ギルドスレッド
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街角の秘密基地
はははは。何をおっしゃるうさぎさん。
討伐命令なぞ出ていたら自分は大軍引き連れて一も二もなく有無も言わさぬであります。だからこそ、そうなる前に……と思ったのでありますが。
貴女がこちらの立場をも慮るような駆け引きでも見せるならば危険な敵になったでありましょうが、なんと愚直。なんと正直。与し易く御し難い。政治には向かないタイプでありますな。
だが。貴女がそうで良かった。
討伐命令なぞ出ていたら自分は大軍引き連れて一も二もなく有無も言わさぬであります。だからこそ、そうなる前に……と思ったのでありますが。
貴女がこちらの立場をも慮るような駆け引きでも見せるならば危険な敵になったでありましょうが、なんと愚直。なんと正直。与し易く御し難い。政治には向かないタイプでありますな。
だが。貴女がそうで良かった。
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上機嫌な鼻歌が響く。ポットからお湯が注がれるのに合わせて、ゆらゆらと赤毛が揺れる。
ティーストレーナが取り除かれ、カップの側にママレードジャムが置かれる。
「いやあ、お仕事をサボって飲む紅茶は最高ですわねー。……これで、お茶菓子があったらもっと良いのだけれど」
手土産を……もとい来客を期待して門の方へ目をやる。
彼女の望みが叶うかどうか、それは神のみぞ知る。