シナリオ詳細
春の兆し舞踊る冬
オープニング
●春の兆し舞踊る冬
深緑『アルティオ=エルム』に眠る遺跡の果てにある、伝説の土地『妖精郷アルヴィオン』。
そんな土地の一角にある、極々平和な妖精の町『ラランシェ』には、冬の季節であったとしても、空は穏やかに晴れ、うららかな気候に飛ぶのは小さな小さな妖精達が住まう。
香る花に腰掛けて、他の妖精達と会話をしたり、一緒に空を飛んでみたり……と、正しく妖精達が安らぐ地。
しかし、そんな妖精達に対し、恐れられる者達、脅威となる者達が居る。
「グフフ……」
にたりと笑うのは、身長2m程度の小鬼……いわば、オーガ達。
彼等にとって妖精達は、同じ土地に住む邪魔な存在。
小さい体の妖精達は、さっさと殺してこの土地を我が物にしよう……といった考えを持って居る。
しかし、そんな時に限って……邪魔な存在が邪魔しに来る。
「ドウダ? イナイカ?」
「アア」
等と仲間達と言葉を交わすオーガ。
今なら邪魔なイレギュラーズ達が居ない……今日こそ妖精達を殺し、この町を我が物にしようと咆哮を上げ、殴り込んで来た。
●
「イレギュラーズの皆さん、あの、ちょっと話を聞いて欲しいのです!」
と、偶然妖精郷を訪れていた君達の顔の辺りをぐるぐると飛び回りながら、注意を引き付けようとしている『女王の侍女』フロックス。
何事か、と小さな彼女に視線を向けると、小さくぺこり、と頭を下げながら。
「私達の街の一つが、オーガによって滅ぼされてしまったのです! イレギュラーズの皆さん、退治して来るのです!」
小さな体で、思いっきり拳を握りしめて、大きな動きをするフロックス。
「幸い、その街に住んでいた皆は命からがら生き延びたのです! でも、このまま私達の街を支配させておく訳にはいかないのです!」
「オーガ達は、イレギュラーズの皆さんが居ない時を見越して街を襲ったのです。酷いのです! そんなオーガ達を、もっと酷い目に合わせて欲しいのです!」
「オーガ達は、凄い人数で街を支配したのです! 正しく数が物を言うとばかりに、力技で襲い掛かって来たのです! でも、街を支配した事に、既に満足しているみたいで、丁度油断しきっているみたいなのです。その隙に、逆にイレギュラーズの皆さんが襲撃する事で、敵の不意をつけると思うのです!」
小さな体で大きく動くフロックス。
そして、最後に。
「もう幾度かイレギュラーズの皆さんに酷い目に合わされているオーガ達だから、皆さんがいない時を狙った様なのです。でも、まだまだイレギュラーズの皆さんはこの妖精郷にあるのです、と知らしめて欲しいのです! 宜しくお願いします、なのです!」
と小さくぺこり、と頭を下げた。
- 春の兆し舞踊る冬完了
- GM名緋月燕
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2020年10月22日 22時00分
- 参加人数8/8人
- 相談6日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●春は麗らかに
深緑の中に存在する、遺跡の果てにある伝説の土地『妖精郷アルヴィオン』。
そんなアルヴィオンの一角には、極々平和な妖精の街『ラランシェ』があり、可愛く小さな妖精達が住まう。
そんな周囲は温暖で、春の様な麗らかな気候……しかし、安らぎを求めぬモノも居る様で。
破壊者『オーガ』を倒してきて欲しい……と、女王の侍女フロックスより話を聞いたイレギュラーズ達は、フロックスの案内を受け、ラランシェの村の近くまで誘導して貰っていた。
そしてフロックスが『宜しくお願いしますなのです!』、とぺこり頭を下げて、その場を離脱した後に『(((´・ω・`)))シ ミゞ』矢都花 リリー(p3p006541)が。
「……いやさ、イレギュラーズがどうとか言ってるけど。あたい遭った事ないし……敵もオーガでもオークでもどっちでもいいけどさぁ……アルヴィオンがせっかく落ち着けたのに、また仕事を増やすとかありえなくない……? これ、せっかく掃除した床に蜂蜜をぶちまけるが如き思想っしょ……? 自分たちは街の中でくつろいで、あたいらに働かさせるとか完全にギルティだよねぇ……」
気怠げな彼女の口から、次から次へと零れてくるのは、不平不満。
そんな彼女の言葉に『その色の矛先は』グリーフ・ロス(p3p008615)が。
「まぁ……オーガ達も生きる為にって言う考えなのでしょう。生存競争はあって当然です。彼等が勢力を広げようというのも否定はしません。その上で、ワタシは依頼を受けて、こうして妖精郷として彼等と対峙しているのです」
「まぁ、確かにそうだけどさぁ……」
グリーフの正論に、更に口を尖らせるリリー。
そんな二人の言葉にまぁまぁ、と『(((´・ω・`)))』ソニア・ウェスタ(p3p008193)は宥めつつ。
「大きな戦いが終わっても、普段通りの生活を取り戻すには時間が掛かるものですよね……だからこそ、早く私達の手で、妖精の皆
さんの平和な暮らしを取り戻してあげたいものです」
それに『カースド妖精鎌』サイズ(p3p000319)と『呪い師』エリス(p3p007830)、そしてグリーフが。
「そうだな。オークでもオーガでもどっちでもいい。妖精の敵の時点で俺からしたら即斬滅! の対象だ! 妖精の敵は俺が全力で斬り倒す……慈悲なんて元から掛ける気はない!」
「そうですね。イレギュラーズが居ない時を狙って街を襲うとは、悪知恵が働くオーガもいるものです……それはそうとして、これ以上悪事を働くことが無いようにオーガ達を倒してしまいましょう!」
「そうですね。復習を防ぐためにも、取り逃さないよう、気を付けましょう」
そんな仲間たちの言葉にうー、と一声唸った後。
「仕方ないなぁ……そんなに寝たいんなら、このバールで頭ぶったたいて永遠に寝かせてあげるよぉ……覚悟……」
と、『血染めのバール』をぶんぶんと素振りするのであった。
●春の嵐
そしてイレギュラーズ達は、約束の街『ラランシェ』が見える所に到着。
……その視界の中に、小さな街が広がり、そこを我が物顔で支配しているオーガ達。
その身は街の建物に一切隠れているという訳もなく……旗から見れば、おままごとをしている様に見えなくも無い。
「わー、オーガがいっぱいいるのですよ」
それを見た『マヨ外交』ラクリマ・イース(p3p004247)が驚くように声を上げると、それに『謡うナーサリーライム』ポシェティケト・フルートゥフル(p3p001802)は小首を傾げ。
「大きなオーガが妖精の街を壊すのって、お家が欲しいというよりは、きっと、小さいものから奪いたいのよね?」
と、明らかに彼等の体の大きさに合わない街並みに、素直にそう感じる。
それにグリーフは。
「……そうですね。小さいモノから奪おうとする。彼等はそれに至福を覚えているのでしょう」
「ん……それは、だめ。オーガ達、あなた方は縄張りを越えすぎた。生き物のすみかは、正しく分けなくちゃ」
そしてラクリマも。
「そうですね! 数の暴力ほど怖い物はないですから、油断しないように力を合わせて倒していきましょう! この深緑を荒らす者は絶対に許さない、慈悲は不要!! 一匹たりとも逃がしはしないのです! 血祭りです!!」
ぐっ、と拳を振り上げるラクリマ。
それにそうだねー、と笑いながら『(((´・ω・`)))』ヨハン=レーム(p3p001117)が。
「それじゃー、作戦開始と行きましょうか。今回はどんな作戦で行くんだっけ?」
改めて確認するヨハン、それにサイズが。
「まぁ順当ではあるが、両面から挟み撃ちの挟撃が順当だろうさ。逃げ道も奪えて一石二鳥だしな」
と言うとヨハンは。
「ははぁ、挟撃。たしかに戦術としては古典なのですけど、不朽の策ですねぇ。でもこの作戦、基本は兵力差あっての挟撃ですから、今回は質で上回る必要がありますね。まぁ、この手の総力戦は慣れているので……全力で駆逐してくれよう、ってな感じですね!」
「ええ、確かに。では背面からラクリマさん、リリーさん、グリーフさんと私の四人が背面に回り込む……でしたね。前面の方での引付けは、宜しくお願いします」
「了解ー」
手をヒラヒラと振り、二班に分かれるイレギュラーズ達。
仲間達がかなり離れる事で、オーガ達が此方に気付いたとしても仲間だと分からない様に細工。
そして……。
「それでは、始めましょう」
ポシェティケトが促し、サイズ、ヨハン、エリスと共に、町に向けて突撃開始。
「行くぞーっ! オールハンデッド!!」
と大声で叫びながら、ヨハンが先陣切って突撃。
その突撃に気付いたオーガ達。
『……ナニッ!?』
『キタ、イレギュラーズダ!!』
驚くと共に、心の中のトラウマが刺激されるオーガ達。
だが、イレギュラーズの人数は4人……対して自分達は40体と、10倍居る訳で。
『オイ、四人ダケダゾ?』
『オカシイ……少ナスギルダロ!?』
と、その人数に不審がるが、イレギュラーズ達は並々ならぬ気迫と、特攻精神で以て瞬く間に近づいてくる。
……そんなイレギュラーズの雰囲気に。
『オイ、タブンコイツラダケダ! アツマラナカッタンダロ!』
『ソウダナ、ヨシ、トットトツブスゾ!!』
敵対するのは、今来る4人だけ、と勘違いし、全員が彼等の方に対峙し、注意を向ける。
無論、その注意が逸れない様、対峙すると共に再度ヨハンがオールハンデッドを発動し、仲間達の命中を上昇させる。
援護を受けたサイズが続き、剣魔双撃で手近のオーガに渾身の一撃を叩き込む。
更にエリスがルーン・Hで範囲攻撃を穿ち、取りあえずサイズの撃った一体、倒れる。
そして最後にポシェティケトが。
「砂の粗しをお願い、クララ」
と、熱砂の精を使役。
ヘビーサーブルズを発動し、オーガ達に纏めて呪縛効果を与えていく。
そして、イレギュラーズ達の攻撃が一巡した後、オーガ共の反撃開始。
前衛にいるオーガ共は、棍棒の様なモノを使い、力尽くでぶん殴る。
一方、至近距離攻撃が当たらない者達は、木を削り出して作った粗末な弓矢で反撃。
変な能力は無いけれど、純粋にダメージがかなり高い。
それにまだ39匹も居るので、躱しても躱しても、次から次へと攻撃が襲い来る。
次の刻、サイズが。
「俺は妖精鎌サイズ! 妖精の刃として戦う力術なき、己より小さい妖精を襲うことしか出来ない、肉体のデカさに反して器が妖精の体より小さき、妖精の敵を斬りに来た!」
とオーガ達を蔑む、名乗り口上を上げて怒りを買う。
そして流れる様に、剣魔双撃で敵一体に攻撃。
更にはヨハンが魔神黙示録を発動し、己に傷を負いつつも、仲間のAPの充填効果を付与。
そして、ポシェティケトは更に敵陣にヘビーサーブルズを追加付与し、更に呪縛効果を広げ、エリスは仲間達が食い込んでいる状況なので、識別効果を持つ鬼哭啾々で追加攻撃し、更に一匹討ち倒す。
続くオーガ達の反撃。
まだまだ手数が多く、中々のダメージを喰らわざるを得ない。
とは言え、そんな四人の陽動作戦に上手く乗ってしまっているオーガ達。
ラクリマ、リリー、ソニア、グリーフの四人は新月の香水など、気配を消す携行品なども活用した上で大きく回り込んで行き、街の裏手へとやっと到着。
……まだオーガ達は気付いていないのを確認し。
「さぁ、汚物は起きる前に消毒だよぉ……」
くすりと笑いながら、背面から接近。
『……!? ウシロウシロ!?』
流石に足音に気付いた後衛のオーガ……だが、前衛陣は戦いに夢中で、そんな話しを聞く耳持たない。
その間にリリーが、バール(1箱)をぶん投げて攻撃し、踏み込む。
『ナンダトッ!?』
流石に数匹のオーガも気づき、背面に構える。
……そして後衛も街に辿り着いたと同時に、グリーフが保護結界を展開し、街の被害を最小限に抑える様に戦場を整える。
次の刻、オーガ達は前衛、後衛どちらにも敵が入る状況に、混乱。
とは言え、攻撃手段は単純なので、手近な相手を殴り始める。
だが、そんなオーガに、更にポシェティケトとサイズが。
「ほら、こっちへいらっしゃいな、小鬼さん。鹿と遊んで下さいな」
「辛うじて戦える鍛冶妖精を倒すのにこんなに手間取ってる時点で強さが知れてるぜ!」
と名乗り口上で敵を惹きつける。
そして先に対峙した者達は、オーガ前衛の攻撃を確実に引付ける。
対し後衛のラクリマはルーンシールドで自分に物理攻撃無効の盾を貼り、更にグリーフもメイドインメイドで、防御力を引き上げる。
そしてソニアが。
「……正直なところ、せっかく先の戦いで妖精郷に春を取り戻したのに、こうして氷の魔法を用いて攻撃を行うのは少し気賀退けますが……仕方ありません」
と零しつつ、フリージングエッジを放つ。
そしてソニアに続くリリーは変わらずバールの箱をポンポンと投げ続け、攻撃為ていく。
勿論攻撃すれば、後方にターゲットが向きかねない。
だが、そこはしっかりとラクリマとグリーフの二人が身を呈する事で、後ろに決して射線を通さない。
そんなイレギュラーズ達の両面作戦……当然逃げ道も塞がれている。
とは言え数で押し切ろうとする戦い方は、敵数が多い内にはまだまだ有効に機能する方法であるし……一斉に動き回れば、防衛網を力尽くで突破する事すら可能であろう。
そんなオーガ達の知的作戦を封じる為に、幾度となく。
「ほら、こっちだぞ、オーガども!」
「鹿のステップに、ついてこれないの? ……やっぱり、小鬼なのね」
小馬鹿にするような口調、かつ仕草でオーガ達に尚履行上での怒り付与を行い、逃げようとする隙を完全封鎖。
そして、死に物狂いで立ち塞がるイレギュラーズをボコボコにする為だけに、単純に殴り続ける。
敵数が多い内は、流石に躱しきれずにダメージは蓄積していく。
しかし倒れようとも、パンドラの力と共に立ちあがり、ヨハンの天使の歌や、サイズのアイスフィア、ポシェティケトのミリアドハーモニクスなどを回す事で、決して防衛線を崩す事は無い。
そして、背面から攻めるリリーとソニア二人が、ラクリマとグリーフに護られつつ、バール投げとフリージングエッジの連打で後衛オーガを怒濤の勢いで減らして行く。
……そして、前面からイレギュラーズ達が仕掛け始めてから十数分。
弓矢使いのオーガを全て討ち倒し、残るオーガは全てが殴る奴らのみ。
ただ、前面、背面どちらからも攻撃されるとなれば、どちらかはがら空きの状態になってしまう。
そんな敵の向きを見た上で、攻撃相手を前面、背面両面から、がら空きな相手に確実、かつ大ダメージの一撃を嗾けていく。
不意を突いた範囲攻撃にて、今迄もダメージをかなり受けていて、ボロボロなオーガ達を一網打尽にし……残るオーガは、ほんの数匹。
『グゥゥ……マタ、カヨ……』
苦悶の悲鳴を上げるオーガ……だが、そんなオーガに。
「どれだけ傷ついても垂れても、必ず斬り倒す、妖精の敵を!」
とサイズが強い口調で言い放ち、渾身の一撃。
その一閃に大きな傷を負い、ふらつき、転倒。
そして。
「俺の魔導書は最強なのです!」
と、ラクリマが魔導書で殴りかかり……その一撃に、全てのオーガは崩れ墜ちた。
●春は訪れ
そして、どうにかオーガの群れを全て倒し切ったイレギュラーズ。
「……どうにか終わった様ですね」
静かに息を吐くグリーフ、そしてソニアも。
「その様ですね……本当、皆さんお疲れ様でした」
と労いの言葉をかける。
……そしてポシェティケトが。
「無事に終わったけど……街の壊れたところはない? 治すお手伝い、出来るかしら?」
と周りを見渡す。
保護結界をグリーフが掛けてくれたお陰もあり、幸い大きな被害は無さそう。
とは言え、イレギュラーズ達が来る前に、オーガ達が自分達の棲みやすい様に壊したりした所は、当然壊れたまま。
「取りあえず、この辺りとかかしら? サイズさん、エリスさん。手伝って貰えないかしら? 私の大きさだと、妖精さんにとっては大きすぎると思うから」
「うん、勿論だよ。妖精達にとって、もう一度住みやすい街にしてあげたいしな!」
「そうですね。それじゃポシェティケトさんに大まかな形を作って貰って、それを私達が、私達の大きさに合わせるとしましょう」
「うん……あと、外敵に狙われないよう、『イレギュラーズ守護の街』とか旗を立てるのはどうかな……?」
……と、ポシェティケト、サイズ、エリスが街を再建開始。
その最中は、グリーフは周りにしっかりと警戒網を張る事で、更なるオーガや、別の外敵が近づかないようにしつつ、残るイレギュラーズ達は、オーガの死体を土へと埋める。
数時間掛けて、街の復興が終わると共に。
「それじゃ、終わりだよねぇ……んじゃ、フロックスに伝えて、後は任せよぅか~」
面倒臭そうなリリーだが……後は街に妖精さん達が戻ってこない事には始まらない。
再び、この様な事が無い事を祈りつつ、イレギュラーズ達はアルヴィオンへ戻るのであった。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
今回大量のオーガ達が相手でしたが、挟撃作戦で無事に作戦コンプリートとなります。
深緑シナリオに参加頂きました皆様、ありがとうございました!!
GMコメント
皆様、こんにちわ。緋月 燕(あけつき・つばめ)と申します。
今回の依頼は深緑第二弾、の妖精郷『アルヴィオン』で暴れるオーガ退治です。
●妖精郷アルヴィオンとは
アルティオ=エルム(深緑)に眠る遺跡の果てにある、伝説の土地です。
妖精達が平和に暮らしています。
魔種に蹂躙されたアルヴィオンをイレギュラーズが救いました。
妖精達はイレギュラーズに深い感謝と信頼を抱いているでしょう。
●成功条件
オーガ達を全部、完膚なき迄に叩き伏せることです。慈悲はいりません。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
●周りの状況
今回オークは街を支配しております。
とは言え妖精郷ですので、オークの体にはとても小さく、傍から見れば野宿している様な感じでしょう。
でも彼等は妖精を街から追い出したという事で、満足している様です。
ただ今迄に何度もイレギュラーズの皆さんに酷い目に合わされている様なので、周囲の警戒心は高めです。
真っ正面から戦うと、数が多い為苦戦するでしょうから、何らかの作戦を考えた方がいいかもしれません。
●討伐目標
敵となるのは、オーク40匹です。
つまり、1人辺り5人を倒さなければ鳴らないという、正しく数の暴力を体現している状態です。
ただ、個々のオークの戦闘能力は高くありません。
基本、棍棒の様な物で至近距離に近づいたらぶん殴るか、遠くにいたら粗末な弓矢を放って攻撃してくる程度です。
それでは、イレギュラーズの皆様、宜しくお願い致します。
Tweet