PandoraPartyProject

ギルドスレッド

灰かぶりの館

◽︎応接室

アイドル魔女
【エリア】誰でも雑談

【詳細】
 至る場所に石柱が置かれた使い勝手の悪い部屋。中央には大理石の丸テーブルと石で出来た座り心地の悪い椅子が幾つか。石柱は破壊しても構いませんが、私の負担が増えるのでイライラするかもしれません。
部屋の片側の壁がガラス張りになっているので、突き破れば入れます。それも私の額に青筋が立ちそうなので、余裕があれば扉からお願いします。

【その他】
・ソファがあります
・暖炉があります
・シャンデリアがあります
・気温に応じて、ちょっと寒かったり暑かったりします

 

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聞かないって言った端から説明するとは。
お堅い雰囲気だと思ってたが、案外愉快な人間だな。
(座り難い椅子に凭れ掛かって)あぁ。それで、何のハーブ?
 砕けた物言いの方が警戒されずに済みますし。
欲を言えば私の魅力云々所で気付いてくれれば火傷しなかっのですが、さすがに貪欲でしょうか。
それとも貴方は生真面目な方がお好みですか?
私は落ち着きがある人がお好みですよ、ということでリラックスできるカモミールです。
( 少しお給仕になった気分を味わう魔女。どうしますか、とメガネ越しに視線を向ける)
最初のは単なるジョークかと思ってた。まぁ、話難いよりは断然良いわな。
好みってのは特に無いが、落ち着いて話せるのは良い。
カモミールか、戴こう。(僅かに頷く)

あぁ…一応、自己紹介しとくぜ。冒険者のモルグスだ。
 落ち着きがある人でしたら私の変人感が中和されると思いまして。ええ。自覚はありますとも。
おっと話題が逸れてしまいました。カモミールで大丈夫ですね、了解しましたよ。
( くるりと踵を返すと同じく、色気のない衣服の長い裾が揺れる)

モルグスさんですね、私はオーガストとお呼びください。
ああ。そう言えば私も最近モルグスさんと同じく、冒険者になった身なのです。すっかり忘れてました。
( 思い出したかのように虚空を眺めながら呟き、紅茶を用意するために別室へと向かった。この言葉から魔女が適当な性格なのが伺える)
そこまで変人でも無いな。もっと凄い変人は幾らでも居るし。
ところで、それ以外のハーブはあったりするのか?

オーガストか。まぁ、俺も冒険者生活が長いって訳でも無い。
冒険者になったのも…(少し思案して)そうだな、三ヶ月ほど前だったか。
依頼は結構受けているがな。
んー……ここかー?
こんな墓場に誰かいるなんて噂……

(屋敷の姿を認めて駆け寄り)
うおお、ホントに家があった……じゃあ人も?
こーんばーんはー!だーれかいますかー!
(別室に向かったオーガスト、外からの声と視線を忙しなく動かして)
(テーブルに力なく突っ伏しつつ)…おーい、誰か来てんぞ、オーガスト。
紅茶は後でいいから応対してやったらどうだー?
 他にはセージ、ジャスミン。あとはマリーゴールドくらいでしょうか。嗜む程度なので種類は━━━━っと、なんと。今日はやけに盛況ですね。
いいえ。これが普通なのでしょうか。
ここで私の日頃の怠惰な一面を曝け出してしまうとは。
羞恥プレイですね。私は辱められているのですね。
モルグスさんも道連れです。紅茶が来ない放置プレイの開幕ですよ。
( 無駄口を喋りながらも、足早に入り口へと向かう魔女。)
 今度こそ宗教勧誘でしょうか。
残念ながら私は間に合ってます。自分のことで手一杯なので、神様に分け与える努力は持ち合わせておりません。決して面倒だからではありませんよ。
わざわざこんな辺鄙な場所まで来て成果なしとは残念でしたね━━━━おや?
( 扉を開けるや否や、口から出るは残念思考。相手の顔を見れば目を凝らして静かになった。何処かで見た顔だ、と眉間にシワが寄る失礼な魔女。)
(テーブルに突っ伏しつつ)ほう、色々あるな。自家栽培か?
理由無き怠惰はいけねぇな、もっと働いていこうぜ。仕事最高。
ちなみに、紅茶が出るまで意地でも待ち続けるから安心してくれ。
(扉の方に目を向けながら)…墓地に宗教勧誘は来ないだろ。
いや、宗教勧誘とかじゃ……
(出てきた人物の姿を見て、満面の笑みを浮かべて)
って、あれっ、オーガスト君じゃん!
ここに住んでるの?もしかして墓場に棲んでる魔女っていうのは君のことだったのかな?
……あっ、私のこと覚えてる?アレクシアだよ、街角で会った。
 もちのろんです。
私が丹精込めて作った作品ですよ。
珍しく育ちが良かったので紅茶不足には困りません。味は保証しませんが。
私は働くべきかもしれませんが、モルグスさんは休むべきかと。仕事に脳が弄られている恐れががが。
( 心配の色を浮かべた顔を僅かに向ける魔女。有難迷惑極まりなくも、魔女は平常運転。)
 貴方は…初めて街角に赴いた際、私のぼっちオーラを真摯に受け止めて私の友達になってしまった被害者兼友人のアレクシアさんではありませんか。こんにちはです。
此処は私の住居です。
でしたらその美しい魔女というのは私でしょう。ふふーふ。
それでアレクシアさんは魔女狩りの依頼か何かで来られたのですかね?
( 色々と内容を盛る魔女は、数少ない見知った相手に挨拶代わりとして手を軽く挙げた)
(突っ伏した状態で)出してくれるだけ有難いってもんだ。味がどうだろうとな。
仕事については…性分だからな。偶には休むのも良いかもだが。
……まぁ、休まずにずっと仕事してたからこんな事になってるんだがな。
(相当に疲れている様子)
被害者……?何の被害者?
まあいいや。
いや別に魔女狩りの依頼とか受けてきたわけじゃなくて、というかそんな依頼ならローレットから8人くらいゾロソロやってくると思うけど……いやまあそれは置いといて、魔女がいるって聞いたから会ってみたいなーって思って来てみたんだよね!
でもまあ、オーガスト君だったのは嬉しい誤算だったね。またお話したいと思ってたからさ!
(中から声が聞こえることに気付き)
あ、もしかして誰かいる?それなら私の相手するよりはそっちの人のことを先に済ませてあげて
 息抜きも大切ですからね。
私を見習ったほうが良いですよ。
休息に関しては優秀な私を。
それと紅茶が出るまで寝ちゃダメですからね。おやすみした場合は口にティーパックを突っ込んでお湯を注ぎますからね。ふふーふ。
( 鬼畜魔女此処に参上。安心してください、本気でしませんとも。)
 これは奇遇でしたね。
それとも運命でしょうか。
アレクシアさんの好奇心のお陰で再開出来たのは嬉しいです━━━━が、待機は許しませんよ。
私はこう見えて強欲でしてね。えぇ。
アレクシアさんも私の淹れたハーブティーの実験体になってもらいます。
拒否権はありません。お覚悟してください。
( 凄く遠回しに小さなお茶会に誘う魔女。素直に言えなかったわけではありませんよ。決して。)
確かに俺もアレだが、息を抜きすぎるのはどうなんだ?
寝ない寝ない…あぁ、それ案外楽で良いかもな。(勿論やらないが)

客人追加か。
…割と人は来るのか?(どうみても来なさそうな墓場だが、一応聞いてみる)
あはは、運命かもしれないね?
実験体かー、拒否権がないならしょうがないなー!
あー、何飲まされるんだろうー、怖いなー、ふふっ。
ではでは、お邪魔させてもらうね?
 私は素敵だと思いますよ。
自分に厳しい生き方では息が詰まってしまいますし。
ですが生き様人それぞれ。
誰もがモルグスさんの生活を妨害する権利など持ってませんので今まで通りでも良いと思いますよ。
今私いいこと言った気がします。えっへん。

 じめじめと湿った空気。
来客を大勢の暮石がお出迎え。
今は出てませんが、目先が見えなくなるほどの濃霧が蔓延る三重苦。
ましてや悪い魔女が棲んでると噂されている館に訪れる物好きなんていませんよ。
この一カ月で来られた方はネズミとカラスくらいでしょうか。
( やれやれと首を横に振る魔女。こうやって館で人と話せることも久しく感じる。)
 はいどうぞ。
石像達も貴方を快く迎え入れてくれるでしょう。石だけに意思などありませんが。ふふーふ。






……今日は冷えますね。
暖炉の火を多めに焚べておきましょう。
ソファでも椅子でも好きに使ってください。椅子は石なので少し固いですが。
アレクシアさんは紅茶はお好きですか?
( こほん、と咳払い。少しばかり震える手でメガネをくいっと調節する激寒魔女。気を紛らわすため、足早にもてなしの準備へと向かいながらも好き嫌いを把握しておく。拒否権は光の速さで復活したようです。)
まぁ…見習うかどうかは置いといて、そういう風に生きるのも有りかもな。
俺は今の生活を辞める気は更々無いが。仕事最高。(紛れもない本心からの発言)
あー、怠い。

だよな。まぁ、一応聞いただけだ。
…とは言え、割と話し慣れてる気もするが。

(新たな来客者に目を向けつつ)
(対面の石椅子を、テーブルに伏せた姿勢で指し示し)…椅子はお勧めしないとだけ。
ふふ、そうだねえ、春先なんだけどねえ(石だけに意思は突っ込まないことにした)

紅茶はまあまあ好きだよ。お菓子のお供にしやすいしね。
あ、でもそんなに味とか種類に拘りがあったりするわけじゃないから、安心して。

(テーブルに伏せた先客に気付き)
あ、先客さん、どうも。お邪魔しますね。
……えー、椅子は……そうだね……歩き疲れた所にそんな試練はいらないな……(ソファーに座った)
 見習ってもいいのですのに。
もしや照れてるのでしょうか。
ふふーふ。意外と可愛い所があるのですね。
程々が一番です。そんな倦怠感とお友達のモルグスさんにカモミールティーのプレゼントです。
( 食器の擦れる音。ほんのり優雅な香り。薄色の液体が入ったティーカップは冷たい石造りのテーブルへと置かれた。そっと横に添えてあるクッキーは中々の焦げ具合。)

 時折ですが街に出て材料を買ってますので会話能力は壊滅的ではありませんよ。
ですが緊張はしているようです。
なので今朝焼いたクッキーが焦げたのも緊張しているからなのですという言い訳のような暴論。
 うっ。
アレクシアさんの優しさが沁みます。
私の心が浄化していくようです。
( 演ずるは両手で胸部を押さえる仕草。)

 閑話休題。
私の名演技は別として。
アレクシアさんが紅茶が嫌いではなく安心しました。
何故なら既に淹れてしまっていたからです。うっかり。
では伝えた通り、実験に付き合ってもらいますよ。
さあさあ紅茶をお飲みください。
なんなら日焼けしたクッキーもありますよ。
( 右手にはティーカップ。左手には焦げ菓子。彼女の口角が僅かに上がる。)
おう(と挨拶しつつ)…別に邪魔とは思わんし、そもそもオーガストの家だしな。
この椅子に座らないのは賢明な判断だ、割と疲れる。最早立つ気力も無いが。

可愛いか、お褒めの言葉をドーモ。(茶化しには冷静に返した)
まぁ、変えられない性分だ。(少し起き上がり)紅茶と…菓子か。有難うよ。

あぁ…ずっと閉じ籠ってる訳じゃないのな。
クク、本当に緊張してるか?ジョークではなく?(試しにクッキーを一つ食して)
…………………ん。(目を伏せて静かに咀嚼)
あ、一応名乗っておこうか。
私はアレクシア・アトリー・アバークロンビー。長ったらしいので呼ぶ時はお好きにどうぞ。
先客さんもどうぞよろしくね。

(演技をするオーガストを見やり)
あはは、そんな大げさな……

わお、もう淹れてあったんだ。
用意がいいね、というか先客がいたおかげかな?
お得な気分だね!
(言いながら紅茶と……クッキーを受け取って)
なるほど実験ってそういう……?(クッキーを1つ手にとって口にし、何も言わずに食べきった)
ちなみにクッキーはオーガスト君のお手製?
 それ家主の前で言います?
確かにその椅子はあまり使ってませんが。
オブジェとしては役に立ってるのですよ。
オブジェとしてはですが。

 軽くあしらわれました。
大人な対応ですね。ぐぬぬ。
しかし気にすることはありません。
私が健康的で根暗な魔女ではないと証明できたのですから。
勝負は五分五分といったところですね。
何の勝負かは分かりませんが。

 ああそれと。
このクッキーは私の本気ではありません。
ですからね。はい。
味わって食べるのはオススメしません。
きっと苦いでしょうし。
( 焦げたソレ。口に運ぶ姿に、より早口な喋り方。緊張の様子は嘘ではなく。)
 はい。
アレクシアさんは運が良かったです。
今日は良いことがあるかもしれませんね。
帰り際にお買い物でもしていってはどうでしょうか。
何かサービスされるかもしれませんよ。根拠はありませんが。
( 困惑、不安、憎悪。負の表情が見えずに平然と失敗作を食す友人。目がパチクリ。)

 ふふーふ。正解です。クッキーは私が焼きましたよ。
実験と称して苦言のひとつでもいただこうと思っただけですので、アレクシアさんも無理に食べなくても構いませんよ。
苦味しか感じませんし。
主役の紅茶だけ楽しんでもらえれば幸いです。
アレクシア・アトリー・ア……アレクシアか。(言い切れなかった)
どこぞの大魔導師を彷彿とさせる名前だな…。
モルグスだ、適当に頼む。

(クッキーを食べ終え)…そうか?
俺としては美味いと思ったがね。(続いて紅茶を一口含んで)
…ククク、本気が楽しみだな?(ハードルが上がった気がする)

えぇ…自分でもコレ(石椅子)使ってないのかよ。
実用性皆無って言ってるようなモンじゃねぇか。

こう見えても、結構年齢を重ねているんでな。
まぁ、ずっと仕事漬けだから年相応かと言われりゃ断言はできねぇが…。
…仮に勝負していたとしよう。本当に五分五分か?
あはは、それなら帰りに何か運試しでもしていこうかな!
くじ引きでもさせてくれそうなお買い物とか!
当たっちゃったらおすそわけにこないとね……どうかした?
(目をぱちくりさせるのを見て首を傾げ)

ふふふ、なるほどそういうことだったのか。
私もたまにぼーっとしてるとクッキー焦がしちゃったりするなあって何だか親近感だったよ。
焦げちゃったやつは、砕いて別のクッキーの具材にしたりすると美味しく再利用できるよ……丸焦げになっちゃうとダメだけど
それじゃあ紅茶もいただきまーす

どこぞの大魔導師さん……?モルグス君のお知り合い?
多分その手の由緒はないかなあ。私が知らないだけかもしれないけど
 なんだかプレッシャーを感じます。
モルグスさんの小姑のような威圧ががが。
でも。
そうですね。
おふたりが美味しく食べてくれることが━━━━意外と嬉しかったりします。
次は珍しく頑張ってみましょうかね。
( 吐き出す安堵の吐息。同時に頰の筋肉が弛緩していることに気付く。ああこれが、無意識に笑みが零れるというものだろうか。)

 ええ。使いませんとも。
お尻が痛くなりますし。
うたた寝も出来ません。
汎用性は悪い作品だと作者の私がお墨付きです。
そしてそんなに眼光を鋭くしないでください。
怖いです。
泣いちゃいますよ。
大の大人が泣いちゃいますよ。
九一で私が負けなので、優しく私に微笑んでください。モルグス……おじさん?
( 決して煽っているわけではないのです。決して。)
 いえ。
何でもありませんよ。
アレクシアさんの食べる姿は可愛らしく密かにファンクラブなるものを作るべきかと脳内会議をしていただけなのでお気になさらず。
あとお裾分けは楽しみです。わくわく。
( 話題を逸らす天才は此処に居ないようだ。仕草だけでも冷静を保つため、自分のすまし顔スキルを光らせる。初挑戦ですけどね。)

 それは意外。
アレクシアさんは料理なんてお手の物だと認識してました。
ふふーふ。おっちょこちょいなのですね。
ですが私も理解してくれる方がいて嬉しい限りです。
( 突き刺さる言葉のブーメラン。)

 アレクシアさんは物知りですね。
街で見かけた子供に躾をする親のようでした。家庭的というのでしょうか。
おや。話過ぎましたね。
どうぞごゆっくり。
おかわりもありますから。
( 自分も腰を下ろそうと見渡した先には石造りの椅子。何故ふたつも作ってしまったのか。今は妥協。衣服越しにも石の冷たさを感じながら静かに着席。)
えーと…確か、ザリ……ちょっと待て。(腰のポーチから紙を取り出して)
そうそう、ザリチュメチュレって言う奴だな。前にその弟子の依頼を受けた事がある。
既に故人だから面識は無いが、言い難い名前だろ?

焦げててこの味なら、完成作が気になるってのも当たり前だと思うがね。
威圧感…は、今は出せねぇかな? 出すのも怠い。
(手を伸ばすとクッキーが無くなっており)…ん?いつの間にか食べ切ってたか。

そりゃ石だしな。
クッションか何かを敷けば多少は変わりそうだが、それでも座り心地が…な?
別に眼光鋭くしてる気はないがねぇ…。おう、泣くな。(若干ドスの入った声で)

(微笑み。少なくとも本人にとっては)
おじさんでもお爺さんでも、お前の好きに呼びな。
別にちゃん付けとか様付けでも構わんぜ。
私のファンクラブなんて作っても何の特典もないぞー、あはは。
期待されちゃったらなにか当ててこないといけないなー。
帰りに市場でなにか探してこないとなー。
そしてそれをまた遊びに来る口実にするのだ、ふふふ。

お菓子作りは得意だけど、私そそっかしいから気を緩めるとすーぐやらかしちゃうんだよね、へへへ。
家庭的って言われたのは初めてだな……まあ長年の引き篭もりの成果として、料理とお菓子作りはぼちぼちできるかなってだけだよ。
(硬い椅子に座るのを見て)
……大丈夫?こっち座る?

ザリチュメチッ(噛んだ)……言いにくいね。
まあフルネームだと私の名前も言いにくいのは自覚あるから……
というかお仕事だったのね。どんな仕事だったの?
 ザリチュメチュレ。
聞いたことがあります。
名のある魔導師のひとりで変わり者だったとか。
所詮は噂程度の知識ですけど。
きっとそのお弟子さんも変わり者だったでしょうね。

 嘘ですよね?
私は威圧されるまえからモルグスさんに怯んでたということですか。
自分で言いますけど小物感半端ないですね。
なんだかんだ言ってる間に完食してしまうモルグスさんはお茶目さんです。
すみません。クッキーはもうありません。
次はご希望通り美味しいクッキーもしくは生焼けクッキーを用意しておきますので角砂糖で許してください。
( 机の表面を撫でる魔女。触れた箇所はぐにゃりと変形、握り拳ほどの石人形と姿を為す。
両手で持つ一粒の角砂糖、ご主人様から渡されたものだろうか。その白い正方形をモルグスさんへと差し出す。)
 そんなことはありません。
アレクシアさんがファンクラブを覗いている時。
ファンクラブもまたアレクシアさんを覗いているのです。まさに表裏一体というべきなのでしょうか。
ですが本当に覗かれてる場合は街角の衛兵を呼ぶべきでしょう。悪い輩は鉄槌です。
おや。話が逸れてしまいましたね。
それは楽しみです。
ふふーふ。次は大人なコーヒーでも用意して歓迎しますよ。

 おや意外と。
話を聞いていると何処となく感じる親近感。
私もです。私もなのですよ。
生の執着のために家事が出来るようになりました。
引き篭もりあるあるなのでしょうか。
私は今ゆるーーい感激に浸っています。
ああいえソファはアレクシアさんが使ってください。
これは戒めです。
人をもてなす力が無かった私の戒めなのです。
やってやりましょう。
石と意地のぶつかり合いを。



 …暖炉に薪を焚べ忘れてました。
( 再三恥をかくポンコツ魔女。音もなく立ち上がり逃げるように暖炉の元へ。言わぬが花とはこの事。)
依頼内容…まぁ、守秘義務は別にないから良いか。
掻い摘んで言えば…ザリチュメチュレの使い魔と、使い魔の警備兵を始末する仕事だ。
依頼人の弟子が気に喰わなかったから、一発蹴りをくれてやった。
弟子は…別に変人って印象は無かったな。ウザかったが。

試しに威圧感を出してみるか?……ジョークだ、出す意味がないしな。
自分では気付かなかったが、割と腹が減ってたのかねぇ?
気付かない内に食べるって(無意識に角砂糖を食して)ヤバい気がしてきた。
おっ、魔法か。石人が何かを…(石人形の空の手を見つつ)要求しているのか?
…はい、お捻り。(ゴールドではないコインを置いて)…ところで、角砂糖って?

何で自分から苦行に突っ込もうとするんだろうか。
身体悪くするぜ、この椅子。(オーガストを気遣ってるのやら石椅子を貶してるのやら)
 ふむ。察するに無事成功したようで良かったです。
それにしてもモルグスさんは依頼人にも容赦がないですねぇ。
ちょっとした反逆行為ですよ。
私も状況によっては依頼人を杖でフルスイングせざるを得ないかもしれませんが。

 ごめんなさい代わりの菓子を持ってきますので勘弁してください。
なんならちょっとした軽食も作れます。
なので恐ろしいことを言わないでくださいね。
モルグスさんは自分の強さを自覚した方がいいです。ぷんすか。
( コインを拾う石人形、安定しない動きでテーブルの隅へ。)

 お捻りもっとくださってもいいのですよ、今も気付かぬ内に角砂糖を食べてるモルグスさん。
まあそんな冗談はさておき。
魔法というよりギフトですね。
私が現状喚び出せるサイズはこの程度です。可愛らしいでしょう?
( 人差し指で使役する石人形を突く。石人形は容易に倒れた。)

 私がどうなろうと構いません。
この椅子が本来の役割を全うしているのならあああでも腰が痛いです。
( 立ち上がり腰に手を当てる魔女。やはり綺麗事では解決しないと改める。)
ハイ・ルールは違反してないから全く問題ない。染み一つ無いホワイトな行動だ。
直接会う機会があったからこそ出来たんだがな。
普通は出来ないんじゃないかねぇ?…いや、やらないか。

だからジョークだって、威圧感を放って得する訳でもないし。
強いと受けられる仕事が増えるからな。とても大事だ。
…弱いの限定の仕事もあるが、そこは割り切っている。(酷く残念そうな顔)
ほう…何の菓子だ?軽食でも良い、とにかく疲労回復したいからな。

ほらお捻り。(コインを三枚、それぞれ離して置いて)
…………(口内の違和感を感じつつ)…おお、冗談でも何でも無くマジだ。
ギフトか。…人形が転ぶ様を見るのが好きなのか?良い趣味をお持ちで。(風評被害)

そりゃそうだ。しかし一瞬で掌を返したな。
私、ファンクラブを覗き込んだ覚えもないけどな?!
いやそもそもファンクラブ存在すらしてないけど!
大人なコーヒーかー、苦いやつかな>
だったらそれに合いそうなお菓子持ってこないとねー、チーズケーキとか、バタークッキーとか!

あはは、感激するようなことかな。
まあ他にやることと言ったら本読むくらいだし、家事くらいはするようになるよね。
私はお料理よりはお菓子作りばかりうまくなっちゃったんだけどね、へへへ。

戒め……そこまで気にする必要ないと思うんだけど……
(少し考えてからゆっくり立ち上がって)
私は十分休んだからほら座って座って

ふーん、使い魔と警備兵の始末……
使い魔に警備兵つけるのも変な感じだね。
逆ならわかるんだけど。
まあそれにしても依頼人叩くのは……余程じゃないとやらないかなあ、ははは。
 そのホワイト、ちょっと濁ってますよ絶対。
私も依頼に出たことがあるのですが依頼人の貴族の方がパワフルでした。
女って怖いですねぇ。
そういえば私も女でした。

そんなことないでしょう。
威圧感があれば道具屋で無駄に物を勧めてくるおじさんを近付けさせないですよ。
人見知りの私には喉から手がでるスキルです。
えぇ。別におじさんに対して私怨はありませんから。
おや。強さに応じて参加できない依頼もあるのですか。
行きたかった依頼があった顔をしてますねモルグスさん。
そんな切なげな表情のモルグスさんには両方は食いしん坊さんなので、お菓子か軽食のどちらかを選んでいただきます。
( 人差し指をぴんと立てた魔女。)

 モルグスさーん。
そこは冗談で終えましょうよ。
角砂糖なんて甘いだけです。
お腹壊しますから。ペッしなさい。
それと人聞きの悪いことを言わないでくださいよ。
……確かにちょっと好きですけど。
( 言葉尻には目が泳いでいる魔女。石人形たちはコインを引き摺り一箇所に集める。)
 アレクシアさん━━━━相も変わらずナイスツッコミですね。惚れぼれする技術です。
( 立ち上がったついで、おかわりどうですかとティーポットを手に取る魔女。)

 チーズケーキ。バタークッキー。
いいですね。私の好みをチクチク抉ってくるチョイスです。
アレクシアさんはどんなものをよく食べますか?
チョコレートなどが好きそうですというのは自分の想像です。

 では今度にでもお菓子作りを教えてもらいましょうか。
篭っているあいだに、さぞ上達したでしょうアレクシアさんの優しいご指導を楽しみにしています。ふふーふ。
( 勝手に予定を作りハードルを上げる極悪魔女。)

 いやしかし客人を立たせるのは失礼極まりなく。
それも友人ならば尚のこと。
私にはそのような道徳心を疑うような行動を取るわけには━━━━。
( ちらりちらり向ける目線は、口にする遠慮とは裏腹にソファへと。)
少し特殊な事情だったんでな。
何が何でも使い魔を護りたかったんだろう。残念ながら護れなかったようだが。
俺だって滅多な事じゃ蹴らんよ。今回がその滅多な事だったってだけで。

染み一つ無いホワイトな行動だ。(ゴリ押し)
貴族の女…からの依頼も受けた事があるな。…あ、思い出したくない。止めとこう。
こっちのは兎も角、どんな依頼だったんだ?

そういう輩はちょっと顔を見れば無言になる。(見る時の表情が怖いのは置いといて)
ほら、威圧感なんて必要ない。(意図せずに威圧したのは置いといて)
まぁな。とあるゴーレムの依頼に行きたかったんだが…。
いや、受ける人数が多過ぎてそもそも入れない確率が高いが。
その二つなら軽食で頼む。

(舌を動かしつつ)もう溶け切ってるから…。甘い。(紅茶で溶けた砂糖を流した)
……本当にいい趣味をお持ちで。(目を逸らした)
ところで、そのコインどうするんだ?価値なんて全く無いが。
……相変わらずと言われるほどにツッコミしたっけ……あ、おかわりはもらいます
(カップを差し出しながら首を傾げる)

えへへ、いいよねチーズケーキとか。
苦めのコーヒーなんかにはよく合うと思うんだー。
私のよく食べるもの?
うーん、お菓子だとパンケーキの類とかかな?
残念ながら、チョコレートなんかは作るの結構めんどくさいから、何かそういう行事の時しか食べないんだよねー。ほら、こないだのグラオ・クローネの時とか
好きなのは好きなんだけどねー

お、いいよいいよー!私に教えられることならいくらでも教えてあげるよ!
そしたらここに遊びに来た時にまたお菓子食べられるかもしれないしね、へへへ。
人に教えたことないから上手く教えられるか、まして優しいかどうかもわかんないけどね!
そして道徳心とかそういうのは置いといて座ろう!はい!
(座らせるように押しやって)

なるほど、特殊な事情。
まあ色々あるんだろうねえ、ローレットに出てるお仕事見てると本当に色々なのあるし。
でも依頼人蹴り飛ばしたくなったようなのはまだ出会ってないな……大体子供を説得してほしいとか、マンボウを海に戻して欲しいとか平和なのが多かったし……無駄にリスクの高い呪いのナイフが欲しいとかいうのもあったけど。
 アッハイ。
何色にも染められない白。
それ以外に考えられませんよね。あははー。
私は結婚式を滅茶苦茶にするという顔を手で覆いたくなるような依頼でした。
要約しますが私達が扇動して最後には式場が闘技場になって一件落着です。
男女の縺れにはあまり関わらない方がいいと再認識しましたね。

 モルグスさんは少し天然さんなのですね。
ああいえお前が言うなとブーメランは投げないでくださいね。
まあせっかくの助言ですし私も相手の顔を見つめて買い物をしてみましょう。
 ━━━━ちょっと待ってください。
ゴーレム依頼と言いましたか?
不覚にもその存在に気付きませんでした。
私も行きたかったです。ゴーレム依頼。
( 見て明らかな程にテンションが落ちる魔女。軽食の件は了承したようで元気のないサムズアップ。)

 私角砂糖を食べる人初めて見ました。
味覚が甘々になっても責任は取れませんよー。
あと目を逸らさないでください。
ちょっとだけ。ほんのちょっとだけですからそんな変質者から逃げる目の動きをしないでください。
( 積み上げたコインを眺める石人形を更に眺める魔女。)

 そうですね。
モルグスさんに出会った記念として保管しておきましょう。
見たことのない銀貨ですし。
私としては充分な価値のあるものだと思いますよ。
 指で数えられるくらいには。
ツッコミは会話術の一種と理解しています。
それを無意識に行うアレクシアさんは会話マスターだと私は思っていますよ。ふふーふ。
( 傾けたティーポットから注がれる温かなカモミールティー。友人の説明をする彼女は何処か嬉しそう。)

 確かにチョコレートを作るには手間と材料と愛情が必要ですからね。
愛情が必要なのは特定の期間の特定の人物だけでしたか。うっかり。
グラオ・クローネ。
そういえばありましたね。
何やら今年は冒険者の方々が多く参加されて大盛況だったと噂を耳にしてます。
チョコレートを作ったりチョコレートを食べたりチョコレートを投げあったりと一部可笑しなところもあったようですがアレクシアさんも楽しめたのでしたら万々歳ですね。
私は諸事情もとい人見知りだったので不参加でしたが。

 私は優しくすれば伸びるタイプなのです。
あ。でも待ってください。
アレクシアさんに蔑まれながら厳しい特訓というのも面白そうですね……ああ、すみません。
うっかり妄想が捗ってしまいました。
モルグスさんに軽食を作りますのでそのついでに少し頭を冷やしてきますね。
なのであとちょっとだけソファで寛いでいてください。
なんならアレクシアさんの分も作りますよ。凝ったものは作れませんが。
( くるりと器用に身を捩りアレクシアさんの押しから逃げる魔女。反動故に半歩後退った魔女は「それでもよろしければ」と付け加える。)
まぁ、依頼人には色々な奴が居るからな。
計算高い奴、話を聞かない奴、他力本願な奴…碌な依頼者に会ってない気がしてきた。
それは置いといて…物騒な仕事、平和な仕事、バランス良く受けて行きてぇ所だな。
…中々受けられねぇけど。
無駄にリスクの高い呪いのナイフ…何だったっけな、ブリキのナイフだったか?

イエスホワイト。
…やっぱ貴族の依頼ってのは碌なもんじゃないな。
男女の縺れ…ああうん、関わんない方が良い。他に仕事がないなら止むを得ないが。

ブーメラン投げ損ねたぜ…やけにゴーレムに喰い付くな。人形と関わりがあるからか?
俺が行きたかったのはフレッシュゴーレムの依頼だな。
他にも、鎧のガーディアンゴーレムと戦った事はある。(気怠げにサムズアップ返し)

味覚は大して鋭くないから気にするな。
…いや、そんな事は決して。趣味は自由だ、うん。(目線は逸らす)
あとそれ、ゴールド盗難対策のダミーコインだぞ。
いや、欲しいならやるけどよ…。
 ぷぷー。
アレクシアさんは順調のようですがモルグスさんは運が悪いのですね。
私は貴族の浮気現場に巻き込まれたり戦闘兵器に吹き飛ばされて川流れしたくらいなので普通ですね。
自分で言っててなんですが普通の概念がハチャメチャになってますね。慣れの恐怖。
それでも男女関係の依頼は生涯慣れそうにもないので次は目隠ししてギャンブル感覚で依頼を選ばないようにします。
( 両手で口元を隠し、真顔で嘲笑するという変わった芸当を見せる魔女。)

 人形関係ではないのですが素敵じゃないですか。ゴーレム。
頑強な土や鉄の肉体。
人間種にも引きを取らない戦闘能力。
そして大小様々の可愛いからカッコいいの幅広いバリエーション。
鎧のガーディアンゴーレムのことも軽食を持ってきた時に教えてください。是非に。
( 嘲笑の時とは逆に真っ直ぐとモルグスさんに詰め寄って懇願するちょっと気持ち悪い魔女。目の奥は何処か輝きがあるような気がする。)

 まさか音痴なのではと思いましたが口にはしないでおきましょう。
( 堂々と口にしていたうっかり魔女さん。)

そんな酷いですモルグスさん。
私がちょっといい感じなことを言ったのに。
これが偽物の銀貨だなんて。
モルグスさんが作った街では使えないお金だなんて。
あふん。騙された気分です。
( 内容を誇張させて微妙に捏造する悪どい魔女と、それに応じて落ち込むように四つん這いになる石人形達。)
お、威圧るか?(やる気のない威圧)
目隠しで受けた依頼が痴情の縺れになるパターンだな。俺は知ってるぜ。
お前、なんとなくギャンブル運無さそうだし。

ゴーレムにも色々種類があるからな…。練達産のゴーレムとかも面白そうだ。
ん?あぁ、ガーディアンゴーレムの話か。そりゃ構わんが…随分とお熱だな。
ゴーレムマニアか何かか?

何か言ったか?言ったよな?
まぁ歌った事なんて無いから何とも言えねぇが。

騙してないし作ってもいない…器用だなオイ。
(手で返せと訴えるような動作をして)文句があるなら返してくれ。
一応コイントスには使えるが…用途はそれくらいだしな。

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