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ギルドスレッド

オーストレーム診療所

【雑談5】診療所内部

簡素なベッドが2つ。片方はアクセルが寝る用。

後は机と椅子と薬棚。無口な闇医者はそこにいる。

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いや、すぐに出かけるということは無いと思う。なにあれ情報収集が先になるだろう。……どうかしたか。
なにも。
調査の準備を手伝おうと思っただけ。
ああ、もちろん資料まとめもしておくから。
そうか、助かる。(頷く)

調査に関しては、まずは人の力を借りる事になるだろう。要項を作るから、何かのついでに宣伝をしてくれれば助かる。
わかった。
詳細ができたらローレットやら街角やらで宣伝してみる。

他は何かあるか?
備品の点検……だろうか。そろそろ補充が必要なものの確認をしなければならない。
(かりかりとレポート用紙へ書き込みを行い、出来たものを詩音へ差し出す) これが調査の要項だ。

https://rev1.reversion.jp/guild/613/thread/8062
…………。(要綱をパラパラと眺める。)
うん……うん……わかった。
街角で医者っぽい人がいたらそれとなく言ってみる。
まあ、もちろん他の人たちにも。

備品確認も了解、やっとく。
終わったら在庫状況を紙に書いとくから。
ありがとう。今日も一日、よろしく頼む。(軽く頭を下げて)
……これが仕事だから。
頭下げる事なんかじゃない。

ほら、アクセルはアクセルにしかできないことをやって。
そっちの方がおれができることより大変でたくさんあるんだから。
わかった。調剤をしているから、何かあったら声をかけてくれ。(器具を取りに別の部屋へ行く)
う……ん……りょーかい。
(ファインダーへの資料閉じ作業を開始する。)
………………………。
……(作業を中断してアクセルのいる部屋へ。)


……アクセル、コーヒーいる?
……ああ。(いつものように、複数の薬剤を机の上に並べて調剤しながら)
ブラック?
それとも砂糖と牛乳入り?

……あ、コーヒーの粉どこだっけ。
……ブラック。……台所棚上から二段。(数秒遅れてから返事が届く)
ん、わかった。
教えてくれてありがとう。

(しばらく後、給湯室からコーヒーを運んで邪魔にならないように机へ置く。)

できた。
仕事は一旦中断して休憩した方がいい。

(そういって壁に寄りかかって自分の分のコーヒーを啜っている。
砂糖と牛乳を入れてないらしくものすごく眉間に皺寄せながら。)
……わかった。(一区切り付いてから調剤を中断して、コーヒーを啜る。無言の時が流れる)
……なんでこんな苦いものを平気で飲めるんだ。ぜったいにおかしい。

(苦味に耐えながら一気に飲み干すと変わらぬ様子で飲んでいる貴方に問いかける。)
(ふむ、と思考して)……有り体に言ってしまえば味覚の鈍麻、だろうが。スウェーデンだとコーヒーは一般的に、菓子や甘めの軽食とともに摂られる。その所為もあって私はあまりコーヒーに砂糖を入れる習慣が無い。……最終的には、好き好きになるが。

(そういえばと一度席を立って、別の部屋から手のひらサイズの瓶を持ってくる。食べ物ではなさそうだが……)
エアインネルングという店で、縁あって作ってもらった。(瓶の中には紫の花と、外国の街並みが広がっている)

https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1550
(瓶に近づいて暫くまじまじと眺め嘆息する。)

きれい…………。この街……ひょっとしてアクセルがこっちに来る前にいたところ?
(頷く) 私の故郷……地球のスウェーデンがモチーフだ。
……土産にいいかと思って。(場所は違えど地球の光景だから、とそう思った様だった)
ただのお土産自慢かよ!(柄にもなくツッコむ)
なんだよ……もう……昔の友達思い出した…………。

…………なあ、スウェーデンってどういうとこ?
ご飯とか天気とか、そういうの。
食べ物や天気、か?あまり突飛なものは無いと思うが……(腕を組み)

……朝食はオートミールとか、フィルミルクとか、クネッケブレッドとかを食べる人が多いと思う。ああ、あとザリガニが有名だな。天気は……雪がたくさん積もる時もあるが、基本的にはあまり荒れないな。四季もある。あと、夏に北部へ行けば白夜が観れるぞ。
ま、待って待って……!
ええと、オートミールはわかる……フィルミルク、とクネッケブレッドって……?
天気は、雪がよく降るなら日本と違って湿度はあんまり高くないのか……住みやすそうだな……。
フィルミルクとクネッケブレッドが何、か?(眉間にシワが寄る。あんまり一般的じゃないんだこれ、ってちょっとびっくりしただけである。伝わるものだと思っていたので崩れないバベルの翻訳が上手くいかなかったらしい)

……フィルミルクはヨーグルトとミルクの間みたいな……サラサラのヨーグルト、といった感じだな。ヨーグルトより酸味が強くて、ドライフルーツやナッツを入れて食べるのが普通だ。クネッケブレッドは薄焼きのパンだな。……パリパリしている。マーガリンとか、チーズとか、キャビアを乗せるのが多いな。

(此処でキャビア=魚卵全般というイメージが伝わってくる。日本のイメージに寄せるとタラコのチューブスプレッドみたいなのが売ってるらしい)
お、おぉ……なるほど……。
飲むヨーグルトと薄焼きパン……ウエハースみたいな?
なんていうか洒落た朝食だな。パンとヨーグルトの朝食なんてホテルのモーニングくらいでしか体験した事ない……。

うーん……あ、この花は?スウェーデンの花?
(紫の花のとこを指差して問う)
これは、紫苑の花。スウェーデンの花というわけでは無いが……私の妻が好きだった花でな。
奥さんが?紫苑の花言葉は確か…………。
……愛されてるな、アクセル。
……追憶、遠方にある人を思う、あなたを忘れない……か。(ゆっくりと、文字通りに先日の出来事を追憶しながら)
知ってたのか。少し、意外だ。
……いや、そうか、好きな花とその花言葉を覚えているくらい愛しているのか。そう、だよな……夫は、奥さんのこと……覚えて……。

(………………………………。)

……愛して、あいして……いるんだよな?自分の、奥さん……を、娘…………か、かぞ、く…を……。

(唐突に呼吸が速くなり、胸を押さえ始める。
過剰な換気活動が目眩を生じさせるとつぎは手足が痺れ始め、そしてぽふんと床に膝をつく。)
いや、花言葉を聴いたのはこの間のことで……(様子がおかしいと気が付いて、言葉を止め)

(耳をすませて、異常な呼吸音を聞き取り)

ーー過呼吸か?(ギフトを発動させ、詩音のバイタルを確認しながら状態を診ようと近付き)
ハ……ッ……はぁ……!
…………〜〜ッ、っは、っんぐ……!


(横に蹲り、両手で口元を覆い必死に息を吸おうとしている。)


【体温、現在36.2を記録。
血圧、脈拍、呼吸、共に上昇傾向にアリ。
過換気症候群の疑いは非常に大きい】
(詩音の傍に寄ると片膝をついて視線を詩音に合わせ)……焦らなくていい、大丈夫だ。ちゃんと息はできる様になる。

まずは仕切り直そう。肩の力を抜いて、息を止めて、腹に手を当てなさい。3秒数えるからそしたら鼻から静かに空気を吸い込んで腹に空気を入れるんだ。そしたらまた3秒息を止めて、今度は口から少しずつ息を吐きなさい。

いいか?1、2、3……。
(揺らぐ思考の中、脳裏に響いた声は一人の人物を想起させていた)

はっ、ぁぅ…とう……さ……。

(意識が虚ろになりつつも言われたとおりに息を吸うと鼻と口を左手で押さえ、右手を腹にあてると声に合わせて息を少しずつ吐いていく。)
(……父さん? 父親を思い出しているのだろうか)

……そうだ、そのままゆっくり息を吸って、また息を吐いて……大丈夫、意識して呼吸をゆっくり行えば症状は改善できる。(安心させる様に、努めて声の調子を柔らかくして)
は……ぁっ……っふ………。
ヒュー ……ヒュー……あ、くせ…る……。

(声に安心したのか徐々に呼吸速度も安定して思考もクリアになると体を起こそうと頭をあげる)
……ベッドで休んでいなさい。(ベッドのある部屋まで運ぼうと考えて、詩音を抱え上げようと腕を伸ばす)
…………大丈夫だ、自分で…歩ける。
迷惑かけてわるい。

(未だふらつく体をどうにか起こして壁に寄り添いながらゆっくりと立ち上がる。)

……さっき、おれは何を……ああそうだ……。
アクセルは、家族を愛しているのか……?
迷惑も何も、これが仕事だ。……家族を愛しているか? (ゆっくり、だが確実に頷いて) ……ああ、愛している。
そうか……そう、か…………。
それは、いいな…………。

………………………………。
ベッド、かりるぞ。
すこししたら資料整理のつづきをするから……。
(ゆっくりと自分の足でベッドのある部屋へ向かう。)
(扉を開けつつ、首を横に振って) ……休んで回復したら、今日は帰れ。
…………わかった。
ごめん…………。

(ベッドで軽く一眠りし、目が覚めればそそくさと家に帰宅する。)
……。(練達から取り寄せた研究論文を読んでいる)

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