シナリオ詳細
<英雄譚の始まり>炎剣の人形とおつかいクエスト
オープニング
●『プーレルジール』
ある世界と、魔法使いについて説明しよう。
この世界の名は『プーレルジール』。
レガド・イルシオンの祖として名高い勇者アイオンとその仲間たちが勇者と呼ばれることのなかった、IFの世界。
未知なる冒険が、イレギュラーズたちの前に幕を開けたのだった。
●アトリエと炎剣の人形。
アトリエ・コンフィー。そこは不思議とローレットの酒場に似た建物だった。
「ようアンタ。俺と『おつかいクエスト』に行くつもりはねえかい?」
そう語りかけてきた声は、低くどこか野性味を感じさせた。森に住むクマが語りかけるならきっとこんな声だろうというような。
振り返ってみると、そこにいたのは筋骨隆々の男。肩には炎の模様が描かれた大剣を担いでおり、あなたを興味深そうに見つめている。
が、その視線はあくまで友好的なものだ。ニッと歯を見せて笑いすらする。
「あんたはこのプーレルジールに慣れてないとみた。
俺と一緒に行けば、多少はこの世界のコトがわかると思うぜ。何せ俺は、あんたを案内するためにプログラムされた『ゼロ・クール』だからな」
『ゼロ・クール』
魔法使いと呼ばれる職人たちに作られたしもべ人形の総称である。
「俺は戦闘用ゼロ・クール。型式番号Qー81イ号。かたっくるしい番号じゃなく、相性の『イグニス』で呼んでほしいね」
ハハッと笑うイグニス。その名前は大剣に描かれた炎の模様から来ていることは明白だろう。
「さっきも言ったが、俺はあんたの案内を任されてる。この世界を歩くのに、案内役は必要だろ? でもって、ただやみくもに歩くより『クエスト』があったほうが分かりやすい。だよな?」
そう言ってイグニスが懐から取り出したのは一枚の絵と、一枚のテキストだった。
●コボルト退治という、おつかい
「いいか? この世界には『魔王』ってやつがいる。そいつは滅びの気配を宿したヤベエやつで、配下たちも同じように滅びの気配を宿していやがる。
その下っ端にあたるモンスターの一種がこいつ、コボルトさ」
コボルトと呼ばれたそのモンスターは人型に近い亜人系モンスターであった。人間と違うのは全身の体毛と首から上についた狼のような頭である。
「こいつらも滅びの気配を宿して村々を襲っていやがる。今回俺たちはパラサっつー村を襲うこのコボルトの一団を殲滅しに行くってわけだ。
この世界を散歩できる。村人に会える。ついでにモンスターを倒してスッキリ出来る! 最高のおつかいクエストだろ!?」
またもハハッと笑うイグニス。彼は剣を担ぎ直すと早速立ち上がった。
「それじゃあ村へ行こうぜ! 道中、聞きたいことがあれば俺が何でも答えてやる。まっ、知ってることだけになるけどな! とにかく、仲良くやろうぜ!」
- <英雄譚の始まり>炎剣の人形とおつかいクエスト完了
- GM名黒筆墨汁
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2023年08月22日 22時05分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●イグニス
二台の馬車が縦並びになって進んでいく。幌がついてこそいるが、旅に適した馬車にはとても見えない。
そんな中に乗り込んでいるのは『Star[K]night』ファニー(p3p010255)たちだ。
先頭の御者はゼロ・クールのイグニスが務めている。
筋骨隆々の身体に大剣。人形だとわかるのは、その肘や肩が球体関節になっているせいだ。
「早速聞きたいんだが――」
馬車から声を大きくして呼びかけるファニー。
「魔王を倒すために戦っているのはゼロ・クールだけか? 魔法使い自身は戦わないのか?」
「ん? 意味がちとわからねえな。別に俺は魔王となんて戦ってないぜ。あんたらの案内役をプログラムされただけさ。魔法使いたちは……何考えてるんだろうなあ。少なくとも俺は知らないぜ?」
「大体なんなんだその魔法使いってのは」
ファニーが問いかけると、イグニスは肩をすくめた。人形だというのに仕草が人間くさい。
「例えば今この瞬間にあんたが魔法使いを名乗ったとして、別に俺はなんとも思わんね。けど、俺みたいなゼロ・クールを作れないなら名乗る意味がない」
「俺だったら軍隊規模で作るけどな」
「そんなに作れりゃいいよなあ。いや、知らねえんだけども」
「じゃあもう一つ。……ゼロ・クールが命令違反を起こす、ってことは有り得るのかい?」
「ないだろ」
ファニーとの会話(もとい質問会)はどうやら盛り上がっているようだ。
ならば私もと『金の軌跡』エクスマリア=カリブルヌス(p3p000787)と『蒼剣の秘書』華蓮・ナーサリー・瑞稀(p3p004864)が質問を加える。
「ゼロ・クールはなんのために作られた?」
「ん? いや、わるいが知らないな。教えられてねえし、必要もねえと思ってる。少なくとも今はあんたらの案内役だぜ」
「なら魔王について教えろ」
エクスマリアの突然の方向転換に、華蓮が乗っかる。
「その人物は、人に対して明確に敵対行動を取っているのだわ? それとも、分かり合える可能性も?」
「『魔王』がいるってことは知ってるぜ。けどどこにいるとかどういうツラしてるとかは……俺は知らねえんだよな。村のやつらも知らないと思うぜ?
あー、説明がちっと難しいよな。俺の制作者の言葉を借りるとこうだ。
『戦術核の脅威は誰もがしっていても、作り方も構造も知らないヤツばかりだ』」
「せんじゅつ?」
「かく?」
小首をかしげる二人。ならばと、今度は『銀すずめ』ティスル ティル(p3p006151)が手を上げて質問をした。
「勇者がいない……のは聞いたけれど、なら幻想みたいな国もないの?
それとも、幻想とは違う形での国や都市はあるの?」
「俺が知ってるのはこのへんの村くらいだな。国は……まあどっかにはあるんじゃないか? 予想だけどよ。人間の数が急に増えたり減ったりはしないだろ」
幻想王国を建国したのが勇者であるならば、勇者が勇者になっていないこの世界では建国自体がされていないということである。人間はあちこちに散らばっていて、国としての形を成していない。そう考えるのが妥当なところだろう。
そんな中で、『愛を知った者よ』グリーフ・ロス(p3p008615)がぽつりとイグニスに問いを投げかけた。
――彼らがどう生み出され、ヒトとどういった関係性を築き、どう扱われているのか。そのことをどう思っているのか。
そんなニュアンスの質問に、イグニスは『よく知らないな』と応えてから、村のある方向を指さした。
「ま、俺はあの村には何度か行ってるぜ。モンスターが出た時に退治したりな。理由は、実は知らん。そういう風に作られたから、そうしてるだけなんだよな」
「なら――」
『私、混沌における秘宝種が、どう映るのか』という質問をグリーフは続けてみた。
イグニスは暫く質問の意図がわからないという様子だったが、はたと気付いて頷いた。
「ああ、あんたらは人間で、俺らは人形。それだけだろ?」
前方で繰り広げられる質問会に、『天才になれなかった女』イーリン・ジョーンズ(p3p000854)はずっと耳をそばだてていた。二台目の馬車を操作しながら。
(未知なる世界!
未知なる土地!
誰も私たちのことを知らず、当て所ない旅!
嗚呼、さいっっこう! 冒険という黄金の稲穂が一面に広がっているわ!)
どうやら、この未知なる冒険にひたすら胸を躍らせているらしい。
あーこの人テンション高まってるなーと思いながら、『合理的じゃない』佐藤 美咲(p3p009818)は馬車の中でくつろぐ。
(まさか異世界to異世界するとは流石に思いませんでしたねー。
異世界に脱走できたと思ったら、ほぼ職場が異世界に来てた時レベルにびっくりスよ。
んま、今回は純粋にローレットとしての仕事スからね。
『私が』気になることを調べましょうか)
そしてふと、『ホストクラブ・シャーマナイト店長』鵜来巣 冥夜(p3p008218)にも目を向ける。
こちらもこちらで、随分とテンションが上がっている様子であった。
(この世界には秘宝種……自分のルーツを紐解くチャンスが眠っているかもしれない。そう思うと、最早どんな事件も他人事とは思えません。ゼロ・クールの皆様の助けにならなければ!)
やる気に溢れた彼らの馬車は一路、パラサの村へ。
●コボルト狩り
狼の遠吠えが響き、人々は逃げ惑う。
そう広くもない村だ。人々は家々の中へと逃げ込み、逃げ遅れた女性が転倒した所へコボルトは棍棒を手に駆け寄った。
向きだしの牙。振り上げられる棍棒。女性は己の運命を悟り目を瞑る。
と、その時。
「させるか!」
変身バンクによって華麗に変身した冥夜のキックがコボルトに炸裂した。
直撃したことで吹き飛んだコボルトが転がり、その様子を見た他のコボルトが集まってくる。
「イグニス様。いかがです、私とこの世界でヒーローとして活動してみるというのは!」
「ほう? 熱いね」
早速大剣を構えにやりと笑うイグニス。
冥夜はサッとスマホを操作すると『黄金・炎雨乱雨』の術式を完成させた。
発動した陰陽術がコボルトたちへと炸裂する。
「おうおう、いかにもよく見る『序盤の敵』って感じだな。
しかし……コボルトとスケルトンはどっちが強いんだろうな。
昨今はスライムが意外と強かったりするしな、最弱のモンスターは誰なのか気になるところだ」
などと言いながら走ってくるファニー。
イグニスがコボルトと豪快に格闘している間に、コボルトたちだけを狙って流星の輝きを叩き込んだ。
開いた手のひらを点に翳し、振り抜く動作で放たれたそれはイグニスたちだけをよけ、コボルトへと直撃する。
戦力差は圧倒的だ。
「おいおい、圧倒しすぎて暇になるんじゃねえだろうな」
ファニーが苦笑すると、後方から新たなコボルトの集団が現れた。
流石に範囲攻撃を食らいまくって学習したのか、こちらを囲むように大きく広がっている。
どうやら暇になる心配だけはなさそうだ。
「前へ出ます」
グリーフは自らにシールドを展開すると、コボルトの群れへと突進。
短剣や棍棒による集中攻撃を受けるが、それらは全てグリーフの眼前でぴたりと止まった。まるで見えない壁に阻まれているかのように。
「ありがと!」
ティスルはグリーフに感謝のサインを送りつつ、翼を広げてふわりと浮かび上がる。
「こっちでの初仕事よ。色々試させてもらうわね?」
流体金属式の剣を握り込み、翼を鋭く羽ばたかせることで突進。低空飛行するティスルはまるでミサイルだ。いや、ミサイルと異なるのは着弾の瞬間に相手を切り裂くことだろうか。
そのまま空中でターンをかけると、メリクリウスシリーズを合体させた槍を投擲する。
槍はコボルトを貫き、絶命させた。
「混沌式の戦い方は、全然通用するみたいね」
そんなティスルたちに『稀久理媛神の追い風』の付与を与えつつ、華蓮はコボルトにむけて弓の狙いをつけていた。
「この世界の事は何も分からないのだもの、戦いは慎重すぎても足りないくらいなのだわ」
必中の矢が空をカーブするようにしてコボルトに突き刺さり、血しぶきを上げさせる。
さっと回りを観察してみるが、どうやら庇ったり守ったりする必要のあるメンバーはいなさそうだ。
このまま矢を放ち続けて問題無いだろう。
コボルトは怒りにまかせ投石を行うが、華蓮はそれを紙一重のところで回避する。射撃戦闘なら負ける気がしない。
「これが、滅びの気配……か」
この感覚をよく覚えておこう。エクスマリアはそう心の中でつぶやきながら『アイゼン・シュテルン』の魔術を完成させた。
本来なら相当な時間のかかる術式を一瞬で完了状態にもっていくと、とてつもない威力で砲撃を放った。
ギャッと声をあげてコボルトが消し飛んでいく。
イーリンはそこへ思い切り突っ込んで走り出した。
「神がそれを望まれる!」
テンション高めに叫ぶと、中距離から『絶海拳・血赤』を放つ。
震脚から始まる遠当てによってコボルトが宙に浮くのを見ると、そのまま距離をとってから中間を巻き込み『無限陣・銀狐』を発動させる。
「――弟子『から』学んだ摂理、荒れた魔力を凪ぐ神楽舞が壱よ」
攻撃と治癒を交互にということなのだろうが、美咲から見るとはしゃぎ回って遊園地で遊ぶ子供のようである。
「さあもっと見せて! 群れで狩りをする知性を持つ貴方達がその程度のわけないでしょう! さあ! さあ!」
テンションマックスのイーリンにコボルトはむしろ困惑している。逃走をはかろうとするものも現れるほどだ。
(イーリン、テンション高いなぁ……! ……本質的に戦いより冒険の人なんでしょうね、あの人は)
なら後処理は自分の仕事だろうとばかりに拳銃で狙いをつけ、コボルトの後頭部を撃つ美咲。
頭に二発。胸に一発。
それに恐れてひっくりかえったコボルトを見つめつつ、美咲は冷静に眼鏡のフレームをタップした。
爆弾が炸裂し、コボルトを吹き飛ばしていく。
「これにて終了……っスね」
そう呟き振り返ると、パラサの村人がおそるおそるという様子で家から顔を出していた。
●
「滅びの気配を身近に感じてさぞ怖かった事でしょう」
イグニスが紹介したということもあるにはあるが、冥夜たちの接し方によって村人はすぐに胸襟を開いてくれた。
コボルトを撃退してくれたお礼だといって野菜やチーズをくれたりする。
そんなやりとりのなかで冥夜は確信したのだが、どうやらこの村では貨幣経済が回っていないようだ。
大抵のことは物々交換で行われ、村そのものが巨大な家族のように生きているのだろう。
「それにしても強いわね。あなた、どこから来たの? このへんじゃないわよね」
村人にそんな風に問いかけられ、冥夜は迷いつつもイグニスの方を見た。
「ああ、彼らはアトリエ・コンフィーから来たんだ」
「そうだったの、どおりで――」
そんなやりとりを横目にしながら、グリーフはしずかに村の風景を眺めていた。
(私は、R.O.Oは敬遠していました。練達の方が意図して造った世界だったから。そこに誰かの意思が介在し、死した人まで存在していたから。結果的に、そこにも確かな命が。感情が生まれていたようにも思いますが……)
子供が寄ってきて、グリーフをまじまじと見上げている。
どう接するべきなのか考えつつ……。
(この世界は、誰かが意図して生み出した物ではなく、自然発生した、もう一つの世界。パラレルワールド……あるいは、私の、私たち(秘宝種)の出自に関わる場所……)
「いやぁ大変な相手でした。私たちみたいなよそ者に任せていただいたというご信頼に応えられて何よりです。ところで世間知らずな私に皆様からご教授頂きたいのですが」
ここからが本番だとばかりに村人に絡みに行くイーリン。
村の暮らしはまあまあ静かで質素なものであった。
領主のようなものが存在しているわけでもなく、広い土地に家を建てて寄り添って農業をやって暮らすという様子だ。
この村が特別遅れているのかもしれないが、とにかく村の人間は『村に生まれて村で死ぬ』のがあたりまえでそれ以外の技術や知識の習得に対して無関心であるようだった。
こういった形式の村にありがちな、言ってしまえば普通の現象である。
イーリンはその普通さにこそ着目し、徹底的にメモをとる。
その一方で、ティスルは村長の家にて地図を見下ろしていた。
いや、これが地図を呼べるならばだが。
「ここが……村?」
「ええ。東に森があって、南にいくと……」
村長が出してきたマップは村の周辺を手書きしたものであった。幻想王国の都で購入できる世界地図など比べるべくもない。きっと村人が実際に歩いて作った地図なのだろうし、『それで充分な地図』なのだろう。
「これって……つまり、プーレルジールのまわりを探索するには私達が実際に回らないと行けないってことなのよね」
まさに未知の世界というわけだ。
「で、南に行くとカランドの村があります。うちと時々交流があるので」
「そこも、ここと同じような村か?」
エクスマリアの質問に、村長はこくりと頷く。
「どこも同じだと思いますが……いえ、すみません、村から出ることが殆どないものですから、そういったことはよくわからないのですよ」
「なるほど、わかった」
特に良く分かったのは『情報の価値』だ。この村は情報をそれほど高く見積もっていないし、知ることによる変化というものに疎い。
引き出せる情報はこれが全部だろうと察して、エクスマリアは村長宅を出た。
すると、イグニスと華蓮たちが話し合っていた。
「この辺の人たちはあまり私たちを警戒していないのだわ」
「だろうな。『アトリエ・コンフィーのお手伝い』っつー立場で動いてればそう警戒されることはないと思うぜ」
この世界には空中庭園は勿論ローレットもない。そのため『ローレットだ!』が通じないのだが、その代わりになるのが『アトリエ・コンフィー』ということだろう。
ローレットほど世界中に轟いていなさそうなので、周辺の村々で通用する程度の知名度だとは思うが。
「そういえば、何度か村には来てるって言ったよな。モンスター退治にか?」
「まあな。伊達に戦闘用に作られてねえよ」
ファニーが問いかけると、イグニスはハハハと声をあげて笑った。
「そりゃあいいんだが……アレだ、アンタは報酬とかは支払われてるのか?」
「報酬?」
考えてもいなかったという顔で振り返るイグニス。
それから暫く腕組みをしてからかくんと首をかしげた。
「別にいらねえと思うぜ? 貰ったこともねえしな」
「そうか……」
ファニーはそのことになにがしか思ったようだが、態度には出さなかった。
「それより、もう帰ろうぜ。日が暮れたら馬車が走りづらくなる」
馬車へ歩きながら手招きをするイグニス。
ファニーたちは顔を見合わせてから、その後に続いて馬車へと乗り込んでいった。
はじめての『おつかいクエスト』は、どうやら無事に成功したようである。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
――mission complete
GMコメント
●シチュエーション
パラサという村へ行き、村を襲撃している魔王の配下モンスター『コボルト』の群れを撃退します。
コボルトは狼のような頭から繰り出す噛みつきや鉤爪での攻撃を行うほか、木製棍棒など粗末な武器による武装をしていることがあります。
戦闘前にはイグニスと会話をし、この世界についての質問ができます。
また、戦闘後には村の人々と会話をすることでこの世界の常識を知ることもできるでしょう。
●イグニス
今回案内役になってくれるゼロ・クールです。
彼は戦闘に優れた適性を持っており、誰かと一緒に戦うことを好んでいます。
筋骨隆々な大男の外見をしていますが、心根は優しく素直という特徴を持ちます。
●プーレルジール
境界深度を駆使することで渡航可能となった異世界です。
勇者アイオンが勇者と呼ばれることのなかったIFの世界で、魔王の配下が跋扈しています。
この世界に空中神殿やローレットはありませんが、かわりにアトリエ・コンフィーがイレギュラーズの拠点として機能しています。
●ゼロ・クール
魔法使いたちに作られたしもべ人形です。魔法的にプログラムされた感情や知識を有しています。
●情報精度
このシナリオの情報精度はBです。
依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。
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