シナリオ詳細
恋の思い出を摘みに行こう
オープニング
●ある妖精の言
知ってる? この花には恋心が溜まるのですって。
嬉しくて甘ぁい味も。
悲しくてほろ苦い味も。
全ては花に詰まった恋心の味なのですって。
今頃、この恋は続いているかしら?
今頃、この恋は新しい人を見つけたかしら?
そんなふうに味わいながら楽しむの。もちろん女の子同士でね!
まあ、妖精だって女の子。恋に恋して愛にはときめいてしまうもの。
花は明るいブラウンの花弁を持っているの。そう、そちらの世界ではチョコレート、ショコラ……そんな風に呼ばれているかしら?
可憐に咲く花々だけれど、乙女に危険はつきものなの。うっかりしていたらオオカミさんにぺろり、と食べられてしまうのよ。女の子も、恋心も。うふふ、怖いでしょう。
ねえ、ねえ、だからお願いよ。この花を摘んできてちょうだい?
●ローレット
「妖精さんからの依頼ですね。ええと、食用花を摘んで欲しいと」
ブラウ(p3n000090)はまとめた依頼書を読み上げる。妖精というのは深緑より向かうことのできる『妖精郷』に住まう者たちのことだ。
「へえ、花? 確かに食べられる花もあるけれど」
「この季節にしか咲かない花だそうですよ。何でも『恋の味』がするのですって」
その花は恋心を吸って、恋の味を宿す。そんな言い伝えがあるらしい。
『Blue Rose』シャルル(p3n000032)はひよこの言葉に首を傾げる。元々花の精霊――形さえ取らなかった彼女にとって『恋』というものは知識として知っていても実感としてはまだまだ遠い。そんな相手が現れるのかもまたわからない。
「僕もよくわかりませんけれど……なんか、甘かったり、苦かったりするみたいです。それを摘んできてほしいけれど、道中の魔物が怖いっていうお話です」
「……魔物を追い払って花を摘んでくるってことで合ってる?」
「はい」
深緑の片隅に小さく群生するという花を、小さなブーケ程度で良いから持ってきてほしいのだと。摘んでくるサイズと労力が見合うか定かでないが、なればイレギュラーズたちも行くついでに味見したっていいかもしれない。妖精曰く、花はそのまま食べるのが美味しいという。
「深緑かあ……あそこって迷宮森林がかなりを占めてると思うんだけれど、一体誰の恋心を吸ってるんだろうね」
「さあ……あ、でも大陸で地続きですし、思わぬところから吸っているのかも」
正体のよく知れぬ花であるが、美味しく害がないことは妖精が保証してくれるだろう。依頼が達成されれば、今年もそれを食べながら女子会的なものをするらしいので。
「甘い香りには嗅覚の優れた魔物が多く寄せられるみたいです。早くいかないと全部食い荒らされちゃうかもしれません」
「へえ……ボクのとはまた違うのかな」
「ああ、違うかもしれませんね。でもその香りでも――」
言葉を止め、凝視する2人。失言では? と視線を泳がせるシャルル。なるほど、と頷くブラウ。
「シャルルさんも体を張る気になりましたか」
「なってないよ? 何自分がいつもは体張ってますみたいな言い方を」
「僕は不可抗力なんで! 参加者にバッチリ書いておきました!」
崩れ落ちるシャルルからふわりと甘い香りが漂う。今回の花とは香りが異なるだろうが、魔物なら少なからず気にすることだろう。
というわけで――シャルルを囮にしつつの花摘みである。
- 恋の思い出を摘みに行こう完了
- GM名愁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年02月13日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●
深緑の森は静謐で、清廉な空気が満ちている。動植物の世界であるそこを8人のイレギュラーズが進んでいた。
「これは……鹿の足跡かしらね」
『白き寓話』ヴァイス・ブルメホフナ・ストランド(p3p000921)が周辺の痕跡を判断しながら警戒すべきか否かの材料を集める。まだ警戒するには早い、だろうか?
『海を越えて』ドゥー・ウーヤー(p3p007913)もまた鋭い視力や聴覚で他生物の存在を探すが、未だそれらしきものは見当たらない。甘い香りも傍らにいる『Blue Rose』シャルル(p3n000032)のものが強い。
「囮役を買ってくれるのは助かるわ。遠慮なく後ろにつくわね」
「まあ……参加する以上はね。ブラウは後々とっちめておくけど」
『緑雷の魔女』アルメリア・イーグルトン(p3p006810)の言葉に苦い笑みを浮かべるシャルル。彼女からすれば半ば強引に参加させられたわけで、きっちり成功させた後はかの情報屋へ文句のひとつも言って然るべきなのだろう。
彼女の後ろにつくと、必然的に甘い香りが流れてくるわけで。それを吸ったアルメリアは「本当なのね」と呟いた。
「シャルル、香水要らずってちょっと羨ましいわ」
「そう? 逆に香水を使うと変な香りになることもあるから、そういう意味だとボクは皆のこともちょっと……そう、いいなって。思うよ?」
「ああ、それもそうね」
自分の好きな香りも纏えないということか、とアルメリアは考える。自分のその香りが好きであれば問題ないだろうが、これで違う香りの方が良かった……なんてことだったら悲しい。
「でも本当にすごい甘い匂いだぁ……すんすん……」
『場外ホームラン』黎 冰星(p3p008546)はその匂いを嗅いでいつの間にやらシャルルの近くへ。彼女が引いてもものともせず、涎が垂れそうになってようやく正気づく。
「はっ! いけないいけない」
「……もしかして、甘いもの好き?」
シャルルに問われた冰星はへへ、と照れ笑いをひとつ。ウィンドウルフももしかして、こんな風に甘い匂いへ引き寄せられてしまうのかもしれない。
「その……ちゃんと、守るから」
安心してね、とドゥーがシャルルへ告げる。きっと今回一番大変なのは彼女だろうから、と。
「ありがと。皆頼りにしてるよ。……もちろん冰星もね」
涎垂らしてるけど、なんて冗談めかして告げたシャルルに冰星は慌てて口元へ手を当てる。なんだ、もう垂れていないじゃないか!
「それにしても、『恋の味』がする食用の花ですよね? どのような味なんでしょう」
「想像とどれくらい違うのか、気になりますめぇ」
『呪い師』エリス(p3p007830)の言葉に『ふわふわめぇめぇ』メーコ・メープル(p3p008206)もかくり、と小首を傾げる。
恋をしたことはまだない。だからどういうものかもわからないけれど、本の中では沢山の恋の形があった。だから現実でも雰囲気はわかるはずだ。
「妖精さんたちの為に、『恋の味』を頑張って集めますめぇ!」
「はい!」
おー! と拳を突き上げる2人。その様子に『白き不撓』グリーフ・ロス(p3p008615)は静かに目を瞬かせる。
依頼を受けた時にも聞いたけれど、何とも不思議な花である。
「……まずは、道中の護衛。そちらに集中しましょう」
その言葉の歯切れが悪いと、そう気づくのは果たして何人か。けれども彼女の言はその通りであり、一同は警戒しながらも順調に進んでいた。
「……でも、私も気になるわ。どんな味なのかしら? とても、そう、とっても楽しみ」
ヴァイスは顔を綻ばせて歌うように告げる。だって私は人形だから。私はヒトではないから。人形に恋なんて『有り得ないこと』だからこそ、その味を知ることができる機会を見逃せない。
(してみたいとは思うけれど……それはもう恋ではなくて、憧れ)
恋に恋をする――そんなもの。
「俺はそういう経験がないから……よく分からないかな。でも、妖精達が話を楽しむのもなんとなくわかるよ」
恋をしている人は――なんとなくではあるけれど――キラキラしているような、そんな感じがする。そう告げるドゥーにどうかしらと首を傾げるのはアルメリアだ。
「本を読んでるとつくづく『恋にも色々ある』って思わされるけどね」
だから花が、恋が甘いとは限らない。アルメリアはそう思うのだ。
(魔物みたいな言い方になるわね)
――恋心を吸って育つ、って。
●
「……あ。甘い匂いが……」
ドゥーの鼻がかすかにシャルルとは異なる匂いを嗅ぎ取る。そして、違和感のある風の音も。
「狼、来たな……!」
木々の隙間から狼の姿が見え隠れし、冰星が拳を握って勢いよく距離を縮めていく。遥か後方にいたドゥーは接敵前にリーダーを見定めんと群れを睨みつけた。
(どれも同じように見える……けど)
1体だけ少しばかり突出している存在がいる。リーダーがいるとすれば――あいつか。
「シャルルさんはこちらですめぇ」
メーコはさっとシャルルを自らの背に隠す。自らの耐久力に自信があるわけではないが、ここで彼女が倒れたら文字通りの『食い物』にされてしまうかもしれない。自分たちが摘もうとしている花を荒らしたように。
「皆さん、支援はお任せください!」
エリスによる魔神黙示録の支援を受け、『新たな可能性』ナイアル・エルアル(p3p009369)が前線へ踊り出る。狙うはドゥーの見定めたリーダーと思しき1体。
(これが俺にとっての初陣だ)
混沌へ召喚され、依頼としては初めての戦い。引き締めなければと思うと同時に、ここは学ぶ場でもあると自らを戒める。
最初から他の――イレギュラーズのベテラン達と同じ動きができるとは思わない。ならば彼らを見習い、次に繋げられるような依頼としよう、と。
「まあ、沢山来たのね」
ヴァイスは結界術で狼達を閉じ込め、苦しめ力を削いでいく。その間に保護結界を展開したグリーフは、自らを強化しながら名乗り向上をあげて飛び込んだ。まだこれはひとつの群れ、されどいつ他の群れもやってくるかはわからない。いくらかの敵を相手取りながらもグリーフは全方位へ注意を向けた。
「いい感じじゃない。ぶちまけるわよ!」
そこへ走り出すアルメリアのチェインライトニング。味方を避けて走る雷撃は狼のみを捕らえていく。
しかし、狼達とていいようにやられるわけにはいかない。この障害の向こう側では美味しそうな匂いを放つもの(シャルル)がいるのだから。
「くっ……負けられませんめぇ!」
誰よりも消耗しながら、メーコは自らを回復させて粘る。エリスが順にソリッド・シナジーを付与させるまで耐え切ると、彼女の放った天使の歌が傷を癒していくのを感じた。
「悪いけど、帰ってもらえないなら――」
ドゥーの力が土へ作用し、1体の狼を囲い込む。それは相手を強制的に土葬送りにし、地面から出すことを許さない。
「そろそろ通してくれないかしら? ……なんて、言っても通じないのよね」
ヴァイスは束の間瞑目し、自然界のエネルギーを感じ取る。次の瞬間、木々の間を突風が駆け抜けた。
「もう少しです……頑張ってください!」
エリスが仲間達へ力を分け与える。ドゥーが示したリーダーを倒したことで統率は乱れ出している。と言っても、シャルル目掛けていくところは相変わらずであるが。
(他にも来ませんように……)
辺りへ注意を向けながらもそう願わずにはいられない。それはグリーフも同様だ。
彼女はシャルルを守り抜かんとするメーコへ聖骸闘衣を付与すると自らも敵を引きつけ続ける。彼らにとってシャルルは花と同じような誘引する香りを発するらしいが、渡すわけにはいかない。
「あと……1体!」
ナイアルはシャドウステップで相手を撹乱しながら攻め落とす。アルメリアの操る雷が責め立てるも、残った1体は捨て身の攻撃を仕掛けにいくが――。
「ここに来たのが運の尽きだったな!」
冰星の殺人剣はたとえ距離があろうともターゲットを逃さない。唸り声を上げた狼は、そのまま絶命した。
●
ウィンドウルフを倒したイレギュラーズたちは適度に休息を入れつつも、再び敵が迫ってくる、花を荒らしていくことのないようにと歩を進める。
「コシュモ、楽しみだね……」
シャルルとは異なる、されど甘い香りにドゥーの声音も些かはずむ。食用花といえば美しく食卓を彩るものだが、それが美味しいともなれば殊更期待が膨らむ。それはどうやら、冰星も同じで。
「人の恋心を口にする……だなんて、なんとも背徳的で甘そうです」
うっとりと彼は匂いを嗅ぐ。きっと実物を見たら先程のウィンドウルフが食べたがる理由だってわかってしまうことだろう。彼らはこの匂いに引き寄せられてしまうというから。
「そういえば……」
「どうしたの?」
「恋の味ってことは、ここにいる方々の恋も花の味になっているんでしょうか?」
冰星の言葉にアルメリアは小さく肩を竦める。残念ながら――彼女は現実でそんな出来事もなく。どちらかと言えば物語の中で起きるそれらを読む方が専門なのだ。
「白馬に乗った王子様――なんて柄でもないし。どういう人が好きなのか、それすらもわかってないわよ。冰星はどうなの?」
「え? 私ですか?」
聞き返された冰星はキョトン、としてから照れ臭そうに笑う。その言葉は濁されてしまったから、果たしてまだ恋に恋する状態なのか、それとも恋の只中なのかはわからないけれど。
「恋というのは、白馬に乗った王子とするものなのか?」
「いや、そんなことはないと思うけど……人それぞれなんじゃない?」
ナイアルの呟きにシャルルが首を傾げる。そうなのか、とナイアルは目を瞬かせた。いかんせん彼は恋愛以前に、同年代の女性との接点が少ない。兄嫁くらい、という彼の経歴を考えれば、どのような男女が恋に落ちるのかといったところも非常に興味深い。
「ていうか今回のメンツでそういう話出来る人いるの?」
アルメリアの問いは至極最もなことである。何せここまで――ウィンドウルフとの交戦以前も含めて――恋バナできるって人がいない。シャルルは、と顔を向けるも彼女とて同じような反応である。
「何かって言われてもなあ……ボクだって恋も知らないよ」
そのうち知れるかな、なんて。そんなことを語りながら、一同はコシュモの群生地へ辿り着いたのだった。
「わあ、良い香り……!」
冰星は濃厚な甘い香りを胸いっぱい吸い込む。まるでケーキショップへ足を踏み入れた時のようだ。
「すごいね……少しくらい食べてもいいんだっけ」
「ええ、そのはずよ」
シャルルに頷いたヴァイスもまた、この花の味が気になっていたのだろう。一輪手折り、そっと唇を寄せる。ほんの少し甘くて、ほろ苦い。何とも不思議だ。
「……この味って、それぞれ実によって違うものなのかしら?」
首を傾げて、それからヴァイスは視線を巡らせる。そこでは摘みながら味見をしたナイアルが目を丸くしていた。
「これが……恋の味?」
ひたすらに甘くて、甘くて。そして絡みつくように舌の上で蕩けていく。一体誰が、どのようにしてこんな恋をしたのだろう。
(……俺も、いずれは?)
わからない。本当にこんなに甘々な恋をするのだろうかとナイアルは真面目に考え込み始める。彼がチョコレートをいずれ食べた時にはまた新たに驚くことだろう。
冰星とドゥーは恋心を秘めた花たちをそっと、敬意を持って摘んでいく。
「きっとこの花も、誰かの淡く甘い……甘い想いだったのでしょうね」
「そうだね……味見、してみてもいいかな?」
ドゥーが手折ったその一口目は、チョコレートのように滑らかな甘さ。美味しいと再び唇を寄せると、それは少しばかりのほろ苦さが混じる。
(食べるたびに、少しずつ色んな味に変化してるみたいだ……)
これが恋心というものなのだろうか、とドゥーは味わいながら考える。甘いのも、ほろ苦いのも……全部まとめて『恋』というもので。それは決して幸せばかりではないだろうけれど、苦しいだけのものでもないのかもしれない。
(俺も……いつかは?)
未来とは未だ来ずと書いて未来である。その時がどうなるかわからないけれど――怯えるばかりのものでは、きっとないのだ。
「あの……」
そこへおずおずと声をかけてきたメーコは、摘んだ一輪の花を押し花にしてみても良いだろうかと問うてみる。
「この花ならきっと綺麗な押し花ができますね」
「そうですかめぇ……? いつかメーコが恋をするまで、綺麗に残ってくれるなら嬉しいですめぇ」
ふわりと笑うメーコ。いつかは食べてみたいけれど、できるなら恋を知った後がいい。持ち帰って、帰ったら丁寧に押し花にしよう。
そんな彼らの感情の色を眺めながら、グリーフもまた花を手折って集めていく。ふとその花弁を口にしてみようか、なんて考えがよぎったが――グリーフはひとり、小さく首を振った。
エリスはウィンドウルフが再び現れないかを警戒しながらも花を積む。これくらいで依頼分は足りそうだ。冰星も同じように思ったようで、立ち上がると仲間たちに声をかけて復路を行く準備を整える。
「帰りも襲撃に注意しましょう」
「ええ。帰りもよろしくお願いします、シャルルさん」
「……頑張るよ」
冰星の言葉に苦笑いを浮かべたシャルルが頷く。もう来てしまったのだから帰りだって頑張る他ない。ここさえ抜ければ依頼達成だ。
道中雑談を交わしつつも、一同は敵影に気をつけて足を進める。グリーフはその中に混じりながらも手元のブーケを見下ろしていた。
――何故、花を口にしなかったのだろう?
それは『怖い』から。
――何が怖い?
――何故怖い?
――私は恋を知っている?
――私は恋を知らない?
わからない。
(他の方も、こんな感覚を覚えるものなのでしょうか)
グリーフは小さく目を細める。誰にも、誰にも、気づかれてしまわぬように。
グリーフは機械人形だ。恋をして、されて、そんな『資格』があるのだろうかと自問する。
答えは――わからないまま。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
お疲れ様でした、イレギュラーズ。
恋の味はいかがでしたか? 明日はそんな日ですね。
またのご縁がございますように。
GMコメント
●成功条件
食用花を摘んでくる
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。不明点もあります。
●エネミー
・ウィンドウルフ
体表に風を纏った狼です。嗅覚が鋭く、よく花を食い荒らしています。甘いものを特に好んでおり、この優先順位はかなり高いと考えてください。
6~10体ほどの群れで行動し、リーダーと取り巻きといった内訳です。目的地周辺を縄張りとしたいのは1グループだけではないようです。
瞬発力が高く、相手を翻弄し的確に攻撃してきます。軽くではありますが魔法も行使するようです。
爪牙:爪や牙で攻撃してきます。【出血】
鎌鼬:風の刃を放ちます。【致命】【スプラッシュ3】【邪道20】
●フィールド
深緑の迷宮森林です。日中。見通しはよくありません。
道なりに行けば群生地へ辿り着けます。近づいてくると魔物の遭遇率が上がります。
●コシュモ
今回摘んでくる花の名前です。コスモスのような形をしています。ブラウン色の花弁を持っており、甘い香りが漂います。食べて見ると甘かったり苦かったり……チョコレートのような味です。
小さく群生していますが、ミニブーケと皆さんが味見するくらいは十分に生えている事でしょう。
●NPC
『Blue Rose』シャルル(p3n000032)
元花の精霊である旅人。その体から甘い香りが漂うことから、今回の囮役に抜擢されました。本人は腹をくくりました。
普通程度に戦えます。中~遠距離の神秘型です。防御回避もそれなりと考えてください。
●ご挨拶
書いていたらいつの間にかシャルルが囮になりました。愁と申します。
バレンタインピンナップもぼちぼちでしょうか。シナリオでも甘い香りを楽しんでいきましょう。道中は恋バナも良いかもしれませんね。
それではご縁がございましたら、よろしくお願い致します。
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