ギルドスレッド
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街角の秘密基地
ボクはアイラと申します。通りすがり……というか、迷子です。
これでもローレットの特異運命座標ですから、……警戒しないでください、ね?
でもでも、外側から開かないんですもん。
ヴァーレリヤさんが開けてくれないと、ボクらこのまま『飢え死に』しちゃうかも、ですよ?
(飢え死にをやけに強調して。あっこの子見た目のわりにおばかなのかもしれない)
これでもローレットの特異運命座標ですから、……警戒しないでください、ね?
でもでも、外側から開かないんですもん。
ヴァーレリヤさんが開けてくれないと、ボクらこのまま『飢え死に』しちゃうかも、ですよ?
(飢え死にをやけに強調して。あっこの子見た目のわりにおばかなのかもしれない)
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秘密基地からヴァレーリヤの上機嫌な声と、カチャカチャと食器が擦れ合う音が聞こえる。テーブルの上には、普段は手の出ない高いお酒とおつまみが少々。その脇にローレットで報酬の受け渡しに用いられる皮袋が置かれていることから、依頼の報酬で奮発したのだと知れた。
「どーれーかーらー食ーべーよーうーかーなー。どんな味がするのか、今から楽しみですわねー」
とくとくとワインを注ぎながら、上機嫌を絵に描いたような赤毛の司祭が踊る。泡立つワインをうっとりとした表情で眺めた後、ヴァレーリヤはハッとした表情で扉に鍵を掛けた。だってこれは自分用で、依頼で身を粉にして働いて得た正当な報酬なのだ。たまたまやって来た他の誰かに遠慮なく飲み食いされてはたまらない。普段なら誰も来ない時間帯なので心配ないかも知れないが、用心するに越したことはない。
そうしてひとしきり居留守の準備を終えてホッとしたヴァレーリヤがグラスに口を付けようとした時、ドアがノックされる音がした。
■補足説明
・雑談スレッドです。どなたでもご自由に!
・せっかく依頼の報酬で買ったお酒やおつまみを取られまいと頑張って居留守する側と、中に入ろうとする側の2つに分かれてロールすることになります。
・居留守する側は、スレッド冒頭ではヴァレーリヤのみですが、他の方も居留守する側に加わっても構いません。
・適当にゆるく遊びましょう!