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ギルドスレッド

オーストレーム診療所

【雑談2】診療所内部

簡素なベッドが2つ。片方はアクセルが寝る用。

後は机と椅子と薬棚。無口な闇医者はそこにいる。

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…?……トカム。お前は悪名高いのか?(イザークの壁になってやりながら、己の世界の親友を思い出し首を傾げ)
そうだな。悪事に手を染めた事もある。
(問われるとあっさり認めて言葉を返した。
ベッドから起き上がろうと、ゆっくり身を起こす)
おい青いの。俺は席を外した方がいいか?
この通り怪我人でな。今すぐお前を襲う事もないが、不安ならそれくらいはしてやるよ。
ぅに。……怪我してるの?……。……無理させたくないから、そのままでいい。
(今この場には、守ってくれるアリスターもいない。こっそり一人で尋ねたのだった。
それでも怪我人と分かれば、アクセルの陰にかくれたまま言葉を返す。
くいくい、とアクセルの白衣の袖を引っ張り)
あのね、先生。僕……大きくならないんだ。毎日いっぱい牛乳飲んでるのに、いつになってもスマートなイタチにならないのだもの。
だから病院なのかなって。
そうか。(深く突っ込まずにそれだけ返すとイザークに白衣を引かれ身を屈める)

……私は君がぬいぐるみの様な姿に見えるのだが、君の種族は成長をする種族なのだろうか?
……えっ。ぬいぐるみって成長しないのーー!?
(アクセルの冷静な問いに、雷で打たれたかのような衝撃を受けて立ち尽くす)

ぼ、僕は邪龍なんだけど、ぬいぐるみにされちゃって。脱皮もしないし身長も伸びないしで……その……(おろおろ)
サンキュー、青いの。
(そのままあぐらをかいて二人のやり取りを、膝に肘をつきながらのんびり眺めていた)
そもそもぬいぐるみの種族なんて聞いた事ねぇけど、旅人か一風変わった機甲種、それかぬいぐるみを纏った小動物の獣種ってセンもあるな。
邪龍……。想像が、つかないな……。ぬいぐるみにされたというのがよくわからないが、君の体の構成物質が布と綿であるなら、生物学的な成長は見込めないのではないかと思う。
なんかね、やべー笑い方するやべー商人にやべーくらい手軽な感じでぽいってぬいぐるみに……。
(成長が見込めない。その一言にガガァン!と衝撃を受けた)
僕は一生ちんちくりんのぬいぐるみのままなのか……。せめてもうちょ強そうなスリムでかっこいいぬいぐるみになりたかったよぅ。
(なんかやべー商人がいる事だけは理解して)……整形は何度も執刀しているが、君の場合はどこまでやると致命傷になってしまうかわからない。
しっ、調べてもらう事ってできないんですか?
それだけ聞くと、他のお病気にかかった時に頼れる人が……やべー商人以外にいなくなっちゃうから……。
なるほど、やべー商人な。たしかにあの人はやべーくらいやばい。
下手するとひょっこりそこらの天井から現れそうなくらいやべー。
頼まれれば、出来る限りは調べるが……(語彙力が死んでいる……)
(にゅっ)やだなァ、我(アタシ)だって時と場合は選ぶさ。
……?(上を見上げたが、既に何も居なかった)
で…で……でたーー!?(ぴーっと涙目で叫ぶ)

お願いします!やべー事になるまえに……!
出てない、出てない。
(優しい嘘をつくがバレバレである。思い切り目をそらしていた)
あ、ああ……わかった。(2人の様子に首を傾げ)では、まず痛覚はあるだろうか……?
おぉ!ちゃんとした問診っぽい!
つーかく……。(気持ちを切り替えて考えこむ。自分の頰をちょっと抓り)
痛くない、かも?
痛くない、か。……手を貸してほしい。(自分のポケットからボールペンを取り出しつつ)
まわりの皆に優しくしてもらってるから、痛がることもあまりないし……。
なぁに?なにすればいいの?
そうか。いい仲間がいるんだな。(イザークの手を取ってボールペンを少しだけ強めに押し付けてみる)…押される感覚はあるだろうか。トカムは寝ていろ。傷が開く。
うん!あのね、アルはいっつも僕をぎゅーってしてくれるし、
アトはりんご半分こしてくれたし……。
にゃっ
(押されるとぬいぐるみらしい感触でふかふかと凹む)
うん。押されてるのは分かるよ!
なにぃ?暇すぎて死んじまうぞ〜〜!
(ごろんと寝転んだ後、両足をバタバタさせる)
押されているのはわかる、か。なら……少し、後ろを向いていてくれないか?

(トカムの方を振り向いて)……傷が開くと言っているだろう。本でも読むか?
は〜い!
(次はどんな事を調べるんだろう。ドキドキしながら後ろを向く。
好奇心にゆらりと尻尾が揺れた)
おっ。(はね起きるように上半身を起こした)
どんな本だ?貸してくれ!!
(そっと裁縫針を持ってきて、イザークの背中を痛過ぎない程度にチクチクしてみようと)

そこの本棚にいくつか入っている。(調べれば薬草図鑑や混沌の在来種族のことが書かれた本が何冊か置いてあるだろう)
なになに?くすぐった……は、針ー!?
(振り向いたらなんか鋭いものでビックリするのだった)
サンキュー。うっひゃあ。どれもこれも分厚いなぁ。
(患者用スリッパもはかずに裸足でペタペタ歩いて本棚に近づく)
おー。草がいっぱいだな!(薬草図鑑を眺めた結果、第一声がこれである)
(真顔で)感覚はあるが、かなり鈍いみたいだな。
そ、そうなの?いいことなのか悪い事なのかよく分からないけど……やっぱり気づかずに怪我しやすいのかなぁ。
そうかもしれない。怪我をしないように注意しなさい。どうすれば死ぬか自分でわかっていない以上、怪我をしないに越したことはない。
はーい!気をつけます。……あいた!
(片手を元気よく挙げてお返事した後に、三歩歩いてずっこけるというベタベタなドジをやらかす)
あぁぁ、擦りむけちゃった!
くすん。痛くない……よ?(とはいえちょっと膝がやぶけてしまったようだ。綿がちょっと飛び出している)
!?……あわ、あわわわわ(カタカタカタカタ)
冗談に聞こえなかったよぅ!?……うぅ、でも今のところ、綿を針でつっついて入れ直すくらいしかしてないんだよね。
綿が抜けちゃったら僕、どうなっちゃうんだろ……。
(内心しょぼん…としつつ)動けなくなるだけなら儲けものだが、生物の内臓よろしく引きずり出したら死ぬ可能性も否定できない。…、(そういえば、この子にバイタルというものはあるのだろうか?とふと思い付く。ギフトはトカムのために先程から使用しっぱなしなので、イザークを患者だと改めて認識してからバイタルへ意識を向けてみた)
あわ、あわわわわ(死んだところをイメージして真っ青な肌が群青色になるくらい青ざめる)
僕が死んだらお墓にいっぱいりんごを積んでちょうだいね。
お供えされたら、食べれる気がするんだ。
(体温は低体温気味だがほんのりある。脈拍もあるようだが、ヒトの水準とは違うようだ。爬虫類のそれに似ているのだった)
…墓、か。(故郷に眠る最愛の人を思い出し、今度はわかりやすく哀しげな雰囲気を醸し出している)……医者にそのようなことは、頼むな。

……君は体温も脈拍もあるんだな。生物のそれだ。一応、今の状態を書き留めておこう。それから治療をやってみる。
ごめんなさい。
……なにか、お墓に悪い思い出があったの?
僕は死から生まれたから、お墓はちゃんと眠れるお家だと思ってた。
(何度も殺されて蘇る龍。その精神にじわじわと募った恨みでできた自分。
お墓は“もう殺されなくてすむ”場所だと思っていた。
何か励ませないかとあわあわして)

みゃくはく?生き物らしいものが僕にもあるんだ。
なんだかちょっと嬉しいね。
よろしくお願いします、先生。
…すまない、なんでもない。大丈夫だ。(ゆるりと首を振ってカルテにバイタルを書き込んでからふとペンを止め)

……。…君の名は?
ほんとに?自分の心に嘘ついたらダメだからね。
(名前。聞かれてハッとする)
そうだ、名乗り忘れてたよ!僕の名はーー

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