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ギルドスレッド

オーストレーム診療所

【雑談3】診療所内部

簡素なベッドが2つ。片方はアクセルが寝る用。

後は机と椅子と薬棚。無口な闇医者はそこにいる。

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ど、どなた、ですかー……?
[恐る恐る戸を開ける。]
はろー
(アホ毛へにゃりとしつつもにへらと笑い、手をひらりと振り)
君は確か……麗、だったな。喘息の薬だったか。入るといい。
ん……薬きらしちゃってね…
(診療所の中に入りへたんとなってるアホ毛ゆらり)
んとね…確か、あったはず。
(鞄から手帳を取り出して薬手帳には様々な種類の薬を試している様子で)
(もしかしたら手帳の習慣が無いことも考えられたので、ほっとして口の端を少しだけ上げる。パラパラと手帳をめくってアレルギーの有無などを確認しながら)

ああ、助かる。……随分色々試したな。1番最近の薬の効きはどうだ?
まぁねー…スプレー型かなー…速効性があるのはね
飲み薬は効き目はいいんだけど効くまでが長いくらいかね
(椅子に座ろうとしながら)
そうだな……幸い、喘息の薬は少し蓄えがある。発作が出た時使えるスプレー型と…朝夕に飲んで症状を抑える飲み薬でどうだ?
ーーそうだ、詩音。後で薬棚を見せよう。どの薬がどこにあるかを教える。
それはよかったー
スプレー型だけでいいかなー
僕の喘息の原因は特殊だからね
特殊?…ではスプレー型だけ処方しよう。差し支えなければ、どう特殊なのかを知りたいところだが……。

(薬棚を開けて、たくさんある薬の中から迷いなく目的のものを取り出す)
(メモ帳にスプレー型薬品の置き場所を書き込む。)
んとね…簡単に言うと多重人格者だからかな?
キミは発注にしか使わないだろうが、何に使われる薬くらいかは知っておいた方がいいだろう。(詩音に頷いて)

多重人格……?(怪訝そうに眉を顰める)
そう、だな。
うん、時間があるときにでも教えてくれると助かる。

(……図書館でその手の勉強した方がいいかな。)
そう、多重人格……んー、こっちの方がわかりやすいかな?多数魂所持者って言えばわかる?
(にへらっと笑いながら)
いや、さっぱりだ。多重人格の方がむしろ馴染み深いが……そのニュアンスを聞く限り、単なる人格の分裂というわけではないのだな?
(メモを取る手をやめてポツリと呟くように言う。)

……魂がどうとかなら死霊術?でどうにかできないのか?
死霊術って死体に魂を入れたり生きてる人から魂を抜き取るとかある、よな?

……あ、あくまでイメージだから本当にそういうことするのかは知らないけど!
そう、単なる人格の分裂じゃないんだよ
あるかどうかは知らないけどね?この世界のことあんまわかんないし?
どうにかなるも何もそれのせいで多数魂所持者になってるわけだよ
元からの体質ってのもありそうだがなギフト化してるし
というわけで、ここまで言えばわかるよね?
僕は死人の魂を体の中にいるってことさ
しかも41人以上な
……オカルトは完全に私の専門外だが、それがどのような影響を及ぼして喘息に?(じっ…)
通常は魂って1つしか体にないでしょ?
僕はそれを41人分も体に入れてるもんだから、まぁ下手したら死ぬわな?
んで、ここに来る前の元の世界の閻魔大王様に魂を逃がさずに地獄に連れてくまで体に閉じ込めておくからってのを条件に喘息に留めてくれたの
……馬鹿げている。(眉間に皺を寄せながら)

…そこに生きている人間を、容れ物扱いして良いわけがないだろう。
なんでー?
(へらりと笑いながら首を傾げ)
通常は魂は1つしか身体に無い、だろう?現に君は身体に異常をきたしている。……いや、それ以前の問題だろう。魂だのなんだのはよく分からんが……そういうものを扱うのに、そもそも生きた人間を留置所代わりにしている点で、君の魂が粗末に扱われているように聞こえる。


……………………君が、望んでやっているのなら私がとやかく言うことではないが。
普通はね。
僕自身の魂なんてないんだよ。
この姿、この口調、この性格は全部造りモノ。
所謂、偽物なのさ。
本来の姿じゃないからね。
望んでやってるというよりは居なきゃ生きれない。
無くなれば僕の存在意義なぞ消滅する。
だってそれぞれの魂達が【ないモノ】を集めて作り上げたのが僕だもの。
望んでやってるかやってるかじゃなくて、僕が僕でいるためにやらなきゃいけないのさ。

それに不老不死の研究の実験結果だ。って思えば喘息なんてまだマシ…研究の実験で死んだ子達よりね。
命ですら粗末に使う人間達よりかは命を拾う僕らの方がまだいいもんさ
救える者は極力救ってやりたい癖が治らないだけってのも無きにしも非ずってとこかね。
(肩をすくませてため息混じりに言い)
望んでやってるかやってないかっていいたかったのに同じの繰り返した。
(アホ毛しょぼんとゆらりと揺れ)
難しい話だ。そも、私の世界で魂の有無はあくまで推測の域を出ないものだったからな。ことさら偽物というものがよくわからない。存在意義というものもあまり深く考え込んだことが無いから、必要かどうかもわからない。私は君という存在は君しか知らないから君が他の何かの紛い物には見えない。本来の姿だと言われて見せられても、きっと君の側面の1つにしか思えないだろう。 
みんなそう言う。
だから、この感覚というのかな…この偽物だってわかるのはこの僕、本人以外誰にもわからない。
僕にしかわからない事だから、仕方ないことさ。
みんなは今の僕が僕という。
でも、僕は僕自身の感覚は違うんだ。
これは誰にも伝わらないし、わからない。
本当に仕方ないとしか言えない。
それは「主観」があるから当然だろうな。私も、君も。他と比較しようにもできない。他と比較ができないものは偽物か?という……余計な口を開きすぎたようだ。すまない。君が偽物だろうがそうでなかろうが、私は仕事をするだけだ。(そう言って口を閉ざして薬をぬっと差し出す)
まぁね。
感じ方は人それぞれあるのさ。
謝らなくていいんだよ。僕はめんどくさいから。
(薬を受け取ろうと手を伸ばし)
そうか。学術的な興味が湧きこそすれ、面倒臭いとはあまり思わなかったから本当に感じ方は人それぞれあるという事を実感させられるな。(薬をその手に置こうと)
うむ、そういう実感得られたなら良かった?と言えばいいかね?
(薬を受け取りながら)
ああ、有意義なやりとりだった。(表情1つ変えぬまま頷く)
うむうむ、色んな人が色んな考え方するのはいいもんだね
特にこっちの考えていたことを裏切られるのは見てて楽しい
(にへらっと笑いながら)
………………………。

(完全に「あっ、忘れてた。」って雰囲気だった。表情は変わっていないけどそんな空気だった)

…では、これで。

(通常より安めの、薬代込みの値段が提示される)
ん…安めにしてくれなくてもいいのに……あ、甘いもの好き?
(その金額ピッタリ支払って)
うむうむ、ならよかった♪
はい、これあげる!
(診療所の扉を開けて何故か置いてあったクーラーボックスから飴のような丸い小さなアイスを2つ差し出して)
(アイス……実……。)

えっと、ありがとう?(差し出されたアイスを恐る恐る受け取る。)
…アイスか。ありがとう。
(心なしか嬉しそうに受け取る)
(最近は暑いから、アイスは嬉しい。とか考えている)

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