シナリオ詳細
好奇心は乙女を殺すか
オープニング
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身を切るような風はない。
弱々しい陽光を殊更に浴びる必要もありはしない。
そこは妖精郷アルヴィオン――いつも優しい日差しに包まれた常春の都。
妖精の少女クフェアは、探検に夢中だった。
毎日一人で町を抜け出して、近くの丘へ、キノコの森へ――
今日は崖の下に見えたお花畑に行ってみよう。パンと果物を鞄に詰め込んで、冒険の始まりだ。
「誰も見てないのが、残念だけど! 飛んじゃうよ! 出発ごーごー!」
クフェアは崖から一気に飛び降りる。羽を震わせて風に乗れば、高さなんてへっちゃらだった。
風を切り、一面のお花畑がみるみる迫ってくる。
ふわりと降り立つと、お花の瑞々しい香りが胸いっぱいに飛び込んできた。
一週間ほど前に飛べるようになったクフェアは、皆の前でもう一人前だと胸を張ったのだから。
出来ないことなんて、もう何もないのだ。
――今の今まで、そう信じていた。
崖にある小さな穴蔵に身を隠してから、何時間経ったろう。
クフェアは多数の魔獣から、命からがら逃げたのだ。
魔獣はあまり鼻が良くないのか、幸いにも穴蔵に気付いて居ない。
だが未だに御馳走(クフェア)を諦めきれないようで、辺りをうろうろと這い回っている。
(……もうやだよ、帰りたいよ)
日が落ち、穴蔵の外はだんだん暗くなってきている。
ひどく喉が渇いていた。
クフェアは一抱えもある野いちごにかぶりついた。
その時、振動がクフェアの小さな身体を弾き飛ばした。
身体より大きな目が、穴蔵を覗き込んでいる。
「ヒッ……」
尻餅をついたクフェアはコケにしがみついた。
穴蔵が揺れている。
魔獣が入り口へ体当たりを始めたのだ。
クフェアは青白い顔でぎゅっと目を閉じた。
「おねがい、だれか。だれかたすけて……!」
●
イレギュラーズは妖精郷のエウィンの町で、依頼の詳細を聞かされていた。
なんでも妖精の少女が一人、迷子になってしまったらしい。
「助けてあげてください、です!」
依頼人の妖精フロックスは、迷子の少女がクフェアという名前であることや、探検が大好きであることを教えてくれた。
クフェアは最近飛べるようになり、持ち前の好奇心を発揮してあちこちを冒険していた。
まだ行っていない所といえば崖のほうで、そこには綺麗なお花畑があるが、魔獣が住み着いているという噂がある。このままではクフェアの身が危ないかもしれない。
「夜になると邪妖精も現れるかもしれません、です。危険、です」
妖精達の話によると、エキドナという邪妖精の縄張りに近いらしい。
強くてずる賢い、とっても危険な魔物だ。
時間は夕暮れ時だ。もしかしたら、最悪の場合クフェアは、もう――
けれど救える可能性を諦めることなんて出来ない。善は急げだ。
イレギュラーズは直ちに崖の下へ急行し、クフェアを救出するのだ。
「どうかよろしくお願いします、です!」
そういってぺこりと頭を下げたフロックスに、イレギュラーズは力強く頷いた。
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――領域に立ち入る愚かな妖精(はむし)共よ。
無礼はその命を以て購いとしてくれん。
我が名はアルシノエ、月灯園のミストレスであるぞ。
- 好奇心は乙女を殺すか完了
- GM名桜田ポーチュラカ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2021年02月05日 22時10分
- 参加人数8/8人
- 相談5日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
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満天の星空が常春の妖精郷を照らし出す。
メルヘンチックなこの場所にも魔物や邪妖精は存在していた。
ぷるぷると震えるクフェアは涙を浮かべながら必死に助けを求めていた。
「反省も後悔も今、たっぷりしてるだろうしさ。
どうか、戻ってきた彼女を怒らないであげてほしい。怖かったね、頑張ったねと優しくしてあげて」
『祖は神奈備』錫蘭 ルフナ(p3p004350)はフロックスへとそう告げて、キノコの森へと入っていく。
「お気を付けて、です!」
「うん、行ってくるね。大丈夫。必ず連れて戻るから。心配しないで」
手を振ったルフナ達の姿が見えなくなるまでフロックスはイレギュラーズを見守っていた。
キノコの森の中を急いで走って行くイレギュラーズ。
「今頃、とても、こわい思いをしてらっしゃいますよ、ね……。い、急がなくては……!」
自分が少女の立場だったなら、怯え震えて居るだろうと『さまようこひつじ』メイメイ・ルー(p3p004460)は焦りを覚える。
「好奇心は猫を……と言うが。猫に限らず、好奇心は時に周囲への注意を忘れさせてしまう」
安心させるようにメイメイの肩を優しく叩いたアーマデル・アル・アマル(p3p008599)。
「無事でいてくれればいいが……急ごう」
「はい! 必ず、助けます……!」
アーマデルに背を押され、メイメイは走り出した。
「飛べるようになったばかりだもの……突然世界が広がったばかりだもの。
好奇心が出るのなんて当然なのだわ」
うんうんと頷く『嫉妬の後遺症』華蓮・ナーサリー・瑞稀(p3p004864)は森の中を駆けていた。
「彼女の世界への第一歩は少しだけ影が差してしまったけれど、これで終わらせてはいけないのだわよ!
また明くる日に次の一歩を踏み出せるように、今日という日を必ず笑顔で終えないといけないのだわ!」
外に出れば怖い思いをすることもあるだろう。けれど、それが今日で終わりだなんて悲しすぎる。
華蓮は隣の『Stella Cadente』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)を見つめる。
「人間の子も妖精の子も、ちょっと動けるようになるとはしゃいで迷子になるのは同じなのだな」
「そういう部分がかわいいのだわ」
くすりと笑ったモカは華蓮に頷く。
「種族は違っても速やかに保護するのが、私たちオトナの役割だ!」
「ええ、はやく助けにいくのだわ!」
華蓮の声に『洗礼名『プィリアム』』ウィリアム・ハーヴェイ・ウォルターズ(p3p006562)が森の中の木々を見つめる。この場所をクフェアも通ったのだろうか。
「懐かしいな。子供の頃、出歩けるようになったらあちこち見に行ったものだ。
時にはこんな風に危険がやってくるけれど……それもまた冒険だよね」
次の冒険をするためには、ここで彼女の命を終わらせるわけにはいかないから。
メイメイはファミリアーで呼び出した小鳥を先行させ、崖の場所を探る。
魔物が居れば動物とは違う泣き声がするだろうと思ったからだ。
小鳥で引きつけるには、少しだけ距離が遠いだろうか。
イレギュラーズは急ぎ足で月夜の森を走った。
切り立った崖の下に花畑が見える。其処には魔物の姿もあった。
「レスキュー隊出動~、いっくぞ~」
『パッチワーカー』フランドール=ジェーン=ドゥ(p3p006597)は崖の上から身を乗り出す。
その横を青い蝶々が飛んで行く。『カースド妖精鎌』サイズ(p3p000319)だ。
「妖精の敵……斬らねばならぬが……まずはクフェアさんを救うのが最優先だ!
危険でもなんでも俺は行くからな!」
一番先に飛び出したサイズは満月の光に当たってキラキラと輝いた。
「サイズちゃんを一人で行かせるのは危険が危ないよね~、アタシもいくよ~」
フランドールは急降下していくサイズの後を追いかける。
サイズは空気を身体に受けながら、敵を観察していた。
クフェアが隠れていそうな場所を攻撃しているブロススネークが見える。
「そこか!」
大きな鎌をグルグルと回転させながらブロススネークの真上に落ちるサイズ。
飛行をあえて使わず、重力による落下の勢いを攻撃に乗せるのだ。
サイズの大きな鎌はコアだ。それをむき出しに敵へと叩きつけるのは覚悟がいる。
「勿論、無茶な降り方だけど……それがどうした、これなら少しでも敵にダメージを与えれて、クフェアさんの安全とトレードできるなら安いものだ!」
「グギャァ!」
「……っぐう!」
ブロススネークは突然の攻撃に悲鳴を上げる。
サイズは落下の衝撃で、全身の骨が軋んだ。相当なダメージがサイズの身体に入る。
すぐさま怒りに満ちた目でサイズを睨み付けるブロススネーク。
「す~ぱ~、イナズマきぃ~っく!」
サイズに牙を剥くブロススネークにフランドールは蹴りを叩き込んだ。
彼女もサイズと同じように落下のダメージを負いながらもクフェアを助ける事を優先したのだ。
「ここはアタシに任せて、先にクフェアの所へ行って!」
「すまない! 先に行く! 待ってて下さいクフェアさん! 今助けます!」
サイズは鎌を背負いクフェアの元へ走り込む。
「もう大丈夫ですよ。安心して下さい」
「ふえええん」
クフェアはサイズに抱きついて腕の中で泣きじゃくる。
●
「キミ達の縄張りに入ったのはこっちだけど~、アタシ達も人助けだからね~。悪く思わないでね~」
先行してサイズと共に魔物の群れの中に入ったフランドールは声を張り上げる。
「このまま黙って帰してくれるなら~、アタシ達もこれ以上手は出さないけど~、どうかな~?」
既に傷を負っている仲間が居るのだ。そうは問屋が卸さない。
威嚇するように魔物がフランドールを囲む。その中にはエキドナの姿もあった。
「――領域に立ち入る愚かな妖精(はむし)共よ。
無礼はその命を以て購いとしてくれん。我が名はアルシノエ、月灯園のミストレスであるぞ」
禍々しいオーラを纏うエキドナにフランドールは背筋を震わせる。
「う~ん、命を購いか~。参ったな~、アタシ死体だからね~。他の皆の命もあげられないし~、それじゃあ仕方ないよね~」
フランドールはエキドナや魔物の総攻撃を一手に引き受けた。
モカは青い彗星の如く猛進で崖を滑り降りる。
敵を巻き込み物凄い威力の攻撃が彗星の尾を引いて戦場を走った。
モカの来襲に気付いたウィンドエレメンタルが風を吹き荒らせる。
「く……!」
「援護します……!」
メイメイはモカへの攻撃を遮る形で精霊の力を借りて壁を作り出した。
「一緒に降りるのだわ!」
「はい!」
華蓮はメイメイの手を引いて崖を降下していく。
二人を狙うようにウィンドエレメンンタルが風の刃を放った。
「危ないのだわ!」
「僕に任せて! 先に降りて!」
ウィリアムの優しい声と共に。轟音が戦場に響き渡る。
迸る雷撃が地上の敵を打ったのだ。
ルフナは崖上に残り降下していく仲間を援護する。
しかし、集中攻撃を受けるフランドールに回復を届ける為には自分も降りていかなければならない。
効果範囲の球形を想定すると、なんとも微妙な距離なのだ。
「仕方ないね。僕も行くよ」
空飛ぶお布団に乗って月光の下へ飛び出した。
「落下中はフリーフォールよりは速度を緩めるから、敵の攻撃の的にならないように気をつけないとね」
ふわふわとくるくると降りてくるルフナ。
「タンク名乗れる程度の耐久はあるし、多少なら反撃もできるんだけどね」
それよりも、まずはフランドールの回復を優先しなければ。集中攻撃を受けた彼女は奮闘に奮闘を重ねボロボロの状態だ。
「フランドール君、よく持ちこたえたね。凄いよ!」
「へへ~ん。アタシの勝ちだね、アルシノエ! あんたにアタシの命は奪えなかった!」
勝ち誇るフランドールにアルシノエは苦虫を噛みつぶした様な顔をする。
「く……小癪な」
アーマデルが土埃を上げながら崖を下っていく。
目の前に現れた魔獣ブロススネークをじっと見つめ首を振った。
「……倒そう」
アーマデルは自身に加護をくれた死神の眷属が有翼蛇なので、蛇っぽいのを見るとアリかナシかつい考えてしまうのだ。
「よし、全員揃ったのだわ。一気にたたみかけるのだわ!」
華蓮のかけ声と共にイレギュラーズが猛攻を開始する。
「あ、足を踏み入れたことには、お詫び、します。
で、でも、この子は連れて帰らないと、いけません、ので」
メイメイは魔物たちに声を掛ける。自分達の目的はあくまで少女の救出で。魔物達を殺すことではない。
しかし、それを敵は理解しないだろう。
自分達の領域に踏み込んできた不届き者だと思っているのだ。
「フロックス殿に頼まれて助けに来たぞ。安全な所にいるならそのまま様子見して。
危険な所なら出てきて合流してくれないか」
アーマデルは妖精の少女へと声を掛ける。
敵を多く巻き込むように志半ばにして斃れた英霊が残した、未練の結晶が奏でる音色を繰り出す。
分割された刃をワイヤーで繋いだ鞭がしなり、敵を切り裂いた。
それは命を削る程の努力を踏み躙られ、偽りの聖女と誹られし者の怨嗟だ。
刃は踊るように。物悲しく。狂気に満ちて。不協和音を奏でる。
――毒蜂乱舞脚。
モカの繰り出すは、残像が見える程の蹴突。
毒蜂の群れの如く敵を巻き込み急所を打ち抜いていく。
「こんなに綺麗な花畑なのに~、風吹き荒らしたり毒撒き散らしたりして~、そんな事したら~お花が可哀想だよ~?」
ぐったりとした身体を押してフランドールがアルシノエを挑発する。
「小賢しい羽虫どもめ!」
アルシノエの攻撃に叩きつけられるフランドールの身体。
しかし、それを支えるのは華蓮の腕だ。
「大丈夫なのだわ! すぐ回復するのだわ!」
「はは、ありがと~!」
フランドールの真横を雷の槍が飛んで行く。
それはウィリアムが放った雷華槍だ。凄まじい命中精度でアルシノエの身体を貫く雷。
花が咲くように走る雷撃にアルシノエは膝を着く。
「くそ……なんて強さ」
「ていうか、こんな綺麗な花畑で毒だなんて野暮だよね。まさしく毒婦って奴だ」
「何だと……!」
ルフナの光翼がアルシノエを打つ。
戦いはイレギュラーズの猛攻により、優勢に進んだ。
敵は怯え、逃げ去り。風の精霊は鎮まった。
●
クフェアを抱きかかえたサイズは横穴から花畑へと出てくる。
しかし、そこは戦場。
ブロススネークがサイズとクフェアに襲いかかる。
「クフェアさんに傷一つ付けさせはしない!」
背中のコアで敵の攻撃を受け止めたサイズは全身に広がる痛みに耐えた。
パンドラの中の可能性を掴んでも手に入れたいのはクフェアの安全。
そのためなら、自分がどうなっても構わない。
「危ないからしっかり捕まっててくださいね」
「う、うん!」
制御不能なブリンクスターに火を入れたサイズは、ブルブルと震えるブースターの勢いに任せて崖の上に舞い上がる。
「きゃあああああ!?」
「大丈夫!」
空中で分解していくブリンクスター。サイズは崖の上にクフェアを下ろし、すぐに踵を返す。
「ここで待って居て下さい」
崖下へ降りていくサイズをクフェアが見守っていた。
――――
――
イレギュラーズは魔物との戦いに勝利して、少女の周りに集まっていた。
「安心して、妖精のお嬢さん。怖い魔物はみんなやっつけたから。お腹すいたろう。とりあえずこのお菓子を食べてね」
モカは携行食用に持っていた砂糖菓子をクフェアに差し出す。
それを受け取った少女は一口食べて満面の笑みを零した。
「さて……そろそろ町に帰ろうか。この愉快な仲間たちがお送りいたしましょう」
「こんにちは、もう大丈夫なのだわよ。怖かったでしょう……頑張って耐えて、とってもとっても偉かったのだわ」
華蓮がクフェアを抱きしめぬいぐるみを手渡す。それをぎゅうと抱きしめた少女はにっこりと笑った。
「……こわかった、ですよ、ね。よく、がんばりました。
でも、世界を、嫌いにならないでください、ね。今回は、少し、失敗しちゃいました、が、次につなげることが、出来ました。まだ、まだ、世界はクフェアさまに、開かれています、よ」
「ありがとう、華蓮さんメイメイさん。私は平気。だってみんなが助けてくれたから。
あのね、凄かったの。サイズさんがお空にビューンと飛んで、王子様みたいだったの」
「いや、俺は当然の事をしたまでです」
「ふふふ、ありがとうなの」
妖精の少女の声を聞きながら、ウィリアムはアルシノエ達の事を想う。
「倒さねばならない敵だし、決着をつけた事に後悔は無いけど、今回はこっちがお邪魔した方だからね」
月が綺麗な夜の花畑で眠る邪妖精エキドナにウィリアムは祈りを捧げた。
「おやすみ、アルシノエ」
まんまるの月はこもりうたを謳うように、邪妖精の身体を包み込んだのだ。
成否
成功
MVP
状態異常
あとがき
イレギュラーズの皆さん、お疲れ様でした。
無事に少女を救うことができました。
MVPは奮闘した方にお送りします。
それでは、またのご縁をお待ちしております。
GMコメント
桜田ポーチュラカです。
魔獣に襲われている妖精の少女を助けてあげましょう。
■依頼達成条件
魔物達の討伐または撃退。
妖精クフェアの救出。
■フィールド
崖の下にあるお花畑。月明かりが綺麗な夜です。
垂直に切り立った崖を降りると、魔獣が居ます。
十メートルほどの高さ。
■敵
花畑に潜んでいた魔物達です。
近づく者に攻撃してきます。
崖を降りている際にも、攻撃されるかもしれません。
何か対策があると良いでしょう。
・魔獣ブロススネーク×6
花に擬態する蛇のような魔物です。全長四メートルぐらい。
するどい牙には毒があり、巻き付くことで麻痺させます。
・ウィンドエレメンタル×6
魔物の瘴気で荒ぶった精霊です。倒すと鎮められます。
風の刃を放つ出血攻撃や、範囲に対する吹き飛ばし攻撃をしてきます。
・邪妖精エキドナ:アルシノエ×1
下半身が蛇、上半身が女性のような魔物です。
魔物達を従えています。
毒の魔術を使い、尻尾で近くの広範囲をなぎ払います。
■クフェア
妖精郷アルヴィオンにあるエウィンの町に住む妖精の少女。
好奇心旺盛で探検が好きな、明るい少女です。
今は崖の下のほうにある小さな横穴の中に居ます。
ブロススネークが一体、入り口に体当たりを繰り返しています。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
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