PandoraPartyProject

シナリオ詳細

<秘密結社フェチーズ>パンチラの崇拝者!? パンチライオン!

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●事件は鉄帝で起きている
「きゃあああああ!」
 鉄帝の町に、女性の悲鳴が響く。
 いきなりスカートが風に捲られたからだ。
 しかし、それだけなら「いたずらな風さん、ちょっと事務所まで来いや」で済んだであろう。
 だが……何やら風を起こす丸い機械がそこに浮遊しているとなれば、話は別だ。
 しかも、それだけではない。町のあちこちで似たような機械による被害が多発しているのだ。
「なんということだ……!」
 仮面をつけた大男……つけていてもライオンの獣種だと分かるが、その男は屋根から町の惨状を見下ろし声を震わせる。
「これではいかん……このままでは! うおおおおおお!」
 別の女性に向かって風を吹かせようとする機械を、ライオン男の一撃が襲う。
「獣力粉砕撃!」
 力任せとしか言いようがない一撃が機械を粉砕し、しかしその瞬間に別種の機械が現れ残骸を何処かに運び去ってしまう。
「ぬう!? 待て!」
「あ、あの!」
「なんですかな、お嬢さん?」
 呼び止められキラリと歯を輝かせるライオン男に、女性は「ありがとうございます」と素直にお礼を言って。
 ライオン男も、それにニヒルな笑みを返す。
「なあに、良いのです。このパンチライオン、正しきパンチラを崇拝する漢……あのような不自然なパンチラ、この魂にかけて許すわけにはまいりません……では!」
 疾風の如く走り去っていくライオン男……パンチライオンを見送って、女性は何とも言えない表情になる。
「……結局変態じゃない……カッコいいのに……」

●パンチライオンからの依頼
「というわけでまた秘密結社フェチーズからの依頼です」
「うむ! 秘密結社フェチーズが1人、パンチライオンである!」
 ちょっと前にも「人妻の味方リングナイト」が出たが、なんだろう。
 かの組織でイレギュラーズに依頼するのが流行り始めているのだろうか?
「今、鉄帝の町が悪しきパンチラの恐怖に怯えている……それは話した通りだ」
 パンチラに善も悪もないと思うのだが、まあそれはさておこう。
 誰かの手によるものであれば、それは悪であるのは間違いないのだから。
「俺は、この名にかけて正しきパンチラを守らねばならぬ! 情緒無き機械共は悪しきパンチラを乱発し、女性に迷惑をかけている。これが続けばどうなる! スカートっぽいのにスカートじゃないお嬢さん!」
「それ以上近づいたら刺すですよ」
「そう! このままではスカートの女性が全滅してしまうかもしれん! 故に守らねばならん!」
「……まあ、件の機械が迷惑なのは事実です。原因を探してぶっ壊してくるですよ」

GMコメント

また出たフェチーズ。
悪しき機械をやっつけましょう。
以下、今回のデータです。

・パンチライオン
女性の自然なパンチラを愛する変態ライオン男。
特に何かをするわけでもなく、ただ偶然見えてしまうソレをこよなく愛する男。
むしろ女性に迷惑をかけるのは断じてNO派。なんと法に反していないそうです。
オーラを纏った獣力流格闘技や、必殺の獣力粉砕撃、遠距離攻撃の獣力流星撃を使用します。
味方です。味方ですよ?

・エアロボール×30
人工パンチラを引き起こす風を吹かす球形ロボット。大きさは1mくらい。
自由自在に飛翔しています。
防衛用の範囲攻撃「エアロタイフーン」、単体攻撃「エアロストライク」を使います。
なお、スカートを見つけると特殊攻撃「パンチラウインド」を使用します。
・回収ロボット×5
壊れたエアロボールを回収する浮遊ロボット。
防衛用のスタンビームを使います。

なんと今回、鉄帝の町を駆け巡る(ボケ倒す系の)シティアクションです。
縦横無尽に街を駆け、悪しき企みを打ち砕いてください!

●情報精度
 このシナリオの情報精度はCです。
 情報精度は低めで、不測の事態が起きる可能性があります。

  • <秘密結社フェチーズ>パンチラの崇拝者!? パンチライオン!完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2021年09月17日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談6日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

エクスマリア=カリブルヌス(p3p000787)
愛娘
ウィズィ ニャ ラァム(p3p007371)
私の航海誌
モカ・ビアンキーニ(p3p007999)
Pantera Nera
エルシア・クレンオータ(p3p008209)
自然を想う心
フォークロワ=バロン(p3p008405)
嘘に誠に
フォルトゥナリア・ヴェルーリア(p3p009512)
挫けぬ笑顔
皿倉 咲良(p3p009816)
正義の味方
ムサシ・セルブライト(p3p010126)
宇宙の保安官

リプレイ

●パンチライオンとの遭遇
「公共の場での猥褻行為……! 市民の平和と安全を守る保安官としては見過ごせないであります!」
『特異運命座標』ムサシ・セルブライト(p3p010126)のそんな言葉が鉄帝の町に響く。
「オンナが穿いて股間を隠しているだけのただの布になぜ興奮するのかね、オトコって生き物は。そして穿いて股間を隠しているだけのただの布を見られてなぜ恥ずかしがるのかね、オンナって生き物は」
 そんな名言めいた事を言うのは『Pantera Nera』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)。
 その隣に獅子顔の巨漢が立ち、フッと笑う。
「そうだな……それについては以前結社内でも真剣に研究されたことがあるのだが」
「ロクなことしてませんね……」
『自然を想う心』エルシア・クレンオータ(p3p008209)に至極当然なツッコミをされながらも、巨漢は語る。
「我々は『宝箱の法則』なるものを発見した」
「な、何それ!?」
『正義の味方(自称)』皿倉 咲良(p3p009816)の琴線に触れたのだろうか、ズイッと進み出てくるが、巨漢は気にした様子もない。
「宝箱は発見した時が一番楽しい。すなわちスカートという鉄壁の守りの先に偶然チラ見えする宝箱。その美しさにこそ人は浪漫を感じるのだ、とな……」
「敵も敵なら味方も味方ですね、グレーゾーンの住人ではないですか……そして悪しきパンチラってなんですか? 最近私よく似た依頼をこなしたはずなのですが……またですか?  この国はパンツに異常な執着を持つ研究者しかいないのでしょうか……もうこの国ダメなのでは?  というかどうしてこの依頼受けたんですかね私」
「うむ、今の話を前提に言うとだな」
『嘘に誠に』フォークロワ=バロン(p3p008405)に巨漢は回り込むと、「浪漫の有無だ」と告げる。
「パンツは本来『見えない』のが正しいのだ。それがうっかり見えてしまったその瞬間にこそ人は浪漫を感じ取る……! それを強制的に捲るなど、『見えればいいんだろう』的なクソ野郎の思考が透けてみえるようだ! 気分が悪い!」
 ガルルル、と牙を剥いて怒る巨漢を『倫敦の聖女』エクスマリア=カリブルヌス(p3p000787)はポンポンと叩く。
「まあ、落ち着けパンチライン。うん、パンチライオン……腕っぷしが強そうな名前、だ。なに、意味が違う?」
「間違ってはいないのだがな。パンチとパンチラの両方にかかった素晴らしい名前だと自負している」
 それに関しては全員ノーコメントだが……ちなみに今日はスカート女子の比率が多く、エクスマリアも希望ヶ浜女子制服姿であり、ミニスカートである。
「しかし、よりにもよって、他の衣類が洗濯中の時に呼ばれる、とは。なんとも間の悪い……まあ、スカート自体はいつも履いているのだし、問題ない、が。問題ない、はずなのだが……ううむ。捲られるだの、覗かれるだのは、困る、な」」
「あんまりミニスカートって穿かないんですが今回の相手は好き勝手に飛び回るみたいですし多少は囮にならないと逃げられそうですから……仕方なし」
 そんなエクスマリアとウィズィにパンチライオンは頷きながらも「ミニスカートはミニスカートで良いのだが、普通の丈のスカートも俺は好きだな……」などと呟いている。非常にどうでもいい。
しかし、女子トークをニコニコと一歩離れて眺めているパンチライオンに近寄る影1つ。
「分かるよ! パンチラのロマンは人工的なものにあらず! なにさエアロボールって!! 少年漫画の心も少女漫画の嗜みも何っっっにも分かっちゃいないよ! そんなこの世に存在しては行けない機械は全力で蹴り壊していかなきゃね! ていうか、そんなにパンツが無理にでも見たいなら見せてあげるから覚悟しなさーい!! ちなみに、パンチライオンさんって、パンチとライオンって名前ついてて強そうだね! いいよいいよ! そういう強そうな名前、正義の味方としてはめちゃくちゃ憧れだよ! 正義の味方として......いや、アタシたちの「パンチラへの正義」を貫くために、一緒に頑張ろうね! ちなみに今日のあたしのパンツは」
「待って、ちょっと待って! パンチライオンが壁ドンされたヒロインみたいな顔になってるから!」
 物凄い勢いでパンチライオンに迫る咲良を『超変人・蒸れ匂いフェチ女』フォルトゥナリア・ヴェルーリア(p3p009512)が引き剥がすが、パンチライオンはキュンときた乙女のような顔になっている。
「お、俺。こんなに理解されたの初めて……! え、憧れ? これが……恋?」
「わー、壊れた!? しっかりして!」
 フォルトゥナリアが揺さぶるとパンチライオンはハッとしたように正気を取り戻すが……そんなパンチライオンに、フォルトゥナリアは話しかける。
「パンチライオンさん、まあ法に反していないなら良いんじゃない? 性癖は自由だよ。とはいえ他の人がパンチラをこの人に見られるのはあんまり好ましくは無いかな。遺憾ながら超変人の称号を持ってるし私についてきてもらいたいところなんだけど」
「それは……つまり『私のパンチラだけを見て』という遠回しな」
「違うから」
「しかしまあ、安心するといい。邪悪なパンチラにはこのパンチライオン、一片たりとも心動かされはせぬ」
「それはつまり飛び回ってる最中のパンチラには心動かされるということでは……?」
 エルシアの的確なツッコミにパンチライオンはニコリと微笑んで。
 フォルトゥナリアはこいつを逃がすまいと、しっかりとその服を掴んでいた。

●邪悪なパンチラを撃滅せよ
「全女性の平穏を乱す者への怒りに駆られて依頼を受けてしまった事を、今更ながら後悔しています…。だって、よく考えてもみて下さい! 卑劣なマシンの前に倒れたら、私はどんな目に遭わされるのでしょうか……! その事態を避けるには、私はダメージのある攻撃を一撃たりとも受けぬようにしなければなりません……つまり、エアロボールの行動が全てパンチラウインドになるように仕向ける必要があるんです!」
 自己暗示のようにそう叫んでいたエルシアだったが、その手には何故か「えっちな目にあいやすくなる」と噂のお守りがあったりする。
「もうお嫁に行く事は諦める覚悟で、この持ってるだけで破廉恥な事案が起こり易くなるというお守りを手に入れて来ました……!」
 なるべく自然体で振る舞えるよう町を観光するくらいのつもりで、普段通りの服装で町を回っていく。
 ちなみにスパッツは何か不測の事態を引き起こすかもしれないという理由で履いていないが……。
 パンチラ犯の気持ちが解る訳でも解りたい訳でもありませんけれど、生地が薄くて脚が見えるこのドレスならパンチラ犯に「もう少し上の方まで見てみたい」という欲を起こさせそうな気がしますから、とはエルシアの言葉で。
 ブオオオオ……と、凄まじい爆風と共にエルシアのスカートが捲れて頭に触れる感覚がある。
 即座に放たれた火線砲はその場にいたエアロボールを見事に消し去り……その様子を、ウィズィの放ったファミリアーがしっかりと見ていたりする。
 さて、そんなウィズィはと言うと……。
「ま、今回は下にスパッツ穿いてきてますからね! 別に何も恥ずかしいことは……スパッツ 穿 き 忘 れ た」
 そんな事実に気付き「うおおおおおエアロボール絶対ぶっ壊す!」と叫んでいた。
 紺のリボンが付いた大人カワイイ白レースショーツは、今無防備な状態でそこにある。
 パンチライオン並に女子のパンチラに興味アリアリな代償だろうか?
 本音で言えば「少しでも多く女子のパンチラを見たい……! あわよくばイレギュラーズのパンチラも見たい! というパッションを原動力にして誰よりも早く現場に急行しますよ!」というところである。
 実はパンチライオンと兄妹の関係か何かなのではなかろうか。
 まあ、そんなウィズィのことはさておこう。彼女はやる気十分だ。
 数少ない男性陣であるフォークロワのほうは、実に真面目に依頼を遂行していた。
「受けてしまったからには早く終わらせましょう。今回はエアロボールの破壊でしたか。取り敢えずファミリアーを使って上空から町の全体像の把握とエアロボールの探索ですね」
 ウィズィ同様にファミリアーを飛ばしていたフォークロワは、やはりエルシアの戦いを見ていたりする。
「こんな依頼でも達成の仕方に個性が出るのは見ていて面白いものがありますね。エルシアさんの戦いかたは思いもよりませんでした。そんな戦いかたがあるとは」
 言いながらも、マネできるものではないこともフォークロワは理解している。
 だからこそ、基本的には発見したら遠距離からの狙撃で破壊するという作戦をフォークロワはとっていた。
 そしてそれは、かなり良い効率をたたき出してもいたのだが。
「これはなかなか侮れない風の強さですね。ですが抗えないレベルではな」
 ガツンッと。フォークロワにぶつかるは植木鉢。
 落ちた先には攻撃間際のムサシとエアロボール、そして全てを悟るフォークロワ。
「私いつもこんな役回りな気がします」
「フォークロワ殿ぉぉぉ!?」
 キラリと真昼の星になるフォークロワにムサシが絶叫をあげるが……彼もきっと満足であろう。たぶん。
「今何かフォークロワさんっぽいものが飛んで行ったような……さておき、迷惑かけるパンチラはパンチラにあらず! 絶対に許さない!」
 スカートが捲れるのも構わずエアロボールを撃破した咲良は、そんな事を呟く。
「あ、ありがとうございます! この変な機械……なんなんですか⁉」
「今は何も。でも私はスカートがめくれても怯まない。正義の味方だもん。それに「恥じらいのないパンチラ」程、面白くないものは無いし!」
「え、変態……?」
 助けた女性から咲良が誤解されつつあるその時にも、エアロボールとの戦いは続いている。
「一般女子がパンチラしてるところに遅れないよう……コホン。一般の方に被害が及ばないよう迅速に向かいますよ!」
 愛馬ラニオンに乗りウィズィが駆けていくのを、モカは落ち着いた様子で見ていた。
「とりあえず私もスカートを穿いて、下からバァーッと風に吹かれてパンツをチラリ、略してパンチラすればいいんだろ?大丈夫大丈夫。その間に全部潰すから」
 どうやら本気でパンチラを理解できないようだが……きっとパンチライオンが聞いたら悲しそうな顔をするだろう。
 そのパンチライオンは、請われるままにフォルトゥナリアと行動していた。
「パンチライオンさん、超変人の誼でヘンタインを駆り出してエアロボールの回収ロボットを追ってもらえたりする? やっぱり原因は探して潰しておきたいからね」
「うむ、まあ俺は超変人ではないが……了解した!」
「え、何か違うの?」
「超変人はいわゆる下級幹部だからな……世間様にちょっとご迷惑をかけやすい部分がある」
 フォルトゥナリアにはあまり区別はつかなかったのだが、そういうものなのだろうと自分を納得させる。
「あとエアロボール探しでパンチライオンさんについてきて貰えると助かるよ。私は火力がそんなに出せないから......お願い!」
「ハハハ! 任せろ、そぉら獣力粉砕撃!」
 ズドン、とフォルトゥナリアのスカートを狙ってきたエアロボールを一撃で粉砕しながらもパンチライオンはフォルトゥナリアと屋根の上を駆けていく。
「マリアは、街の屋根上を行くとしよう、か。髪をバネにして跳ね回れば、段差も悪路もなんのその、だ。パルクール、とかいうのだった、か。街中を動き回るには、便利、だ」
 そして同様に屋根の上を駆けていたエクスマリアも、仲間達がエアロボールを撃破する姿を視認しつつも撃破していた。
 被害者が出ないうちにかたをつけるのが理想ではあったが、それはもはや仕方がないことだ。
 エクスマリア自身、黒ストッキング越しに褐色のお尻を包むパステルブルーを晒しかける危機に陥っている。
 しかし、エアロボールも回収ロボットも彼女たちの活躍で無事に撃破し……幾つか「回収」されてしまったようではあるが、ほとんどのロボットを破壊することが出来たのだった。
「ところでマリア、「パンドラによる強制復活」が「パンチラによる強制復活」に聞こえることってありません?」
「ない」
 ウィズィとエクスマリアはそんな話をしながらフェチーズの一員らしき全身タイツ達が残骸を箱詰めする作業を見学していた。
 この後2度と回収できないように溶かして子供用の楽しい玩具にして配る計画らしい。なんなんだろうか、この組織は。
「パンチラが良いのは、予想もしないタイミングで普段見えることがないものが見えることにその醍醐味があると思うんだよね。そして大切なのは恥じらい! 自然なリアクションで恥じらうのがいいんだよね! 決してそれでガハハってドヤ顔かますは違うし下に何かズボン履いてたらそれはそれでちょっと悲しいかも。スパッツ? スパッツも下着でしょぉぉぉぉぉ!!」
「素晴らしい知見だ。この後報告が義務付けられていなければ、風の気持ち良いレストランでの食事に誘うのだが」
「それより……同じ戦士としてあなたの戦闘力に興味があるので、戦ってみたいのだが。言っておくが変態的な性癖が許せないとかじゃないからな」
「む? いや、今回は世話になったからその頼みに応えるはやぶさかではないが……うむ、まあ、やるか」
 モカに肩を叩かれ、パンチライオンは乗り気ではない風ながらも構えを取る。
 獣力流格闘技。パンチライオンが極めているという、その武術の強さをモカは肌で感じ取り……先手必勝とばかりに仕掛ける。
「くるか! しかし、その動き……!」
 パンチライオンがそれを迎撃するべく動き……しかしその時、エクスマリアが柔風の護符なる「下から風を吹かせる」アイテムを取り出していた。
「駆け回ると流石に暑い、な。そうだ、涼むのに丁度いいモノが、あった。うむ、良い風だ……ん?」
 ふわりと、その場にいる全員のスカートが捲れ上がって。
「……うおおお!?」
 パンチライオンは即座にその場の全員のパンツを視界に収め、その隙にモカの一撃をモロに受けてしまう。
「ぐう、不覚! そして至福!」
 そんな訳の分からない事を呟くパンチライオンだったが……1人冷静ではいられなかったのはウィズィだった。
「いぃいやーーーー!!」
 振り回されるは巨大テーブルナイフ。全員でなんとか押さえつけて事なきを得たが……恐るべきは乙女のうっかりと乙女心。
 つまりは、そういうことなのだろう。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

コングラチュレーション!
パンチライオンは「今日の思い出を忘れはせぬ!」とか言いながら帰っていきました!

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