PandoraPartyProject

ギルドスレッド

はぐるま王国

【誰でも】人形の姫君は、人間の少女に変じゆく

ファントム・ナイト。
望んだ姿に変身できる、魔法の数日間。
……おじいさんの生涯を込めて作り上げられた、人形のからだ。
はじめは、僅かの間とはいえ、それを捨て去ることに罪悪感があったけれど。
でも。
大事な友達は、自分を、「人間のようだ」と言ってくれた。
からだは人形でも、人間らしいこころを育みつつあるのだと。

それならば、ああ。
……少しだけ。皆と同じ視点に、憧れてみたい。
おじいさんは、人間を嫌っていたけれど。
でも、おじいさんだって、人間だったから。
生みの親と同じ存在になれるのは、きっと、幸せなことでしょう?

――今しばらくの間だけ。
「はぐるま姫」は、幻想に暮らす、一人の名もなき村娘。
お姫様の肩書きを捨て、見える世界は、さてはて如何なるものでしょう。

【概要】
幻想の町、収穫祭のとある夜を舞台に
1対1でのRPを行うスレ。
先着一名。
知り合い、通りすがり、どなたでもご遠慮なく。

【はぐるま姫の変身について】
ほんの数日の間だけ、人形の姫君は、人間の少女の姿となってます。
「村娘」として収穫祭に賑わう町を巡る彼女と

・具体的な外見情報
外見年齢は13〜14歳ほどの少女。身長140cm程度。
容姿は人形の頃に似て美しいけれど
肌の色に少し血色が宿り、瞳も宝石ならず、人間のそれ。
からだの球体関節もなくなっています。

【期間】
合計30〜40レス程度を目安に。
収穫祭の期間が過ぎても、本スレの時間軸は変わりません。

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――――。
(いまだ、目の前に広がっている風景が、夢のようです。)
(自分のからだを、いくつも積み上げて、やっと届くような視点。)
(いつも見上げてばかりいた小さなこどもと、今や、立っているだけで目が合って)
(ほんの少し上を向くだけで、おおきな大人の顔を見つめることができます。)

(はぐるま姫は……人形の姫君は)
(紛れもなく、いま、人間の少女となっていたのです。)

……すごいわ。すごいわ……!!
(宝石でなくなったというの、瞳がいつも以上にきらきらしているのも、当然のことでしょう)
(まさしく、世界が変わるかのような体験ですから。)
(広場を巡り歩くあちらの人も、こちらの人も、……本当はどんな姿なのかしら。)
(わたしのこと、どんな風に見えてるのかしら!)
(目が合うひと、合うひとに、にっこり微笑みかけて。)
(お姫様……もとい少女は、町の広場を駆け回ります。)

わたし、村娘よ! どこにでもいる、普通の、村娘なのよ!
(……両腕を広げてくるくる回りながら、そんなことを言うのは)
(ええ、皆さんご存知のとおり、ぜんぜん普通の村娘らしくはないのですけれど。)
(ファントムナイトのさかしま鹿おばけ)
(毛皮から瞳の色から服の色まで何もかもがさかさま色になっていたから、さかしま鹿)

(鹿は、今まで魔法の夜を知らなくて)
(いつもいつも、この季節はちょっとだけ様子が不思議だな、とか思っていたものだから)
(今宵、世界がこんな魔法の日だと知ってからは
まるで景色が違って見えて、ふわふわ素敵な夜だと浮かれているの)

(浮かれた鹿、道ゆく様々なおばけのみなさんにトリックオアトリートの呪文を唱えて回っていてね)
(たっぷりのお菓子を抱えてニコニコほくほく愉快な夜を過ごしていたんだ)

(そんな時、くるくると楽しそうな娘さんを見つけたの)
(あの子、とっても楽しそう)
(そして思った鹿。もしかして、くるくる回るのも、ファントムナイトのお楽しみのひとつなのかしら、と)
(疑問もなしに自分で納得をしてしまうほど、なにしろ娘さんが楽しそうだったんだ)
(お菓子を準備した鹿、トコラトコラと娘さんに近づいて)


トリックオアトリート。
あなた、とっても楽しそうね。
ファントムナイトは、くるくるも、お楽しみのひとつなの?
ね、ワタシも、まぜてほしいわ。
――あら!
(ぱちくり、宝石のような、けれども宝石じゃない瞳を瞬かせて)
こんばんは。素敵な蹄に角を、お持ちのあなた?
(スカートをつまんで、優雅に一礼……なあんてしてしまうのは、変身前の癖でしょうか。)

トリックオアトリート……ああ、そう、そうだったわ!
お菓子をあげなくてはいけないのよね。
ええ、ええ。もちろん、もちろんよ。
悪戯なんてされてしまったら、村娘は、たまったものではないわ!
(わざとらしく怯える動作をしてみせながらも、心から嬉しそうな表情)
(あらかじめ用意していた飴玉を掌に乗せて――掌に乗る飴玉が、こんなに小さい!――)
(そうっと、差し出してみせました。)
ええ、ええ。わたし、生まれてからこんなに楽しいのなんて、初めてかもしれないわ。
……それに、知ってるわ。楽しいことは、誰かと共有すると、もっと素敵なのでしょう?
喜んでご一緒するわ。
……あなたのこと、なんとお呼びすればいいかしら?
こんばんは、くるくる楽しそうなお嬢さん。
(優雅なご挨拶を真似してケープのすそをつまんでみる鹿)
(見よう見まねの自己流なご挨拶でお辞儀をした)

そうねそうね、トリックオアトリートって言われたら、
お菓子か悪戯、どっちか、だものね。
ふふ、鹿も、悪戯されたらびっくりしちゃうわ。

(差し出された飴玉をキラキラの様子で見つめて)
(抱えたおばけぬいぐるみの背中から、おばけ型のチョコレートを取り出し)
(飴玉を大切にいただくと、娘さんの掌にチョコレートを乗っけたら)
(トリート交換こね、と、娘さんの笑顔が移った様子で微笑んだ)

まあ!やっぱり、とっても楽しいのね。そうだろうなって、思ったの。
あなた、遠くから見て、この場所で一番楽しそうだったもの。
ワタシもよ、今までで一番なくらい、楽しいの。
! どうもありがとう、ご一緒、ご一緒ね。

ワタシ、ポシェティケト。鹿のポシェティケトよ。
あなたは、なんておなまえ?
(うきうきの鹿、尋ねながら、くるりくるりと回っている)
ポシェティケト。覚えたわ。
甘くて素敵なおばけを、ありがとう。
(様子からして、きっと普段どおりの名前を名乗っているのだろうと思ったから)
(お姫様もまた、名を詐るべきではないと思い立ったのですけれど。)
……そうね。わたし、普段ならば「はぐるま姫」と名乗っているのだけれど……。
見ての通り、今のわたしは、ただの村娘。「姫」ではないの。
だから、そうね……。
(ふと。ほんの1日ほど前、祭りの最中に共に遊んだひとの姿を思い返して)
(せっかくだから、その名を真似ることにしました。)

もし、よろしければ。「ギアハート」と呼んでちょうだい?
村娘、ギアハートよ。
(すこしばかり厳つい名前だけれど。けれど、これでいい。これがいいのです)
ああ、でもこんなに沢山の出店に、こんなにたくさんの催し。
一体どこから向かおうか、悩んでしまうわね。
普通の少女って、一体、どうやって遊んでいるのかしら……?
そう、そう。ポシェティケト。

(何やら考えている様子の娘さんをキョトンと見つめ)
(今のわたしはいつもと違う)
(そのお言葉に、なるほど確かにおばけの夜は存在そのものが変わるもの、と)
(大きくうなずく鹿でした)

ギアハート。あなた、ギアハートね。
どうぞ、よろしくね。ギアハート。

(にこにこしながらお名前を繰り返す鹿)
(鹿自身も「普通の少女」の遊びに疎いものだから)
(すこうし考えた後、)

普通って、むずかしい。
どれがちょうどいい普通かしら。
お店、ぜーんぶ、見てみる、とか。かしら。

(大道芸人に楽士の集団、おばけお菓子屋さんに、おばけフェイスペイントのお店)
(見渡してみると、たくさんあって)
(行ってみましょう?と、わくわくきらきらの目でもって訴えている)
そう、そうよ。ギアハート!
よろしくね、ポシェティケト。
(「名前」で呼ばれるのって、なんて新鮮な気持ち!)
(……ああ、もしかしたらいずれは、ほんとに名前を持ってみるのも)
(なんて思っても、胸の歯車は響かず、代わりにどくんと高鳴る音。これも新鮮!)

……全部。ポシェティケトは、なかなか欲張りさんなのね。
けれども、ええ。今の歩幅なら、どこへだって行けそうだもの。賛成よ!
(お姫様あらため少女ギアハートもまた、ちょっとした欲張りさんだったようですね)
(軽やかにスキップするかのように歩いて、大道芸人の前をすり抜けてゆきます。)
ああ、音楽が同じ高さから聞こえるわ!
ねえ、ポシェティケトは何か食べたいものがあって?
お祭りって、「食べ歩き」をするものだと、わたし聞いたわ!
(伝統的なお菓子や、お肉の串焼き、練達の技術を使ったという綿のようなお菓子まで)
(あちらこちらから、良い匂いが漂ってきます)
(娘さんの嬉しげな様子に、俄然楽しくなってきた鹿)
(よろしくね、と、ニコニコお名前も繰り返し)

今を逃したらしばらくない、って思うと、欲張りになってしまうのね。
あら、まあ!賛成、ありがとう。
ええ、ええ。どこまでも。欲張りでいきましょ。
今宵、魔法の夜だもの。

(魔法の夜をゆく一人と一匹)
(食べたいものは?と娘さんが問う鹿の手には、いつのまにかバルーンアートのお花と犬が握られており)
(先ほどの大道芸人とすれ違いざまゲットしてきた様子)

ギアハートにも、おすそ分け。
二人だから、二つあげる、って。さっき貰っちゃったの。お花のほう、どうぞだわ。

……食べたいもの!

(鹿なのでもう、女の子にしてははしたない様子でクンクンと鼻を鳴らし)
(ニッコリと、ひとつ屋台を指差した)

えっとね、えっと。ワタシ、お肉!
ワタシ、普段はあまりお肉に馴染みがなかったの。でも、今はとっても食べてみたいわ。
今、さかしま鹿、だからね。きっと。
ギアハート、あなたは、食べたいもの、なあに?
まあ……風船が、そんな風に!?
それで割れないの? すごいわ、すごいわ……!
(ひとまわりも小さい子供のように、バルーンアートひとつに瞳が輝いて)
(受け取ったお花を、さまざまな角度から、じいっと。)
ありがとう、ポシェティケト……わたし、宝物にするわ!
ふふ、あなたのような優しいひととお祭りを一緒にできて、わたしは幸運ね。
(……ええ、まあ、それこそいずれ割れたり萎んでしまう代物ではあるのですが。)

……ううん。普段は、甘いものが好きだったけれど。
今のからだになったなら、普段食べられない、大きいものを食べてみたいわよね。
(逆説的に、そう。元々とても小さな体の持ち主だったことは、推理できそうなものです)
だから、ええ。それこそ元々はほとんど食べたことがなかったもの。
せっかくならわたしも一緒に、お肉を食べてみたいわ。
……ねえ、お姉さん、いいかしら!
(早速とばかりに、串焼き屋の店番を務める女性に声をかけるのでした)
(注文をすれば、その品を手渡してくれることでしょう。)
(犬バルーンをシッカリと抱えつつ)
そう。そう。風船。とってもねじってたわ。
でも、ほんとうね。割れないの、ふしぎ。

(娘さんの言葉に少しだけキョトンとした後、照れくさそうに破顔して)
あら、ま。ふふ。喜んでもらえて、良かった。
幸福。それならワタシ、幸福のさかしま鹿ね。
なんだかとってもくすぐったいわ。ふふふ。ふ。
ワタシこそだわ。ギアハート。
おばけの夜にあなた出会えて、とっても嬉しい。

普段は食べられない。でも、今なら。ってこと。
わかるわ。その気持ち。
たんのう、しなくっちゃね。
(娘さんが呼び止めてくれた女性に向けて)
(ワクワクと二本の串焼きを注文する鹿)

(お店の注文、いつもはちょっぴり緊張するのだけど)
(今日はそれさえ嬉しくって楽しくて)
(先ほどバルーンで二つのうちの一つをたいそう喜んでもらえたことに)
(嬉しい学習をした様子の鹿)
(串焼きの一本を娘さんに手渡した)

いただきます、しましょ!
ええ、ええ!
(いつもは口いっぱいに頬張りきることもできない串焼きを、ぱくり)
(こんなにたくさんの味わいが口の中に広がるって、なんて不思議で、幸せでしょう!)
……おいひいわ、ポシェティケト!
(「お姫様」を名乗るには少し品がないけれど、いいのです。今は、ただの少女ですから)

ふう。……幸福のさかしま鹿に出会えるなんて、夜を主催するおばけはとっても素敵ね。
この幸運、元の姿に戻っても、ずっと続いてくれるかしら。
(片手のうちにバルーンを弄ぶけれど。これだって、いつかは萎んでしまうのです)
……姿が変わると、自分の中身もほんの少しだけれど、変わる感覚があるわ。
この夜が終わっても。ギアハートと、さかしま鹿は、再会できるのかしら。
(もぐもぐ。にこにこにこ)
(普段の鹿はあまり好んで食べることがない串焼き、今のさかしま鹿にはたいへん美味なごちそうのようで)
(ほんとうにおいひいわねえ!と、頷き頷き、幸せそうにたくさんの同意を繰り返している)

ええ。ええ。出会える、こんなに素敵なこと、普段はなかなかないことだものね。
おばけ、気前がいいのかもしれないわ!

(もぐもぐもぐ。未だ食ってた鹿)
(けれど、娘さんがほんのり元気なさげに見えたものだから)
(慌てて口の中のおいしい味を飲み込むと)
(そわそわ、どうしようか考えた後、おばけぬいぐるみを掲げた)
(そして始まるへたくそな腹話術、おばけぬいぐるが言うことには)

『すがたも、なかみも、かわるかんじ、わかるよお!ぎあはーと』
『まほうのよる、おわると、まほう、きえちゃう。けれど!』
『きみがきえちゃうわけでは、ないでしょお!ぎあはーと』
『なあに!ポシェティケトは、幸運のさかしま《鹿》だよお!』
『きみのにおい、鹿だから、もうおぼえてる!』
『だから!』

(ぬいぐるみのうしろからはにかむ鹿)

……だから、大丈夫だとおもうの、ワタシ。
この夜が終わったら、白い鹿を探して。それがさかしま鹿の、さかしまだから。
気前のいいおばけだなんて、へんなお話!
(だっておばけって、たいてい、未練があるものなのに!)
(おかしくって一緒に笑うのは、なんだかほんとうに、ただの友達みたいで)
(元お姫様には、新鮮で、新鮮で、仕方なかったのです)

白い鹿。白い鹿。
(思い浮かべる、ふかふか、ふわふわの姿)
(シャイネン・ナハトに、確かこんな鹿さんがソリを引く話があったかしら)
(……ええ、もちろん、そのまま「鹿」というわけではないのでしょうけれど)
それならば、ねえ、さかしま鹿さん。覚えておいてちょうだい。
きりきりはぐるまの音を立てて、きっとあなたの膝より下を歩く、人形のお姫様。
ギアハートは、ほんとは、そんな姿をしているわ。
……だから。わたしを探すときは、ほんの少し、下を向いていてちょうだいね?
へんなおはなしかしら?
ふふふ。ワタシ、こわいおばけには会ったことがないから、楽しいかたのほうが多いんじゃないかって、思ったのよ。ふふ。
(さかしま鹿、くすくすにこにこ、つられてやっぱり楽しそう)
(ずっとひとりで森に住んでいた鹿も、誰かと笑い合うのは久しぶりな気がして、なんともぽかぽか暖かい気持ちになっているのです)

歯車の小さなお姫様なのね、ギアハート。
まあ! ワタシの膝よりも下ということは、いまのあなたと背丈がとっても違うのね。
ええ、ええ。きっときちんと見つけるわ。
鹿は、足元の宝物を見つけるのって、得意なの。
わたしも、ええ、きっと。
あなたの鹿の脚、しっかりと見つけるわ。
きっとわたしの視点なら、とってもとっても、見つけやすいもの。
(ぱん、と両手を合わせて、満面の笑み。)

……でも、今日のお祭りはまだ始まったばかり。
いつかの再会を願って、心ゆくまで、楽しみましょう?
(やはり笑みを携えたまま、繋ぐべき手を差し出すのでした。)
ええ、ええ。きっと見つけて、会いましょう。ワタシ達なら、お互い、きっとすぐにわかるわ。
(にこにこ。大きく大きく頷いて)

そうねそうね。おばけの夜、いまも、たいせつで楽しいんだわ。心ゆくまで、ね!
お菓子、たくさん貰いに行きましょ。いちばん楽しいこと!たくさんのお菓子もそのひとつよ、きっと。お楽しみはこれからだわ。
(こそばゆくも嬉しげに。シッカリ!差し出された手をぎゅぎゅっと手を握った鹿)
もしかしたら、ええ。
たくさんのいたずらだって、やり甲斐があるかもしれないわ。
……もしよかったら、やり方を教えてね?
(それこそ悪戯な笑みで、耳打ちするように。トリックなんて、どうしたらいいかわからないもの)
(ああ、そして誰かと手を繋ぐ。なんて心地いい感触なのかしら!)
(だっていつも、お姫様である彼女の手は、ひとの手のひらにすっぽり収まってしまう大きさ)

さあ。行きましょう、ポシェティケト。
——わたしの、お友達!
(そうして手を引いて、笑顔で。少女は、駆け出してゆくのです)
ええ、もちろん!
鹿の覚えたてのいたずら、聞いてちょうだいな。とってもとってもとっておきなの。
ワタシたち、いたずらの達人になってしまうくらいなのよ、きっと。

(女の子の耳元でコソコソ、覚えたていたずらを囁いて)
(鹿だって、誰かと手をつなぐことはなかなかなかったものだから)
(ぬくぬくで、にっこりほっこり嬉しい)

おともだち。ふふふ。おともだちだわ。
行きましょう、おともだちの、ギアハート。

(ゆめみたいに楽しいな、と思いながら)
(夜をすいすいかけていく)(ひとりの女の子と、一匹鹿の幸せな夜、ね!)
(それから)
(いつかふたりが再会して、姿が変わっていたとしても)

(きっと笑顔で)
(きっと幸せであったに、違いはないのです。)

(だって二人は、友達なのですから!)

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