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ギルドスレッド

オーストレーム診療所

【雑談5】診療所内部

簡素なベッドが2つ。片方はアクセルが寝る用。

後は机と椅子と薬棚。無口な闇医者はそこにいる。

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(天義へ行ってくる、とメモ書きが残されている)
(ごん、と扉を叩く)
たのもう。ここは診療所だと聞いたが、お医者様はいるか?
ちっと薬を買いたいんだが。
(此処に誰かが来るとは珍しい。否、単純に知名度が低いだけかもしれないが。何はともあれ急患では大変だと思って早足で玄関まで行き扉を開ける)

……何の用だ?

(扉を開けて出てきたのは目付き鋭く、口元を引き結んで一見不機嫌にも取れそうな男だった。図体も大きく鍛えられている様で、威圧感を伴って来客を見下ろしている)


(因みに「急患ですか?どうしましたか?」と言いたかった)
応。すまんな。(仏頂面が緩み、にかっと笑う)
持ってるものじゃあ質が悪すぎて、傷の治りがよくねえもんで。
お医者様、いい傷薬持ってねえか?
……。(1つ、頷く。診てみない事には何とも言えない)

……こっちだ。(家の中へ男を招き入れ、診察室へ案内しようと)
…上がっても構わんのか?今俺ぁ、だいぶ血なまぐさくてなあ。
お医者様に言うのもあれだが…。
構わん。君は患者だからな。(そう言葉を零した途端、周囲の空気が強制的に清浄に塗り替わる)
(変化した空気をぴんと感じ取り)
そうか…悪いな。上がらせてもらう。
…治療を受けるのは久方ぶりだ。(中に入り、案内に従う)
(一室に案内して椅子を勧め)

……それで、何処を怪我した。切り傷か?それとも銃創か?

(男の全身に視線を走らせ、次いで知覚できる様になった男のバイタルを確認する)
(勧められるまま椅子に座る)
切り傷と創傷だな。目立つのは腹と肩と…あー、見た方が早いか。俺も把握してねえ。
(がちゃがちゃと身に着けていたものを外し、上を脱ぐ)
(肩口に未だ微かに血の滲む刀傷と、腹の痣が目立つ)
(化膿などしていないか傷の具合を診ながら)……怪我をしたのはいつ頃だ?
そうだな。駆け回ってたからあまり思い出せねえが、一日も経ってないはずだ。多分。
(うーんと思い出そうとしている)
……化膿は幸いしていない様だが、縫った方がいいな。少し待て。(縫合用の道具を一式持って来て、麻酔を打とうとしつつ) ……軍人か?
応、縫うのか。別に麻酔なくても大丈夫だぜ。
いかにも俺ぁ軍人だからよ、喚いたりしねえよ。
あるなら使うに越したことは無い。(ぶすっと麻酔しつつ縫合を始めた)

……軍人なら、軍医の所に行けばいいんじゃないのか。
(思わず口をついて出る。処世術として普段はあまり患者の事情には踏み込まないのだが、どうにも気になった。彼があまり、この様な所が似合わなさそうな男だったからかもしれない)
う!?(いきなりで驚いたが、徐々に強張りが解ける)
予備動作くらいねえのか。びっくりしたぞ。(じとっとした目で縫合を見つめつつ)

お抱えの軍医がいる祖国は遠い地にある。
今は帰りたくても地図も金もなくてよお。(からからと笑う)
軍医が診ねえとなると、病院にわざわざ行くのが億劫でな。お医者様の施しは久々というわけだ。
よく言われる。(しれっと冗談なのか判別しにくい返事を返し)

……金が無いのか。折角ふんだくれる患者かと思ったが、期待が外れたな。
(といいつつも全く手は止まる事は無い。速く、そして同業の者が見れば息を呑むほど鮮やかな手つきだ)
確信犯かよ。食えねえなあ。おまえ。

ああ、だから薬だけにするつもりだったんだ。俺を借金持ちにさせねえでくれよ。
(軽口を言いつつも、その手際をじいと見つめている)
治療は迅速に、だ。喚かないのではなかったか。

(闇医者の言っている事に嘘は無い。ただしマイペースなところがあるうえ、表情や目線が読み辛いので本当に予備動作無しにぶっ刺してくるように見えるのだ)

それを決めるのは診る方だ。足りなければ……身体で払ってもらうのも手か。
(何を頼もう。自分一人だけでは難しい種類の力仕事を頼むのがいいかもしれない。ちょっとだけ内心わくわくした)
そりゃあそうだが。…ふん、男に二言はねえからな。もう言わねえよ。(眉間に皺こそ寄っているが、大人しく目を閉じて施術が終わるのを待っている)

身体ねえ。ま、それで払えるんならそっちの方がいいな。
なんなら全部身体じゃだめか?(目を閉じたまま笑って)
こっちも生活があるからな。……終わったぞ。
(清潔に掃除をされているものの、どことなくボロい診療所を見渡して。ついでに見渡す間に縫合を最後まで終わらせて糸も切る)

打撲用の外用薬と……その傷は刃物で付いた物だったから念の為、抗生剤と痛み止めを出す。あとは大人しくしていればそう時間もかからず抜糸できるだろう。
(患部を清潔な包帯で覆いながら)
金は天下の回り物というが、俺にはさっぱりだな。お医者様もか?(片目で診療所の中をちらりと見て)
まあ金のある分は全部出すぜ。足りなかったら身体だな。

もう終わったのか?随分と早えな。
こうも違うとうちの軍医が随分ぽんこつだったのが分かる。
で、お代はいくらかかるんだ?(じっと縫合跡を見ながら)
金が無いと、医療物資もロクに買えない。
(そう言う本人も、衣服こそ清潔だが簡素で、診療所内もベッドと薬棚以外は非常にシンプルだ。金に頓着しないというよりは、得た金をほぼ医療関係に割り振っている様だ)

そうだな。これくらいか。
(紙にさらっと書いて見せた金額は法外というほどでは無いがやや高い。当然ながら、保険なんてものは適用が無い。闇医者だもの)
そりゃあそうだ。金は全てじゃねえが、何にしたって必要なもんだしな。

(紙を見てウッと言葉に詰まる)ひ、ふ、み…うん、普通に足りねえぞ。
持ってる手持ちで4分の3、のこりは…金目のモンもないんで俺自身で払う。悪い。
(腰辺りのポーチから財布を取り出し、じゃららと細かい貨幣を出す)
わかった。仕事は怪我を治してからしてもらうぞ。
......ここに来るのも久しぶりだな。(玄関の前でため息をつくと白衣を正して扉を開く。)
……(いつも通り書き物をしていたが手を止めて玄関へ)…詩音か。
最近依頼で一緒になったイレギュラーズ……特に旅人をまとめていた。………数も多くて、特異な患者が多い。
そう、か.........少し、休憩しないか。(そういって机の上にどんと酒瓶を置く。)
すっかり忘れてたけど、20になってたんだ。
酒をいっしょに飲める相手はあんた以外に知らなくて......その、イケる口ならどうだ?
ドラッヘンブロイっていうビールらしい。
……そうか、20になったのか。おめでとう。……まだまだ先だと思っていた。だが酒は、

(仕事が残っているし。と断ろうとしたが、お祝いに、ましてや年下からの誘いにその返事は流石の朴念仁にも無粋だとわかったのか言葉を止めて)

ーーいや。少し貰えるだろうか。
ああ。

(嬉しげにコップにビールを注いで渡し、自分の杯を上げて乾杯の準備を取る)

じゃあ、乾杯だ。
……乾杯。(頷いて、詩音の杯にそっと自分の杯を近づける)
(乾杯し、杯をぐいとあおる。)

ああ、酒はいいな。美味しいかどうかは別だけどな。
アクセルは酒は好きか?いつもコーヒーばかり飲んでるイメージだけど。
(顔色一つ変えずに杯を呷って) ……嫌いではないな。だが、過剰な飲酒は身体に悪いからあまり飲まない。友人が飲むのに付き合っていたくらいだ。
そうか、じゃあこれからはおれとも付き合ってもらおうかな。
一人で飲むより誰かと飲んだ方が楽しいのは間違いない。

(ごくごくと一気に飲み干し)

ふはぁーーー......もう一杯。
(頷いて、水飲み場から水を汲んできて) ……水も飲むように。

水ならここにあるだろ?
(そう言って手元の杯を指差し)
それはアルコールだ。(至極真面目な顔で返して)
大違いだ。(とん、と酒瓶の隣に水を置いて) 身を持ち崩すような下手くそな酔い方をするのはやめておきなさい。"くそダセェ"から。
.........むう!
(お水を一杯ごくっと飲み干しアクセルを見る。)

飲んだ!これでいいだろ!
(微かに微笑むように口角が上がって) …いい子だ。缶詰で良ければツマミも出す。酒と一緒に食べるといい。(食料置き場をガサゴソと漁ると、いくつもの缶詰とフォークを持ってきて缶を開ける)
ツマ......ミ.........?
...............???

(今までつまみと共に酒を飲んだことがなかったらしく、どう食べたものか迷っている。)
…む?そう悩む必要は無い。酒を飲む合間に少しずつ食べればいい。(見本を見せるように鯖のトマトソース煮をフォークで口に運んで、それから手酌でビールを継ぎ足してぐびっと飲む)
.........むう。(見本通りに口に運び、ビールを飲み込む。)

!な、なるほど!間食の要領で食べればいいんだな!
そうだな。ツマミを食べておけばアルコールの吸収がゆっくりになるから悪酔いをしにくい。特に脂肪分が多いものだと効果的だ。ツマミにチーズやナッツが好まれるのはそういう事だな。(私はチーズが好きだ、とナイフでチーズの塊を少し削いで手元に置く)
へえ、そういう作用があるのか......。
.........むう、チーズ。(置かれたチーズを一口食む。)
む.....脂肪とアルコールの味が合う......。これが合うという感覚か......。
チーズであればビールももちろんだが…ワインやウイスキーもよく合うぞ。酒は人に迷惑をかけない程度に楽しく飲め、だ。酔っぱらった挙句、人のベッドに潜り込む男に君はならない様に。(また手酌でビールを自分の杯に注いで飲み干す)

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