シナリオ詳細
覇竜の稲はちょっと凄い
オープニング
●覇竜の稲とは
米。それは主に練達や豊穣で食されている主食のことである。
一般的には稲から採れる籾から外皮を取り除いた穀物を指すが、この稲とはイネ科イネ属の植物である。
麦とは違いたっぷりの水を使う「田んぼ」で作ることでも知られているが、この稲を耕作している地域は意外に少ない。
それは混沌においてパンがよく食べられていることと関係しているのかもしれないが……とにかく、あまり一般的ではないということだ。
それは主に外部との輸出入をラサを起点にしている覇竜においても同じようなことが言える。
そう、一般的な考えでは覇竜では米を育てる環境を整えるのは難しいように思える。
岩山の上などで山菜を育てているのが一般なのだから、それは当然と言えるだろう。
変な食材も多いが、その辺は野生のパワーというかなんというか。
少なくとも、人間が育てたものではない。
しかし米……稲とは人間の努力の歴史の産物である。
だからこそ、覇竜で稲を育てるには当然ながら専門家の指導が必要……そう、思われた。
●米を探して
しかし……『未来を背負う者』秦・鈴花(p3p010358)は見てしまったのだ。
『フリアノンの酒職人』黒鉄・相賀(p3n000250)が米の酒を仕込んでいるところを。
つまりそれは……米があるということではないだろうか?
米の栽培方法を習うために引っ張ってきた『黒豚系オーク』ゴリョウ・クートン(p3p002081)も「ほー」と声をあげていたが、これはつまり覇竜に何らかのルートで米が存在していることを示している。
ついでに連れてきた『宝食姫』月瑠(p3p010361)も「おー」と言っていたが、鈴花はスタスタと歩いていき相賀に米のことを聞いてみる。すると……返ってきたのは、予想通りの答えであった。
「稲? うむ、収穫時期じゃのう」
「田んぼあったの!? 知らないんだけど!」
「いや、亀じゃが」
「亀ェ!?」
そう、亀だ。ライスタートルと呼ばれる亀が覇竜には生息している。
超巨大な亀であり、泥の沼地に生息していて背中の甲羅に積もった泥の上に覇竜独特の品種の稲が生えているのだ。
どういう理屈か毎年のように生えるので、収穫するのに何の不都合もないのだが……取りに行くのが大変という点を除けば、間違いなく覇竜産の稲であり米である。
「しかしまあ、収穫はそれなりに大変でのう」
まさか引っこ抜くわけにもいかないので鎌などの農具を使い収穫するのだが、場所が巨大亀の背中なのであまり暴れないようにそっと収穫しなければならない。万が一怒らせたら大変なので、まあ当然のことだろう。
「例年なら儂がやっとるんじゃが……興味があるなら丁度いいのう」
相賀はそう言うと、鈴花の手に鎌を渡す。
「ちょっと、まさか」
「うむ。今年の収穫は任せたぞい。採ったら食ってみるとええ。それも収穫者の特権じゃ」
勿論精米の手間はあるが、採れたての新米を食べるチャンスだ。
これは確かに捨てがたい機会だろう……!
- 覇竜の稲はちょっと凄い完了
- GM名天野ハザマ
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年10月07日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
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参加者一覧(8人)
リプレイ
●米を収穫しよう
「さて、今回の仕事はライスタートルの背中から稲を刈り取ることだ。覇竜は本当に凄い所だな、よくもこう色々想像以上のものがあるもんだ。亀の背中は丈夫だし鈍い箇所だそうだが、さっさと終わらせるようにしよう」
「わーい、ご飯だー!豚さんだー! トンカツだー! 稲刈りも頑張るけど狩りも頑張るね!」
『侠骨の拳』亘理 義弘(p3p000398)と」『ドラゴニュート』紲 白虎(p3p010475)の言う通り、覇竜の超巨大亀ライスタートルの背中の稲を刈り取ること……なのだが。
「巨大亀の背中の稲……すごいなぁ、どうやって育つんだろう……! 沼地に降る雨を背に溜めたりするのかなぁ? それともほとんどを沼地で過ごしてるのかな? 何にせよ、おいしいお米タイムの為にも頑張って収穫するよ!」
『【星空の友達】/不完全な願望器』ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)の疑問もまた当然だろう。覇竜だから、で済ませないのはヨゾラらしいとも言える。
「覇竜には色々な亀がいますけど……これ、どうやって田んぼ(?)の泥を落とさず保っているんでしょう? 謎はいっぱいですが、稲刈り、頑張りましょう……!」
『相賀の弟子』ユーフォニー(p3p010323)の疑問も、もっともだ。よく見ればライスタートルの背中の甲羅に溜まった泥の上に生えているようにも見えるので、つまりはそういうことなのかもしれない。
「折角だし稲刈り未経験の皆の衆に色々と教導しつつ、今回は俺の持つ農業スキルをもって稲刈りを教導するぜ!」
「ゴリョウ先生の稲刈り教室……!」
ユーフォニーも喜んでいるが、ゴリョウ米神と呼ばれしゴリョウは今日は木行青符まで持ち込んでいる。まさに農業の化身だろう。
「普通は落水して土を乾かすんで、今回みたく泥濘状態での稲刈りは割とレアだな。だが、ないわけじゃない。こういう時のコツとしては『刈った稲の株の上を踏んで歩く』と嵌りにくいぜ。また、歩き方は忍び足(爪先から踵を一直線にする)を意識すると嵌りにくい。うっかり嵌った場合はまず足を細かく振動させて足の周囲にある泥を流動化させてから抜くと抜きやすくなるぞ」
言いながらゴリョウは実演していくが、その足運びはまさにプロだ。
「刈り方は鎌で稲を引っ掛けてまとめてもう片手で順手持ちし、鎌を一息で引き刈る! 鋸みたくギコギコすると疲れるぞ! 俺ぁ図体デカいんで、闇の帳も下ろしてライスタートルを刺激しねぇよう丁寧に歩んで刈り取りをするぜ。で、刈った稲は泥に着けねぇよう飛行持ちに運搬依頼するとしよう」
以後は普通の稲刈り作業と同じように稲架掛け、稲扱き、脱穀、籾摺りの手順を教導していけばいい。
黒鉄の爺さんにこの手順で問題ねぇかも確認しとかねぇとな、と言っていたゴリョウだが事前に「好きにやればいいんじゃないかのう」と回答を貰っている。本当に適当なジジイである。さておいてゴリョウの言う飛行スキルは、実は義弘も持っていた。
沼地に身体を沈めているので然程段差があるわけでもないが、安全に乗り込む為には必要だし仲間を1人ずつ運ぶこともできる。義弘の体幹の強さも考えれば安全な手段だ。ここに動物疎通スキルも加えることで、更に安全性を高められる。
「あまり怒らせる事はしたくねえな。そのまま沼の中に沈んでいかれても困るしよ」
鎌と背負い籠を借りて身に着ける完全農家スタイルたが、義弘は農業は素人だ。ゴリョウの教導は聞き逃さないようにしている。
「……ところで何でゴリョウは稲刈りまで詳しいんだ? やはり料理人は食材からこだわる、ということかね」
「ぶはははッ。ま、米農園も経営してる身としては、な!」
「納得だ」
頷くと義弘は腰をかがめて、稲の根元に鎌を当てて刈り取っていく。
「この作業はなかなかしんどいな。常に同じ姿勢でかがんでいるというのが膝、腰に響く。俺の世界でも何十年も前はこういう風にやっていたと考えると、農家の方々の努力には感謝しなければならねえな。やはりいただきます、ごちそうさまの習慣は大事だと思うぜ」
「確かにね」
ヨゾラも稲刈り用に着替えて長靴や帽子は身に着けていたが……しっかりとゴリョウの教えに従い刈っていく。
泥に体を付けない程度の低空を維持しながら飛行して、鎌を使って、気を付けて一気に刈り取る形で収穫していく。
「こうやって……こう、っと!」
ヨゾラは自分や皆が刈った稲穂を泥に落とさないよう・汚さないよう気を付けて飛行して運搬し運び出しておくのも忘れはしない。
「一応ハイセンスと広域俯瞰使ってライスタートルに変化や反応がないかは気を付けておくね」
(収穫されなかった一部の稲が新たな稲の源になるのかな……?)
それは分からない、が。少なくとも無くなることはないようだから何かしらの法則は働いているのだろう。
「ニルは、稲刈りするの、とってもとっても久しぶりです。いっぱいいっぱいがんばります」
『おいしいで満たされて』ニル(p3p009185)もそう言いながら何かあったときにライスタートルに怪我をさせたりしないよう、念のための保護結界とオルド・クロニクルを展開していた。
「汚れても大丈夫な格好で、じゅんびばんたん! ゴリョウ様の教えに従って、一生懸命頑張ります」
そしてニルは飛行だと踏ん張りにくいから、あんまり飛ばないようにと工夫もしていた。
「泥だらけになっても大丈夫なようにピカピカシャボンスプレーを用意するのです」
佐伯印の衛生スプレーがあれば、泥だらけの作業もバッチリだ。
「亀さん、なるべく騒がしくしないようにしますので、収穫させてくださいね」
ユーフォニーも言いながら、ニルと同じように低空飛行していく。
「ふむふむ、ノコギリみたいにギコギコしてはダメ…スパッと思い切りよく!ですね! よしっ、やっちゃいましょう! えーーーいっ!! ……こんな感じかな? なんだか楽しいです♪ はーい、泥が付かないように刈った稲は持って行きますよ!」
「わわ、すごいです……!」
ニルとユーフォニーは互いにニコニコしながらやっているが……まさに癒し空間だ。
「いやまぁね、もう何が来たって驚きもしないしそういえば里が開く前にもお米ってものも食べたことあるなーとは思ったわよ
でも亀とは思わないじゃない……なんなの? ねえ相賀のじっちゃ、もしかして覇竜っておもしろ食糧パラダイスだったの?」
『未来を背負う者』秦・鈴花(p3p010358)がそう呟いているが、相賀本人に聞いたら「そうじゃよ?」とか返してきそうではある。
「ま、ともかく新米の収穫! 今日は頼むわよゴリョウ――いえ、師匠!」
「ぶはははッ。分かんないとこがあればいつでも答えるからよ!」
「ほへー、こいつの背中のがお米だったんだね。似てるなーとは思ってたけど他だと田んぼ? で採れるんでしょ? 楽ちんでいいなーへへへ……収穫は大変そうだけど採ったお米を食べられるなら張り切っちゃうね」
『宝食姫』月瑠(p3p010361)も言いながら鈴花に視線を向ける。
「ゴリョウ直伝稲刈りスタイル! オーバーオールに長靴に帽子にほっかむり……」
「りんりんなにそれー! 変なかっこー!」
「……ゆえ笑うな!」
「えー! その恰好しなきゃだめなのー!? お洋服汚したらおかーさんに怒られるし……着るしかないなー」
ワイワイやっている2人は、実に楽しそうだ。
「まずは低空飛行で田んぼに入らず刈りましょ。どうせ飛べるなら、わざわざ泥に入らず刈れるならそれに越したことないじゃない。ゆえ、アンタ思いっきりはしゃいだり騒いだりで亀刺激するんじゃないわよ?」
「なーんだ簡単じゃん! ずばーっていってばさーってやればいいんでしょ! そういうのは大得意! まっかせて! りんりんはしんぱいしょーだなー。わたしだっていつもうるさいわけじゃないもんね~」
鈴花も月瑠も、最初は静かに狩っていく。
そーっと、水面ギリギリをうつ伏せで飛ぶようにして、丁寧に稲を刈っていく鈴花は、まさに細心の注意といった感じだ。
「泥に着けないように気を付けて、本当は刈ったらぽいっと誰かに投げたいところだけど食べ物を投げるのはうちの教育に反するから。そーっとそーっと……押すんじゃないわよ、絶対に押すんじゃないわよ!? フリじゃなうひゃあ!? ちょっと誰よ押したの、乙女の顔面泥ダイブは酷いわよー! ……あ、騒いじゃった」
「りんりん変なかおー! まっくろじゃーん! わざとじゃないのーごめーん!」
「……あっ、鈴花ちゃんごめんね? ぶつかっちゃった」
鈴花にお尻があたってしまった月瑠と白虎はそう言いながらも稲を刈っていく。
「こういう地道な作業以外と嫌いじゃないんだよね。うおー!」
「あー、もう。にしてもすごいわよね、これがいつも食べてるあのご飯、になるんだもの」
「それにしてもこれだけ広いと中々大変だね?」
白虎も言いながら刈っていくが、中々大変な作業ではある。
「それにしても お な か 空 い た ! ぐぎゅうぅぶたさんのにくぐるぐるくわせろぐわんぐわん ……稲刈ったら脱穀したりなんだったり 色々やるんだっけ? 準備が終わったら次は狩りだー! 豚さん見つけたー!」
「俺を見るなよー?」
さておき。無事に稲刈りしたら準備開始である。
●米料理だ!
脱穀などの作業が済めば食べられるお米が出来るわけだが、さて何を作るのか? ゴリョウのサポートは完璧だ。
「お楽しみの料理タイム! 今回はおにぎりとか良いかもしれねぇな! 中の具は俺が作っておくんで、好きなの入れると良い! 各自で握ってみて、それを食べるのも良い思い出になると思うぜ! 無論、腹いっぱい食いてぇヤツ用に丼物も用意してるぜ!」
「そうね! さあ、本番の料理よ! 土鍋でじっくり炊いて」
「刈った稲はだっこく? とかあれこれしてやっと食べられるんだ。ほへー。お米を炊いてる土鍋も湯気がぷしゅぷしゅでおもしろーい。はじめちょろちょろなかぱっぱ? なにそのへんてこな呪文。お米がおいしく炊ける呪文?はえー、そんなのもあるんだ」
「まずはそのままおにぎり! 具も入れず、お米と塩だけのシンプルなおにぎり。続いて梅に魚に味噌に、色んな具を。何が出るかわからないのも醍醐味よね――はい、ゆえはこれ、宝石入り」
「わーい! うん、お料理になったら戦力外……だと思ってたけどおにぎりくらいならできそう! 具が真ん中にあるやつも好きだけど具とご飯が混ざってるおにぎりも好きなんだよねー。しゃけとかツナマヨとかれっつまぜまぜ!もちろん宝石入りもね」
「おにぎり良いよねおにぎり! おいしそう! ツナマヨとさけで作っておこうっと」
ヨゾラも作り始めているが……そう、おにぎりはまさに基本と言えるだろう。そこに更にもう一工夫する者もいる。たとえば白虎だ。
「よーし、カツ丼作るぞー! カツ丼作ったら次は炊き込みご飯だー! 豚汁? 豚さんのお腹のお肉、貰わなきゃ!」
「だめだぞー」
「ちぇー! あ、おにぎりは味噌を塗って焼くと美味しいんだって! 七輪と炭借りてきた! 火を点けるのは任せて! がおー!」
焼きおにぎりは中々に美味しいものだが、こうしたひと手間が大事な料理でもある。
「こうやって改めて「いただきます」と「ごちそうさま」を学ぶのよねぇ。これからもよろしく頼むわよ、ゴリョウ師匠! ……ところでおにぎりには豚汁よね?」
「ってうぉおい!豚汁は用意してるから俺を見るんじゃねぇよ!?」
ジュラシックポーズしているゴリョウと鈴花に月瑠が「とんじるー!」と合いの手を入れているがさておいて。
「ニルはおにぎり、この間ゴリョウ様におしえてもらいながらたくさん作りました! おにぎりの手は、こう……!」
三角おにぎりの構えでおにぎりを握るニルは、なんとも可愛らしい。
「前はねこさんとか紫陽花とかのおにぎりも作ったのですが、できたておいしいお米は、しんぷる塩むすび! のほうがいいのでしょうか?」
「そこは好きなもんを作るべきだろうなあ」
「はい、ゴリョウ様! ではごはんのおとも……うめぼし! 覇竜のおいしい梅から作ったうめぼしがあれば、きっと、とってもとってもおいしいですね。ひとつのおにぎりの中にたくさんたくさんおいしい具が入っていたら嬉しいですか? ぎゅうぎゅう握ってみますが……むむむ。大きすぎると、食べにくいです、か?」
1つのおにぎりにたくさんの具を詰めたおにぎりはいわゆる贅沢にぎりとして扱われるが……ニルは自然とそういうものに辿り着いたということだ。
「カツ丼もニルは気になります。卵とじ、ソース……いろいろあるのですね。豚汁とおにぎりは、仲良しな組み合わせ、なのですね
亀さんも豚汁やおにぎり、食べれますか? いっしょに食べれたらいいなって、ニルは思うのですけど……おこめが無理なら、亀さんのすきなものを、差し入れしたいです! おいしいおこめをありがとうございますって伝えなきゃ」
なんと素晴らしい心意気だろうか。まさに感謝の心というものだろう。
「稲架掛け、稲扱き、脱穀、籾摺り…お米ってこんなにたくさん手間がかかっているんですね。一粒残さず大事に食べなきゃです」
ユーフォニーは頷きながら、帰ったら今年の米酒の仕込みに参加しよう……などとも考える。
「それからもちろん料理もブタウシ鳥の角煮丼を作ります。ご飯が進む味付けにして、お肉はお箸で切れるくらい柔らかく……! あ、ゴリョウさん! 豚汁もあるんですか? わーいっ♪」
そうして出来たものは、どれも素晴らしいものばかりだ。
「わたしが作ったおにぎりとりんりんとかゴリョウせんぱいが作ったおにぎりはやっぱりなんか違うなー。お料理って奥が深い。でもどれもおーいしー! もちろん他の料理も食べるよ! 豚汁も飲みたくなってきたな……」
「ほれ」
「わーい!」
月瑠も美味しそうに食べているが、義弘もそれに頷いていた。
「やはり新米のうまさというのは格別だろう。だが、俺としちゃ仕込まれた酒も気になるな。ぜひ一杯いただきたいところだぜ。……稲の栽培をしているわけじゃねえし、貴重だろうし、な」
「お酒ー! 相賀さんの(去年仕込んだ)清酒も呑んでみたいなぁ。米の種類にもよるけどお菓子類にもできるかな?」
「はい! 実は……預かってきてます!」
「やったー!」
ユーフォニーが出した清酒を大人組が飲んでみると、なんとも澄んだ味わいが美味しくて。
「どうやってつくるのですか? 梅酒みたいな感じですか? 全然ちがうのですか? 今度は、お酒づくりをお手伝いできたらうれしいのです」
「そうですね、一緒に参加しましょう♪」
ニルとユーフォニーが、そう手を叩きあう。そんな、優しくも幸せな……お米の味みたいな、時間であった。
成否
成功
MVP
状態異常
なし
あとがき
ご参加ありがとうございました!
GMコメント
新米を食べるシナリオです。
フリアノン近くの沼地にいる超巨大亀ライスタートルの背中の稲を刈りましょう。
フリアノンに持って帰ったら精米してお米パーティです。
貴方はどんな食べ方をしますか? この辺りの料理にプレイングをたっぷり割いても大丈夫です。
なお、相賀が仕込んでいるのは清酒なので、欲しい人は去年仕込んだものを貰えます。
●ライスタートル
沼地にいる超巨大亀。でっかい田んぼくらいの大きさがあります。
背中の甲羅に生えているのが覇竜稲です。何故生えているのかは不明です。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
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