PandoraPartyProject

ギルドスレッド

オーストレーム診療所

【雑談2】診療所内部

簡素なベッドが2つ。片方はアクセルが寝る用。

後は机と椅子と薬棚。無口な闇医者はそこにいる。

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……。(親は誰だ、の問いにややズレた答え。明かせないような上流階級の身分か……あるいは、遺伝子情報の用意の良さからして……)


ーーお前たちか。(それはつまり、そうなることだから……?……)


聞くことがある。アルトーーあの娘が言う「母親」が誰で、何処でどうしていて、何故彼女を孤児院へ預けたか。心当たりはあるか。
言い方は悪いが、アルトの「素材」は俺とベル。
創り出した奴は俺の一族に仕える分家の者だ。
恐らくそいつが彼女の言う「母親」だろう。

(悩みながらも、ベルに話した仮説をアクセルにも打ち明ける。
ローズレッド家が未来を予知して自分が当主になると知っていた事。
一族を絶やさないために、リチャードと会う前からなんらかのアクションを起こして媒体を入手し、アルトを作った事。
本来継ぐべきではない自分が当主を継いだため、ローズレッド家の状況が分からない事も。
話し終えると頭を押さえて)
ローズレッド家がどうしてアルトを孤児院に預けたかは分からないが、
黙って見てられない。大人になるまで守ってやるのが親の責任だろ?
……ってことらしい。
孤児院にいる理由としてはあの子の家……ローズレッドの家が崩壊した……
一家があの子以外居なくなってしまった説。
ローズレッドの家に本家との接触を極力さけるようにするという決まりがあるって言う説。
……それから、あの子の母親はローズレッドの家と全く関係ない他人で、身体だけ貸す契約かなんかをしてて、
契約の認識の齟齬から家と対立して拐うようにアルトを連れ帰って預けた。とか。
(考えられる可能性を三つほど。この中で一番平和的な可能性であってほしいと願いながら)

とにかく、あの子は俺らの子供らしい。
居るかもわからない『母親』を待ち続けるより、出会い方はどうであれ親と共に暮らした方がいいんじゃないかとは思う。
あんなに大きくなるまであの子を孤児院(せまいおりのなか)に押し込めるような女だ、きっと迎えには来ないだろう。
それに、院に居られる期限ってのもある。そこが教会直属の場所なら修道女になる道もあるが、どちらにしても世界を知らないなら路頭に迷うだろう。
それなら俺らが引き取って一緒に産みの親を探してやる、ってのが一番いいと……
(長々と述べたが、所詮は自分達のエゴに過ぎないのかもしれない。
最後まで言葉は紡げず、そのかわりに)
……たのみます、先生。
(深々と頭をさげた)

(まさしく空気を読めない発言をうけてツッコミの血が騒いだ。)
『くうき』だし【気】をまだ提示してねえ!様式美って解るだろ!空気読め!
(思わず叩こうとしたが、振り上げた瞬間に良心が発動して行き場を失った拳を膝に打ち付けた
わはは!珍しく饒舌じゃねぇか!(快活に笑ってリチャードの背中をバシバシ叩こうとうする)

俺ァそんなに頭がまわる方じゃねぇからよ、何がどうなってアルトがこの2人の子供なのかは知らねえが、本気なのは伝わって来たぜ。

俺は自分の力不足で家族を失っちまったが、お前たちはまだ取り戻せる。けが人でもやれる事がありゃあ力を貸すぜ。

アクセル、こいつらが信じられないなら、俺を信じろ。
こいつらを信じる俺を信じてくれ!
もし裏切られるような事があれば、ちゃんと堕とし前をつけるからよ。
……。(すっと晴明とリチャードを順に指差し、そして少し首を傾げ)

……教育上よろしく無さげな環境。(真顔)
ぐぅ正論……!
や、まぁ……賭場に行く回数は控えるから……(視線を思い切り逸らす)
野郎所帯じゃ確かにちょっと環境は悪いかもな。
まぁどこだって住めば都だぜ!俺が前に努めてた軍にも紅一点いたが、男よりも豪快なところが結構あったし。
うるせぇ、俺はいつだって饒舌だしおしゃべりだし人懐こいわ。
(ばしばし叩かれむせながら)

女性を呼べばいいのか?
(たしか独り身の女性の知り合いが一人いたなぁ、というかお。)
ベッドの上ではワイルドクールだぜ……!
(賭場に出入りまでしているのかこの男、って顔)

……君、(ベルと呼ばれる男を見て)……苦労、していないか?(珍しくいつも険しい顔が心配そうに眉を寄せてみせた。それだけ心配だった)
なんだその胡散臭そうなものを見る目は。
俺は女子供にはちゃんとジェントルマンだぜ。
ギャンブルに関してはまぁ……男なら一発デカくブチ当てて成功したいって願望、あんだろ?
(そういえば周りに野郎ばかりで、女性と相対した時の自分はリチャードにさえもあまり見せてないと気づく。眉間に人差し指をあてて)
あー……まぁ、俺と依頼に行った淑女諸君ならきっと
(紳士的な口調で珍しい薬草をくすねようとしたり、花畑を平然と焼き畑にした記憶がよみがえる)
きっと……いや、あぁ、まぁ。それはおいといてだな。

んなに心配ならたまにアルトをここに連れて来てやるよ。アンタもわざわざ孤児院に出向くより、来てもらった方が都合いいんじゃないのか?医者なんて急患やらなんやらで予定が不定期になりがちだろうし。
苦労?(苦労していないかと訊ねられればいままでの事を思い返して)
あー、……あぁ。
(何やら真剣に悩んでいるようす。勿論冗談も混じっているが)

まぁ、悪いヤツではない。うん。
……家族を路頭に迷わせるかもしれないリスクを負ってまで、叶えたい願望なのか?(真顔。この堅物がそんな願望を抱く筈もなく)……彼女の健康診断くらいなら、請け負うが。(あいつは不審者Max heart!って目を晴明に向けている)

ベル……といったか?困ったら相談に来るといい。出来ることは少ないし、出来たとしてもおそらく僅かばかりだが……何かあったら力になる。(アイスブルーの目が真っ直ぐにリチャードを見る)
昔はわりと無茶してたが、今はちゃんと遊べるぶんの金でやってるから大丈夫ダイジョーブ。
……のはず。(プリティーでキュアキュアなウィンクかまして誤魔化す)

んで、どーなんだ先生。助けてくれんの?くれねーの?
……彼が頭を下げるほどのことなら、引き受けよう。(リチャードを見て)
ありがとう、ございます。
(引き受けてくれるときいて再び深く頭を下げる。
どうやら晴明の信頼度は最下位らしいのを見て苦笑いしながら)
あー、もし何かしでかしたら簀巻きにして川に流すんで。
(だから大丈夫、と根拠のない自信を覗かせてぐっと親指をたてた)
コンクリで固めて海に沈められるよか100倍安全だな。
ともあれ、協力感謝するぜドクター。それじゃこの書類に一筆頼めるかい?
(ゆっくりと書類に一筆を入れる。ーーとはいえ、闇医者の書く書類が素直に自分の名前の筈がなく偽名なのだが)ーーこれでいいか?
サンキュー、十分だ。こいつで親権は主張できるだろう。
(書かれた名前に視線を落とす)
アクセル・オーストレーム……か。俺は朝長晴明だ。よろしくな、アクセル先生
そういえば名乗ってなかったな。
……えぇと、
(どちらの名前を使えばよいのだろうか。しばらく悩んでから小さな声で)
……リチャード・ハルトマン。
なにっ。「キャンディおじさん」じゃなかったのか!?
よーし、トカムお前殴らせろ。
(笑顔で鉄の義手をぐっぱぐっぱしてにじりよる)
本気でそういう名前だと思ってたのかよ……!
まぁ細けぇ事はいいじゃねぇか。気にしすぎるとハゲるぜ!はっはっは!
……育毛剤、売ろうか。サービスするぜ?
朝長……にリチャード…?(ベルと呼ばれるような名前でもないことに少し首を傾げつつも深くは突っ込まずに)その書類に書いてある名はアレクシス・オレンハウアーだが…アクセル・オーストレームだ。
まぁ、あんたが偽名を使うようにこっちにも少し事情があってさ。
(不思議そうな顔をされた気がしてばつが悪そうに答えた。)
アレクシスせんせーな。了解了解。
……どちらでもいい。アレクシスは偽装書類用の名だ。ただ、呼ばれるのはアクセルの方が多い。
堂々と偽名かよ!(と言うこの男も偽名である)
まー大丈夫か。とにかく書類が整ったからには早速引き取り交渉だ。
アルトが無事に引き取れたらメディカルチェックを頼みにまた訪ねてぇところだが、構わないか?アクセル。
偽名はおまえもだろーが。
(びしっと軽く突っ込みをいれた後、晴明の発案に)
そりゃいい。あの子はアクセルセンセーに心を開いてるみたいだから、きっと喜ぶと思う。

……しかし同じ医者でどうしてこう……(何かを思い出してため息をはいた)
なんだよ、今ちょっとこう、そういうの効く流れだったろ!?ケチ!ケチ医者!

こーなったら次来た時にアルトに値切りさせるんだからな!いくぜベル!
(ケチケチ言いながら診療所から退散するドケチであった)
(知能指数の低めな罵倒を繰り返しながら去っていく恋人を見てため息をつきながら)
なんか、こう……申し訳ない。よく言って聞かせるんで。
あとこれ、足りなかったら次の機会に持ってくるんで。
(とりあえず署名をもらった手間賃として金貨を三枚程度机に置き、相棒の背中を追うように足早に去った)
はっはっは、相変わらず金汚いなー。行ってラッセーイ(呑気に手を振り二人を見送るのだった)
俺が来た時は閑古鳥が鳴いてて心配だったが、診療所もいろんな客が来て安心だな。
…これで十分だ。君が次に来るのを心待ちにしている。(好感を持てるリチャードにそう声をかけて)

…忙しいのは、あまり好ましいとは言えないが。(出されていた薬品の類をチェックしながら棚へ戻していく)
ははは!医者ってのは難しいもんだなぁ!
皆が健康でありゃよしって感じだが、客がいなきゃ自分が食えなくなっちまうし。

……ま、アクセルが食うに困ったら俺が養ってやるよ。
…(ふ、と微かに笑って)……それは、落ち着かないな。(昔、親友に養われるとまではいかずとも色々世話になった事を思い出しながら。だが、一日も早く環境を整えるなら誰かの手を借りるのが早いかもしれないと考え)

……支援者を、探すのも手か。(ローレットからも支援はあるが、設備を整える金はあるに越したことはない)
(こんこんこん。入り口の扉を叩く)
あのぅ、すみませーん!
…? (玄関の扉を開け、きょろきょろと辺りを見渡す)
ぴゃっ!?お、おっきい!すごい……!
(白衣なんだからお医者さんなんだろう。多分。
目をきらっきらさせながら、ぴょんぴょこ足元で飛んでアピール)
ここだよー!
いいんだよ。俺だってアクセルに色々助けて貰ったし。
……支援者ってのは、金銭的な面か?

(新たな人物が来ると、ぱちぱち目をまたたく)
透明人間か?……ここ?
(アクセルが影になって全く見えてない)
(イザークに気が付いてゆっくりとかがみ)……君は。……怪我、だろうか?(どう見てもぬいぐるみなのだが、もし怪我をしているのなら縫製などで治せるのだろうか。それとも病気だろうか?ぬいぐるみの病気は診たことが無い。思案を重ねて眉間に皺が寄る)
……うにゃ
(眉間に皺を寄せるアクセルにスゴみを感じてビクッと跳ね上がる)
あっ、ぁ、ぁ、あの、ぇと……。
ぼ、ぼ僕、病気かもしれなくて……その……。
病気……。(自分が治療可能なものだと良いのだが)……入るといい。中で話を聞こう。(自分が出来る限り愛想のよい言葉を選んで立ち上がり、扉を開いて招く)
(アクセルが招き入れた青いぬいぐるみに目をぱちくりさせる)
なんか見た事ある気がすんなぁ。気のせいか?
はい……。
(ぽてぽてとしょぼくれて室内に入れば、トカムと目があってびっくりする。
逃げるようにピャッとアクセルの後ろに隠れつつ)
な、なななっ、なんでいるの!?トカム・レプンカムイ……!

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