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ギルドスレッド

オーストレーム診療所

【雑談5】診療所内部

簡素なベッドが2つ。片方はアクセルが寝る用。

後は机と椅子と薬棚。無口な闇医者はそこにいる。

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ゾンビ病という、流行病の検体を手に入れに行く。
……ゾンビ、この前の患者さんの奴?
…………アクセルなら大丈夫だと思うけど、十分気をつけて。アクセルをベッドに縛り付けるとかオレ無理だからね。

……あ、それと留守番してる間に何かやっておいて欲しいこととかある?
ああ……備品の買い出しと…薬草摘み、だろうか。
買い出しと薬草、薬草……ね。わかった、やっとく。(薬草の見分けつくかな……とちょっぴり不安になりつつ)

……それにしてもゾンビ病か。なんだか映画みたいな事になってきたなぁ……いや、それは今更か……。
またメモは置いていくから、それを参考にするといい。

……。(自分が見て来た惨状を思い出して眉を顰める。見た目がだいぶ怖い)
…………アクセル、怖い顔してる。
そんな顔だと患者さんが怖がるよ?
……そうか。(心なしかしょんぼりとしている)少し、思い出してしまっただけだ。
───聞かせて。
話せば少しは、落ち着くかもしれない。
(言葉を探して)前にも、この依頼に出てくる関わった。ーーありていに言って地獄の様だった。錯乱しきった罹患者に襲われ、ついさっきまで話していた医療団の青年も目の前で犠牲になった。
…………次は、次はきっとそんなこと起きない。
いや、起こさせないでしょ?
ん、なら大丈夫。
頑張ってきて、アクセル。
……行ってくる。(諸々の機材を抱えて、診療所の外へ)
うん、いってらっしゃい。(手を振って見送る。)
……ふぅ、さてと。
とりあえず器具の掃除とベッド干して……それから買い出しにいって、と。(アクセルから言われたことを済ませていく。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(手に下げたかご一杯の薬草を持った詩音が入ってくる。)
「ふぅ、とりあえずこれだけあれば……っ!?
あ、アクセル……?お、おかえりなさい。ゾンビ、どうだった?」
(数十秒ほどじーっとアクセルを見やると)

……うん、大きな怪我とかもしなかったみたいで良かった。
言われたことやっといた。あ、それとこれ薬草ね。多分……合ってるとは思うけど……ちゃんと種類合ってるか確認して。(そう言ってかごを渡す。中身は点々とただの雑草が入ってるが概ねは合っているだろう。)
(頷いて)後で検分する。ありがとう。……そろそろ、薬草図鑑のメモくらい作らねばな…。(ポツリと)
よし、じゃあおれはもう帰るな。
依頼から帰ってきてアクセルもゆっくり休みたいだろうし。

……あ、それとちゃんと服洗濯しなよ。
ゾンビとやりあってどこかにゾンビの…………よし、ここから先は言わないぞ。
トレーニング、か。……また医者が必要とされそうだ。
………………むう。
(扉の前で右往左往。不審者。)
(元々静かな所に立つ診療所だ。人の気配があれば気がつくのは難しくない。椅子を立つと玄関へ) ……?

(扉を開け)……どうした。
…………!?

(まさか気がつかれるとは思わず、突然開いた扉に驚いて後ずさり。)

……あ、アクセル……か。
いや、別に……。
……少し、扉の開け方を忘れただけだ。
そうか。外側からであれば手前に引けば開くぞ。(その言葉に疑うことなく頷く)
………………あぁ、うん、そうだな…………。
(そうだ比喩表現があんま通じない人だった……と思い出し)

…………さて、今日のご予定は?先生。
資料をまとめるのと……調査の準備、だろうか。
資料か、わかった。
……調査は何の調査を?
病の調査だ。混沌で確認されている病を調べたい。
病の調査?
……まさか現地へ直接調査しに行くのか?
…………前の世界に存在しない治療法が見つかってない伝染病に罹ったら治せる保証はないだろう。
それでも行くのか?
(少しだけ悩んでから、また頷く) それで少しでも、私が元の世界へ未知の病を持ち込むキャリアとなるリスクを減らせるなら。それに……もう、ゾンビ病のような事例を出すわけにはいかない。
…………サバイバーズギルト。
アクセル、まさかゾンビ病の事で罪悪感を抱いているの?
……その表現は正しくはない。 医者が病に対し立ち向かい、患者を救う事は特別なことでもなんでもない。当然のことだ。(罪悪感を抱いていることは否定せず)
当然のこと、か。
おれの国で1番有名な医者はその当然の道を進んだ結果、未知の伝染病にかかって死んだ。
「私には、わからない。」と言ってな。

………………………………。
あんたが感染しないように祈るよ。おれのくには無宗教だけどな。
そうか、ありがとう。 ……君は地球の出身だったな。ジュネーブ宣言は知っているか?
えっ。
……………………ならったけど忘れた。知らない。
(頷いて) ヒポクラテスの誓い……こちらの方が一般的ではないか。……「医療従事者はこうあるべし」という誓いを、現代に合わせて作り直したのがジュネーブ宣言だ。(そう言うと、思い出すように目を閉じて自身の胸に手を当て)

医療専門職の一員としての任を得るにあたり、
私は、人類への貢献に自らの人生を捧げることを厳粛に誓う。
私は、私の恩師たちへ、彼らが当然受けるべき尊敬と感謝の念を捧げる。
私は、良心と尊厳とをもって、自らの職務を実践する。
私の患者の健康を、私の第一の関心事項とする。
私は、たとえ患者が亡くなった後であろうと、信頼され打ち明けられた秘密を尊重する。
私は、全身全霊をかけて、医療専門職の名誉と高貴なる伝統を堅持する。
私の同僚たちを、私の兄弟姉妹とする。
私は、年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、私の職務と私の患者との間に干渉することを許さない。
私は、人命を最大限尊重し続ける。
私は、たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために私の医学的知識を使用しない。
私は、自由意思のもと私の名誉をかけて、厳粛にこれらのことを誓約する。

(聞かせるようにゆっくりと唱え、それから目を開き)
……私はモグリの医者だ。だが医者である以上、たとえ世界を違えてもこの誓いと共にあらねばならない。多少なりともこの世界へ有益を残せるのであれば、私は行動する事を躊躇わない。……きっと、あいつは俺の背中を押すだろう。(最後の一言だけ、小さく呟いて)
……それ、自分の娘さんと奥さんの前でも言えるのか。
(声が多少震えさせながら問いかける)
ああ。(躊躇なく頷く)

(正確な背景は娘は父親と同じく「闇医者」であり、この男を師として育った事、そして妻は親友と同じくこの男が迷った時にその背を押すタイプの人間であった為こういう時には背中を押してくれるという経験があっての答えなのだが、例によってこの男はそれを伝える事を失念している)
……………………。
(全身の力が抜けて行く気がする。
ついさっきまで抱いていた感情がもう思い出せないのは、おれが子供だからなのか。
それともこれ以上はマズいと直感したからか。)

かばんはどこ。
調査っていうなら1日2日じゃ帰ってこないんだろ。着替えとか入れておくから。

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