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ギルドスレッド

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混沌神社

小さな食堂

境内にある神社の中では真新しい建物。
参拝客や神社関係者の為にと建てられたまずまずな広さの食事処、というよりはカウンター席と座敷があるので居酒屋のような見た目になっている。
初めは閑古鳥が鳴く無人食堂だったが、求人で来た一人の旅人によって首の皮一枚繋がってるくらいには持ち直したとのこと。
時々老人(種族問わず)が休憩所として使ったり、隅に置いてある将棋盤で娯楽を嗜んだりしている。
今日も赤字と黒字の境界線を渡り歩く一日が始まるっ━━━━!

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(いつもは饒舌な彼には珍しく食事の前に小さく祈った後は一言も喋らず)
(その食事が終わるまでは黙々と食事に向き合った)

……ごちそうさまです。
いえいえ、俺が上げたハードルなんて軽々飛び越えていくじゃないですか。
こんな食事が毎日食べられたら……いえ、それでは俺が幸せ太りして戦えなくなりますね?
狩人は機敏でなければいけませんし、ハングリー精神超大事。

(継ぎ足されたお冷も一気に飲み干し、出されたものは残らず彼の胃に詰め込まれた。)

さて、と。
お喋りをもっとしていたい所ですが看板娘さんにも席の空きを待つ未来のお客様にも迷惑でしょう。
俺はそろそろ御暇させていただきますね。

次回は何を……ああ、それを考えるのは君に会えない時間の慰みにでもします。
なんてね。

お姫様と王子様もまたどこか出会いましょう。
いや、此処に来りゃまた会えますかね?

(で、お代はおいくら?そう言って響子に幾つかの硬貨を差し出すのだった。)

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