な視力に加え、熱源を知覚することができるハンナはヘリの接近を察知し、迎撃の準備を促した。
――竜の襲撃も終わり、やっと落ち着きを得られるであろう人々に、これ以上恐怖と混乱を与えるわけにはいきません。
使命感を秘めたハンナは、その一言に決意を込めてつぶやいた。
「――全力で排除します」
炎の力を操る焔は、その手に発現させた炎で槍の形を現す。1機のヘリが射程圏内に入った瞬間に振りかぶると、焔の放った炎の槍は、見事に機体を貫いた。爆発四散するヘリの向こうには、隊列を組んで飛行する機体が更に確認できた。
茄子子は芝生広場の外周に当たる範囲でヘリを待ち構え、
「プロペラもいいけど、翼もどうかな」
自身の特異な能力を以て、単独で向かってきたヘリを芝生広場の中央に向けて吹き飛ばす。
茄子子が授けた翼によって強制的に芝生広場に導かれたヘリは、即座に攻撃に晒される。
朱華は魔王を彷彿とさせる漆黒のオーラを発現させ、バランスを崩すヘリの機体へ集束させたオーラを放った。その衝撃によって、ヘリは空中で爆発する様を見せた。
――あんなヘンテコな形の鉄の塊が飛んでるなんて変な感じだわ。
そう心中でつぶやく朱華は、爆風で大きくなびく長髪を押さえ、第二波として迫るヘリに備えた。
林道側からのヘリの進入をカバーしようと、瑞希は公園内の林道の木陰に待機していた。ヘリの進入を確認するまでの間に、瑞希はaPhoneを駆使してヘリについての情報を調べていた。
「う〜ん……不思議な方法で空を飛んでるんだね」
亜竜種の集落で育った瑞希には、練達の技術は難解なものに思えた。
死霊魔術を駆使する瑞希だけは、見えざる者の協力――霊魂との意思疎通によって、接近するヘリを迎え撃つタイミングを把握することができた。
「ありがとう……すぐに準備するよ」
茄子子がヘリを吹き飛ばしていた頃、瑞希は別の方角から進入する2機のヘリを確認した。上空を飛ぶヘリを阻もうとする瑞希は、ヘリのセンサーが及ばない範囲から攻撃を仕掛ける。
瑞希が放つ雷撃は、目標とした内の1機の機体を穿った。雷撃を食らった機体から激しく黒煙をあげる1機に対し、もう1機は即座に瑞希への攻撃を開始する。対象を追尾するミサイルが瑞希に向けて射出されたが、瑞希は更に雷撃を放つことでミサイルを爆砕した。
黒煙や火花をあげながらも、かろうじて飛行を続けている1機目のヘリを警戒し、瑞希は広い林道から逸れて木陰の中に身を隠すように行動する。
プロペラが木に接触することを避けるためか、2機のヘリは林道の上でホバリングを続けた。
幹の影にいる瑞希をあぶり出そうと、ヘリは長大な範囲を射撃するガトリング砲で斉射を始めた。
「うなるぜー、オイラのガトリングがうなりをあげるぜー!」
ワモンのガトリング砲は、背中の上に掲げられるように備えられていた。
ワモンはガトリング砲同士の対決に意欲を燃やし、隊列を組んで向かってくる3機のヘリに向けて、真っ先に射撃を開始した。焚き火に反応するセンサーによって、3機はワモンの攻撃に対する反応が遅れる。
3機のヘリはけたたましい警報音を発し、機体を撃ち抜かれて火花を散らしながらも急旋回する。その直後にワモンを射程に捉えた2機は、ワモンに向けて連射を開始した。ワモンは自身の砲身の下に潜り込み、砲身を笠のようにして攻撃をやり過ごそうとした。
ワモンのすぐ目の前の芝生の一部が射撃によって次々と吹き飛ぶ中、愛無はヘリを地上に落とそうと加勢する。ある手段を以てヘリを破壊しようと、愛無は大きく息を吸い込んだ。
愛無が発する大音量の咆哮は、瞬時にその脅威を高め、衝撃波となって2機を襲った。機体内部にも幾重に損傷を負った2機は、墜落する他なかった。しかし、その内の1機は機体を目まぐるしく回転させながら、愛無のもとに突っ込もうとしていた。
愛無は粘膜状の物質を操り、瞬時に巨大な爪の形へと変化させる。愛無はその巨大な爪で、迫る機体を叩き落としてみせた。爆発炎上するヘリを目の前にしても、愛無は冷静に身構え、次の一手に考えを巡らせる。
――夜妖を相手にするよりはましか。破壊しても直せばいいし、使えるパーツは回収すればいい。
爆風に目を細めながら、愛無は心中でつぶやいた。
汰磨羈は広場内のヘリが一掃されたことを皮切りに、林道方面の瑞希に加勢しようと踵を返した。
汰磨羈の視野はすでにヘリ2機の位置を捉え、懸命に応戦する瑞希の姿も確認していた。
刀を構えた汰磨羈は、黒煙をあげるヘリの真下に滑り込み、機体尾部にある小さな回転翼に刃を突き当てた。
機体の一部が弾け飛び、コントロールを失ったヘリは林道からそれて墜落し、同時に爆炎をあげた。上空へと退避し残った1機は、その爆炎に反応したように砲身を向けた。ヘリのその行動を見た汰磨羈はつぶやく。
「熱感知による判別が大雑把だな。対人ではなく、対兵器用か?」
汰磨羈に追随した朱華は、機体の後部に回り込もうと林の間を抜け、速やかに斬撃を放った。
ハンナも朱華たちの戦線に足を伸ばそうとしたが、更に焚き火を目指して飛行する3機のヘリを捉える。
焚き火周辺で臨戦態勢を見せるハンナたちを気に留めつつも、汰磨羈や瑞希は朱華の協力によって林道側のヘリを破壊し尽くした。
汰磨羈はヘリから剥がれ落ちた板金の一部を持ち上げると、
「これでセンサーの反応をごまかせそうだぞ」
全身を覆い隠すほどの板金を掲げ、瑞希や朱華にもセンサーの感知を妨げる手段を勧めた。
新たに上空に現れた3機のヘリは、早速攻撃を開始した。その連射は攻撃を寄せ付けないほどの勢いを見せ、隙のない攻撃でイレギュラーズを圧倒する。
「はいはい大丈夫大丈夫、痛いの痛いの飛んで行けー」
茄子子の言葉は福音となってその力を響き渡らせ、傷を負った者の治癒力を高めていく。
射撃の音に耳を塞ぎながら、茄子子は声を張り上げる。
「皆の体のお肉、削られてない?! 会長にまかせて!!」
茄子子は支援術を駆使して立ち回り、反撃の機会を窺う者らを後押しする。
1機のヘリがミサイルを放つ直前に、ワモンは瞬時にガトリング砲を着脱すると、
「うおおおお!!」
ワモンは弾丸のように宙へと飛び出し、高速で回転する体は3機の中央へと突っ込んだ。ヘリはわずかな差で散開し直撃を免れたが、ハンナは攻撃が止んだ直後を狙う。
ハンナが操る宙を走る雷は蛇のようにうねり、その鋭い一撃で瞬く間に2機を捉えた。火花をあげるヘリの内の1機に向けて、愛無は再度凄まじい咆哮を発する。衝撃波となって達する愛無の咆哮に一瞬ぐらついたが、もう1機は墜落せずに耐え切った。しかし、それも束の間――。
「一撃ひっさーつ!」
飛行能力を発揮すると共に、自身が砲弾そのものと化したワモンは機体の中心を突き抜けた。
残されたもう1機は、ミサイルを放つことでワモンを迎撃しようとする。ワモンは水中を泳ぐアザラシのようにくるくると身を翻し、巧みな動きで追尾するミサイルをかく乱する。やがて地上に着弾したミサイルは爆発を引き起こし、その反動で吹き飛ばされるワモンは「うおおおお?!」と声をあげた。
機体を回転させ、ワモンに砲身を向ける動きを見せたヘリに対し、焔は再度炎の槍を発現させる。炎の槍を投てきする焔の攻撃を察知したことで、ヘリは更に上空へと機体を上げる。
イレギュラーズの攻撃を警戒し、ヘリは旋回を始める。焔たちは更にそのヘリを追い詰めようと、果敢に攻撃を繰り返す。
公園内で激しい攻防を繰り広げるイレギュラーズに気づいたのか、別の方角から更に弾丸やミサイルが飛んでくる。ミサイルによって次々と上る爆炎の向こうから、ガトリング砲の凄まじい連射にさらされた。
3機の援軍が進入してきたことで、愛無はカウントしていたヘリの破壊数と比較する。最後の3機で間違いないことを、愛無は確信した。
「危なーい!ㅤあ痛った! ――」
猛攻にさらされながらも、茄子子は皆の傷を癒すことに徹し、時には身を挺してミサイルの軌道上に飛び出した。痛いだけでは済まされないような衝撃に対しても、「はい見なかったし無かった!!」と、発散される福音の魔力によって、粘り強く復活を遂げる。
3機は延々と続くように感じられるほど切れ目のない攻撃を仕掛けてきたが、林道から攻めあがる3人――汰磨羈、瑞希、朱華たちは、その3機の背後を突くように動いた。
瑞希は怨念の力を矢の形に集束させ、ヘリに向けて次々と放った。瑞希の援護を受けて攻めかかる汰磨羈と朱華は、機体を難なく切り刻むことで、即座に1機を破壊した。
攻撃に巻き込まれるのを避けるように、残る2機は大きく旋回を始めた。勢いを削がれたヘリに対し、イレギュラーズは透かさず攻撃を開始する。
一挙に攻撃を展開するイレギュラーズの連携に圧倒され、残る2機はたちまち追い詰められる。
炎上爆破するヘリの風圧に耐えながら、ハンナは自らの魔力を集束させていった。凄まじい威力を発揮するハンナの一撃は、ヘリのプロペラ部分を捉える。ヘリは衝撃によって吹き飛ばされ、芝生の上を滑り出した機体は汰磨羈へと迫った。
身構える汰磨羈はその冷徹な眼差しと太刀筋で、機体を両断する瞬間を見極める。汰磨羈の鮮やかな手腕により、最後のヘリは真っ二つになった機体を一同の前にさらし、完全に停止した。
焚き火の後始末をし、戦場と化した芝生広場をできる限り整えておこうと、イレギュラーズ一同は協力し合う。土埃にまみれながらも整地作業にいそしむワモンは、
「派手にやったから、公園がちらかっちまったなー」
改めて、広場の隅に積み上げられたヘリの状態を眺める。
元の状態にはまだ程遠い芝生広場を見渡し、汰磨羈もつぶやいた。
「公園は日常の象徴だ。早い内に直せるといいのだが」
いち早くаPhoneで満月に報告をした瑞希は、支援物資の運搬を気にかけ、「早く届けてあげてほしいな」と避難所の方角を見つめる。
――練達がはやく復興して、また楽しく過ごせる街になるといいな。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
ご参加ありがとうございました。
GMコメント
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
●成功条件
暴走するヘリコプター12機の破壊。
(運搬のための道路が無事ならなお良し)
●戦闘場所について
およそ半径1キロ圏内のヘリの巡回地域。住宅街、公園の敷地を含めた場所。公園の広大な敷地が7割を占め、見晴らしの良い芝生の広場や、林道がある。
ヘリは単機でバラバラの場所を巡回している。
●敵について
AI搭載自走型ヘリコプター×12機。設定された範囲内のみを旋回している。熱源を感知するセンサーで遠くに潜む相手も捉えられるが、前方部分のみにしかない(レンジでいうと、有効範囲は超扇)。
建物などの遮蔽物に遮られた場合、センサーの精度は落ちる。生物以外の熱源にも反応する場合がある。
非戦闘時は飛行状態(ペナルティあり。『戦闘マニュアル』参照)だが、攻撃対象を発見した場合は低空状態を維持する。
ガトリング砲(物超貫)、ミサイル(物超ラ【識別】【ショック】)による攻撃を行う。
個性豊かなイレギュラーズの皆さんの参加をお待ちしています。
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