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街角の秘密基地
請求……請求でありますか。
それはつまり、責任の話でありますな。
ああ、ご機嫌よう、フラウ・ヴァレーリヤ。
(わざとらしくそっぽを向いて、ひしゃいだ扉の近くを指でつつつーとなぞった。
溜まった埃などないのに指をふっと吹いている)
責任……大事でありますよなあ。
自分もそこのところが気になって、自分の責任を果たすまではおちおちお茶も頂けない有様で。いや、はや、お恥ずかしい。さて、お茶を頂く前に本題に入るであります。ええ、以前のお仕事のご縁で頂いた属託でありますが。つまりでありますな。
階下にて部下の司祭のサボタージュに大層悲しんでおられた御仁がいたもので。
矢も楯もたまらず協力を申し出た鉄帝軍の騎士がおりましてな。
…………な??
それはつまり、責任の話でありますな。
ああ、ご機嫌よう、フラウ・ヴァレーリヤ。
(わざとらしくそっぽを向いて、ひしゃいだ扉の近くを指でつつつーとなぞった。
溜まった埃などないのに指をふっと吹いている)
責任……大事でありますよなあ。
自分もそこのところが気になって、自分の責任を果たすまではおちおちお茶も頂けない有様で。いや、はや、お恥ずかしい。さて、お茶を頂く前に本題に入るであります。ええ、以前のお仕事のご縁で頂いた属託でありますが。つまりでありますな。
階下にて部下の司祭のサボタージュに大層悲しんでおられた御仁がいたもので。
矢も楯もたまらず協力を申し出た鉄帝軍の騎士がおりましてな。
…………な??
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上機嫌な鼻歌が響く。ポットからお湯が注がれるのに合わせて、ゆらゆらと赤毛が揺れる。
ティーストレーナが取り除かれ、カップの側にママレードジャムが置かれる。
「いやあ、お仕事をサボって飲む紅茶は最高ですわねー。……これで、お茶菓子があったらもっと良いのだけれど」
手土産を……もとい来客を期待して門の方へ目をやる。
彼女の望みが叶うかどうか、それは神のみぞ知る。