PandoraPartyProject

シナリオ詳細

極上はちみつトーストが食べたくて

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●森の中の光景
 伝承の町の近くにある森のフィールド。
 通称「はちみつ森」と言われているフィールドだ。
 はちみつ、という言葉で想像するものは色々だろうが……まあ、大体はハチを想像するはずだ。
 ブーン、と音をたてて巨大なハチモンスターがホバリング移動している。
 そう、此処は無数のハチモンスターの徘徊する森なのだ。
 お尻の針を飛ばして攻撃してくるが、毒効果も付与されたその攻撃は地味に凶悪だ。
 そして、ドスンドスンと音をたてて全長3Mはあろうかという二足歩行の巨大なクマモンスターも出歩いている。
 こちらも強烈だ。クマパンチは強烈パワーで敵を吹っ飛ばし、クマスラッシュはオーラを纏う斬撃だ。
 しかも出だしのモーションが全く一緒なのだ。
 それだけではない。
 ブオン、ブオンと激しい音をたてながら森の中を巡回するのはハチモンスターよりもクマモンスターよりも巨大な……全長5Mはあろうかという王冠を被ったハチモンスターのボス「クインビー」である。
 出会ったが最後、20にも及ぶハチモンスターを召喚し、一斉に襲い掛かってくるという凶悪モンスターだ。
 それだけではない。お尻の針を槍にして嵐のように繰り出す「スピアストーム」の威力も絶大だ。
 とても近づきたくはない、そんな場所。
 しかし……「はちみつ」は此処でしか手に入らないのだ。

●クエストのお誘い
 伝承の町に、1つの屋台がある。
 パンなどのアイテムを売っているNPC「パン売りの少女」が、珍しく声をあげている。
 売っているのはコッペパン、小麦、という豪快な品揃えだ。
 何か他にパンが食べたければ少女が時折出すクエストをクリアすれば作ってもらえる……という仕様だったりする。
 ちなみに過去はジャムパンなどがあったらしい。
 ゼリリン湖に行って巨大ゼリリンの恐怖と戦いながら果物を集めたらしいが……今回はどうだろうか?
「限定パンを食べたい方、いらっしゃいませんかー!? 今だけですよー!」
 はてさて、今回の限定パンはどんなものだろうか?
「なんと、今回は『極上はちみつトースト』です! はちみつ3つを持ってきてくださった方に無料でお作りしますよー!」
 その言葉に聞いていたアバターの何人かが「げっ」と声をあげて去っていく。
 はちみつかあ、はちみつはなあ……という声も聞こえてくる。
 はちみつ。入手難度の高いそれだが、極上というからには美味しいのだろうか。
「皆さんははちみつを集めてきてくださるんですか? 頑張ってくださいね!」

GMコメント

クエスト名:極上はちみつトーストが食べたくて
報酬:経験値、極上はちみつトースト(入手と同時に消費、幸せ気分になれます)
クリア方法:「はちみつ」を1人につき3つNPC「パン売りの少女」に持っていく
対象フィールド:はちみつ森。サクラメントは町にあります。

モンスター
・ハチモンスター
 ホバリングして飛ぶ全長1mくらいのハチ。
 針を飛ばして攻撃してきます。毒効果あり。
 それほど強いというわけではないです。
 超低確率で小さいツボに入った「はちみつ」をドロップ。

・クマモンスター
 全長3Mの2足歩行のクマモンスター。
 クマパンチ、クマスラッシュを使用。
 かなりタフ。足は遅いです。
 低確率で小さなツボに入った「はちみつ」をドロップ。

・クインビー
 全長5Mのハチ型ボスモンスター。
 眷属召喚、範囲攻撃のスピアストームを使用。
 馬鹿みたいに強くて馬鹿みたいにタフです。
 たぶん逃げた方がマシです。
 高確率で小さなツボに入った「はちみつ」をドロップ。

・はちみつについて
何故か小さなツボに入った状態でドロップします。
食べるとHPとAPが瞬時に少しだけ回復。
はちみつは消滅します。
なお、この効果が得られるのは今回のクエスト中のみです。

●ROOとは
 練達三塔主の『Project:IDEA』の産物で練達ネットワーク上に構築された疑似世界をR.O.O(Rapid Origin Online)と呼びます。
 練達の悲願を達成する為、混沌世界の『法則』を研究すべく作られた仮想環境ではありますが、原因不明のエラーにより暴走。情報の自己増殖が発生し、まるでゲームのような世界を構築しています。
 R.O.O内の作りは混沌の現実に似ていますが、旅人たちの世界の風景や人物、既に亡き人物が存在する等、世界のルールを部分的に外れた事象も観測されるようです。
 練達三塔主より依頼を受けたローレット・イレギュラーズはこの疑似世界で活動するためログイン装置を介してこの世界に介入。
 自分専用の『アバター』を作って活動し、閉じ込められた人々の救出や『ゲームクリア』を目指します。
特設ページ:https://rev1.reversion.jp/page/RapidOriginOnline

※重要な備考『デスカウント』
 R.O.Oシナリオにおいては『死亡』判定が容易に行われます。
『死亡』した場合もキャラクターはロストせず、アバターのステータスシートに『デスカウント』が追加される形となります。
 現時点においてアバターではないキャラクターに影響はありません。

  • 極上はちみつトーストが食べたくて完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2021年10月23日 22時10分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

ハイタカ(p3x000155)
誰彼
樹里(p3x000692)
ようじょ整備士
縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧(p3x001107)
不明なエラーを検出しました
スキャット・セプテット(p3x002941)
切れぬ絆と拭えぬ声音
花楓院萌火(p3x006098)
アルコ空団“風纏いの踊り子”
ユイ(p3x008114)
甘露寺 結衣のアバター
フー・タオ(p3x008299)
秘すれば花なり
霧江詠蓮(p3x009844)
エーレン・キリエのアバター

リプレイ

●はちみつトーストを求めて
 はちみつ森。此処はそう呼ばれるフィールドだ。
 見た目はR.O.Oであれば何処に行ってもそんなには珍しくもない、そんな普通の森だ。
 一歩足を踏み入れれば木がサワサワと揺れ、背の低い草もそれに合わせるかのように揺れる。
 感じるリアルな森の香りも風も、やはり他の森と違う場所ではない。
 ない、が……1つ違うのは、風の匂いに僅かにはちみつの香りが混ざっている事だろうか。
 とても薄い、しかし微かに感じる香り。それを感じられるのが、此処が「はちみつ森」などと呼ばれる理由の1つでもある。
 しかし最大の理由は、此処でしか「はちみつ」が取れないという、その事実によるものだろう。
 そして、そんな場所に何人かのアバターの姿がある。
 数は、8人。森の入り口から周囲を見回すその姿は、何かを警戒しているように見える。
「はちみつトースト……はわ……美味しそう……依頼が終わったら食べる……いっぱい倒す……!」
「極上はちみつトースト、美味しそうな…名前です! 食べたい……!」
 ふんす、と気合を入れる『誰彼』ハイタカ(p3x000155)に『甘露寺 結衣のアバター』ユイ(p3x008114)も同意する。
 足りなかったら……私の蜂蜜を渡そうっと、などとユイは呟いているが、ユイのアクセスファンタズム「はちみつポット」から出るのは蜂蜜なのでダメかもしれない。
 ちなみにハイタカはバグでログインの度に性別が変わるらしく、今回は女性の姿でコノリと名乗っている。
『はちみつ いっぱい 採る』
(小鳥、甘いものに目がないからねぇ。小鳥が無茶しない様に、我(アタシ)が頑張ろう)
『不明なエラーを検出しました』縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧(p3x001107)も、そんな事を考えていた。
 ちなみに小鳥、とはハイタカのことであるらしい。
「……ああ、うん。はちみつトーストは美味いからな。食べたくなってもしかたない」
『エーレン・キリエのアバター』霧江詠蓮(p3x009844)も甘党であるが故か、同意するように頷く。
 そう、はちみつトースト。
 此処に居る8人はクエスト「極上はちみつトーストが食べたくて」をクリアする為に集まったのだ。
「極上はちみつトーストとやらに引かれては来たものの、果たしてどのようなものであるのやら……運動がてらの手慰みと思って挑戦してみるのも良いかもしれぬの」
「蜂蜜かぁ……食べるのもいいけれど、余ったら顔料の素材にして絵を描けないだろうか。トーストも絵も、思い出の一枚ができるといいな」
『秘すれば花なり』フー・タオ(p3x008299)と『カーニバルクリエイター』スキャット・セプテット(p3x002941)は少しばかりテンションが異なっているが、どちらもこのクエストに本気で挑むべくやってきている。
「とあるげーまーが言っていました」
 そんな事を言いだすのは『ようじょ整備士』樹里(p3x000692)だ。
「100のてきをたおし、おめあてをおとすのであれば運がいいとおもえ、と。なるほど。しげんです。とりあえず、100たいをもくひょーにがんばりましょう」
 至言……かは分からないがその通りかもしれない。
 そう、何処にモチベーションを置くかは人それぞれだが……目指す先は、『ダンサー』花楓院萌火(p3x006098)が示している。
「極上のはちみつトースト……こ、これは何としても食べてみないとだね! さあ、はちみつ集めにいくよ!」
 そう、クエスト報酬の項目に輝く極上はちみつトースト。
 それを目指し、花楓院萌火たちは森へと挑むのだ。

●はちみつトーストを手に入れろ
 他のアバターの姿を全く見かけないはちみつ森の中に、戦闘音が響く。
 1か月以上人が寄り付いていないという凄まじい場所で響くのは、ユイの声だ。
「私の剣でハチを倒しますよ!!」
 ユイのアクティブスキル2がハチモンスターにブスブスッと突き刺さり撃破する。
 ハチモンスターは事前情報通りに然程強くはなく、しかも近づけばブブブ……と音が鳴るので非常に接近が分かりやすい。
 方針としてはクインビーを避け、ハチモンスターとクマモンスターを倒す方向だ。
 そしてメインターゲットはクマモンスターだが……こちらもドスドスと足音がするので非常に分かりやすい。
「私だって戦えるんです、守られてるばかりのヒーラーでは無いんですよ!」
 剣を構えるユイの役割は前衛ヒーラーだ。
 8人全員で固まって戦っているせいか、ハチモンスター程度であれば何の苦労もない。
 ないが……フー・タオはドロップしたはちみつの数を数えてみる。
「まだ3個か……中々にドロップ率が渋いの」
「こればかりは仕方ないな。地道に狩るしかない」
 霧江詠蓮もフー・タオにそう答えながら捉機眼如鷹を最大限に活用して木々の間に目を凝らすのはもちろん、地面にも視線を落としていく。クマの足跡・毛・フンなどの痕跡は存在しないが……木々の間に揺れるハチモンスターやクマモンスターの姿は、絶対に見落とさない。
 特にクインビーに関しては発見の遅れが死につながる。だからこそ、油断する気は一切なかった。
 此処は不人気の場所とは聞いていたが、それも分かると言ってしまいたくなる場所だった。
 何しろ森なせいで視界は悪く、そんな中をクインビーというロクでもないモンスターが動き回っているのだ。
 対処の遅れが死に……デスカウントに繋がるR.O.Oで、好んで近寄るアバターがいるとも思えない場所だった。
「クインビーは、ハチミツドロップ率が高いだけでリスクとリターンが見合ってないもんねー」
「ああ……しかもハチのくせに蜂の修正は一切持っていないときた」
 花楓院萌火にスキャット・セプテットはそう言ってため息をつく。
 蜂であれば、黒い物に反応して狙ってくる修正を利用してBlue Againで近くの木の幹を黒く塗って囮にする戦術なども使えたのだが……どうやらハチは違うらしい。
 まあ、何処から沸いているのかも分からないハチモンスターだ。そういうものなのだろうとスキャット・セプテットは妙な納得の仕方をしてしまう。
『ぶんぶん してる』
 縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧のそんな警告に全員が武器を構え周囲の音に耳を澄ます。
 そう、本来であれば縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧もハチの巣などを見つけた際に警告するつもりだったのだが……ハチの巣も此処にはない。本当に何なのだろうか、あのハチモンスターは。
「燃えよ……消し炭となれ……!」
 ハイタカのアクティブスキル3がハチモンスターを消し炭にして、ゴトリとはちみつが1つドロップする。
「よし、はちみつ……!」
 喜び回収しながらも、ハイタカは絶対聴力で耳の神経を研ぎ澄ませ、遠くの羽音も聞き漏らさないようにしていた。
 ハチモンスターの羽音はもう覚えたが、クインビーの羽音は違う可能性がある。
 だからこそ、明らかに普通とは違う羽音がするようであればメンバーに伝えるようにするつもりだ。
 まあ、欲を言えば蜂が煙りの臭いが苦手という話を利用し、アクティブスキル3で燃やしたハチモンスターを利用して少しでも遠ざける効果を期待したかった……のだが。
 どうやらそれも無理そうだ。まあ、はちみつのツボをドロップするようなモンスターにそれを言っても仕方のないことなのかもしれないが。
「聖句から一説。『その身は燃え盛る光に包まれていた』ですよ。まだまだしこーかいすうが足りていないので、数をたたくこのクエストでかってをしっかりとはあくしたいですね」
 樹里はそんな事を言いながら、ドスドスと聞こえてくるクマモンスター……樹里曰くクマ―の来る方向へと視線を向ける。
「さいきん、わたしにもセンサーがとうさいされたのでびびっとつよいやつを受信したらみなさまにおしらせします」
 樹里の視線の先からやってくるは、大きなクマモンスター。
 聖句を樹里が響かせれば、即座に縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧が襲い掛かり繧「ク$ィブ◆キル1を放つ。
 その高威力に耐え切れずクマモンスターも倒れ……はちみつがドロップする。
「比較的良いペースになってきたかもしれないな。この調子で集まればいいのだが……」
 スキャット・セプテットはそう言いながら極彩聴覚で羽音を探す。
 ハチモンスターもそうだが、クインビーも羽音で区別が出来る。
 5Mにも及ぶ巨大ハチであるならば、羽音も他と比べて格段に大きいはずだ、と。そう考えたのだ。
 それだけではない。フー・タオもアクセスファンタズム「式神使役」で式神を作成し、先行偵察に出している。
 クインビーという凶悪なモンスターがもたらすであろう恐怖を、全員が正しく理解している結果といえた。
「ん、この音は……」
 花楓院萌火がドスドスというクマモンスターの足音に気付き、ミラクル・ラブリー・ワルツを踊る。
 愛と勇気の力をまとった踊りで仲間を強化する支援技のミラクル・ラブリー・ワルツの効果により、踊ってる間周囲にハートが飛び交う中、スキャット・セプテットのアクティブスキル4が放たれる。
「鳴神抜刀流、霧江詠蓮だ。恨みはないが、悪く思わないでくれよ」
 そして鳴神抜刀流・太刀之事始【一閃】を霧江詠蓮が放ち……クマモンスターは、ズシンと倒れる。
 タフといっても、正常なモンスターであればこんなものだ。
 はちみつがドロップすれば更によかったのだが……それは望み過ぎだろうか?
「分かってたけど、全員分のはちみつを集めるってなると長丁場になるね」
「仕方ないな。がんばろう」
 苦笑する花楓院萌火にハイタカもそう返し、残るはちみつを集めるべく気合を入れ直す。
 しかし、そんな中……ユイは自分が「蜂蜜」を出せるが故に気付いていた。
 この「はちみつ」は……最高級の「上」をいくものだと。
 そう、R.O.Oに付き物のバグ。そんなバグ級の美味しさのはちみつである……と。
「ねえ、皆さん……たぶんコレ、凄いですよ。たぶんですけど、バグ級アイテム……」
 特に凄い効果があるわけではないのは分かっている。
 しかし、たぶん味はR.O.Oに付き物の「とんでもない」代物だ。
「なんと……そうなると最悪は集めたはちみつを全て失う事、だの」
「こころなしか魅力が増した気がするな」
 フー・タオと霧江詠蓮がそう言えば、スキャット・セプテットと樹里も頷きあう。
「ぜんいんでいきてかえってこそ、おいしいはちみつトーストがおしいく食べられますからね」
 うんうん、と何度も頷く樹里の言葉は、まさにその場の全員の総意であっただろうが……それが分かったからだろうか?
 長丁場の戦いに文句の1つもなく、必要数を超えるはちみつを集めることが出来ていた。
「はい、はちみつです」
「確かに人数分ですね!」
 樹里が代表してはちみつを渡すと、パン売りの少女が笑顔を向けてくる。
「さあ、では極上はちみつトーストを作りましょう!」
「カリッとじゅわ~っとして美味しいんでしょうね……楽しみです! ……早く! 早く作ってよ!!」
「うふふ、ちょっとだけお待ちくださいね!」
 そうユイに少女が答えると同時に無数のはちみつツボが宙を舞い、パンと合体して火が踊る。
 ボウッと。見た目にも華麗な技が披露された直後、カウンターの前に全員分の「極上はちみつトースト」が並んでいたのだ。
「これが……」
「ごくり……これが極上はちみつトースト……ゲームの中でとはいえ、極上のスイーツを食べれるってなるとテンション上がっちゃうね!」
 ごくり、と喉を鳴らす樹里と花楓院萌火に続き、スキャット・セプテットもはちみつトーストを齧る。
「もっふもふサクサクのはちみつトースト……うむ、食の幸せは素晴らしいな。味音痴でもわかる触感と香り。バーチャルの世界でも五感は正常に働くのか!」
「おいしーい! 現実に戻ったらこの味を再現できないか色々試してみないとだね♪」
 花楓院萌火にも分かる。これはまさに極上のはちみつによるパワーであると。
 再現するには、これに匹敵する蜂蜜探しから始めなければいけないだろう。
「すごいよね……ゲームなのに蜂蜜の甘くて良い匂いがするなんて……それに、香り高い……! 口の中にまではちみつが香る……! お礼がしたいけど何がいいかな?」
「うふふ、必要ありませんよ! ですけど次の限定パンの時にもお仕事を受けてくれると嬉しいです!」
 ニコニコと微笑む少女にユイも頷く。
 ああ、なんと香り高く甘いはちみつなのだろうか。
 だというのに、パンもどっしりとその甘みを受け止め味を引き上げているのだ!
「これは期待通り……いや、期待を遥かに超える……!」
「なるほどこれは極上の名に恥じない……濃厚な甘さを主張しつつも焼きたてのパンの香ばしさを引き立ててるな」
 フー・タオも、もはや甘党であることを隠しもしない霧江詠蓮も満足げだ。
「楽しみに待っていた極上はちみつトースト…! たっぷりはちみつも幸せ……いただきます…!! バーチャルな世界でこんな幸福なひと時を過ごせるなんて……!」
 そうして幸せそうにしていたハイタカだったが、彼女が紫月と呼ぶ縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧を見て「あーん」をする。
「ほら、紫月……あーんだよぉ……」
『あー』
 そうして食べさせてもらいながらも、縺薙?荳也阜縺ョ繝舌げ繧は思う。
 はちみつトーストは美味しいし、小鳥の笑顔は見れたしいいこと尽くしだねぇ……と。
 そうして、街中に広がっていくかのような極上はちみつトーストの香りと味を、しっかりと堪能して。
 余ったはちみつを顔料に使ってスキャット・セプテットは絵を描く。
「おいしい、ですね」
 そう幸せそうに言う樹里や仲間たちを描いたソレは……これ以上ないくらいに幸せな光景であった。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

コングラチュレーション!
クインビーを完全回避して、美味しいはちみつトーストを食べる事ができました!

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