シナリオ詳細
テトラドトキシンザウルスを討伐する依頼
オープニング
●混沌世界はやっぱり異世界
「ニャア、『てっちぇり』って食べたことあるさね?」
その日、プランクマン(p3n000041)が言い出したそれに、皆の反応は様々だった。
食べたことがある者、食べたことのない者、食べてみたいけどちょっと怖いという者、様々だ。
その中で一人が、おそるおそる手をあげた。
「あのー……」
「ニャ?」
「『てっちり』のこと?」
「いんや、てっちぇり。それでニャ――」
どうやら違ったようだ。手を上げた彼も、首を傾げながら着席する。
「てっちぇりのメイン素材、フグゥを捌くには検定をクリアしないといけニャアさね。ま、その辺は常識だし、知らないわけもニャアね」
「あのー……」
「ニャ?」
「フグのこと?」
「いんや、フグゥ。それでニャ――」
腑に落ちないものを感じながらも、着席する挙手者。
「その検定で、ちと困ったことが起きてね」
●ファッションで最も大事なのは空気を読むこと
フグゥ検定の最終試験がテトラドトキシンザウルスの討伐であることは皆が知る通りだが、今季の試験ではひとつの問題が発生した。
検定受験者全員が、二次面接までで落ちたのである。
経緯を聞くとこうだ。
二次面接試験での案内用紙には『フォーマルな格好でなくても問題ありません』と確かに記載されていた。
そこで受験者全員が、あろうことかメタルパンクファッションで面接に挑んだのである。
当然、『フォーマルな格好ではない』というのは『趣味全開の服装で良い』という意味ではない。
面接官は唖然。かくして受験者全員が二次面接にて不合格となったのだ。
そこで困ったのがフグゥ検定協会である。
試験用に準備されていたテトラドトキシンザウルスを処分せねばならなくなったからだ。
幼年学校の教科書にもあったが、テトラドトキシンザウルスは年を追うごとに狂暴になり、毒素も強くなっていく。
よって、次期検定まで同じテトラドトキシンザウルスを飼育しておくことは不可能なのだ。
無論、フグゥ検定協会の会員は全員が フグゥ検定保持者。つまりは単独でテトラドトキシンザウルスを討伐する実力を持っている。
しかし、如何せん人手が足りず、こうしてギルドにお鉢が回ってきたというわけだ。
「検定以外でテトラドトキシンザウルスの狩猟は滅多に行えないさね。もしフグゥ検定受験を考えているなら、良い受験対策にもなる。じゃ、頼むさね」
- テトラドトキシンザウルスを討伐する依頼完了
- GM名yakigote
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2019年05月03日 11時55分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●円型の闘技場で怪獣と戦う僕ら
フグゥという食材の発見は、まったくの偶然から始まった。成長したテトラドトキシンザウルスは狂暴で手のつけようがない上に、比較的人里の近くを住処とすることが多い。よって幼体の頃から確認次第討伐というのが古来の習わしだった。それが現代において食性理由により一定年齢まで成長させることが好ましいとされるまでになったのだから、驚きである。
それは鉄帝の闘技場にも似た円型の舞台だ。
違いがあるとすれば、観客席に類似するものが無いことだろう。これが人に見せることを考えてはいないとよく分かる。
高い塀は万が一にも逃げ出せないようにするためだろう。
テトラドトキシンザウルスは狂暴だ。この検定で毎年何名かは命を落とすと聞いている。それぐらい、フグゥ検定とは厳しいものなのだ。
「『てっちぇり』も『ふぐぅ』も食べた事はないけれど、聞く限り美味しそう……かな」
専門店でしかお目にかかれない上に高級食材に類するため、フグゥは話に聞くことはあっても一般家庭ではそうそう食べられるものではない。
『饗宴の悪魔』マルベート・トゥールーズ(p3p000736)も例外ではなく、『てっちぇり』なるものを見たこともなかった。
「毒があるものほど美味しいともいうし、今回の討伐対象の君にも期待しているよ?」
「フグゥ検定なのに、全く違うモンスターの討伐が最終試験なのですか」
検定の最終試験がテトラドトキシンザウルスの単独討伐であることは周知の事実であり、
協会もその事実を認めている。
『Tender Hound』弓削 鶫(p3p002685)もその事実を知らないではなかったが、どうしてテトラドトキシンザウルスを討伐できなければならないのかは不明である。
「……ふむ。そこにある意味を見出せるかどうかが、合否を決めるラインと見ました」
「あたし、フグゥって、食べたこと、ないなあ……」
『孤兎』コゼット(p3p002755)もフグゥが高級食材であり、なかなか手の届かないものであるというのはわかっている。ちょっと奮発してお寿司を、というレベルのものではないのだ。
世の中には偽物のフグゥも多く、素人ではフグゥの見分けをつけることも出来ないので、専門店以外で安価に購入することも出来なかった。
「一回食べてみたいなあ、フグゥ……おいしいのかなぁ」
「もしやこのザウルスに勝てぬようではお話にならないレベルの危険生物なのか……?」
『瞬風駘蕩』風巻・威降(p3p004719)には、フグゥとは聞き慣れない言葉だった。
毒があるので捌くのに特殊な技術が必要と言うなら理解できるが、その為に他の生物を討伐できなければいけないというのがいまいちピンとこない。
典型的な異世界型フランクリン現象である。次元間移動者がよく掛かるアレだ。
「それとも単にこのザウルスの部位の名前なのか……気になる」
「全員不合格って、面接官もやるもんだわ。変な合格例作るわけにもいかないんだろうけど」
『見敵必殺』美咲・マクスウェル(p3p005192)は言葉とは全く別のことを考えていた。
何だかそれを口にされるのを待機されている気がして、抑え込んでいるのである。
(フグゥってなんだよ なんで毒怪獣ひと狩りする羽目になってんのよ――みたいなことは思っても言わない。言ってやるもんか!!)
典型的な異世界型フランk(ry
「フグゥ検定、教本ぐらいは読んだことがありますが、実地ははじめてですわねー」
命の危険が伴うため、徹底したテスト対策を推奨されるフグゥ検定。保持者には国家から年金が与えられるほどだが、『氷雪の歌姫』ユゥリアリア=アミザラッド=メリルナート(p3p006108)もまだ受験経験はなかった。
「何でしたかしら、テトラドトキシンザウルスの希少部位が『フグゥ』だったようなー……」
ううむ、どうやら教本を読み直す必要があるようだ。
「風の噂で聞いていたフグゥ検定、何やら面白そうな話で御座るな」
自分には遠い世界の話だと思っていたフグゥ検定。まさかその最終試験に使われるテトラドトキシンザウルスを討伐する日が来ようとは、『黒曜の鴉』如月=紅牙=咲耶(p3p006128)にも思いもよらない事だった。
「しかし、あの美味いと聞くフグゥとオオトカゲに何の関係が……」
教本の135頁参照である。筆記試験には必ず出るほどの問題なので、受験する際には読み返しを勧めよう。
「おー、ガウガウ! 毒のガウガウ! あれガウガウそっくりだゾッ!」
『原始力』リナリナ(p3p006258)が鉄柵の向こう側から体当たりを繰り返すテトラドトキシンザウルスを指さして言う。
「強そうだけど、本当のガウガウと比べたら。赤くないし、頭の数も体格も3分の1!!」
それもしかしてキングg(検閲)。
「おー、みんなで戦う! 勝てる! ガウガウ(偽)を倒して、てっちぇり食べに行く!! 食べに行く!!」
時間ですと、協会スタッフから声がかかる。もう間もなく、あのテトラドトキシンザウルスを閉じ込めている鉄柵が開かれるのだ。
皆気を引き締め、得物に手をかけた。
●その歯並びは命を刈り取る形をしていた
しかし、いくらフグゥのためとは言え、成長したテトラドトキシンザウルスは極めて危険な存在である。その美味を求め、テトラドトキシンザウルスに戦いを挑んだ料理人は後を絶たなかったが、『テトラドトキシンザウルス食いがテトラドトキシンザウルスに食われる』などということわざが生まれたほどである。だから検定が生まれたのだ。
けたたましいブザー音と共に、ゲートが開かれる。
以下にも狂暴、食欲旺盛といった大きな顎をゆっくりと開き、ぼたりぼたりと毒のよだれを垂らしながら、それはイレギュラーズに視線を向けた。
獲物と決めたのだろう。久々のディナーにと決めつけたのだろう。
目の色が変わり、それは戦闘開始を告げるゴングとして。
大きな吠声をあげた。
●毒スプラッシュ
より成長したテトラドトキシンザウルスを討伐した方が、美味なフグゥを手に入れられることは一般常識だ。しかし市場に出回っているフグゥは精々、4~5歳程度のもの。それ以上は検定合格者であっても討伐は困難である。9歳等級のテトラドトキシンザウルス討伐者に国から報奨が出たという話もある。市場価格は小指の先ほどで従来とは2桁の違いが出たらしい。
手数の有利、地形の平等、体力の不利。
それらの要因からマルベートが選択したのは、短期決戦であった。
飢えた獣同士がぶつかるかのように、迫り来るテトラドトキシンザウルス目掛けて突進するマルベート。
掬い上げるような軌道を描いて迫りくる大顎をスライディングで回避すると、そのまま巨大な図体の真下、上を見上げれば首から腹までが一望できる場所。
狙うのは足だ。仲間同士で同一点を狙いやすく、巨体を支える柱であるため、崩せた際のリターンが大きい。
槍を構え、突き刺し、抉る。その傷を狙いもう片槍を突き刺してまた、抉り取る。
敵は巨大。身じろぎは体当たりに等しく、掠っただけのつま先がまるで大鉈のよう。
だがマルベートは痛みに眉を顰めても、その手を止めることはない。
貫き、刻み、抉り。噴き出すそれが、マルベートの髪を、服を、肌を赤く染めていく。
手の甲にこびりついた血を舌で舐め取った。少しぴりぴりする。毒の成分だろうか。
鶫の狙いも、仲間のものと変わらない。
「巨体の移動速度は、思っている以上に速いですからね。まず、脚の動きを鈍らせます」
砲撃手の最大の利点は当然、距離である。
視界の開けた闘技場。十二分な距離を得るだけの広さはあるものの、敵から隠れることは不可能だ。
よって、利点を稼ぐには遮二無二走るしかなかった。
鈍重のように見えるのは錯覚だ。仮にそうであったとしても、圧倒的な歩幅の差が存在している。
走る、走る。迫りくるあぎとを躱しながら。鞭のように振るわれる大首を掻い潜りながら。
内部に蓄積させたエネルギーを霧散させないように、喉から僅かな呼気も無駄に零さぬように。
巨体がぐらつく。味方が足を攻撃したのだ。耳を劈くハウリングボイス。振り向くな。走れ。
そして。
距離を確保したのと、その『チャージ』が完了したのはほぼ同時。
振り向き構える。仲間は既に飛び退いている。剥き出しの脚部。
さあ、狙い撃て。
模擬戦場の壁。
そこに激突した背中の痛みよりも、コゼットの脳に危険信号をけたたましく鳴り響かせたのは右腹部であった。
肋骨、何本か。血を吐いていない、内臓は無事。痛みを嘆くよりも、苦痛に顔を歪めるよりも先に自身の損害度を測れるのは、積み重ねられた戦闘経験の賜物だ。
立ち上がる。壁を背に、ぐらつく膝を支えながら、何が起きたのかを分析する。
巨体を利用した純粋な体当たり。その動きが見えないではなかったが、如何せん砲弾が大きすぎた。
呼吸を確認する。問題ない。まだ動ける。痛みはもう休めと訴えかけてくるが、その答えは戦士のものではない。
土煙が晴れ、眼前にその巨体が現れる。肉食獣特有の、獲物を見る目でこちらを見ている。
痛みに顔を歪めるな。平気そうな顔をしろ。膝はもう笑っていない。奇妙な浮遊感は薄れ、踏みしめる土の感触は確かなものだ。
名乗りを上げろ。興味を引け。兎はここだぞ肉食獣。
今にも仲間を噛み千切ろうと開かれた大顎を、威降が横合いから突き刺していた。
鍔元まで深く刺さった愛刀だが、痛みが怪獣の小さな脳に到達するまでの刹那に引き抜いている。
刃を振るうことで血糊を払って、途端。痛みによる苦痛で大きく首を左右に振るテトラドトキシンザウルス。
だがそのときには既に、威降は暴風域より離脱している。
剣が折れていないことを視線の端だけで確認し、内心で安堵のため息をつく。
痛みが落ち着いたのか、それとも怒りの感情が何より勝ったのか。言葉そのまま、目の色を変えて威降を睨めつけるテトラドトキシンザウルス。
迫りくる牙。上下の顎に挟まれれば、手足など簡単にもげてしまうだろう。
足は後ろへ。しかし間合いを外れはしない。ガチガチと噛み合わされるそれを既の所で避けていく。
巨獣の頬が膨らむ。それに合わせ、軸足を前へと蹴った。
毒の霧。それごと、右眼球を貫いたのだ。
右目が貫かれ、もだうつテトラドトキシンザウルス。その傷ついた剥き出しの内蔵を、美咲の電撃が追い打ちをかけように貫いていた。
難しくはない。既に足を負傷して機動力は削がれている。痛みに暴れ狂うように見えても、足をかばいながらではその予測も立てやすい。
重度の刀傷と、火傷。
これが重なればあの巨体と言えど、片側の失明は免れないだろう。動体視力が凄まじいとされる肉食獣だが、その器官ごと失えば、確かに半減するに違いない。
それでもなお、自分よりも遥かに大きな巨体は圧巻の一言だ。
「資格もちはこれ一人で倒せるのよね、そんけーだわ」
どういう理屈でこれを一人で倒さなければならないのかは不明だが、個人戦力でこれを討伐してみせるというのだから、極まった職人というのはどの世界でも恐ろしいものだ。
軽口をたたきつつも、詠唱は完了している。
右眼球を失った、片目の暴獣。
今度は左かと、完成した術式を解き放った。
片目を失い、足を引きずっていたとしても。
それでもなお、肉食獣は健在だ。まだなお、野生故の暴力をその身に宿している。
「なるほどホンモノのテトラドトキシンザウルスは迫力が違いますわねー」
仲間の傷を癒やしながら、ユゥリアリアはどこか緊張感の抜けた声音で呟いた。
大きい、と思う。爪も顎も届かない距離に居るのだが、それでも大きいと感じている。見上げるほどであるのだと実感している。
十分な間合を取っているにも関わらず、足が大きく負傷しているにも関わらず、今にもあの巨獣は一足飛びにこちらまでやってきてしまうのではないか。そう思えてやまない。
これでまだ成長過程というのだから、熟年時の大きさが如何程になるというのか。なるほど、密猟者が帰ってこないと聞いてはいたが、頷ける話である。
それでも、多勢に無勢。この慣用句を使用するのは正しくないのかもしれないが、それでも人数の利がこちらにあるのは確かだった。
その背に、咲耶は飛び乗った。
前方への極めて攻撃的なシルエットとは裏腹に、その背は飛び乗ってしまえば驚くほどに無防備だ。
おそらく、自然環境において自分よりも巨大、ないしは上方から攻撃を行う相手と対峙することが稀なのだろう。
だが、痛みと誘いを受け、それだけで怒り狂い、標的を定めてしまう程、テトラドトキシンザウルスの知能は低い。
他に気を取られている隙きをつけば、背に飛び乗ることはそう難しくはなかった。
思い切り、突き刺して。痛みに気づいても、もう遅い。振り落とされぬようしがみつきながら、何度も何度も突き刺してやる。
明らかに動きが鈍り、抵抗が緩んでも。放すことはない。また、突き刺して、突き刺して、突き刺して。
何度そうしたことだろう。何度目かも覚えていない滅多刺しのはて、巨体がついにぐらついた。
音を立て、倒れ伏し、まだ絶命しては居ない。
その生命力に驚きつつも、刃へと意識を向けた。
ならばせめて、長く苦しませないのが命への礼儀だろう。
「おー、動き鈍ってきたゾッ! チャンス! チャンス! はぁ~、戦いの舞!」
謎のリズムでリナリナが踊ると、不思議と力が湧いてくる。これが野生の力だろうか。
真正面から突撃を行っていた為、既にあちこち傷だらけ。体のどこが痛いのかもわからない程であったが、まだ戦意は失われていない。
敵はついに膝をついた。その巨体を大地に投げ出した。
今こそ狩の時。今日の肉を得て明日への糧とするのだ。敵が倒れたら皆でボコスカするのが一狩り行ったときの習わしだ。
「おー、準備OK! トツゲキ、るら~!!」
剣を掲げ、本日何度目かの突撃を敢行する。
足音は自分だけではない。仲間のそれも聞こえてくる。巨大獣、皆で突れば怖くない。
尻尾から駆け上がれ。大きな背を乗り越えて、怖くて大きな肉食獣の頭を目掛け。
「もっと頭を下げる! ガオォ~~ン!!」
ずしりと、大地に深く、恐竜の顔の形をした溝が出来ていた。
●てっちぇりの詳細な描写を省きます
それにより、近年では高年齢等級のテトラドトキシンザウルス密漁が頻発しており、協会の頭を悩ませている。表立って取り締まられていないのは、君の食卓に今なお高年齢フグゥが並んでいないことと関係がある。それほどに、フグゥ検定合格者とが貴重な存在なのだ。
「さあ食っとくれニャぜ。腕によりをかけて貰ったんだよ、ほら」
見事テトラドトキシンザウルスを討伐した帰り、情報屋の案内でイレギュラーズ達は『てっちぇり屋』へと繰り出していた。
本来は高級食材である為、なかなかお目にかかれるものではないが、この時期だけは別である。
受験者がやったにせよ、試験管が処分したにせよ、『単独討伐されたテトラドトキシンザウルス』は余るほど発生するのだ。
鍋と一緒に、大皿が運ばれてくる。ホテルのレストランで出てくるような銀色の蓋をされているが、それでもそれがあのフグゥなのだという存在感は消しようがなかった。
手を合わせ、各々が食事の作法を口にする。
そしてついに蓋が取り払われ、見事なまでのフグゥが姿を表した。
了。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
凄く美味しかったらしい。
GMコメント
皆様如何お過ごしでしょう、yakigoteです。
フグゥ検定協会からの要請で、テトラドトキシンザウルスを討伐してください。
テトラドトキシンザウルスは年を重ねるごとに毒性を強くするので危険です。
試験用レベルである内に、処分してください。
【エネミーデータ】
□テトラドトキシンザウルス
・1匹。
・フグゥ検定の最終試験で使用されるはずだったモンスター。
・全長15mでぱっと見、ティラノサウルス属ティラノサウルス・レックスに似ている。
・非常に狂暴な肉食獣。攻撃性が高く、知能は低い。
・毒性が強く、以下の噛みつきや体当たり以外に以下の攻撃手段を持つ。
●毒霧
・近範 猛毒
・口から毒霧を吐き出す。プロレス技のようにぶしゃーって出ます。
●毒粒
・遠単 致死毒
・口から毒液の塊を吐き出す。拳銃弾くらいの速度。
【シチュエーションデータ】
・フグゥ検定協会敷地内にある模擬戦場。
・明るく、障害物のない平坦な場所。
・十分な広さのある空間で、中には既にテトラドトキシンザウルスがいます。
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