シナリオ詳細
覇竜で焼き芋食べたい
オープニング
●秋の味覚
焼き芋。それは秋の味覚である。
具体的にはサツマイモを……大丈夫だ。再現性薩摩は今回関係ない。いいね?
サツマイモをホカホカに焼いて作るのだが、製法としては蒸し焼きや、熱した石による遠赤外線効果とかそういうので焼き上げる石焼き芋など……まあ、そんな感じで色々とやり方は存在する。
さて、そんな焼き芋だが柔らかくて美味しいし、芋の種類によっては蜜がねっとりして美味しいものもある。
この焼き芋は比較的どの国でも秋の味覚として親しまれる程度にはサツマイモが分布しており、サツマイモスイーツなどもこの時期楽しむ人は多いのではないだろうか?
そうそう、大学芋と呼ばれる練達形式の食べ方も忘れてはいけない。
はちみつで甘く仕上げた大学芋は、スイーツとしては完成された美味さを誇っている。
そう、サツマイモとはまさに秋を彩る主食であり野菜でありスイーツであるのだ。
では、覇竜ではどうだろうか?
答えは是だ。覇竜にもサツマイモはある。あるのだ。まあ、ちょっとばかりアレだけれども……!
●覇竜のサツマイモ
「芋掘りがしたい!! 焼き芋食べたい!!!!」
『ナチュラルボーン食いしん坊!』ニャンタル・ポルタ(p3p010190)はそう叫んだ。
秋なのだからサツマイモ食べたいし芋ほりしたい。それは至極当然な欲求ではある。
そしてせっかくだから覇竜でそれをやりたいというのもまあ、分かる話だ。
だからこそ、いつものジジイがひょいっと現れる。
「うむ。そうまで言うならば行ってもらおうかの」
『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)が発した言葉にニャンタルはハッとする。
「そう言う、ということは……あるんじゃな!?」
「あるぞい。しかしまあ、ちょいと面倒じゃが」
そう、覇竜にもサツマイモはある。
というか、サツマイモにそっくりな何かがある。
かつてラサを通じて入ってきたサツマイモに似たものがあったので、それを覇竜では覇竜サツマイモと呼んでいる。
この覇竜サツマイモ、味も形も色も外のサツマイモとそう変わらない。
勿論大きさもだ。収穫方法も普通のサツマイモとそう変わらない。
ツルを引っ張って抜いたり土をどけたりすれば、覇竜サツマイモが出てくる。
なんとも楽な話だ。別に変なところは何もない。
ない、のだが。人にとって美味しいものはモンスターにとっても美味しいのだ。
いつもの如くデミワイバーンたちが芋畑の付近にいるので、それを退けなければならない。
「なーんだ、いつもの話じゃの」
「うむ、いつもの話じゃよ。いくらでも生えてくるもんじゃからの。好きにとってくるとええ」
楽しい芋ほりと、美味しい芋料理。
そのまま焼いて食べてもいいし、ちょっと手間のかかることをしてもいいだろう。
どういう風に食べるかは、まさにアイデア次第。
デミワイバーンはいつも通りなので、むしろその辺りを考えるのが難しいかもしれない……!
- 覇竜で焼き芋食べたい完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年10月15日 22時15分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●芋掘りしよう
「ぶはははッ、今回の依頼は芋掘りと芋料理作りか! さぁ鬼が出るか蛇が出るか……馬鹿な。なんて普通なんだ……!」
「攻撃とかしてこないし、走って移動したりもしない。こちらに抱きついて空に打ち上がったりもしない。そんな食材が存在しようとは……いや、それが普通だったな」
「毒されてるな……」
攻撃してこない食べ物が相手なことに『ポロキメン』ゴリョウ・クートン(p3p002081)と『優穏の聲』ゲオルグ=レオンハート(p3p001983)が驚愕し、『侠骨の拳』亘理 義弘(p3p000398)がさもありなんと相槌を打つが、今日は芋ほりである。なおデミワイバーンはすでに追い返した。
「覇竜領域の食材にトンチキなものが多いからいつの間にやら先入観を持ってしまっていたな。ともあれ、労せずして美味しい物が食べられるならばそれに越したことはあるまい」
そう、ゲオルグの言う通りである。
「芋掘りとはガキの頃以来で懐かしいな。ちょっとした障害もあるようだが、それも含めて遠足か。さあ、楽しい遠足の始まりだ!ってやつだな」
「おう。てなわけでこっからが本番、芋掘りだな! 俺の農業スキルが唸るぜ!」
言いながらゴリョウは基本の手順を見本代わりにやっていく。
「まずは余分なツルを刈り取るぜ。このツルは次年度の苗にも出来るんで切り刻まねぇようにな。個人的には豊穣(の俺の領地)とかでも育つか試してぇところだ」
何しろ普通の芋なのだ。育てられるならば試してみたいと思うのは普通のことだ。
「土から出てるツルの位置を目印に、少し広めに間を取ってスコップや芋掘りフォークを突き刺す。結構広く芋が伸びてることがあるから、焦らず周りの土を柔らかくするよう意識すると良い。で、てこの原理でゆっくりと土を持ち上げて芋を掘り出すぜ。力任せに引っこ抜こうとすると折れるんで気を付けような!」
「先に蔓を刈って、スコップを地面に突き刺す、か。芋を傷つけないようにしねえとな」
義弘も麦わら帽子に長靴軍手、背負い籠の農家スタイルで芋掘りに挑んでいる。
「芋の掘り方は昔やったきりだからな……」
だからこそ、ゴリョウに色々と教えてもらえたのは義弘にとってはありがたい話だった。
掘り返した芋は背負い籠に入れて運ぶことで、ロスなく芋運びもできる。
「で、来年の収穫用に蔓は切りすぎねえようにしたほうがいい、と。俺達が来年来られるかは分からねえが、食料につながる手は残しておいた方がいいか」
「ああ。完全に取り尽くしたりとかしなければ、また来年もこの場所で収穫出来るだろうから収穫するのは必要な分だけにしておこう」
義弘にゲオルグも頷きながら収穫を進めていく。
「さてと、サツマイモパーティーをするためには勿論サツマイモが必要不可欠。この調子で皆で協力してしっかりと収穫していこう」
「うむ!」
『ナチュラルボーン食いしん坊!』ニャンタル・ポルタ(p3p010190)も、そんなゲオルグに力強く頷く。
「それに秋と言えば! 味覚一択じゃろ!! てな訳で、掘って掘って掘りまくるぞい! んでもって、皆に美味いもんを食べさせてもらうんじゃ!」
労働の対価に美味しいものを食べる。それは決して間違ってはいない。ニャンタルは正しく労働しているのだ……!
「我ジャガイモは掘った事あれど、サツマイモは掘った事ないんじゃよなあ。何やら蔓を残しておけばまた生えてくるとか…何という生命力!! 種や苗の管理をしっかりしましょうってこういった事もあるからなんじゃな。開発した者は凄いのう!」
天然種なので開発した者はいないが、ニャンタルの笑顔を曇らせる必要はないので誰も何も言わない。優しい世界だ。
「あ、感心しとって掘るの忘れとった。何やらサツマイモに詳しいゴリョウやユーフォニーに掘り方を伝授して貰いながら丁寧に仕事するぞい! 食となれば我だって繊細な作業ができるもん!! 蔓をある程度残して、周りを丁寧に土掘り……んでもってこう!! じゃな!」
そう、それはニャンタルの初めてのサツマイモ掘り。その結果は……大きなサツマイモである。
「うぉおおおおお!!!! 我の手で初めて掘り出したサツマイモじゃー! うぉぉぉ……何か愛おしいのう……よーしよし、我が大事に食べてやるからな♪」
そんな様子を感慨深げに見ていたのは『特異運命座標』安藤 優(p3p011313)だ。
とある事情によりギフト「追憶者の図書館」で「本」として様々なイレギュラーズの活躍を読んでいた優にしてみれば、今の状況はまさになんとも言い難いものだ。
「皆さんが実在の人物と知って驚きましたが、ぼくにとって今の状況は「ニ次元の推しキャラたちが三次元に飛び出してきたうえに肩を並べることになった」ってことですから、複雑な心境よりも感動の方が大きいですね。例えばあのお方、ユーフォニーさんは30以上の依頼でその活躍を讃えられ、かつ200近い称号を持つそれはもうすごい人で――」
「安藤さん緊張してます……?」
「ヒョエッ!?(後方確認) アッ、ボクニ話シ掛ケテラッシャル!?」
「大丈夫ですよ、楽しみましょう♪」
「アッ……アッ……頑張リマス……!」
そんなユーフォニーと優は先程デミワイバーンを食材として仕留められないか試そうとしたのだが、実際改めて見ると凄く美味しくなさそうなのでやめていた。とにかく、芋掘りだ。
「お芋掘りはゴリョウ先生に教わりながら、サツマイモを傷つけないように収穫しましょう♪」
「プラーナ村では、焼き芋は畑ごと焼く。連作はしないので、葉も蔓も根も茎も灰にして肥料にするのよね」
「アルフィオーネさんの村では畑ごと焼いて焼き芋に!? 豪快で楽しそう……!」
『ライブキッチン』アルフィオーネ・エクリプス・ブランエトワル(p3p010486)と話しながら、ユーフォニーはそう驚く。
場所が違えば色々と違う。今更ながらに、そんなことに気付いたのだ。
ちなみにアルフィオーネの覇竜放炎調理法があってこそ、初めてできる芸当であるらしいのだが、ちょっとした宝探しにもなって、子供達には好評であるようだ。再現性・東京における、石焼き芋のような仕上がりとなるらしいので、まさに無駄のない利用法なのだろう。さておき、ユーフォニーの作業も順調だ。
「収穫したお芋は装甲蒸気機関車両『スチールⅢ』へどうぞ。ドラネコ配達便がしっかり運搬するんですっ」
……ところで優はどうだろうか?
(ゴリョウさんは歴戦のイレギュラーズにして偉大なる農家。彼の指示を聞いていれば間違いはない)
そう思いつつも、優は別の理由で非常にビクビクしているのだ。
「ぼく知っているんですよ! この世界のパイナップルは小型パイナップル爆弾を乱射してきますしスイカは合体して宙を舞いますしウナギは謎ビーム撃ってくるんでしょう!? きっとこのイモだって――えっ、普通のイモ? ほ、本当に?」
「まあ、気持ちは分かる」
「ああ、分かるぞ」
ゴリョウとゲオルグに肩を叩かれて優は静止するが、まあ、本当に分かる話なのだ。
『気紛れ変化の道化猫』ナイアルカナン・V・チェシャール(p3p011026)も思わず頷く程度には分かる話なのだ。さておいて。
「さて、教えてもらった通りに……」
ナイアルカナンも、まずは芋掘りからと挑戦していく。
(サツマイモ、蔓をぐいーって引っ張って抜けるようなものでもなさそうだし芋が折れても悲しい事になる。1個1個傷つけないように掘っていこう)
「芋の周囲の土を柔らかくする……んだよね」
(スコップ? シャベル? まぁとにかく片手に持てるサイズのもので掘っていくよ)
ちなみにどちらの呼び方でも正しいらしい。
ナイアルカナンは式神使役と練達上位式で人型の式神を作って手伝ってもらっていく。やり方は分かっているのだから、実に適切な運用法だ。
「まぎれもなく、普通のサツマイモね。イモータル芋とか言ってきたら、どうしようかと思ったけど、今回はまともでよかったわ。まぁ、尋常じゃない量採れちゃったけどね」
「我は皆の調理補助をするか! タダ飯良くない! からの!」
そう、アルフィオーネの言う通りに充分な量のお芋は集まった。フリアノンに帰れば、いよいよ実食だ。ニャンタルも気合が入っている……!
●お芋を食べよう
アルフィオーネが作ろうとしているのは、さつまいもとかぼちゃのケーキだ。
「さつまいもとかぼちゃをそれぞれ、柔らかくなるまで蒸す。皮をむき、網でこす。生クリームとバターと混ぜて、なめらかにする。熱したフライパンにバターをぬり、先ほどのかぼちゃを敷き詰め、つづいて、さつまいももそのうえに敷き詰める。焼き色がついたところで、フライパンの上に大皿をかぶせ、ひっくり返す。フライパンをゆっくり外す……このとき、生クリームとバターは入れすぎないのがコツよ」
そう、お芋料理は焼き芋だけではない。ナイアルカナンもシンプルな焼き芋だけではなく別の料理にもチャレンジしていた。
「さあ、収穫を終えたしお芋タイムだ。猫は大学芋や芋けんぴを作ろう」
どちらもサツマイモのスイーツとしてはかなり上等なものだ。
「サツマイモを乱切りにして、水気をとってから揚げて味付け用の砂糖や蜂蜜を煮たものを絡めて大学芋に。サツマイモを棒状に切って、水気をとってから揚げて味付け用の砂糖等を煮たものを絡めて芋けんぴに……あれ何か工程混ざったかな? まぁいいか」
間違っていないのでまあ大丈夫だ。多少工程が混ざっても美味しいだろう。
「さて、私はサツマイモの天ぷらとスイートポテト作ります! 相賀さん、天ぷらに合いそうな秋の山菜やキノコとかありませんか?」
「ほれ」
「ありがとうございます! 衣をつけて、ジュワッと揚げて…ゴリョウさんのサツマイモご飯や豚汁と合わせてサツマイモ御膳に……!」
『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)から受け取った材料も含めれば、まさに素敵な野菜天ぷらにになるだろう。
「あれ? 安藤さん、それは……?」
「ハ、ハイ!? エット……これですか? スイートポテトです、けど……」
「安藤さんもスイートポテト作るんですね。一緒に作りましょう! 足りない調理器具や調味料があればどこでも簡易キッチン持って来たので使ってください」
「ハイ……料理を始めた瞬間どこからともなくトンチキモンスターが現れて襲ってきたりしませんよね?」
言われてユーフォニーはちょっと考えて、ぐっと拳を握る。
「今のところ、そういうことはないので大丈夫です♪」
「否定はしてない……!?」
さておいて。その辺は情報精度Aなので安心してほしい。
「蒸したサツマイモを潰して、バターやミルクはたっぷり目に。甘さ加減はこれくらいかな? 安藤さん、焼く前に味見します?」
「ア、ハイ……」
ちなみに優のスイートポテトは見た目は前衛芸術と化している。無理やり何かに例えるならモアイ像であり、本人はバケツヘルムを模してるつもりらしいのだが……味が良ければオッケーである。
「私は何を作ろうか……」
ゲオルグも悩むようにそう声をあげるが、すでに手は動いている。
「まずは大学芋は外せない。外はカリッとした甘い蜜のコーティング、その中にはホクホクしっとりとしたサツマイモ。軽く胡麻を振れば完成だ。後は……サツマイモのチーズケーキを作ろうか。サツマイモの甘さとクリームチーズの酸味がうまい具合に合うのだ」
なるほど、それは実に美味しいだろう。義弘も「ほー」と頷いている。
「俺は料理は得意じゃねえが、この芋なら普通に蒸かして塩を振るだけでもうまい気がするな」
そう、義弘が作るのは蒸し芋だ。
「蒸籠はないかもしれねえが、ざるでもいい」
「あるぞい」
「お、あるのか。んじゃ、こいつを鍋を火にかけて蓋をして、蒸しあがったら串を刺して確認、いただくとしよう。これを焼き芋にするのもいいとのことだし、ついでに練達で調達してきたアルミホイルにつつんで集めた焚き火の中に放り込んで様子を見てみようかね。皆のように工夫して調理したわけじゃねえが、どうだろうか。他の皆の料理も是非いただきたいところだ」
そう、義弘が視線を向けるのはゴリョウだ。この中にゴリョウの料理の腕に疑問を抱く者はいない。
そんなゴリョウは何を作るのか?
「さて、今日はこないだ存在を知った覇竜産の米を使ったサツマイモご飯だ!」
そう、覇竜産の米をゴリョウは前の依頼で持ち帰っている。つまりメインを全て覇竜の食材で出来てしまうのだ。
「米はじっくり浸水しておき、芋はよく洗って皮ごと角切りに切って水にさらしとくぜ。皮ごと炊き込めば煮崩れにくく、色合いもよく仕上がる。釜に米、白だし(旨味)、塩(塩味)、日本酒(風味)、水を入れて軽く混ぜ、芋を広げ乗せて炊飯だ! 出来るまで時間かかるんで焼き芋でもして待っててくんな! その間にさつま芋を使った豚汁も作ってくぜ。完成後はユーフォニーの天ぷらも合わせて豪華・サツマイモ御膳ってわけだ! いやぁ秋だねぇ!」
なんということか。サツマイモご飯に豚汁、芋天を含む野菜の天ぷら。素晴らしい定食が出来てしまった。
「様々な料理の匂いで幸せいっぱいじゃあ〜♪ いただきまーーーーす!!」
今回皆の手伝いや試食も頑張ったニャンタルが最初の一口を食べれば、なんとも素晴らしい味が口の中に広がっていく。
「んーーーーーー!!!!」
美味しくて手足バタバタするほどの美味は、まさに秋のパラダイスだ。
「空もいい感じじゃし、最高じゃな♪ ここに更にデザートがあるんじゃから……」
「一番楽しみなスイートポテトは……ふふ、一緒に作りましたもん、美味しいに決まってますっ」
「ハ、ハイッ」
ユーフォニーに優も頷くが、そこで並んだ芋料理を食べて……優はホッとする。
「わあい、美味しいです! なあんだ、ぼくのギフトもアテになりませんね。こんな依頼ならまた受けたいです!」
「そうね。いつもこんな感じなら……」
「ま、そうだな……」
アルフィオーネと義弘が遠い顔をしているが、さておこう。
そんなものは慣れたものさとでもいうのか、ゲオルグはマイペースにギフトでふわふわ羊のジークを呼び出して連れてきているドラネコ達と一緒にサツマイモを楽しんでいた。エンジョイ勢は強いということなのかもしれない。
「焼き芋……本来ならば焼き立てを食べるのが一番美味しいのはわかっている。だが、私は猫舌なのであまり熱いと舌を火傷してしまう。まぁ、少し冷めたくらいで美味さが無くなってしまうわけではないのだが、それでも焼き立てを食べられないのはちょっぴり口惜しかったりもするわけだ」
そんなゲオルグに元気出して、とジークやドラネコたちが寄り添い、あったかい空間が完成している。
「ふふ…とてもおいしい。こうやって皆の料理やデザートを食べられるのが幸せだね」
一般通過ドラネコにもサツマイモをあげながら、ナイアルカナンはそう微笑む。
「食欲の秋、サツマイモの秋。帰ってからもまた作りたいね」
そう、楽しいことは何度あってもいい。深まる秋と、楽しい食事。それはきっと、今日だけのことではないのだから。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
ご参加ありがとうございました!
GMコメント
デミワイバーンはいつも通りにえいやっとなるので、芋堀りと芋調理にパートがほぼ別れるでしょう。
秋の味覚、覇竜サツマイモ。貴方はどんな風に楽しみますか?
●デミワイバーン×3
いつものです。たぶん出番はありません。いっそかわいいね。
●覇竜サツマイモ
サツマイモに味も形も生態も似ている覇竜のサツマイモ。
おかしいな……覇竜の植物のくせに攻撃してこないだと……?
そういうのもあります。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
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