シナリオ詳細
マジェスティックマジック
オープニング
●封印の魔術
ここは幻想王都からずっと離れた古代遺跡、『ブレンダンソマー墓所』。
スコップを地にさした男は、土を台車へと積んでいく。
横では別の台車を押した男が、巨大な縦穴へと土を落としていた。
瓦礫のような、扉のようなものが、着々と埋められていく。
「この下には大量のミイラが歩き回ってるんだろ。本当に大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃないからこうして埋めてるんだろうが。喋ってないで手を動かせ」
岩に腰掛けた男が葉巻きを吸っていた。煙を高く吐き出す。
「あんたは働かないのかい」
「俺はいいんだ。現場監督は監督するのが仕事なのさ」
葉巻きをピンと弾いて穴へと落とす。
火花を二度ほど散らしてから底へと転がった葉巻きが、動きを止め――た瞬間、地中より何者かの手が飛び出し葉巻きを握りつぶした。
カラカラに干からびた手。深く黒ずんだそれを見て、男は腰を抜かした。
「ひい! 出てきやがった!」
「おい現場監督! 監督しろよ!」
「土だ! 土をとにかくかけろ! ついでに火を放て! 火!」
こんな混乱が、このところ毎日のように続いていた。
所変わって幻想王都。ウェルカムベルのかららんという音の向こうに、ワイングラスを揺らす『色彩の魔女』プルー・ビビットカラー(p3n000004)の姿があった。
テーブルにはチーズと依頼書。
「あら、例の依頼を受ける気になったのね……?」
グラスを置いて、プルーは『席へどうぞ』と首を傾げた。
テーブルに置かれた依頼書を指でくるりと反転させ、『あなた』へと突きだしてくる。
「今現在、ブレンダンソマー墓所という所からミイラ型アンデッドが地上へ侵攻しようとしているの。それを阻止するために埋め立てが進んでいるんだけど、いつまでも抑えられるかわからないわ。
だから本格的な封印儀式を行なうために、必要なアイテムを揃えることになったそうなの。依頼主は考古学者のハンナ氏よ。
ということで、あなたには仲間と一緒にあるワンドを手に入れて貰うわ。
研究者の間ではこう呼ばれてる――」
トン、と鮮やかな爪が文字を叩いた。
『マジェスティックマジック』、とある。
「ワンドはある山中の寺院に納められているの。
といっても、ずっと昔に無人になっているし、モンスターが住み着いたせいで近づけないのだけど……」
『そのモンスターを倒せばいい』。
そう考えるであろうイレギュラーズのリアクションに、プルーは満足そうに頷いた。
「話が早くて助かるわ。
これはモンスターに関して集めた情報よ。現地で合流して頂戴」
●亡霊たちの寺院
山中の寺院は、人の通らない森を突き進んだ先にあった。
崖下に見えるは石で作られた古い寺院。
その手前には真っ赤なマントと白い衣装を纏った亡霊たちが静かに立っていた。
まるでいつまでも来ないものを待つかのように、しかし近づくもの全てを憎むかのように、血走った目で眼前だけをにらんでいる。
情報によれば、何人かの魔術師が新興宗派を作ったが、トップの人間が詐欺を働いたことで命を含む全てを奪われ、幹部たちがこの場所に亡霊として縛られているのだという。
亡霊たちは魔術を使い、近づく全ての者を攻撃するだろう。
ならば全て倒すまでのこと。
崖下へとおり、寺院への――魔術師の亡霊たちへの襲撃を開始した。
- マジェスティックマジック完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2018年06月12日 21時05分
- 参加人数10/10人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 10 人
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参加者一覧(10人)
リプレイ
●マジェスティックマジック
跳躍。宙を踊るように回転し空を割く脚。かもしかのようなそれを『メイドロボ騎士』メートヒェン・メヒャーニク(p3p000917)はしなやかに地に着けた。
遠く眼前に見えるは依頼にあった古い寺院だ。石を積んだ作りで、開けた扉の奥には金色のワンドがまるで宝物のごとく納められている。いや、寺院の周囲をただよう亡霊たちからすれば、真に宝物なのだろう。
「絵に描きたい趣きがあるけど、こんな風に亡霊が湧いてきてるようではそんなことをしている暇はなさそうだね」
「『闇を滅する輝く愛の奔流!魔法少女インフィニティハート、ここに見参!』……さて」
そういうルールで生きているのか、二十歳を前にした『魔法少女インフィニティハート』無限乃 愛(p3p004443)はきわめて堂に入った決め台詞とポーズをとった後、魔法少女衣装の裾を払った。
今一度崖下の風景を述べよう。
山中、木々の生い茂る森である。高低差のある崖の下とはいえこちらも同じく森の中。人が手入れをしたのははるか昔。寺院もコケと雑草にまみれ、樹木のツタがはっていた。今もって亡霊たちが襲ってこないのは、木々と獣の気配に紛れたこちらをまだ認識していないからに他ならない。
『風来樹』世界樹(p3p000634)は改めてかのワンド、マジェスティックマジックとその周辺の物理的な状況を透視能力で観察しなおした。
「亡霊ども10体が寺院に近付く者に襲いかかって来る、と。この亡霊どもを殲滅してワンド回収がベストなんじゃが………どうしたもんじゃろ?
わたいは状況次第でワンド回収に動く係なので積極的には戦闘に加わらんのじゃ。
一応仲間が半数戦闘不能になったら撤退するのでワンド回収な予定になっとるが……」
世界樹に促されるように、『Calm Bringer』ルチアーノ・グレコ(p3p004260)はウッドストックのライフルを掲げて見せた。セーフティを解除し、ぱちんとウィンクをする。
「できる限り引きつけるよ。その間に連中をすり抜けて『マジェスティックマジック』の確保を頼めるかな」
「majestic magic(荘厳なる奇術)……すばらしい。叶うならこの手にしてみたいものです」
ワンドを地につけ、顎を上げる『『幻狼』夢幻の奇術師』夜乃 幻(p3p000824)。
「……おっと、それより……ワンドの確保が済んだら撤退する方針でしたか?」
そもそもの目的がそうなのだからそれでよいのでは? という顔をする世界樹と、だとしても全滅を目指すのでは? という顔をするルチアーノの間で軽く首を傾げ合った。
「まあ……流れでどうにかなるでしょう」
「しかし、なぁ」
『望を喰らう者』天之空・ミーナ(p3p005003)がふたふりの魔剣を抜いて見せた。紅い刀身の剣と、青い剣である。
「死してなお、場所に縛られるったぁなぁ。ま、何があったかは……」
「彼らが意思に沿うものかは判り兼ねますが、呪縛を解くことはできるでしょう」
『α・Belle=Etoile』アルファード=ベル=エトワール(p3p002160)が風に飛ぶ綿毛のように笑った。
「寺院を守ることが彼らの役目であり、それをはねのけることが私たちの役目であるならば、その上で……お送りしましょう」
「よーし頑張るぞー! 師匠も見ててくださいね、オレの修行の成果!!」
使い込まれた剣を二着尻目、『金狼の弟子』新道 風牙(p3p005012)がニッと歯を見せて笑う。
「世の平安を乱す悪しき者の封印! これぞ我々『守護者』の使命! ですよね、師匠!!」
「ん……」
剣の柄に手を添え、『黄金の牙』牙軌 颯人(p3p004994)は小さく頷いた。
「このまま放置しても、いずれはブレンダンソマー墓所から不死者が現れるのは必然。ならば、封印をする為の代物を何としてでも手に入れて見せよう」
「…………」
『flawless Diva』セアラ・シズ・ラファティ(p3p000390)は彼らの言葉に同意するように頷いて、しかし内心で呟いた。
(なぜでしょう、私の神は『それでは足りない』と言っているように思えます)
●仕掛ける方法
森や周辺の立地を確かめた後、セアラたちは亡霊たちに気づかれないギリギリ(?)のラインまで近づいていった。
「やはり、こちらから前に出るべきかと」
先手をとれるタイミングというだけあって、セアラはルチアーノたちにブレッシングウィスパーの祝福を囁きかけていた。
敵が気づいて近づいてきたら木々に隠れつつR4から【怒り】を付与して一体ずつおびき寄せるというルチアーノの作戦は、木々に隠れるという工夫によって回避能力の向上を期待できるが、反面命中能力の低下が危ぶまれた。彼自身の能力の高さは信頼できるが、【怒り】の付与が作戦の基軸にある以上リスクの比重が大きすぎた。
「そうだね。できる限り大勢を煽ってスキル攻撃を封じるのが目標なわけだし……」
できれば『全員』を【怒り】状態にしておきたいが、一体ずつ付与していたのでは自然回復の都合上3体が手一杯だ。
R4が敵の射程範囲であるために、【怒り】付与以外の目的で近づいてくるとも考えづらい。
「敵全員を森の中深くにおびき寄せる作戦はナシ、か。じゃあ、まずは一発……」
ルチアーノは枝をライフルの台にしてしっかりと構えると、亡霊のうち一体にきわめて念入りに狙いを定めた。
ここまで狙った弾が直撃しない筈がなく、亡霊の実体を弾丸が派手にえぐっていく。
ギラリと目を光らせ、ルチアーノめがけて駆け寄ってくる亡霊。
と同時に、周囲の亡霊たちはルチアーノとその周囲の仲間たちの存在に気づいて一斉に杖を翳した。
魔方陣が空中に生まれ、射程を延長した魔術弾が次々と発射される。
「そこまで強い未練をもてるなんて、生の実感の薄い夢の世界に生きていた僕からみると、なんだか羨ましいですね」
対して身を乗り出した幻がシルクハットを脱ぐと、ワンドで縁を叩いてオーロラを帯のように飛び出させた。
「永遠に恨み続けるのも、また辛いもの。永遠の遺恨を輪廻ごと断ち切って差し上げなければなりませんね」
魔術を練り上げ亡霊たちへと飛ばし始める幻。
一方ルチアーノを目指す亡霊を阻むようにメートヒェンが飛び出し、跳躍からの鋭い回し蹴りを叩き込んだ。
亡霊とはいうが魔術的な実体をもっているようで、側頭部に直撃した蹴りが亡霊の実体を派手に吹き飛ばした。
「まずはこの敵からだ」
攻撃目標を集中せよというサインを出すメートヒェン。
アルファードは綿毛のように笑って『お待たせいたしました』と囁いた。
亡霊の至近距離まで詰め寄り、凝縮した水の槍が亡霊の実体を貫いた。
「愛の一撃で彼らの空虚なハート(心臓)を撃ち抜き、昇天させてあげましょう」
手を翳し、なんとか体勢をととのえようと浮かび上がる亡霊。そこへ愛が急接近し、ハート型のエネルギー跡を踏み残すと大鎌で亡霊の心臓部を打ち抜いた。
それでもまだ、まだ耐える。愛の鎌を掴んで、強引に押しのけようとしていた。
情報の通りHPの高い敵のようだ。そのかわり防御は薄く、回避能力もさほど高いようには見えない。
もう一息。もう一息だ。
そんな亡霊の胴体に、紅と青の刀身が当てられた。
「悪いな」
ミーナはふたつの剣に力を込め、亡霊の肉体を三つに切り裂いた。
ここまでされてまだ立ち上がるようなものではない。亡霊は悲鳴のような声をあげてばらばらにかき消えていった。
続いて、颯人と風牙が飛び出していく。
「風牙、油断はするなよ」
「任せといてください師匠!」
はじめに敵の射程圏内に身をさらしたルチアーノは今現在亡霊たちの集中攻撃対象になっている、はずだ。
ホーミングをかけながら集中する無数の魔術弾を前に、風牙は防御姿勢で割り込んだ。
弾を剣で打ち払う。払いきれなかった弾は全て身体に吸い込まれ、派手に炸裂を起こす……が、風牙は倒れること無く踏ん張った。
「ルチアーノさん、構わず撃って!」
颯人のほうは亡霊たちの間に飛び込むようにして跳躍。黄金の炎を剣に纏わせると、亡霊のうち一体を派手に切りつけた。
「…………」
颯人は先のことを見据え、表情を険しくした。
互いに激しく消耗し合う戦闘になりそうだ。それに恐らく、こちらは厳しい状況に立たされている。
「ふむ……わたいが寺院向かうベストタイミングはここじゃと思ったが……」
世界樹は木々に身を隠し、戦闘に参加せずに様子を見ていた。
ルチアーノが亡霊に怒りを付与している間にすり抜けていけばよいかと思ったが、大勢の亡霊がフリーになったままだ。通せんぼをされれば一点突破もできない。ということで、かなり大回りにはなるが裏から回り込んでこっそりマジェスティックマジックを奪取することにした。
「下がってください、これ以上は……」
セアラが治癒符をとり、風牙へと貼り付けた。
幾度もの魔術炸裂によって傷ついた風牙の身体から痛みを取り去っていくが、それもごく一部。本当なら既に倒れていてもおかしくない筈なのに、風牙は根性で立っていた。
ルチアーノが順繰りに挑発しておびき寄せた亡霊たちが眼前に並び、風牙は握りしめた剣にばちばちと黄金の雷を纏わせた。
「いい位置だ――まとめて薙ぎ払う!」
ハッと正気を取り戻した亡霊たちが飛び退こうとするがもう遅い。風牙は力の限り剣を振り回し、亡霊たちの実体を横一文字に切り裂いた。
「かかったね。騙される方がバカなんだよ?」
ルチアーノは切り裂かれた亡霊たちを更に煽り、自分へとヘイトを集中させていく。
「まだ何かを信じられるなんて凄いねえ。殺れるものなら殺ってみな。その前に……僕の仲間が君達を潰すよ」
ワンドを振り上げた亡霊たちがルチアーノに群がる。
それを突き飛ばした風牙が、あとは任せたとばかりに颯人の方を見た。
打撃。はねた血が樹木にふきかかる。
「最早貴様らはこの場には存在すべき者ではない。無に帰るがいい」
豪速で飛び込んできた颯人が電撃にしびれた亡霊を突き刺し、炎で燃やし尽くしていった。
倒れた風牙を抱え上げ、アルファードを呼ぶ。
「払えるか」
「勿論」
ルチアーノが亡霊に掴みかかられたが、アルファードは冷静にそのそばまで近づき、地面にむけて手を翳した。
吹き上がった無数の水刃が亡霊たちを貫いていく。
それに留まらず、急接近したミーナが大毒霧を噴射した。
一網打尽だ。亡霊たちは悲鳴をあげてかき消え、あとには布きれ一つ残さなかった。
「半数以上はやれたな。こんだけいければ――」
と、そこで風牙は急接近する気配に気づいて声を上げた。
「全員伏せろ!」
亡霊の一体がミーナやアルファード、颯人たちの密集したエリアに飛び込み、拡散魔術を解き放ったのだ。
爆発するように広がる衝撃に吹き飛ばされるミーナたち。
追撃は止まらない。中距離魔術を放てる位置まで近づき、残る亡霊たちが集中攻撃の準備に入ったのだ。
「ここは、お任せください」
セアラが間に割り込み、指輪の表面をスッと撫でた。
拡散魔術をとなえた亡霊を背後から羽交い締めにして今ですと叫んだ。
「貴方の未練ごと消失させて魅せましょう」
「愛の下に確殺します」
丁度いい距離にいた幻がワンドをくるりと回し、一方で愛が砲撃の構えをとった。
ハート型の魔術砲撃とオーロラの魔術砲撃が交差し、亡霊の実体を派手に破壊していく。
とどめとなったのは、宙返りをかけたメートヒェンのドロップキックだ。
セアラにしっかりと固定された亡霊の実体は、メートヒェンの靴の踵にしっかりと粉砕された。
転がるように離脱するセアラ。
が、周囲からの砲撃がそんなセアラたちを襲った。
仲間の多くも倒れてしまう。このままでは……。
「もういい、『マジェスティックマジック』は確保した。撤退じゃ!」
遠くから声がする。
ワンドを確保した世界樹が手を振りながら、森の奥へと走って行くのが見えた。
メートヒェンたちは頷き合い、倒れた仲間を担いで走り出した。
亡霊たちはそれを追いかけるかと思われたが、遠ざかる彼女たちからすぐに興味を無くし、寺院の方へと戻っていった。
●歌
暫く後。
セアラは亡霊たちにむけて鎮魂の歌をささげていた。
未だ残るごく少数の亡霊たちは、残されたことを悲しむだろうか。それとも忘れられた使命を全うできる喜びの中にあるのだろうか。そのどちらでもない空虚の中なのだろうか。
セアラはただ、実体を喪った亡霊たちが浄化されることを願って歌った。
瞑目するメートヒェン。
この歌は戦いの最中でも歌われていたものだ。そういう意味では、残るものたちへ捧げられたものなのかもしれない。
「最期まで騙してゴメン」
ルチアーノは空へ銃を撃ち、冥福を祈った。颯人もまた剣を納め、目を瞑っている。
「寺院を制圧できなかったことは残念ですが……『これ』はまたの機会としましょう」
愛が自分の描かれたポスターや立て看板をじっとみつめた。寺院って言うか同人誌即売会ブースみたくなってしまいそうだが、忌まわしき歴史を破壊して塗りつぶすという意味では、なかなかパンチの効いた浄化方法なのかもしれない。
ワンドを手に振り返る世界樹。
風牙やアルファードたちも戦いの傷を癒やし、同じように振り返っている。
ミーナは紅い翼をそっと撫で、いまや見えなくなった寺院のことを思った。
これでもう本当に、あの場所を訪れる者はいなくなってしまうのだろうか。
人のはいらぬ森の中。
忘れ去られた寺院。
わずかな亡霊だけが、永遠に待ち続けるのだろうか。
思い描いた光景は悲しそうでもあり、どこか美しくもあった。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
――mission complete!
――good end!
GMコメント
【オーダー】
成功条件:ワンドを獲得し、持ち帰って依頼主に引き渡すこと。
オプション:魔術師の亡霊を全て倒す
前置きが大きめですが、大事なのは三つです。
・魔術師の亡霊が沢山居る。
・森の中である。
・寺院の中にあるワンドを獲得して撤収する。
どうしても戦闘に自信が無い場合は何人かを囮にしつつダッシュでワンドを獲得、からの猛ダッシュで撤退。というショートな作戦をとっても構いません。
オプション要素を満たすなら、正面から殴り込みをかけて亡霊を全て倒し、そのあとでゆっくりワンドを回収して下さい。
前者はメタ救済措置みたいなものなで、どうしてもって理由がない限りは全ての亡霊を倒す方向で考えて見てください。
【魔術師の亡霊】
亡霊の数は10体。
総合戦闘力を『こちらと同じかちょっと上くらい』に想定すると依頼成功率が安定するでしょう。
神秘攻撃力、命中、HPの高い霊魂・アンデッドカテゴリーのモンスターです。
スキル特徴などは以下の通り。
・飛行可能(基本はノンペナルティ高度を維持)
・射程延長魔術(神超単)
・中距離魔術(神中単 高威力)
・拡散魔術(神自域)
【オマケ解説】
※依頼成功に直接必要ない情報を解説します。興味がわいたらご覧くださいませ。
・ブレンダンソマー墓所
ハンナ氏からの依頼で調査を手伝った古代遺跡。地下にある。ミイラ型アンデッドや罠がいっぱい詰まっていたが、うまいことやって隠し部屋を発見。急にラスボス級の奴を見つけてしまってすぐに撤収した。
その後墓所からミイラが出てきて村を襲ったり娘を浚ったりするので、(同じくハンナ氏からの依頼で)その集団を倒して再発を防止した。
墓所の中は動くミイラだらけだったので入り口を破壊して封鎖。今も土を盛りまくってねばっている。
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【アドリブ度】
ロールプレイをよりお楽しみいただくため、リプレイにはキャラクターのアドリブ描写を用いることがございます。
プレイングやステータスシートに『アドリブ歓迎』『アドリブなし』といった形でお書きくだされば、度合いに応じて対応いたします。ぜひぜひご利用くださいませ。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
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