PandoraPartyProject

シナリオ詳細

未来を預かるという仕事

冒険中

参加者 : 8 人

冒険中です。結果をお待ちください。

オープニング

●遠足引率トライアル
 亜竜種の住む町、フリアノン。
 R.O.Oでの冒険を経て、その詳細を知ったローレット・イレギュラーズ達は、その情報を現実に活かし、リアルのフリアノンへと向かう事となった。
 果たしてフリアノンに到着したイレギュラーズ達は、そこで現実の亜竜種たちと出会う事になる。
 彼らと再び、現実で縁を結ぶため、イレギュラーズ達の奮闘が――覇竜領域トライアルが始まろうとしている――。

「というわけでぇ、トライアルのお時間です~」
 と、のんびりした様子でそういうのは、人間年齢で換算するなら、30を超えたあたりの、のんびりとした女性だった。ふわりとした赤い髪から覗く、太い角は、亜竜種類の証だ。よく見てみれば、スカートの裾から覗く尻尾や、首元を包む竜鱗も見えただろう。
「私は、真華(マナカ)、といいますぅ。主に子供達の面倒を見ていますねぇ。
 お外で言う所の、託児所とか、幼稚園とか? そういうのの、保母さん、っていうのかしらぁ」
 だからエプロンなぞをつけているのか。何処かのんびりしたそれは、子供に接するような態度だといえる。いや、子供に接するような態度でローレットのイレギュラーズに触れられても困るのだが、意識してそうしているのでなければ、彼女の素の性格というものなのだろう。
「トライアル、ご存じですよねぇ? 琉珂ちゃんが、皆と仲良くするために、皆にお仕事をお願いしてほしい、って。
 雑用みたいに思えるかもしれないけど、皆も私達と仲良くなるために、頑張ってほしいわぁ。私も頑張りますからね」
 子供に言い聞かせるように言う真華。此方をあやすように言う彼女の言葉は、なんともくすぐったいような、気恥ずかしいような感じがするが、彼女と交友を持つためにはこの気恥ずかしさには耐えなければならないのかもしれない。
「それじゃあ、今日のお仕事は、遠足でぇす」
 にこにこと、真華はそう言った。
「え、えんそく?」
 と、あなたと同行していたイレギュラーズがそう言う。
「はい。私はね、人が一番、その本性を見せるのは、守るべきものと向き合っている時だと思います」
 にっこりと緩めていた瞳を、少しだけ開いて、彼女はそういう。
「守るべきものっていうのは、この場合子供たちね。私達の、未来を司るのが子供達。
 無邪気、と言えば聞こえはいいけれど、時に無分別で、乱暴で、残酷でもあるわ。
 そう言った、まっさらなものと出会い、正しい気持ちを残せるか。
 子供たちを、正しき導けるか。そういうものが大切なの。
 だから、皆さんが、私たちにとって正しい存在であるか見極めるために、子供達の遠足に付き合ってもらいます」
 と、そこまで行ってから、彼女はにへら、と締まりのない笑顔を浮かべた。
「本音を言うとぉ、引率の同僚が風邪でダウンしちゃって、手が足りないからなんだけどぉ……」
「まぁ、いいです。
 それで、遠足っていうのは、どこへ?」
「ええ。近くの山に、いつも山菜をとっている広場があるのよぉ。
 そこは、比較的、周辺でも安全だから、子供たちが外に出る時の候補の一つでもあるわぁ。
 ただ、あくまでも比較的、ね。戦える大人も数名、護衛についてきてくれるかから、そこまで深く心配しないでもいいけれど、油断はしちゃだめよ?」
 さすが前人未到の地、遠足といえど油断はならないらしい。
「じゃあ、私達はその護衛団と一緒に護衛を?」
 イレギュラーズの一人が言うのへ、真華は頭を振った。
「そこもお願いしたいけれどぉ、子供達の引率もお願いしたいわぁ。
 遊んであげたり、一緒に山菜をとってあげたり。
 あ、出来るなら、外の遊びや、お歌なんかを教えてくれると嬉しいわねぇ」
 にこり、と真華は頷いて、ふとまた、真面目な顔をした。
「自覚はしてね。私たちは、あなた達に未来を預けているの。
 相応のふるまいを要求されるからね?」
 少しだけ、彼女の芯の強さの様なものを理解できた。子供を預かるという事は、綺麗事だけではいかないのだろう。苦労も心労も多いに違いない。
「……って、脅かしちゃったみたいね。
 気楽に遊んであげればいいわよぉ~」
 と、ニコニコと再び笑ってみせる。
「とにかく、やってもらう事をまとめるわねぇ。
 子供たちと遊んであげる事。
 万が一が起きたら、守ってあげる事。
 この二つよぉ。簡単でしょぉ?」
 ふふふ、と真華は笑った。
 簡単だ、とは言うものの、実際には一筋縄ではいかないだろう。
 子供と遊ぶ、とはいえ、真華はこちらの行動に目を光らせているだろうし、万が一、というのも問題だ。何せ、敵は覇竜領域の怪物。子供達を護りながら、魔物や、最悪亜竜の様なものと戦わなければならない……。
「ほらほら、難しい顔しないでねぇ? お母さんといっしょに、スマイルスマイル♪」
 真華がにこにこという。果たしてこれも、此方を見極める演技なのだろうか? だんだん疑惑が増してきたが……とはいえ、依頼を受けた以上は、逃げ出すわけにはいかない。
 はてさて、フリアノンでの遠足引率。果たしてどうなることやら?

GMコメント

 お世話になっております。洗井落雲です。
 フリアノンでの、トライアル。今回は遠足への引率です。

●成功条件
 遠足を無事に完了させる。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

●状況
 亜竜種たちからの信頼を得るための、覇竜トライアル。
 その一環として、皆さんは真華(マナカ)、と名乗る女性から、『子供達の遠足の引率』を依頼されます。
 もとより、雑用も任されることのあるトライアルですが、些かほのぼのとした依頼。
 しかし、真華の言によれば、『これは亜竜種の子供達=未来を預けるに足るかを見極める試練だ』ともいうのです。
 確かに、一理はありそうです。まぁ、彼女の真意が何処にあろうとも、このトライアルは成功させる必要があるでしょう。まさに、亜竜種たちとの未来のために。
 というわけで、皆さんは遠足に行ってもらいます。
 遠足の場所となるのは、フリアノンより少し行った所にある、山菜取りの広場です。ここは比較的安全な場所ですが、はぐれワイバーンのような、縄張りから迷い出てきた亜竜などが登場しないとも限りません。
 (これはPL情報ですが、一匹の亜竜が、後半に登場する予定です。なので、警戒は怠らないようにしてください。)
 警戒しつつ、しかし子供達と思いっきり遊んであげて、自分たちが亜竜種たちと未来を共にできる存在だと、しっかりアピールしましょう!
 遠足の時間は、午前中から、夕暮れにかけて。
 天候は晴れで、指示されたルートを外れなければ、前述したはぐれワイバーン以外の危険性は無いです。(逆を言えば、余計な場所に行ってしまった場合の命の保証はありません。本当に。)

●子供達
 子供たちは、15名ほどいます。元気な子、少し大人しい子、お歌が好きな子、一生懸命山菜をとる子……様々です。
 皆亜竜種ですが、人間の子と変わらない子供たちです。
 皆さんは、この子達が山菜をとる手伝いをしてあげたり、鬼ごっこなどに付き合ってあげたり、外の遊びやお歌などを教えてあげたりして、しっかりと引率してあげてください。
 主にリプレイの前半は、この子達との交流がメインとなります。

●エネミーデータ
 はぐれワイバーン・フレイムウイング ×1
  炎のように赤い体色をしたワイバーンです。本来は縄張りとルートからは出てきませんが、今回たまたまはぐれてしまい、此方の広場へとやってきてしまったようです。
  強靭な体力と高い攻撃力を持つほか、鋭い爪で斬りつけてきた利、炎を吐き出したりといった攻撃を行います。
  リプレイの後半部分で、遭遇することになります。追い払えれば充分ですが、力を見せるためにも倒してしまうのも一つの手かもしれません。

●同行NPC
 真華
  今回の依頼主です。子供達の引率も行いますので、何かあったら手助けを乞うのもいいでしょう。頼り切るのは問題ですが、力を借りるのは悪い事ではありません。
  戦闘では、要請が無ければ子供たちを守ることを最優先として行動します。それなりに強いです。母は強いのです。

 護衛戦士団
  3名ほどの護衛の戦士たちが随伴してくれています。
  が、彼らは基本的に、『イレギュラーズ達が失敗した際に、子供たちを最優先で守りフリアノンに連れ帰る』ことを優先します。
  つまり、彼らに戦闘を任せて~とはいかないという事です。万が一の万が一、最後の保険くらいに考えてください。

 以上となります。
 それでは、皆様のご参加とプレイングを、お待ちしております。

  • 未来を預かるという仕事冒険中
  • GM名洗井落雲
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 出発日時2022年01月23日 23時59分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険中です。結果をお待ちください。

参加者一覧(8人)

ココロ=Bliss=Solitude(p3p000323)
医術士
マカライト・ヴェンデッタ・カロメロス(p3p002007)
黒鎖の傭兵
フラン・ヴィラネル(p3p006816)
青と翠の謡い手
恋屍・愛無(p3p007296)
獏馬の夜妖憑き
蓮杖 綾姫(p3p008658)
断ち斬りの
笹木 花丸(p3p008689)
可能性を連れたなら
ルビー・アールオース(p3p009378)
正義の味方
ヘルミーネ・フォン・ニヴルヘイム(p3p010212)
呑まれない才能

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