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ギルドスレッド

ギャラリー『ベルジュラック』

オーナーのテーブル

ギャラリーのオーナー、イシュトカの指定席。
机の上には帳簿や目録やその他の雑多な物が積まれている。
すぐ近くの壁にはイシュトカのお気に入りであるらしい、花瓶に活けた向日葵を描いた大きな絵が飾られている。

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……ふむ。
ひとまず形は整ったというところか。
―――これで、次のキャンペーンではネタ切れに慌てることもない……と、いいのだが。ね。
決戦(『<ジーニアス・ゲイム>イーグルハート』)で賜った「魔神」という呼び方は……ふふふ。
私を拝んだところでご利益もなければ何の鎮まるものもないというのに、なんだかむず痒い。
まあ、箔が付くぶんには悪い気はしないがね。
決戦…お疲れ様でした、ご無事で何よりです。
…で、イシュトカさんにお願い事をしたら、叶えてくれるんですか?ふふ…魔神さん。
(独り言を聞いていたようだ)
おや、ご機嫌よう。
君もお疲れ様だったね。

……なんだか恥ずかしいところを聞かれた。
姿はこう大袈裟だが、私は所詮しがない商人だからね……そう。
流れ星だとかの領分を荒らしたくないから、お賽銭なしの願い事は受け付けないのさ。
お賽銭…魔人さんにお願いごとがあるときは、対価が必要ってことでしょうか?
しがない…ことはないですよ!
少し…怪しいかもしれませんが…(くすくす笑って、目を細めて)
明朗会計信用第一という言葉が服を着て歩いているような潔白の紳士を捕まえて、怪しいとは言ってくれるね。
(と、おかしそうな口ぶりで宣う)

君は何かに願を掛けるような願い事があるのかね?
なに、言うなら無料だし……君のように親しい間柄であれば、流れ星を見かけた時に代わりに願っておくところまでも無料だ。
お願いごと………ですか。
ええと……明日晴れますように、とか、美味しいご飯が食べられますように?
なぁんて…内緒です。願い事は、自分で頑張って叶えないと……!
あえてお伝えするなら、何事もなく、周りの方が元気に過ごして下さることでしょうか。
何もない平凡な日常が、気付かないけれど…一番大事なのかもしれません。

確かに紳士さんです、でも…その…初めてお見掛けしたときは、少し怖かったのです。
(にこにこしながら、部屋の椅子に腰かけて)
ふふふ。
散歩日和に良い食事、そういうのも良いじゃないか。
周囲のために願うのも、もちろん立派だが……それはきっと、それぞれの人が自分の手の届く範囲ですべきことだろうから。

(言いながら一度席を立ち、戻ってくる。
その手に、カップを2つと微かに湯気の上がるポット――セレネには見覚えがあるだろう茶器――を持っている)

まあ、黒尽くめののっぽを見ていい予感のする人はあまりいないようだね。

(そして笑いながら、自分と相手のためにカップを置く)
…ああ、あの時の。

(テーブルの上に置かれた茶器を見て、小さく声をあげて。)

実際に使って頂けているのを見ると、なんだか照れてしまいますが、嬉しいですね。

…!いえ、なんというか、怖かったのですが、どこか気になって。
お店についていったのです、今だから言えることですが…お恥ずかしいです。
あの時は、少ししか…お話出来ませんでしたけど。

(置かれたカップに視線を落として、記憶を遡る)
茶葉はもうだいぶ使ってしまったがね。
お茶というのはあるだけ淹れてしまうから困るよ。
もちろん、貰えば嬉しいが……ふふふ。
(2つのカップにポットからお茶を注ぐ。
立ち上るのはカモミールの甘い香り)

ああ、あの時は……ほんの挨拶を交わしたくらいだったか。
それに、世界に対する自分の大きさについての話、だったかな?
ふふふ。
今思い出してもやはり屁理屈だ。
……そうでした、イシュトカさんも、私も、変わらない一つの「個」って。
今思うと…生意気ですが、言いたかったのです。失礼な小娘って思われてたでしょうか。
でも、その方が印象に残るかなぁって…ふふ。

(カモミールの湯気を、クンクンと嗅いで。背後では、嬉しそうに揺れる白い尻尾)

カモミールの紅茶には、蜂蜜があいますよ。
…あれから街角でお話したりとか、懐かしいですね。
まさか。生意気などとは思わないさ。
変わらない一つの「個」なればこそ、ね。
それに尊敬だとか謙遜などというのは常にする側が口にすることであって、その逆ではない。

(自分もカップに鼻先を近付けて、香りを楽しみつつ)
蜂蜜か。では次は用意しておこう。
…‥うん、そういえば街角でも顔を合わせたことがあったね。
あれはあれで賑やかでいいが、じっくり話をするのは少し難しい。
こうして落ち着いて話のできる場所というのも、あそこにいれば欲しくなるよ。
でも、あの場においては…きっと身体の大きさの対比なので…屁理屈なのです。
(お店の中でのやり取りを思い出しつつ)
でも、反省はして…いません。そういう作戦だったのです。
街角は、色んな方と知り合うにはとっても良い場所ですが、たくさんの方に囲まれると…目が回ってしまって。
勇気を出して、もう少しお顔を出せれば良いのですが。

(紅茶をひと口。スッキリした香りと、ほんのり甘い味に、にっこり)

お喋りをしているうちに、年も明けてしまって…今年もよろしくお願いします。
まだ、教えて頂きたいことがたくさんあるのです。
ははは。目が回る、か。
その感覚は私にもよく分かる。
(ソーサーの上にカップを置いて、半回転させてみせる)
回転するコーヒーカップの遊具があるが……私の場合はそれに似ているかもしれないね。
乗っている間は大丈夫だが、降りると目が回る……。

ああ、こちらこそ。
おめでとうと言う習慣は私にはよく分からないが……新しい年を無事に迎えられたということについては、強く実感する一年だった。
だから、あけましておめでとう。
今年もどうぞよろしく。
これからの一年も色々…大変な事が起こるのかもしれません…。
でも、今までも何とか切り抜けてこれたので、皆が無事で過ごせたらって、思います。
今まで開かれていなかった深緑だって、これからは行き来が出来るかもしれません。
目新しい景色…楽しい事も…増えるかも。

(目の前の人物の真似をして、カップを半回転以上…気が付けば一回転させてしまう)

イシュトカさんがいらっしゃった世界には、そういうものがなかったのですか?
…確かに言われてみれば、何も変わらない日常の繰り返しですね。
暦が変わったからと言って、何かが起きるわけでもありませんし。
(椅子に深く身を預けて、相手が口にした「これからの一年」に想いを馳せるように、遠い目をした)

”朝のうちに種をまけ、夕まで手を休めてはならない。
実るのは、これであるか、あれであるか、あるいは二つともに良いのであるか、あなたは知らないからである。”
こんなことを書いた人がいるね。
……まあそれでも夜には休むのだろうが、それはそれとして。
新しいことを始めるのも、新しい場所に行くのも、間違いなく素晴らしいことだ。
何が実るか分からないのだから……そういう風に広い意味での冒険をし続けたいと、私も思うよ。

(それから元いた世界について聞かれて、ふむ、と唸った)
太陽が東から昇って西へ沈んだり、季節が順に巡るから、ゆく年とくる年にも大きな意味がある。
ひとつところに居を定めるから暦は意味があるものなのさ。
ところが私は長く、遠く旅をしていたからね。
この先…何があるか分からないけれど、楽しみの方が大きい…と言うことでしょうか?
やってみないと、わからない…難しいご本の事は、私にはよく分からないのです。

(難しい顔をしながら、カップに口を付けて。すると、やや渋い顔…砂糖を入れ忘れたそれは、少し大人の味である)

…新しい年が来ると、嬉しくて。皆でそれを祝うのですよね…”おめでとう”です。
長い旅……こちらにいらっしゃる前にも、色んな所を巡ってみえたのですね。
だから、暦とは縁遠い所で過ごしてた…ってことでしょうか。
また違う場所に…それとも、もとの世界に戻りたいと思いますか?
そう。
「やってみないとわからない」、正にそれだよ。
そうした挑戦が苦い結果をもたらすことも、もちろんあるが……
(少女の表情の変化に笑いながら、砂糖の入った小瓶を差し出した)
……しかしそれで全て諦めてしまうのは、勿体なさ過ぎるからね。

元の世界に戻りたいかどうか、かね?
はっきりと言ってしまえば、そんなことはない、かな。
私の生き方は、旅をすることだ。
これまでも、そしてこれからも。
どういう風に流れ着いたにしろ、今いる場所もまた道の途中には違いない。
……かといってそれならどこかへ旅立つかと言われれば、これもまた「そんなことはない」だよ。
我々の種の一般的な寿命は、使い切るのにも難儀するほどあるのでね。
先を急ぐような必要は全くないのさ。
(差し出された小瓶を手前に引き寄せて。中から角砂糖を一つ、二つと取り出して)
(手元のカップに、波を立てないようゆっくり沈める)

…これで、大丈夫です。…ノンシュガーは、まだ早いみたいです。
「飲んでみないと分からない」…これもまた、実際の苦い結果なのです。

(ふふ、と…自分の言葉に笑いながら)

では、こちらの世界での生活を…イシュトカさんなりに楽しんでみえるのですね。
普通は…違う世界に飛ばされて、右も左も分からなかったら、とても嫌じゃないかなぁって…私はここの世界のものなので…ある程度覚悟はできますが。
そうでない方は、どうなのかなぁって。…それをお聞きして、安心しました。

(甘くなった紅茶をひと口。背中から少しだけ見える尻尾、ゆらゆらと揺れて)
そして必ずしも上手くいくわけではないからこそ、挑戦する気概を持つことは尊い。
これも一面の真理だね。
"知る勇気を持て、始めよ"とは、これも昔の人の言ったことだが……。

まあ、向こうに置いてきたものが全く惜しくないと言えば、それも嘘になるがね。
(と、笑いながら補足する)
商売を生業とするからには、持っている物のほとんどは機さえ整えば手放す腹積もりでいるが……それでも、ね。
しかし違う世界に飛ばされてきたことに関して言えば、同じ境遇の者が沢山いた。
そのことも順応を助けてくれたことは確かだよ。

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