アルヴァ、くんは、いいの？
おなか、すいてない？
(はぐはぐと凄い勢いで食べていって)

ふーむ、まあ何でもいいか。
どうせ残りもんだし、遠慮しないで食え食え（軽く味噌汁も出して、既に少なめの定食一食分程度にはなっている）

ご飯は、食べたよ？
……でも、足りなかった、のかも？(おお…と呟いて唐揚げを見つめて)

寝れなくて散歩してたって言ってたが、何も食ってないのか？（首を傾げながら、お昼頃に作った普通程度の出来栄えの唐揚げをいくつか出しつつ、隣に小ライスも置く）

困った事……覚えてたら、する、かも？

ん、ありがと
唐揚げも、たべる……！(尻尾をぶんぶん振って)

んじゃ、つまり領地の海洋と行ったり来たりしてんだな。
俺は大体幻想のどっかにはいるから、もし居る時に困ったらことがあれば言ってくれ。

ああ、おかわりあるぜ（器をカウンターの向こうから回収し、同じサラダを出してあげる）
少し前に作った唐揚げの残りがあったが、食うか……？ 比較的上手くいったやつなんだが。

え、…っと、たまに、領地で、過ごすけど……
幻想で、お家借りて、住んでるの

……ごちそうさま、おかわり、ない？(サラダを完食して)

まー、慣れないうちはそれでいいさ。
別に呼び方でどうこうって話ではねーし……。

ふむ、放浪してる……のか？（コップの水を足しつつ）

ん、じゃあ、アルヴァ……くん
……呼び捨て、慣れないの、ごめんなさい

行きたいと、思った場所に、行くから……ない
領地は、領地、なの
実家は……あれ、実家……どこ、だっけ？

んじゃ、フィーリスはよろしくな。
……ああ、俺の呼び方はなんでも良いが呼び捨ての方が慣れている。

中心にしてる場所は無いのか。
その海洋の領地が実家……ってわけでもねぇのか？

わたし……？
アクア、フィーリス……同じ、ブルーブラッドなの
海洋に、領地貰ってる、けど、どこが中心かは、ないかな……？

よろしくね、アルヴァ、くん？
(もさもさとサラダを食べながら)

……（カウンターの向こう側で丸焦げになった何かをもさもさ食べている）
そういや見かけない顔だが、どこのもんだ？（苦い表情をしながらアクアの方を見て）

っと、こっちが名乗るのが先か。
俺はアルヴァ、幻想を中心に色々やっている……見ての通りブルーブラッドだ。

あれ、料理は……あ、さっきの匂いって……(なんとなく理解)
ん、ありがと、いただきます……！(両手を合わせて)

まあ、失敗することだってあるさ……（固まった表情を無理矢理戻しつつ、出来合いのポテトサラダをアクアの前に出した）

おー、燃えてる……なんだっけ、フランベ？

……じゃない……変な、におい？(すんすんと匂いを嗅いで)

…………（カウンターに阻まれて料理は見えないが、焦げ臭い匂いと虚しいアルヴァの顔がある）

あれ、なんかおかしいぞこれ、火が……。
うわやべっ、燃えてる燃えてる燃えてる……？！

ん、たべる……！
料理、できるの？すごい……(無表情のまま食い気味に)

ま、閑古鳥が鳴いてた頃合だからちょうど良かった。
なんか食ってくか？（味は保証しねーけど、と付け加えながら）

お水、ありがと……ぷあっ(一口水を飲んで)
眠れなくて、ちょっと……お散歩してたら、見つけた

おう、いらっしゃい？
こんな辺鄙な場所よく見つけたな……？（いつも知り合いが来ていたので眉顰めて迎えつつ、カウンター席に水を置いて）

……おなかすいた……お店が、開いてる……？

えっと、おじゃま、します？(そっと入店して)

さて、少し間が開いたな……？（『OPEN』）

ああ、問題ない。帰ろうか。

（『CLOSE』）

あ、はーい。こんな時間までごめんね？
それじゃあ、うーんと。今日もお願いねー。アルバお兄ちゃん！
（そういって、一緒にキャラバンの方へ）

…………。
さて、そろそろ朝だな、この店は明るい時間は営業していないんだ。帰り際にキャラバンまで送っていくが、どうする？（少し間を置いた後、欠伸を漏らしながら）

そっかー……。（知らない事が幸せと聞いて、アルヴァがそういうならそうなのだろうと特に考えないようにした）

今は、うん。楽しいよ。
今のお父さんやお母さんだって大好きだし、パサジールルメスの皆も大好きだもん。
アルヴァお兄ちゃんだって、大好きだよ？　それこそ、白馬の王子様になって欲しいって思ってたくらいには。

あ。今の嘘ね。ふふ。（そういいながら照れてる）

知らない方が幸せなことも多いぜ？

さておき、過去の記憶が無いなら今を大事にな？
別に、今がつまらないって訳じゃねーんだろ？

ううう……。（嘘が何一つ通用しない状態に少し嘆き）
……そっか、ぱんちゅについては知らなくていい事なんだね……今度調べておくよ。（例の低音ボイス）

でも、記憶ないのは本当なんだよー。本当のお父さんとお母さんについてよくおぼえてないんだよー……物心つくかつかないかだったって時の出来事なのも大きいけど。

まあ、騎士を辞めたら必然的にそうなるな。
ぱんちゅについてはリトルが知らなくても良い事だ。

知り合い相手にその程度の嘘ならいいんじゃないか？
書類見りゃ1発で嘘だってわかると思うし……なんなら記憶を取り戻したんだけど私は生き別れの妹だったんだ、くらい言っても大丈夫だと思うぞ。

そっかー……お兄ちゃんは「怪盗ぱんちゅ」って可愛い称号で世間から呼ばれてるもんね！
（ところで「ぱんちゅ」って何？　と首を傾げている）

そっかー、うーん……そうだねー……そっち方向の嘘かー……うーん、うーん。（数十秒悩み）…………私ね、記憶を取り戻したんだけど。実はイレギュラーズだったんだ。

いや、嘘だから……な？
勿論そんな称号を貰ってみたいって欲はあるが、生憎様そういう器でもネェって自分でわかってるからな。あくまで嘘の例だ（水を飲みながら、軽いため息交じりに）

おにいちゃん……立派になったんだね……（おはぎを食べながら嬉し涙を流し始めた。……なんか信じ込んだ様子だ）

ま、傷つかない嘘を考えるっていうのも少し難しいのは否定しないさ。
俺だったら――そうだな、『この度幻想国家への貢献が認められて、上等空兵の階級を賜った』……とか、そんな感じかなぁ（そんなこと言いながら、おはぎをリトルに出してあげて）

そっかー…………（納得したような顔をしながら、とりあえず席に座り。「あまいものが食べたい！」とアルバにねだった）
……うーん、嘘つくのってムズカシイねー。
なんだろう、どういう嘘つくのがいいかなー……。
（「嘘をつく」という変な前置きをしながら、嘘の内容について相談を持ちかけた）

ああ、駄目だ。理由は今度、機会があれば教えてやるさ。
飯屋で話すようなことでも無いからな？

そうなの……？
お父さんとかは恋人が二人いた時期があったって、お父さんから聞いたんだよー……
でも、だめなの……？
（叱られて素に戻り）

こらこら、恋人は2人も作っちゃいけないだろう？

（楽しい嘘といわれて数秒間考える）


んっとね、リトルね！　恋人ができたんだよ！　二人も！！

いや、それ随分リアルな設定だな。さてはまた誰か変な漫画渡したな？
エイプリルフールは楽しい嘘を吐く日だから、もっと楽しい嘘を考えようぜ。

うん！　遊びに付き合ってくれてありがとうねパパ！
んっとね、今日夜遅くにきたのわね。男の人に貢ぐお金貯める為に夜まで働いてたんだ！
（…………「嘘つき遊びの日」という解釈なのか、どこいらの少年漫画で設定をベラベラ並べた）

よしよし、ところでエイプリルフールの話かな？
嘘を吐いていいのは今日の正午までだから、過ぎたらちゃんとお兄ちゃんに戻すんだよ。

……そういえばどうしてそんなとこに居たんだい？ 何か食べるか？

パパー♡

パパってお呼び（ドンっっ！！）

あ、ママだぁ！
ママー。今日はねー、えっとねー……。
（……4月1日の習慣について何処かで聞いてきたらしい。アルヴァをママ呼ばわりし始める）

ど、どうしたんだ……？ リトル（扉を開けつつ）

ままぁ……ままぁ……
（扉の前でぐすぐす泣きながら）

…………？！