PandoraPartyProject

ギルドスレッド

噴水前の歌広場

広場の隅/F&Cをもりもりたべてます。

別になんということもない、旅人か、あるいは人間種か、海種か、そんな人がじみじみやっているフィッシュアンドチップスの屋台の傍で、もりもりビネガーをかけて貪っているイルカ。
この広場にいるのに歌っていない時は、だいたいこれを食べているとき。


雑談スペースです。
F&Cにはソルトとビネガーをもりもりかけてお召し上がり下さい。
ソースとかケチャップとかマヨなどもありますが、カタラァナは食べません。

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とっても……とっても綺麗、ああ、本当に素敵。

自分の皮を一切剥がされて、泣いて震えて、だのに気づいてもらえないのなら、それをも生きる糧にするなんて。
とっても綺麗だよ、サンディくん。
……素敵?綺麗?また随分妙な評価だな。
詩人の感性は俺には分かりそうもねぇや。
叶わない夢と知っていて伸ばす手も、必死の命乞いも、全部好きだよ。
だって、それは本当に一生懸命なことだからね。
何かのために一生懸命になることは素敵じゃない?
くじらのむくろのそのあとに うまれていずるものがある
くちゆくさんごのそのあとに ひっそりひそむものがある
すべてはおわりゆくもので おわりははじまりゆくもので
われは わだつみ うみのかみ すべてのおわりの ゆりかごぞ♪
……なんか、あれだな。
良いとか悪いとかじゃなくて、幻想がどうとかでもなくて……ちょっと貴族的だよな。

その辺の通りで泣いてるガキだって、ガキなりに一生懸命に泣いてんだ。でも、周りにとっちゃそんなこと関係ねぇ。嘘泣きかどうかすら分からねぇ。
俺にとっちゃ、一生懸命ってのはその位その辺に転がってるもんだ。そんなのを今更、な。

や、でも綺麗だってんならそうなんだろうさ。俺には全然その辺のセンスはねーからな。
なんか意味深な歌だな。
おわりのゆりかご、か……。
……ばれた?
でも、勘違いしないであげてね。貴族だって普通の人だもん。
僕はその、少しへんだから。
その辺に落ちてる一生懸命に気付けないんだ。もっと身近で卑近な、見逃している沢山のものに気付けないくらいにはさ。
だから僕は、カタラァナは……カタラァナ=コン=モスカはいつも、自分の分かる感動を集めてるんだ。
わたしはしらない なんにもしらない
しっているのは うたばかり
しらないことを のぞまれた
わたしの なまえは かたらぁな♪
変って言っても「俺と違う」ってだけで、むしろそっちのが「正しい」のかもしれねぇぜ。
……俺はひとつとして嘘は言ってねぇが、それでも、最初の答えに満足しなかった。おかげで大盗賊が形無しだ。
ま、レディが何かの助けにするなら悪くはねーが。
レディだって扱ってくれるんだ。
それは、悪くないかな。
僕にとっては、かわいいサンディくんっていう認識が出来たって話だけど。
サン……デ、うーん、サンちゃん、ディーくん……

サンタ……
今の話にかわいい要素あったか?まぁいいや。

……まった。それはなんだ?
もしかして俺の呼び名か?
ターくん? うーん……
え、そうだよ。どんなのがいい?
本人の意向があるなら聞いておこうかな。
なんでだ!むしろ女っぽくなってるじゃねーか!
だって、かわいいから。
うん、サっちゃん。似合うよ?
くっ、俺にもー少し身長があればな……格好良さも万全に伝わるのに……
身長?
身長が高いと、カッコイイの?
なんだか、サっちゃんには明らかな憧れの像があるみたいだね。
そりゃそうだろ?……少なくとも、ガキとして扱われることはないはずなんだ。
面倒な男のガキなんて、泣こうが死のうが誰も見向きはしねーからな。

明らかな憧れの像……?どうなんだろうな。羨ましいと思う奴は何人かいるが。レオンとか。
(比較的気持ちのいい陽気の中で、広場の様子を眺めている)
(広場を眺める視線に、にこやかに魚のフライを頬張る少女の姿が映った。
腰かけているのはのどけき広場の噴水のそばで、まだまだ十分に空席はあるというのに、皆なんだかそこを避けて歩いているように見えたかも知れない)
(おやまあ、と彼女を眺めるとゆったりと歩を進めて近付いていく。道行く人はソレに視線もくれず、そのくせソレが進む先を綺麗に避けて)……コンニチハ、歌姫。おやつかい?
ふらい ふらい なんのふらい
きっとこいつは たらのふらい
ぱっさぱさで ざっくざく
びねがーかけたら ひったひたー♪
――ああ、こんにちは。
おやつっていうか、日課かな。
へえ、日課なのか。(歌姫の持っているものに視線を遣って) 魚と芋のフライだね、美味しい?
美味しくはないよ。
美味しくないけど、それがおいしいの。
食べてみたら? スタンドの横の調味料で好きに味付けするんだよ。
(フィッシュアンドチップスの屋台をしげしげと眺め)
では、ひとつ買い求めてみるとしようか。

(小銭を片手にスタンドへ近寄り、ひとつ注文して対価を支払う)
ソルト、ビネガー、ペッパー、トマトソースやブラウンソースにマヨネエズに――

んーっと、スタンドに置いてあるのはたくさんだね。
味付けはお好みでだよ。
(とりあえず、塩だけザカザカとかけて、歌姫のところへ戻ってきた)

屋台にしては結構調味料が多くてびっくりしたねえ。

(魚のフライをもぐもぐと一口、ゆっくりかじって)

いつもここでウタってるの?時々こちらの方向からコエが聴こえてきたけど。
あえての塩味。へえ。
素材の味がすきなんだね。
……うん、いくらかぐるぐる巡りながら歌い歩いているんだ。
その中でもここは、いっとう投げ銭をもらえないところなの。
だから、よく来るんだ。
そだね。昔、トモダチが分けてくれた魚を思い出す。

いっとう投げ銭を貰えないから、来てる。ってことは、それだけウタを聴いてくれるコを探してるってことかな?(投げ銭が欲しいだけなら逆に来ないだろうし、とポテトをもそもそとかじりながら)
うぅん。えーと、何て言ったらいいかなあ。
色々な人がいるっていうか、幸せな人が多いっていうか。
ここに僕は求められてないっていうか。
だからこそ、っていうか。
難しいねえ。(けら、けら)

叶えるモノだけど、本質的にそれを必要としないコが好き。

自分でモノガタリを切り開くコが好き。

一方で、どうしようもなく行き詰まったコに手を出すのも好き。

難しいねえ。(けら、けら)

(あむあむとフライをひとかじり)

キミは、必要とされなくなってもウタいたいコ?
え?
うーん――わかんない。だって考えたことないもん。
必要だから歌うの?
歌は僕だもの。僕は歌。
歌うのが僕。
おや、素敵だね。キミはウタい手ではなくウタなのか。

喜びや悲しみよりも、星の悲鳴を顕す存在だろうか。より原初に近きモノ、我らの…ン、しょっぱい。(塩がかかりすぎたポテトを食べて言葉を止めて)

ーー愚問だったねー。(けらけら)
しらぬ ものぞと とうものを
おろかな ものと ひとはいう
しりたる ように とわぬをば
かしこき ものと ひとはいう♪

僕はなんでも訊くよ。
知らないことはね、だって僕は、なんにも知らないから。
……貴方は、そうじゃないの?
我(アタシ)もなんでも訊くよ。そうしないと会話が成立しないから。……ま、此処に来てからは不便な事が多くて眼が当てにならないこともしばしば。楽しいね。
ああ、そうだよね。
会話は大事だ。僕もそう思う。
――これは、イレギュラーズとして召喚されて初めて知ったことなんだけどさ。
会話って、しないと意思疎通ができないんだね。って。
そうだね。人間って結構不便だから、視えないものの方が多いんだよ。
ゆきて ころがり もどってくる
のぼった さきに まつものは
ただおちるのみと ひとのいう♪

僕だってヒトだよ。ただのヒト。
だからなんにも視えないし、しらないの。なのに知っているつもりになっちゃうのは、困ったところ。
だから、やっぱり、改めて聞かなきゃだめだよね。
あなたは一体、なぁに?
なにか。なにか。なんだろねぇ。だぁれもしらない、こたえない。ただただ、あたしはみんなとちがうという。

だから探すのは止めた。我(アタシ)は魔法。きっと、そういうモノ。魔法のカタチは人によって異なるから、我(アタシ)もその様に。キミは我(アタシ)をどう観測するだろうね?
……だとしたら、僕は君をとても歓迎するな。
だって、そうなら、僕と僕(クレマァダ)とで、同じものが見えるんだもん。
僕にとってそれは、涙が出るほど嬉しいことだ。
やはり、片割れというのは大事なモノかい?(にこにこと笑って)
大事……というか。
うん、大事なのかな。
今ならこれは、大事と言える気持ちだと思うよ。

特に今はね、あの子も忙しいから。
それはいい。ひとつくらい大事なモノが無いと“生きる”のに張り合いが無いしねー。嗚呼、海洋の大号令か……とかく、ヒトは好奇心旺盛だよね。そこがまた愛しいのだけど。
あは。まるで他人事だね。
……ねえ、きみには生きる張り合いってあるの?
生きる張り合い?キミたちのモノガタリを視ることかな。ちょっぴり干渉する事もあるけど。(くすくす)
――そうしてまた、他人事にするんだね?

いいや、ううん、ぜんぜん、いいと思うよ。
だってそれは、自分を守るのに何より有用な在り方だからね。
そしてそれなら、不感症でも、善良なヒトで居られるのだからね。

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