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シナリオ詳細

ドリル怪獣オメガクソザゴン

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング


「オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホ!」
 ドリル怪獣オメガクソザゴンが荒野を闊歩している。
 元気にかっぽかっぽしている。
 巨大なまんじゅう顔から六本の繊維集合型ドリル足を伸ばしたスパイダーシルエットの怪物――皆さんおなじみドリル怪獣オメガクソザゴンである!
「ついに誕生してしまったか……オメガクソザゴン」
「オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホ!」
「こうなってしまったら、もう息の根を止めるしかないッス……」
「オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホ!」
「先週、あんなことさえなければ……こんなことには……」
「オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホ!」
「皆の力をあわせて、オメガクソザゴンを倒すッス!」
「オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホ!」
「あーもーうーっるっせェ!」

 時を遡ること先週くらい。
「ビューティーちゃんバリアがこうもあっさり破られるなんて……絶対おかしいッス! ビューティーちゃんはこんなもんじゃない筈ッス!」
 黒煙をあげてすぷすいってる『肉の盾』ビューティフル・ビューティーを山賊担ぎしながら、『可愛い狂信者』青雀(p3n000014)は荒野を走っていた。
 みんなご存じラド・バウに颯爽と現われた青雀ちゃんがビューティーちゃんバリアーとビューティーちゃんハンマーを振り回しまくった結果 軽く342回(記録更新中)もボコられたのだ。主にビューティーちゃんバリアーが。
「これはもう、強化改造しかないッス」
 荒野の先。青雀ちゃんが『今週の神様ガチャ』で引き当てた謎の秘密結社人類進化学会の覆面教祖X様から謎の秘薬ファイナルオメガファンタジーWXを手に入れるため――走っていたのだ! この下りの単語もう出ないので忘れていいです。
 野を越え山を越え高速カバディする教団員を超えマイケ○ベイ的爆発を幾度と乗り越えついに手に入れた謎の秘薬。
「ビューティーちゃん、これを飲むッス。そうすれば無限の回復力と神のごとき次元の力が手に入るッス!」
 白目をむいてかくんかくんするビューティーの口に薬剤ボトルどーん。
 両目が突然ひらいてビガーからのア゛ーと叫んでからの大地がズゴゴしてからのカラスの群れがギャーギャーしてからの爆発どかーんで――。

「気づいたらアレが生まれてしまったッス」
「オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホ!」
 はいシーンは今現在に戻りましたよ。巨大まんじゅう型ビューティーヘッドから六つに分かれたドリルヘアがスパイダーめいてわしわし歩く怪物がおりますよ。
「オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホ!」
「オメガクソザゴンは強力すぎるモンスターッス。
 超人的な自己再生能力とドリルヘアから繰り出すオメガドリルは恐ろしい威力を誇るッス。
 一滴飲ませるだけでもドリルヘアが切ったそばから生え替わるほどの威力の秘薬を……全て飲ませたせいであんなことに……」
 そういうことか。ラド・バウで倒すたびにあのドリルヘアがゲットできるのおかしいなって思ってたんだよ。
「あの怪物を倒して……ビューティーちゃんを自由にしてあげて欲しいッス!」
「はい! わかりましたわ! わたくし頑張りますわ!」
 青雀の横で『クソザコ美少女』ビューティフル・ビューティー(p3n000015)がガッツポーズをとった。
 同じようなポーズをしていたイレギュラーズたちが一斉に振り返る。
「「ん?」」
「ん?」
 目が合うこと数秒。
 沈黙のまま、一同はオメガクソザゴンをいまいちど見上げた。
「オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホ!」

GMコメント

 じゃあアイツはなんなんだよ!!

【オーダー】
 ドリル怪獣オメガクソザゴンを倒そうぜ!
 おっと相談の最初に戦闘スタイルやステータス傾向を申告しようと思ったそこの兄弟、ちょっと待ちなァ!
 まずは難易度を見るんだ――そうそうeasyって書いてあるね。
 この依頼が成功するかどうかはもはやどうでもいいのだ。
 この! 依頼が! 楽しくなるかどうかは、プレイングにかかっているのだ!
 その理由をこれから説明しよう!
 待ちきれない兄弟は相談掲示板で自分のドリルスタイルとドリル傾向を申告してくれ。
 なんのことか分からない?
 だから説明するんだダルルォ!?

【うちドリルあるんだけど……つけてかない?】
 ドリル怪獣オメガクソザゴンはクソザコ美少女のドリルを過剰に培養した結果生まれてしまった悲しみの怪物です。怪獣映画ってよくこういうことするよね。
 ですが元がドリルヘアであるがために、攻撃は全てドリル力で行なわれます。
 スキル表記で書くとこうです
・ドリルインパクト(物近範【ドリル】)
・ドリルサイクロン(自身からレンジ2エリア【ドリル】)
・ドリルビーム(物超域【ドリル】)
 はい見慣れない単語でたー! マニュアルのどこ見てものってなーいー!

 【ドリル】の攻撃はドリルみのある人にはどういうわけかファンブルします。
 ドリルみが高ければ高いほどファンブル補正がつき、もう存在そのものがドリルだなって人にはFB100っていう意味分かんない数字になります。
 ドリルみの判定はプレイング力に8割依存します。
 俺はこのくらいドリルだぜってアピールをしてください。
 残り二割は装備品なのですが、別に武器をドリルにしてこなくても『この刀はドリル』って呟き続ければドリルに見えてくると思うの僕。
 そしてアクセサリーも不安だったらラド・バウで青雀ちゃんを倒すと貰える『クソザコだったもの』を装着するとドリルみが増えます多分。もう世の中に百個以上は出回ってると、思うし。

 また攻撃時にドリルみがあればあるほどクリティカル補正がつきます。
 このドリルみはさっき述べたのと同じドリルです。
 要するに髪型を金髪ドリルにしてみたり身体を捻ってみたりとにかくドリルみを追求してみてください。

 さて、趣旨がわかったところで――ドリルスタイルとドリル傾向を申告しましょうか。(ハイヨーイスタート)

※なお、青雀ちゃんは既に現場にいません。新しい神様ガチャを引いてどっか行っちゃったようです。

【クソザコ美少女成長記録】
※クソザコ美少女は依頼での出来事をもとにこっそり成長します。これまでの成長で得たスペックは以下の通り
ステータス:底ファンブル、高防技、高HP
戦闘スキル:遠距離、味方支援型
非戦スキル:料理(悪)、騎乗
アイテム:応援団長のタスキ、クソザコ神クリアファイル、ダンボルガーZ変身セット、借金
職業適性(見習い):掃除、鍛冶、嬢、ウェイトレス
『クソザコ神Z』:おだてられるとなんでもやる子になりました。
『囮・砲弾適正』:いろんなものが顔面に飛んできますし、自分もよく飛びます。

 戦場にちゃっかり『クソザコ美少女』ビューティフル・ビューティー(p3n000015)もいます。放っておくと端っこで体育座りする係になるので、積極的に使ってあげましょう。
 ビューティーちゃんバリアーとビューティーちゃんハンマーがお勧めです。

  • ドリル怪獣オメガクソザゴン 完了
  • GM名黒筆墨汁
  • 種別通常
  • 難易度EASY
  • 冒険終了日時2018年12月16日 22時40分
  • 参加人数 8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

クロバ=ザ=ホロウメア(p3p000145)
夜刀一閃
レッド・ミハリル・アストルフォーン(p3p000395)
ぱんつコレクター
八田 悠(p3p000687)
祖なる現身
クリュエル・テュポネス(p3p002595)
誘惑する蛇
仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)
五行絶影
レスト・リゾート(p3p003959)
おばロリババア
黒星 一晃(p3p004679)
墨染鴉
リアナ・シンクライ(p3p006831)
ドリルロボ娘

リプレイ

●オメガ!? マク……ああ、なんだクソザコか。
「オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホ!」
 髪の毛ドリル足をわっしゃわっしゃやって歩くオメガクソザゴン。
 その何とも言えぬ光景を見上げて、『夢色観光旅行』レスト・リゾート(p3p003959)は日傘をくるくると回した。
「あらまあ大変~! ビューティーちゃんがあんな怪物になってしまうなんて~」
「そうですわねー」
「ビューティーちゃんを解放してあげる為に……ビューティーちゃんも協力してくれる~?」
「もちろんですわー」
 ほわほわしたままガッツポーズする『クソザコ美少女』ビューティフル・ビューティー(p3n000015)。
 突っ込み不在の恐怖を、『誘惑する蛇』クリュエル・テュポネス(p3p002595)は右から左へ受け流した。
「オメガクソザゴン……オメガじゃないのか……そっか……」
 おめが? なんのことだろう。ぼく零式とかわからない。
「狼狽えるなッ!」
 『影刃赫灼』クロバ=ザ=ホロウメア(p3p000145)は誰もうろたえてないけど言うだけ言っといた。
「二重に紡がれし螺旋は命の象徴。検証しろ怪獣――これがオレたちの生き様(ドリル)だ!!! 我ら螺旋直進戦隊! ドリレンジャー!! これよりドリルと成る!!!」
 ぎゅおーんと回転しながら刀を振りかざすクロバである。なんかもういつになくどうかしちゃっていた。
 が、そんなの気にならないくらいみんなどうかしていた。
「ボク達の前に立ちはだかるコノ強大な怪獣が噂に聞く怪獣オメガクソザゴン! しかしボク達は様々なドリルの意志を纏った⑨人の戦士たち! イレギュラーズ? 否! その名も――」
 『特異運命座標』レッド・ミハリル・アストルフォーン(p3p000395)がたけのこのポーズのままクロバと一緒に振り返った。
「「螺旋突破戦隊ドリレンジャー!」」
 不自然にぶんわか浮かび始める『祖なる現身』八田 悠(p3p000687)。
「再生と充填でずっと力高め続けてるし使っても戻ってくるからきっとこれが螺旋でドリルなんだ……生命とはドリル……宇宙とは……世界とは……」
 浮かんだままくーるくーる回り始める悠。
 そこにしがみついて一緒にくーるくーる回る『五行絶影』仙狸厄狩 汰磨羈(p3p002831)。
「破れてドリルあり、螺旋回して草木無し。ドリル共が夢の跡、後ろを見ずに前へ行く。漢気唸ればドリルが回り、そして轟く心意気――」
 バッとジャンプし、空中でポーズをとった。
「眼前見据えて貴様がいるなら、我等が螺旋は其を穿つ!」
 今度はクロバやレッドと一緒に着地し、一斉に振り返り直した。
「「「螺旋直進戦隊! ドリレンジャー!!」」」
「三回目だと!?」
 『墨染鴉』黒星 一晃(p3p004679)はこのしつこいくらいの繰り返しに戦慄していた。
 急に顔の堀を深くしてシリアス空気を出し始める。
「奴はドリル、しかも六つもある、つまり通常のドリルの六倍のドリル力があるということだ。だがしかし――!」
 拳を握り、いやドリルを握り振り返った。
「俺達は八人、八(8)とは無限(∞)の数字、つまり無限のドリル力を持っている!」
「えっわたくし入れて9――」
「墨染烏、黒星一晃、一筋のドリルとなりて突き進む! いくぞビューティードリル!」
「えっあっ、はい!」
「返事は『ギュオオオオン!』だ!」
「ギュオオオオン!」
「ギュオオオオオオオオオオン!」
「お待ちになって!」
 そこへ!
 金髪ドリル令嬢が現われた!
 『ドリルロボ娘』リアナ・シンクライ(p3p006831)が現われた!
 髪の毛の先端にあるドリルみなる部分をギュイーンて回転させながら高笑いする。どうやって回してんのそれ。
「オーホッホッホ! ドリル! ドリルと言いましたか? それは私の事を呼びましたわね! 合計十房の金髪ドリルヘアーにドリルを身に纏い、そしてこの両手に宿りしドリルこそがその証!」
「ギュオオオオン!(何! 十房だと!?)」
「苦難困難? そんなものすべてドリルで粉骨砕身! ギュオオオオン! ギュオオオオン! とウねって穿って貫き通す! この螺旋が目に入らぬか!私こそドリルの申し子!リアナ・シンクライですわ!」
 ビッと指を天に翳すと、レッドとクロバと汰磨羈が左右に展開してもっかい振りむき直した。
「螺旋直進戦隊! ドリレンジャー!」
「ギュオオオオン!(四回目だと!?)」
「と言う訳でそこのあなた!」
「えっわたくし?」
 指っつーかドリルをさされたクソザコ美少女は左右をみてから自分を指さした。
「私とどちらが真にドリルか……勝負ですわ!」
「うけてたちますわ!」
「オーッホッホッホッホッホ!」
 さあ、戦闘の始まりだ! ドゥイドゥイドゥーイ(戦闘に突入するときの効果音)

●お好きな戦闘音楽をかけながらお楽しみください
「オーッホッホッホッホッホ!」
 頭上のゲージ的なものがたまったオメガクソザゴンはドリル脚のひとつを振り上げると、先端をぎゅいーんと回転させ始めた。頭上に丸みのあるプレートで『ドリルインパクト』と表示された。
 ずばずばと襲いかかる強烈なドリルの突き。
 それに対抗するのは――汰磨羈だ!
「ドリルに後退の二文字は無い。須らく、打ち貫くべし! ――獣性の白、ドリルキャット!」
 おまえ仙狸じゃんって突っ込みを入れる常識人はここにはいねえ。いるのはドリルだけだ。
「攻撃を躱す? いいや――破壊する! ドリルに相殺・相打ちなど無い。掘るか、掘られるかだ!」
 襲い来るドリルを自らのアレをなんかすげーアレしてぎゅーんて回転した汰磨羈はオメガクソザゴンのドリルと正面から激突。そのドリルを粉砕した。
「続け! ドリルデスサイズ!」
「そう、俺は死神を名乗る剣士――だが今日はドリルを名乗ろう!」
 クロバは刀と機構刀を高く翳した。
 刀が回転する? 甘いな。ドリル剣士は自らが回転するのだ。
「デスドリルリッパー!」
 高速回転しながら突撃したクロバドリルがオメガクソザゴンに直撃する。
「オーッホッホッホ!?」
「効いてますわ!」
「わかるんっすかドリル!?」
 髪型はドリル。着ぐるみもドリル。
 あまりにドリルすぎて語尾にドリルがついたレッドドリルは反撃に備えた。
「ドリルが来るっすドリル!」
「オーッホッホッホ!」
 オメガクソザゴンは一本足で立つと、ベイブレードみたくドリル脚を広げて高速回転しはじめた。
「甘いっすドリル!」
 ドリルレッドはドリル力で跳躍し、回転するオメガクソザゴンの頂点に突き刺さった。ものっすげー回転をかけてオメガクソザゴンの回転を殺していく。
「くらうっす! ドリルビート! ギュインギュイン!」
 ビートを刻むかのように加速しながら攻撃します。(スキルフレーバーをコピペしました)
 傾き、迫る回転ドリル。
 ゆーっくり回っていた悠は自らにリジェネレートを点火。回転力を急速に高めもんのすげーいきおいで回り始めた。
 回りすぎてなんかもう青白くて細長い物体にしか見えない。この人誰だっけ。
 とか思ってると傾いてきたオメガクソザゴンのブレードを回転力でギャギャーって弾き始めた。
 青白い回転体は毎秒30回復というなんかもうよくわかんない回復力で削れたそばから回復すると、ぎゃくにオメガクソザゴンのブレードを破壊してはじき飛ばした。
「オーッホッホッホッホ!」
 はじき飛ばされた衝撃でよたよたと後退するオメガクソザゴン。
「今ですわ! メイクアップ! ドリラーチェンジ!」
 リアナは謎の光を纏って跳躍するとあのドリルヘアーをこう、なんかアレしていい感じにドリルを纏った。
 戦闘中ドリルに変形するとかもうギフト能力の範疇ってきがするけど今は想像で補ってくれ。
「さあ、そこの怪獣! 私の螺旋力に戦きなさい! ドリルバスター!」
 リアナは巨大なドリルと化して突撃すると、オメガクソザゴンのボディに大穴を開けた。
 もにゅーんと穴を塞ぐドリルクソザゴン。
「ギュオオオオン! ギュオンギュオオオオン!(まずドリルの体制をとる。一直線に体を伸ばし武器のドリルを先端にしてこの身をドリルにする。髪の毛もワックスでドリル状に固める。装備もドリルにした。防具も聖骸ドリル衣だ。『ヤタガラス』は三本目の腕をドリルカスタムを施し、さらにこの身にあふれる狂戦士魂はいまドリル魂へと進化している。キルベルトの教えはもはやその教えこそがドリルである)」
「ギュオン!(すごい! この方二言でここまで解説をして……!)」
「ギュオオオオン!」
 一晃は火花を放ちながら回転し、事故修復中(?)のオメガクソザゴンに突撃。第二の大穴をぶち開ける。
「オーッホッホッホ!?」
 ずでーんと転倒するオメガクソザゴン。
「やりましたの!?」
 クソザコ美少女が無駄にフラグを立て、オメガクソザゴンは第二形態へと至った。
 そう、蜘蛛脚走行から二本足走行へ。巨大な顔まんじゅうから伸びた二本足ですっくと立ち上がり、こめかみの辺りから伸びた巨大なツインテールドリルがぎゅいーんとうなり始めた。
 先端から放つドリルビーム。
 狙いはクリュエルだ。
「ギュオン!(ふせろ!)」
「必要ねぇ……」
 クリュエルはパッと髪を払うと、ビームへとあえて突き進んだ。
「乙女は黙ってドリルで突き進むもの……! 命そのものが二重螺旋を描く究極のドリル……! そう……!」
 クリュエルに直撃したと思しきドリルビームは、あっちこっちにはじけて散り、光と消えた。
「私は……心がドリル……!」
「ギュオーン!?(ドリルの心がビームを打ちはじいたと言いますの!?)」
「オーッホッホッホ!」
 そんなはずはないとばかりにオメガクソザゴンはドリルビームを乱射。
 しかしレストが間に割り込み、ぱったんと閉じた日傘をくるくる回すことでビームをいとも簡単にはじき飛ばしてしまった。
「ギュオン!?(なぜですの!? いくら傘がドリルっぽいからといってあそこまで簡単にはじけるものですの!?)」
「ビューティーちゃん、おばさんの毛先をみて~?」
 レストの毛先は、なんとも穏やかにくるーんとしていた。そう、ドリルみのある髪型なのだ。
「それに、今日のおやつはとんがりしてるコーンよ~」
「ギュオン!(指先にはめてドリルごっこをするあの!)」
「ビューティーちゃんにもつけてあげるわね~」
 わーいとか言ってるクソザコ美少女の五本指にそれぞれとんがりしてるコーンをさしていくレスト。
 さらには里タケノコとソフトクリームマシュマロを鞄から出してあーんしてやった。
「ぎゅおーん!(ドリルみがたまっていきますわ~!)」
「そろそろ……頃合い、か……」
 クリュエルの目がきらりと光った。

●言い張ったもんがちのドリル勝負
「ドリル流剣術抜ドリル奥義! ――ドリル突き!」
 クロバの闇を払う螺旋の剣がオメガクソザゴンの髪を切り、まんじゅうを突く。
「ビューティーチャンバリアっすドリル!」
 レッドの繰り出したビューティーちゃんバリア(すげー高速回転させられたクソザコ美少女)がオメガクソザゴンのドリルインパクトをはねのける。
「回転を極めることによって僕には真理が視えてきた。世界の理、回転とは即ち……いや、口に出すべきではないな」
 やれやれと首を振った悠が突如逆回転。生命のドリルを逆に回されたオメガクソザゴンがなんかぼろぼろ崩れていく。
「我ドリル也!」
 螺旋に回転した汰磨羈がドリルみあふれる粉砕と穿ちによって自らをドリルと化しオメガクソザゴンを更に崩壊させていく。
「ぎゅいんぎゅい~ん」
 傘をくるくるーってやったレストによってあのなんていうか傘が……ほら、ドリルっぽく見えるときあるでしょ? 学校の帰りとかに。あのやつで、ほら、こう――。
「ギュオオオオオオオオオオオオン!」
 一晃のドリル回転によりオメガクソザゴンが穴だらけになっていく。
「さらに、ドリルバースト!」
 ドリルと化したリアナが瞬時に背後に回り込みドリルを加えて離脱していく。
「オーッホッホッホッホッホ!」
 アニメのオープニングムービーかってくらい一方的にボコボコにされたオメガクソザゴンはついに第二形態へと至った。
 そう、ドリルの行き着く先は……ドリルなのだ!
 もう元の形とか完全に忘れてただの巨大なタケノコと化したオメガクソザゴンは、イレギュラーズドリルたちへと豪快に迫った。
 しかし!
 イレギュラーズたちにはまだ奥の手があった!
「皆の衆、すべてのドリル力をビューティーに注ぎ込むのじゃ……!」
 クリュエルが光を放ってクソザコ美少女を放り投げた。
「今だ! パワーをビューティーに!」
「「いいですとも!!」」
「ぴゃー!?」
 飛んできたクソザコ美少女と併走しながらおだやかーに頷く悠。
「螺旋の真実を教えよう。首を360度回せば誰でも至れるさ……」
「えっそれは死――」
「ビューティーちゃん、あ~ん」
 レストがすかさず里タケノコを食わせた。
「非常に不本意ですが……今はこのドリルを託してあげますわ! さあ、このドリルみ、受け取って真のドリルになりなさいな!」
 ぴょんと飛びついたリアナが回転するクソザコ美少女とブッピガーンしてさらなる回転をかけた。
「ギュオーーーーン!(俺のドリル力も受け取るがいい!)」
 一晃が高速回転によって打ち出すことでなんかわかんないけどさらなる回転が付与される。
「さあ、新技を閃くがいいドリル! リミットドリルブレイク!」
 真横でただひたっすら回転してるだけのレッドによってどういうわけか知らんけどさらなるドリル力が付与!
「この私達の生き様こそが! 最強の! ドリルだ!! 行くぞクロバ! ファイナルトス!」
 そして汰磨羈が飛んできた所にドリルキックしさらなる回転を付与!
「これがオレらの天限界突破ァ!!!!!」
 サッカー漫画くらいに飛翔したクロバがオーバーヘッドドリルキックを繰り出した。
「行けええええええええ! ドリルビューティー!」
 存在そのものが巨大なドリルと化したクソザコ美少女……いやドリル美少女はオメガクソザゴン第二形態に正面から激突。
 激しい火花をあげる。
「「うおおおおおおおおおおおおおお!!」」
 今現在なにもしてないけどとにかく気合いを送っておく八人。
「ぴゃあああああああああああああ!」
 なすがままに回転しつづけるドリル美少女。
 その、螺旋のゆくさきは――!
「ホ――!?」
 オメガクソザゴンを粉々に吹き飛ばし、空の彼方へと飛んでいく。
 青空にキランと光る星となり、クソザコ美少女は青空に笑顔を浮かべた。
「「………………」」
 無言で敬礼をする八人のイレギュラーズドリル。
 そう、戦いは……終わったのだ!

成否

成功

MVP

リアナ・シンクライ(p3p006831)
ドリルロボ娘

状態異常

なし

あとがき

【今回のクソザコ成長のコーナー】
・ライバルが増えました
・『ビューティードリル』を習得しました

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