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ギルドスレッド

オーストレーム診療所

【雑談3】診療所内部

簡素なベッドが2つ。片方はアクセルが寝る用。

後は机と椅子と薬棚。無口な闇医者はそこにいる。

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……?(同じように首を傾げる)
…………もしかして、風の噂で聞いたのはそういう水晶があるってだけ?
(ちょっぴりずっこける。)
え、っと……どうしよう……。どっかで売ってたりするのかな……。
漫画とかだと魔法屋?みたいなとこが水晶とかsぷいうの売ってたけど……。
まほうや。(おうむ返しに)……どこにあるのだろうか。
…街角で情報を集めれば、何か手がかりがあるかもしれない。
うっ……街角、か……。
確かにあそこに行けば情報は集まるかも、だけど……。(目が泳ぐ)
連絡……取るにしても、今の俺に緊急の用なんて、ない、よな?
その、たとえば急患が来たとしても俺は医学知識ないから点滴もさせないし薬もだせないし……治療および診察の類はさ!何もできないから!
だから、まだ連絡手段はなくても大丈夫だと思うんだ!手紙でまだ十分!
水晶はゆっくり探そう!それがいい!
(確かに治療の類はさせるわけにはいかないが、もともと彼は事務員として雇ったのだからそちらの仕事は頼む予定だし、急な休みが入った際に連絡が取れなければ不便ではないだろうか)

(じー……)
っ……ぅ……。(視線にびびってちょっと後ずさりつつ)
うううう…じゃあ、俺の家の場所……教える、じゃダメ……?
だ、妥協案!これ以上はほかにいい考えなければちょっと譲り難しだからな!
(首を傾げつつ、観察と思考をしてーー)(傍から見たら、無言でガン付けしてるように見えるかもしれないが当人は気がついていない)

もちろん、住所は控えておかないといざという時に困るが……人混みが怖いなら、私が行くぞ。
……じゃ、じゃあ…街角は、任せた……から……。
こっちでも探してみるけど!その、あんまり期待しないで……。
ほか。……(少し考えてから頷いて)君のことを知りたい。
(目をパチクリさせて)
……あ、そういえばお互いの事あんまり知らない、な。
んんんんん…………な、何が知りたい……?
……名前と、おそらく日本人であること。真面目で律儀な性格で、甘いものが嫌いではないことと、怖がりなこと。それが特に人間に対して顕著なこと。体つきからして荒事には慣れていないであろうことしかわからない。それ以外。
そ、それ以外と言われても……ええと、たしかに俺は日本人で、元の世界じゃよく真面目って言われてたから多分真面目なんだろうし、甘いものはまあ好きだし……怖がり……怖がり!?怖がってないから!警戒だから!いきなりこんな人の命が軽いとこに来たら誰だって警戒するだろ!荒事だって日本に居たんだからそんな経験なんかない!日本じゃ街中で包丁持っただけで逮捕されるんだぞ!
それで、それ以外な!
(少し考え込み)……元の世界じゃ普通の学生やってて……やってて……それくらいしかない……。
…そうか。私は怖がりの方が嬉しいんだがな。(そんな否定することかな?と首を傾げながら)

学生か。大学が懐かしい。学生は……いいものだ。
怖がりのが嬉しいってそれどういう……あ、やっぱ言わなくていい!

大学が懐かしい……ね……。
……ところでアクセルって、何歳?
(その方が人が死ななくていい、と言いかけて口を閉ざす)…私か?39。
(……お父さんと同じくらいだ。)
……アクセルさん、って呼んだ方がいい?
じゃあ今まで通りアクセル、で!
……あっ、俺は18歳だから!それでO型で……。ええと、小説とか、漫画とか…あと映画とか好き。
それくらいだ!
私は……趣味らしい趣味といえば、身体を動かすくらいだろうか。見ての通り治療しか能の無い人間だ。だから君の事は頼りにしている。それから……
慣れろとは言わないが、私は君に危害を加えたり、罵倒したりするつもりはないからそこは信じてくれればありがたい。
わ、わかってるよ……本当に危険な人だと思ったらバイトの事受けてないし……。
アクセルの事は、怖くはないって思ってるけど……。
……そうか。それならいい。(嬉しかったで口の端が少しだけ上がる)
(これ、笑ってる……のかな?)
………俺のこと、少しは知れた?
少しだけ知れた。この仕事をするなら深入りは良くないが、それでも一緒に働く人間のことだ。少しは知りたいと思う。
そう……なら、よかった。
俺も少しアクセルのことを知れた、気がする。
(頷く)なら、有意義な時間だったと言えるだろう。後は、そうだなーー薬棚の中身を詳しく教えるからいざという時に覚えておくといい。
うっ……ゆ、ゆっくりお願い……。書き取りはあんまり得意じゃないから……。(メモとペンを準備)
(頷いて戸を開けてゆっくり指しながら)これは咳止め。この辺りは鎮痛剤。これは喘息用の薬。ここは……(言葉もゆっくり、淡々と薬の用途を挙げていく)
咳止め、鎮痛剤、喘息薬……。(ちょいちょい背伸びして棚の中を確認しながらメモに位置と薬の用途を書き込んでいく)
ラベルに正式な名前を書いて貼っておくから、発注の時に参考にするといい。
うん……ありがとう……。(必死に書き込み中)
ええと、あっちが咳止め……鎮痛剤はあっち……よし……。
(ゆっくり、一通り伝え終わったのでメモし終わるのを待っている)
ふう、終わった終わった!(メモとペンをしまい)
お待たせした!
(頷いて)……休憩するか。コーヒーを淹れよう。……紅茶の方がいいか?
あ、じゃあ紅茶を…….。出来れば冷たいやつがいい、な。
わかった。空いてる部屋で待ってろ。(台所に淹れに行く)
空いてる部屋……って……。(机あるしここでもいいよね、とベッドに腰掛けてアクセルを待つ)
(アイスティーのティーバッグを濃い目に淹れて、氷を注ぐ。自分にはアイスコーヒーを淹れて持ってきた)

……。…ああ、ここに居たのか。

(そう言ってアイスティーを手渡そうと)
……机、置いといて。
ちょっと、その……ま、まだ喉あんまり乾いてないから……。
……?(首を傾げ、観察する様な目を向けるも)

わかった。
(そう言って机にアイスティーを置き、自分の分のコーヒーを飲む)
(アクセルがコーヒーを飲んだのを確認すると机に置かれたアイスティーを手に取り自分も一口飲む。)

……おいしい。

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